自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

世界のどこかで泣いている人たち と 心を横行する動物たち

2017年07月05日 | 廻りまわって”心の浄化”につながるかも・・・

 

虎の咆哮(ほうこう):自分のマイナスメンタル意識の清算行動か? 

2017.7.5

*********************************************************

 

 自閉症スペクトラム‥自分は第二自我意識が

芽生えた中学生時代から、自閉症症候群の性癖を持っていたようだ。 

 

学校で、家庭で、それに気づく人はいなかったが、常に、心の中で野獣(虎)

の雄たけびが聞こえてくるような場違いなもう一人の自分を意識していた。

 

同世代の友達と一緒にいても何を話していいかわからず、口に出る一言は

”変わった人”というレッテルを貼られるのに十分だった。 

 

この記事を投稿した4年前は、最大の小自我を 虎 になぞらえていた。

また、折々に感じる不安は他者の不幸や不安と連結しているものだと

考えていた。

 

さらに、人は大体が、その場しのぎで、不安を酒や物質的享楽で

紛らわしているが、自分のメンタリティーも大差ないことを

自覚していて、自虐的批判に満ちていた。

 

彼らの事を、”飽食を甘受する人”と呼び、感情を制御できない人を、

”心の動物園の檻(おり)が開いて逃げ出した猛獣たちに占領された

人たち”と呼んでいる。

 

今は、当時と感じ方が変わってきている。 猛獣達の幻影は影をひそめ、

もしたまにばったり出会っても、通り過ぎるのを待つだけだ。そのたびに

暗い心持になるより、飛翔して、明るい自分を保持している方がよっぽと

難しくはあるが、意義あることだと感じるようになったようだ。

動物写真フリー素材 に対する画像結果

心の檻(おり)           平成25年1月28日初投稿

**********************************************************************   

 

最近、パンドラの箱をあけてしまったのか、いろいろな 

雄叫(おたけ)びが 心に こだま しているのです。

 

”心の動物園の檻(おり)”の箍(たが)が はずれてしまったようなんです。

 

月が満ちてくると、檻から、抜け出した野獣たちが 私の心を自由自在に

動き始め、満月に近づくにつれて、彼らの雄たけびがますます悲痛に 

こだますのです。

 

時々、月の光に、一瞬、 大きく開いた口が、牙をむいて、何かを、

飲み込もうとしているのが見えます。 動物写真フリー素材tiger に対する画像結果

 

ええ、昨日、デニーズでお話しした、A さん、あなたの言葉も聞こえてきます。 

”すべては、合わせ鏡ですものね。” って・・・そうなんです。 彼らは 実は、

私なんです、きっと。

                                                                                                                    

人の心は ”動物画”のモザイク張り。 猫やウサギやハイエナ、ナイチンゲール

やオウムまで。”猫”をかぶることもできるし、”兎”のように、つぶらな瞳で

無垢に装うこともある。

 

ある時は、獲物を狙う”ハイエナ”のように、抜き足差し足。

美しい”ナイチンゲール”の夜明けを告げる鳴き声で、

あたりを、魅了させるかと思えば、時には、”鸚鵡(オウム)”のように、

意味のない言葉を 仰々しく羅列して、

喚(わめ)き散らしてみたり。

 

ええ、昨日、デニーズでお話しした、Aさん、あなたの言葉を思い出しました。

”これからは、独り立ちしていかないと、生き残れないですよね、

もちろん、霊的に、精神的に・・” って・・・同感ですって答えましたっけ。

 

独り立ち?”動物モザイク” の寄せ木のような 心模様(こころもよう)・・

それを、統一している自分が ”自分” ですか?

 

それとも、統一させて、独立していると思っている この”自分”も 

もしかしたら寄せ木の一部ですか?  

 

統一している”と思っていること自体、”妄想”ですか?独り立ちって何ですか? 

虎がささやく・”私を開放できるときだよ”

 

さてさて、月明かり、真夜中3時、外に出てみよう、冴えわたる月光の下、

彷徨う トラが 鏡のような、月にむかって、振り向いた。

 動物写真フリー素材tiger に対する画像結果

おとなしい”兎”が土の下で眠る。

こざかしい ”フクロウ”が 木の上で様子を見守る。

天空には 無数の星があるはずなのに、今は、何も見えない。

 

”トラ”が また、月の下で、牙を出して、声なき唸りを上げ始めようとしてる。

                                                   静けさ・・ただ地球のあちこちで、悲しいすすり泣きが かすかに響いている。

その鳴き声はだんだん大きく塊のようになって、いつの間にか、

虎の開けた口に吸いこまれる。

 

シリアの難民が、 内戦で親を失った罪のない子供たちが、アルジェリアの

無機質な打ち合いの目撃者が、貧困で子供を売られる母親が、アフリカで 

痩せ細った乳幼児たちが・・・悪夢の中で夢うつつに絞り出す、すすり泣き・・・

 

いつの間にか、不条理の摂理のガス に覆われていく・・

この世界は、悲しみ模様。

様々な ”涙模様”の寄せ集まり。 

 

人の心は、”心の檻(おり)の野獣”に占領され、手も足も出ない豊饒(ほうじょう)

飽食(ほうしょく)に 慣れっこになった 肉体と心。

 

Please! Do not disturb (お願い!!ドアをノックしないでください)

プレートを 心の外にぶら下げよう。

 

雪で洗われた、月で照らされた 心野原の霊妙さを確保して、

しばし、落ち着かない

野獣たちにも味わさせよう。

 

雑念も、欲望も、入り込まないで。お願い、ドアをノックしないで。 

だれにも  心の中の、野獣の牙を見せたくないから・・・動物写真フリー素材tiger に対する画像結果

 

あんた、そうこうして、もう、何十年たったんだっけ?!” 

牙をむけたトラは 私の目を見て、声なき声で問いかけてくる。 

 

そろそろ、出してくれないか!” と虎あなたが、牙をむかなければ、

そうしたら、ドアを開けてもいいわ。” と私。

 

”詭弁だね” トラは せせら笑う。

”今開けなくて、いつ、開けられる?” 

虎は聞く。”開けたくても開けられないのよ” とジレンマで私も 叫ぶ。

 動物写真フリー素材tiger に対する画像結果

トラは再度、怒涛の声を 喉の奥から絞り出す。

”お前は内の静けさ、を求め、オレは外の自由な世界を求め、

ちょうどよい。オレが外に行けば静けさが戻るのだから。

 

ドアを開けてくれ! ドアを開けて オレを解放してくれ!

オレの首にかかった、この鎖を外してくれ! オレは帰るところ

に帰りたいだけだ!” 

。。。。。

とうとう、夜があけた。陽が昇る。動物園のざわめきが、

一瞬のうちに、消えていく。

 

何事もなかったように、すべての動物の檻が閉じられる。

 

意識は目覚め、人は、”蟻”(あり)のようにモザイク張りの パズルに向かい 

動きはじめた。豊饒の中で。飽食の中で。慣らされた肉体の手足を動かして。

 

私の心は、まだ、パズルを はめ込む主(ぬし)の手を懸命に探している。

星が出れば、見えるかも。月灯りでわかるかも。太陽は眩しすぎて。

肉体は忙しすぎて。

 

夜になって、トラの雄叫びに耳をふさぎながら・・昨日の眉間のしわが

まだ消えていないのに、眼を細めて探し続けるだろう。 

 

また月が昇って来た

 

虎がお前だ”

”お前がトラだ。” 

”お前が私だ。”

”私がトラだ。”

 

昨日のデニーズで会ったAさんの言葉が 心に蘇(よみがえ)る。

”そう、ゼロにして、もう一度、リセットすることも 必要よね。” って。

 

リセット? 

 

寄せ木細工の心のパズルを逆さまにして、全部バラバラにしてしまう

ということ? 

 

わかった。そうしよう。リセットだ。

 

そうつぶやく私の心で 檻(おり)の中で寝ていたはずの 

トラの瞼(まぶた)ピクピク 動いた。

 

疑惑の眼(まなこ)を そっと 開けた・・・・・

”オレを、どうするつもりだい?” 再び 咆哮!

 

心を飲み干してしまいそうな、大口をあけながら・・・

 

自由よ! リセットできたらお互いに自由になるの。 

ゼロになったら、うまくいったら・・・

 

私の声はか細く、虎の口に吸いこまれていった

 

 動物写真フリー素材tiger に対する画像結果

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  不安定・欠点だらけのアンバ... | トップ | Univ. of Delhi 大学院で学ん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

廻りまわって”心の浄化”につながるかも・・・」カテゴリの最新記事