局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

都知事選も終わったね

2007-04-10 21:49:34 | 様々な思い
私の友人(♂)でちょいと変わり者がいる。彼が20歳そこそこくらいの時に亡くなってしまったお父さんはある世界での地位を上り詰めた方。彼自身はというとかなりの高学歴なわりには反体制かつ反エリートを貫く人。
この前話していた際になにかの拍子に 石原都知事の話題になった。
「大嫌いだよ あの人は戦争をおこしかねない人だよ」と言い切る彼。そりゃ~私も好きじゃないわよ。この前の都知事選では夫と二人で「どうせ死に票だよね~」と言いながらそれぞれ違う人に投票したんですけどね 結果は以前に比べれば票も減ったけどやっぱり一人勝ち。その直後のインタビューから飛ばすことは予想以上でらっしゃるわ。

選挙期間中は結構神妙、かつにこやかだったのに当選が決まってからのあの傲慢口調の復活。もう内容以前にあの顔をあと四年も見なくてはならないのは辛いなあと思ってしまうのですけど。

で、その友人の評価に戻ると 石原氏の傲慢さの原因の一つは今まで身近な女性(母であれ妻であれ)から、かしずかれはしてきたものの 彼女らに対して尊敬の念をいだくような越し方ではなかったんじゃないの?って推測である。友人お父様はそれこそその世界では権威としてあがめられていたらしいが、誰よりも奥様を尊敬した上での家族生活を過ごしてこられた方だったようだ。
なるほどね~ 都知事の発言や態度ってそういう観点で計ると納得できる点が多々ある気がする。

「弟」って本を読んだ。裕次郎氏と過ごした幼少の頃から彼の死までの記録。ベストセラーになったので図書館で借りて読んだけど、兄弟でよく知られた有名人のことだから興味深く読めたけどそれ以上の感想はなかった。
その中でも、彼なりの母上や奥様に愛情はあるんだろうけど 尊敬とか彼女たちからの意見を尊重する様子っていうのがあまりうかがえなかったと思う。
また、四人のお子さんはみな男の子。女の子を育てれば、女性特有のわがままさ、父親として思い通りにならない娘を見てイライラすること そんな経験をせずに今までの人生を過ごしてきた気がする。

その点 家の夫はエライ。あの姑と私と娘に囲まれ、なんと女は思い通りにならないと身を持って過ごしてきたであろうか(自爆)

奥様(女性)が普通に意見を言えば 「あなた、売らなくてもいい喧嘩をわざわざ売ってどうするの?」 とか 「ガキじゃないんだから同じ言うにも言い方があるんじゃないの?」 とかって話にならないだろうか? 
付け加えれば女性の影響って以外にも、会社勤めで長く苦労した経験がない人がああやって偉くなっちゃったっていう弊害もまた感じられるんだけど・・・

あまり公に出ていらっしゃらない慎太郎氏の奥様の事はよくわからないけれど、おそらくメンタリティにおいて共通項をもっていたであろう 故裕次郎氏の奥様。裕次郎さんの一生を支えて彼女自身はとても充実して素晴らしい夫婦生活をおくられたかもしれないし、それに対して他人が云々することじゃないんだけど・・・昔、映画に出られていた頃のあの時代で突出した容姿と野生的な魅力がすっかり薄れてしまったのはどうしてなんだろう?
その点黒川夫人のいつまでも艶やかなこと。さすが あなたはバロックだとあがめられて結婚しただけのことはありますね~とつい比較してしまったんだけど。
夫人を女優にしておけるって言うのは夫として相当な理解と譲歩がなければなかなかできないことではないでしょうか?

で、話は都知事に戻るけど、2月の都民マラソンも氷雨中のレース、色々なドラマもあったみたいだから それ自体は面白かったんだけど スターターとしてピストルをうつ彼には何だか嫌~な方向に想像が働いてしまったのよね。
なんだか 自分の子供と孫は安全なところに隠した上で、それ以外の都民を危険な方向に駆り立てる時もああいった得意満面で執り行うんじゃないかしらね などと。

コメント
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