自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

私の人生最後の総仕上げの、介護というお役目

2022年04月19日 | 介護と自然治癒力

こんな大きな浣腸の代わりに、波動セラピーの効力で

便秘を治したい    2022 4/19

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ここで、量子力学的世界とか、空的世界 という

机上の空論の聞こえるお話を、超現実的なお話に

戻して、関連づけてお話させてください。

 

今、私の前に、3年間の月日、専門家にそのケアー

をお任せしていた、夫がいます。

コロナの前の市役所の専門家から 要介護4を

いただいていた夫でした。

 

その夫が、今月の4月のはじめに、自宅に戻りました。

歩けない・トイレに自力で行けない・極度の便秘・

食欲が無い(施設の食事は、ほとんど手つかず状態

が半年続く)、便秘以外の日は、軟便が垂れ流し

状態でした。

 

そういう状況下に自宅に戻った大きな理由は、

簡単に言えば、施設側で、夫の下の世話が、

非常に厄介であることに対して、

精神薬投与をすることに主治医が決定した

からでした。

具体的に言えば、寝ているときに下剤で処理

した大便が紙パンツの中にたまったとき、夫は、

それをシーツや、壁に塗る行為が毎日のように

続くので、職員の手に負えないと

判断され、精神抗うつ剤を与えることで、

そうした行為を防ぐと判断したことによります。

昨年11月のときに、そのことを医師に呼ばれて

知らされ、”夫の精神状態が不安定だから安定

させるために薬を飲ませて、そうした、不安定な

からくる行為を抑えたい”という話でした。

 

そしてその答えを引き延ばしにしていた私に、

今年1月4日に、その結論に対しての、家族側の

合意か否かの結論を、施設長、看護師長、ケア

マネージャー、他、数名のスタッフが並ぶ中、

求められました。

そして、その理由として、医師は、本音を

言われました。

 

”どんなに、職員たちがご主人のことで想像以上

の負荷がかかっているか、奥さんわかりますか?”

 

”ですから、こちら側としてはそうした行為を

安定剤で抑えます”

どの位の期間に、どのくらいの量を与えていくか

尋ねると、”頭の働きを緩(おだ)やかにさせ、

少々ぼーっとするぐらいで、

リハパンの中の便に神経質にならなくなるまで

増量させてきます”と言われました

 

私は答えました。

”仕方がありません。でも、それって、肉体的

拘束ならぬ、知的拘束といえませんか?”

 

肉体的拘束が施設で、禁止されているのなら、

目に見えないところの拘束は?”という疑問でした。

 

そして、翌日1月5日、私は、施設長に電話を入れて、

夫を自宅介護にする旨を伝えました。

勿論、そうした背景には、私を支えてくださる方たち

がいたからできたことであり、介護保険を使いながら、

昼間は介護所へ、夕方戻り、晩御飯を食べ、寝ると

いう、当たり前のリズムが確保されることを、

ひと月ほど前から事前に整えてのことでした。

極度の便秘症を 自分自身がこの自然治癒力セラピー

協会を立ち上げた主旨のもとで、何とかできるはず

という、かすかな自信と、私の人生の総仕上げの

最後の仕事のような気がしてきたのも事実でした。

そして基本的に、自分の信じる方法で、精神薬を

飲ませなければならないと判断された、夫と向き

合いながら、彼の、アートマ(魂の純粋性)を

感じる共同生活を、覚悟とともに

真摯に願った私でした。

 

そう決意してまもなく、オミクロン変異種の

コロナが、再び、

猛威をふるい始めたので、退所するはずだった、

施設の施設長が、電話を下さり、こうおっしゃい

ました。

”私の采配の元で、精神薬を投与しないから、

コロナが落ち着くまで、もう少し、ご主人を

置いてあげてください、

こちらも、安心してお見送りしたいので”・

 

その言葉をありがたく受け止め、退所の時期が

4月にまで、伸びたというわけでした。

 

さてさて、こうした紆余曲折を経て、夫は、

自宅にもどり、介護生活がスタートしたばかり。

この短い間に、私の覚悟が問われる瞬間が、

何度も訪れました。

 

まず、施設で重度の便秘のために、毎日飲んで

いた、下剤はどうするか??と、

排便に必須だったといわれる、巨大な120㏄の

大きな浣腸を捨てられるか??

