自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

天照大神の妃(きさき)と五人の御子たち

2015年05月29日 | 超古代日本の精神(ホツマツタヱ)

うるう年と言われる由来       2015・5・29

***********************************

 

秀真伝の 六綾には、”日の神・十二姤

の紋(あや)”という別名もある。

その内容を下記のように、抜粋する・

 

”二十一鈴百二十六枝

歳鎈(サ)那(ナ)杜(ト)(五十八年)

三月(やよい)一日(ついたち)、

大日山(おおひやま)南麓に

新(さら)に宮殿を造営す。

 

天(あめ)御子(みこ)東仁尊

(わかひとのみこと)~(*1)は、

日高見国の天(あま)宮(みや)

より遷(うつ)り給うなり。

 

時に天両神~*2 は天日尊(

あひのみこと)の宮女の選考を

諸神に勅宣りす。

神皇産霊(かんむすび)の八十

(やそ)杵尊(きねのみこと)は、

諸神と議りて宮女を定め給う

なり。”

 

生長された御子 天照大神の 

女官の選考をするようにと 

御両親神の伊弉諾(いざなみ)

の尊は諸神に勅命をだし、

神皇産霊(かんむすび)の

八十(やそ)杵尊(きねのみこと)

らが、協議して以下のように 

定めたことが書かれている。

 

局(つぼね)は東西南北 

それぞれ三人ずつ女官が選ばれ 

中でも、スケとよばれる役職が

最も高かったとされる。

 

[十二宮女の名]     

 局名               

② 姫の名前

父神の名(3段目)

*************

1-北の局(つぼね)

ィ)②典侍(すけ)-麻須姫(ますひめ)

持子(もちこ)

③椋杵(くらきね)命(伊弉諾尊の弟) 

 

ロ)②内侍(うち)-升姫(ますひめ)

早子(はやこ)

③椋杵(くらきね)命(伊弉諾尊の弟) 

 

ハ)②御裳(おしも)・ 味子姫(あじこひめ)

③荷田命(かたのみこと)*3

 

2-東の局

ィ)典侍(すけ)

②大宮姫(おおみやひめ)道子

③八十杵尊(やそきねのみこと)(*4)

 

ロ)内侍(うち)

②棚機姫(たなはたひめ)句当(こたえ)

 

ハ)御(お)裳(しも)

②曽賀姫(そがひめ) 

③筑波葉(つくばは)山祗(やまづみ)命

 

3-南の局

ィ)典侍

②瀬織津姫(せおりつひめ)穂之子(ほのこ)

③桜谷桜(さくらだにさくら)大おと

 

ロ)内侍

②稚桜姫(わかざくらひめ)花子(はなこ)

 

ハ)御裳

②色上姫(いろのえひめ)浅子(あさこ) 

③糟谷(かすや)阿曇(あづみの)命(みこと)

 

4-西

ィ)典侍

②速開津(はやあきつ)姫 

秋子(あきこ)

③移日(うつしひ)金析(かなさく)命

 

ロ)内侍

②織幡姫(おりはたひめ)筬子(おさこ)

③月隅(つきすみ)宗像(むなかた)命

 

ハ)御裳

②豊(とよ)姫(ひめ)綾子(あやこ)

 

 

後に、南の典侍妃瀬織津姫

(せおりつひめ)が、中宮に

昇格するにより、金山彦命の子、

瓜生姫(うりふひめ)永子(ながこ)

が南の局の典侍妃として入った。

 

うりふ姫が選ばれた月は2月、

この年の2月は29日まで

ある年であった。

よって、後世、妃を選ぶとき、

この年(セオリツ姫が天照大神の

中宮となった年)に選ばれた

うりふ姫の名前から ’うりふ’が 

’うりゅう’とし、現代に言われる

ところの、うるう年の本源と

なったという。

 

”十二(そふ)妃(きさき)は 

各々栲(たく)機(はた)を織(お)り

衣(ころも)を綴(つづ)り績操

(みさほ)の教えを立つ。

 

後(のち)に妃(きさき)の暦

(こよみ)を撰(えら)む時、

潤月(なぞらうつき)を以てする。

故に潤月(うるうつき)という。”

 

そして、天照大神は 5男三女

を得る。

それが 秀真伝えに以下のように

記述されている。

 

”総て天照大神の御子五男三女なり。

①諱(いみな)~幼少期の名前 

②稱名 ③御母

長男)①忍(おし)仁(ひと)

②天之忍穂耳(あめのおしほみみ)尊

③中宮 瀬織姫穂之子

 

次男)①(たな)仁(ひと)

②天之(あめの)穂(ほ)日(ひ)尊

③北の典侍妃 持子姫

 

長女)竹子(たけこ) 

②沖津(おきつ)島(しま)姫(ひめ)

③北の内侍妃 早子姫

 

次女)①湍子(たきこ) 

②江津之島(えつのしま)姫  

③北の内侍妃 早子姫

        

3女)①田奈子(たなこ) 

②厳島(いつくしま)姫 

③北の内侍妃 早子姫    

     

3男)①直杵(たたきね) 

②天津彦根尊

③西の典侍妃 速開津姫秋子

 

4男)①茨杵(ばらきね) 

②活津彦根尊 

③東の典侍妃 大宮姫光子

 

5男)①額直(ぬかただ) 

②熊野楠日尊 

③北の内侍妃 豊姫綾

上記の天照大神の御子様たち

の中で、北の内妃、早子姫が

生んだたけこ” ”たきこ” 

”たなこ”と呼ばれた姫たちは、

それぞれ現代において

次の場所で、祀られている。

 

竹子(たけこ)は、沖津(おきつ)島

(しま)姫(ひめ)であり、現在は

琵琶湖の中にある島の神社に

祀られている。

 

湍子(たきこ)は、江津之島

(えつのしま)姫であり、現在は

神奈川県の、江の島の神社に

祀られている。

 

田奈子(たなこ)は、厳島

(いつくしま)姫であり、現在は

広島の厳島神社に祀られている。 

 

余談だが、このことは、古事記

には記述されておらず、

超古代史 秀真伝えにのみ

記載されている。

*********************

 *1 天照大神  

*2 御両親の伊弉諾、イザナミの尊

*3 保食神(うけもちのかみ)の孫

*4 神皇産霊尊6代目

 

 

*****************************

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする