新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

新聞小説『ワカタケル』

2018年09月12日 | 歴史

このところスポーツ界の不祥事が続出していますが、テニス、サッカーと選手たちの活躍ぶりが明るいニュースです。

3日から日経で新しい連載小説が始まりました。池澤夏樹『ワカタケル』。雄略天皇の生涯が綴られるようです。

暴君であると同時に偉大な国家建設者という雄略天皇。5世紀の『宋書』の中の「武」は雄略天皇と見られており、日本の外側からみたワカタケルの展開も期待しています。


スパッとさわやかで、野太く、猛々しくもある文体は魅力的で、この時代にはこの文体しかない・・・とは私の独りよがりかな。挿絵も内容と文体にピッタリで毎朝が楽しみです。

この時代は資料が少ないために、更にロマンの広がりがありそうでわくわくします。
池澤夏樹の本は読んだことがありませんが、福永武彦の長男ということで気になっています。

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