捨てて、自力で排便がさせることが、私には、

これまで培ってきた信念でできるのか?・・・

 

この3年間の間、下剤や浣腸で、腸に与えられた

刺激で本来の力を失った状態で、自力で排便

しないで、定期的に薬でコントロールされて、

垂れ流しに便を出していた習慣と、

どう、対峙していくか?

腸を正常に戻すにはどの位の時間がかかるのか?

それまでどうやって、排便させるのか?

食欲は戻ってきた分、よく食べるようになっただけ、

その不安が募ってきました。

本当に未知の領域への挑戦に思えました。

 

案の定、5日間、便の徴候はなく、本来なら、

施設では定期的にしていた、浣腸をする日も

迫ってきました。

幸いにほとんど、食事を食べなかった夫は、

自宅で、食欲は健康時に近いものとなり、

晩御飯は完食するようになりました。

このまま(3年前にそうであったように)

最悪の状態、薬なしで、一か月も大便が

でなければどうしようか?という不安でした。

 

そこで、本来、毎日15滴ずつ飲ませられていた、

ピコと呼ばれる液体の下剤を、不定期に10滴

だけ飲ませました。

徐々にこれも、止めていこう思いながら、

対処療法に頼ることも、仕方ないと判断しました。

その晩は、大量のウンチが出そうだったので、

私は添い寝をしていました。

施設では、そうして出たものを、指で触り、

壁や寝具に塗るという毎日だと聞いていたからです。

その晩でした。

隣で寝ている夫は、唸り声を上げ始めました。

同時に、半身をのけぞり、折り曲げるように、

ベッドの上で、3時間近く、エビのように体を

折って、左右に動いて、唸り声をあげて、

やっと、ウサギのウンチのようなコロコロした

硬い便を出しました。

彼は、つかさず、それを手をリハパンの中に

入れて、出してベッドの外に放り投げました。

慌てて私は起きました。

その後、大量の水便が出ました。

正直、嬉しかった・・・糞詰まりにならなかった

こと、そして、彼の自力で排泄しようとする

神経が、働いているのを目の前で

見たからでした。

 

コロコロウンチは、十分に腸で栄養素が

吸収された証でもありました。

本人曰く、初めて こんなに力んだと、

いうことでした。

 

数か月前、精神薬の投与を必要性を私に説いた、

施設医局の医師の意見が脳裏を横切りました。

”奥さん、どう、考えても、自分の排泄した

ウンチを、床に投げ捨て、壁に塗り、シーツ

で手を拭くという、その行為は精神が正常では

ないでしょう、” という言葉。

 

”いえ、正常なゆえの行為です。

ウンチの感触が気になり、それに手がいき、

指が汚れたから、手短なところ(シーツなど)

で拭いてしまうのは、むしろ、神経が正常

だからだと思います。”と、私。

 

その答えが、たぶん、間違っていないと

いうことが、もう少しで

証明されることを期待しています。

 

波動療法が私は根本的な、改善方法と

思っています。

このブログにもそうした原理で診察なさって

いる医師のお話を、とりあげてきました。

言霊波動や、想念波動、食べ物波動や、環境

波動など、健康を左右させる、波動要素は

沢山あり、すべてが、自然治癒力

発動のためのエネルギー源となります。

 

私自身のアートマセラピーも、それを根幹に

おいてきた方法ではあるものの、今回は、食物、

飲み物、雰囲気、言葉、ふるまい、夫の周囲

を取り込む、空気の波動を考えながらの、

とても大きな挑戦になりそうです。

やっと、闘いの第一日が明けただけのこと

です。

長期戦の忍耐強い、闘いの始まりでもあります。

介護に興味の無い方、特に他人のウンチの話

などは、あまり、楽しい話題ではないと思います。

でも、こうした経緯が薬を減らしていくうちに

改善されるとしたら、この話は、他の病の改善

にも、共通した何かを、提供できるかもしれない

・・と思い、これから時々、ご報告をさせて

いただきたいと思います。

 

 

 

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