局の道楽日記

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女子大生誘拐事件~危機管理について思う

2006-06-27 23:44:01 | 様々な思い
今朝ベッドでTVをつけたら、いきなり女子大生誘拐事件の報道がされていてびっくりした。その報道で犯人がつかまったこと、無事に被害者が戻ったことを見て 「ああ よかったわね」 と 思った次の瞬間。当事者の母娘が 警察署の前でインタビューに答えている場面でかなりの違和感を覚えた。こんな状況下でマスコミに答えるって なんとなく普通の人じゃないな って思ったから。そして、その後の報道で やっぱり 一般の人じゃないんだなと思った(セレブらしいです)

私も、母親の医師 池田優子さんが出た番組を目にしたことがある。
日芸を卒業して結婚して子供をもうけて離婚、その後(順番はさだかでないが)医師を目指し 杏林の医学部を卒業して 現在美容外科医 だったと思う。
胸の整形の腕がよくて カリスマなんだとか。 その自分の生きてきた経緯や現在の私生活も かなりの部分でTVに公開していたことを覚えている。
時給換算で 100万とか。

狙われるのあたりまえじゃないでしょうか・・・・

彼女がその番組で言ってた 「私も色々な挫折を経験してきたけれど、チャレンジ精神で ここまできた。同じようなことで悩んでいる女性に元気を与えたい」 とか。その精神だけがそこまで彼女が自己をさらす原動力になったのでしょうか?マスコミに出ることで自分のクリニックの宣伝になり、かつ自分の自己顕示欲も十分発揮できるように思えたんだけどなあ。 

まあ、それをするのは勝手ですよ。だけど あれだけあけっぴろげにご自身や娘さんの顔や自宅も公開して、かつ お金も潤沢だったら、SPでも頼むべきじゃないでしょうか。そういう世の中になってしまったって事も嫌だけど 現実問題としてしょうがないのじゃないのかなあ。
まして、被害者の救出の際に警官の方が怪我しているし。軽症って報道されてたけど、もしもこれが殉職ということになったら、非難が渦巻くと思われます。
もうちょっと危機管理を考えましょう、先生。

しかしさ、最近、外科医、脳外科医、産婦人科医になりたがる若い医師が少ないって。確かに癌だ交通事故だ昼夜を問わず出産だって ふりまわされて 案外給料も少なく 家庭生活も犠牲になって、訴訟の危険も背負ってたら かなりの自己犠牲の精神と理想に燃えてなくちゃ避けたくもなるよなあ。自己負担の患者相手におっぱい作って 時給100万円のほうが いいなあ って思うだろう。
これも困ったことだと思うのよね(今回の事件とは関係ないけど)

まあ、同じ娘を持つ母親として娘さんが無事に戻ってきたことは本当によかったね、とは思います。子供になんかあったら嫌だからね。

あの 生き埋め事件も本当に現代の病んでる部分が集約されてるようで本当に嫌だわ。

ただ一つ 東大阪大学のことを 娘が とうだいはんだい と読んだのには笑った。
コメント (2)
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