三つのW:wine women wealth否定?肯定? 2023年4月2日
インド超古代史の話が出たとき、サイババ師は、さらにこんな話をつづけた。
(青線部分、サイババ師の言葉)
”科学者というのは、人間の現在意識の中だけで物事を、究めようとしているが、
真実は、すべて、意識の外(super consciousness)に出なければわからない~”
”サイアンテスト(科学者)は聞く。
‘What is this?’と。
一方、セイント(聖者)は聞く。
‘What is that?’ と。
This は近いところをさす。That は遠いところをさす。
科学者は 目の前の事象を観て、これは何だ?と 問い詰めるが、覚者は
現在意識を離れた超越意識を通して、その事象の裏にある、真理をつきとめ
ようとする。“
同様、ヒトは目先の物質的な目標を第一に置くが、本当の幸福の目標は、
意識の外(super consciousness)に置けばすべてが整うとも教えた。
“3つの”W”を大事にしなさい。
”Work = 働く”の”W”、”Worship = 真理への崇拝”の”W”,
”Wisdom =智慧(般若の智慧)の三つのWだ。
が、現代人は、違う W を 後生大事にしている。
それは、”Women=女”と
”Wine(Whisky=酒”、
そして”Wealth= 富” の3つの”W”だ。“
しかし・・・とここで、私は、思う。
万が一、酒と富と、女に傾倒して人生のバランスを崩し、周囲にも不幸を
もたらしたからといって、それは失敗なのだろうか?
その体験で苦い思いを重ねても、人生の結末に ”後悔しない道”と、結び
ついていれば、それも、悪いことではないと思う
・・・
その意味で、サイババ師には否定的な3Wも、意識外にある、大きな役割を
担っているのではないか?
ヒトは、何度でも生まれ変わりながら、それぞれの生で違った体験を重ね
ながら、何が自分らしい本来の”自分”の表現かを学習していっているのだろう。
生まれてきたからには、何らかのミッションがあるに違いない。
それが何なのか?
それは、単純に三つのWではくくれない、もっと、複雑な糸が織りなす、
人生模様の体験から生まれるような気がする。
***************
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます