元旦の新聞、テレビ特集に、なんと4ページ!Netflixの広告が載ってた。新年早々、一気に独走、差を広げようって気、満々だぜ。
4ページのうち、中、見開き2ページは特押し作品の紹介。ネトフリからのリコメンドは15作品、おっ、けっこう見てるぜ、この辺。『クイーンズ・ギャンビット』だろ、『シカゴ裁判』だろ、新作の『ザ・プロム』。へへへっ、『ブラックピンク』、韓国の多国籍ガールズグループのドキュメント、なんかもね。別にネトフリ推しだから見たってわけじゃない。まっ、直感だね。どれもいい作品だった。『今際の国のアリス』は、2回まで見て、いかにもちゃちで既視感たっぷりだったからスルーした。「嵐」のドキュメントとかアニメや青春ものはお断り!だから、ここでお気に入り編入は『パラサイト』と『ミッドナイト・スカイ』ってとこかな。
同じページの左側には、ネトフリ中毒?3人の有名人、デーブ・スペクター、茂木健一郎、羽田圭介のお薦めもある。これも見たものがそこそこある。『ファウダ』だろ、『ワイルド・ワイルド・カントリー』とか『梨泰院クラス』、あっ、これは途中ギブアップ組だったけど。でも、これは面白いかも、って作品も多々挙げられていて、さっそくメモして、視聴候補に繰り入れた。
こういう、推薦映画のサイトとかあるといいのにねぇ。たっぷり見てる達人が、ジャンルごとにお薦めしてくれたりすると、良い作品を見過ごさずに済むんじゃないかなぁ。かなりの作品数だ、きっと、目に留まることなく、埋もれてるお気に入り、たくさんあると思うのさ。例えば、『アン・オーソドックス』ニューヨークのユダヤ教厳格派のコロニーから脱出する女性の物語、なんて、たまたまツイッターでちらっと見て、ピッと来たから見られた。もし、このツイートに気づかなかったら、・・・
映画館上映作品だと、町田智浩さんなんか有名だけど、彼の紹介する作品は、ここら山の中の住人には縁遠い世界なんだよ。1時間以上車運転して街に出る気はないしなぁ。Netflixやアマゾンプライムで見られる作品をジャンルごとに紹介してくれると嬉しいよね。どっさり見てる人、映画の鑑賞眼の確かな人、表現力の優れた人、こういう人のまとめサイトなんかあるといいよなぁ。
一人二人じゃどうしたって偏るから、格別な見方をする鑑定人?が何人もいて、あっ、この人の言うことなら信用できるって人を見つけ出す、で、その人のお薦めが面白かったら後から投げ銭するとかね。Netflixも配信するばかりじゃなく、いかに視聴者に好みの作品を届けるか、そんな仕組みを考えて欲しいもんだな。ネトフリもマッチ度なんての載せて、勧めてくれてるけど、ほとんどあてにならんものなぁ、これ。作品も大量、見る側も多様だから、簡単にゃ出来ないだろうけど、どうせ、こっち側の視聴データも蓄積してんだろうから、そのくらい、頑張ってシステム化してくれよ。
もっとも、型にはまるの嫌な人間だし、自分でもまるで分らないお気に入り傾向だから、こっちのお気に入りから一定の作品群をまとめるなんて無理だよな、きっと。ってことは、当たり外れがあって当たれ前、自分の直感の冴えを試すってことも映画選びの楽しみの一つなんだろうな。
なんせ、『ナルコス』や『ピンキー・ブラインダーズ』なんて暴力映画に痺れた後、すぐに『アンという名の少女』見て涙流してんだから、わけわからんよ、自分でも。