九州からは昨日の昼の便で帰ってきた。羽田について携帯の電源を入れるとメッセージが5件、そのうち3件は会社からだった。
よもやのトラブル発生。しょうがないから荷物を抱えたまま職場に直行。どうにか辻褄を合わせることができてほっとする。
その間も実は懸念があった。旅行中我が家の愛犬の様子がおかしいと子供たちから連絡があったから。お尻からコールタール状の粘液が出て、ティッシュでふきとったら薄く血液がついていたという。
留守宅に帰って嬉しそうに出迎えてくれた愛犬はいつものように元気で甘ったれで顔を見たら安心したけれど しっぽを上にあげて肛門を見たらやっぱり茶色に汚れていて心なしか腫れているように見えた。
こうなると心配になってしまって 直腸がん?などと病名が頭に浮かび居てもたってもいられなくなり、とりあえず獣医さんに行くことにした。夕方の診療が始まるのが5時半と言うのはタイミングがよかったので、子供たちが食べっぱなしにして汚れたお皿が残っている流し場や干しっぱなしの洗濯ものには目をつぶって手早くお米だけといで犬を車に乗せて二つ先の駅の獣医に急いだ。
去年の五月?のブログに書いたけど、行った獣医さんは去年変えたばかりで、予防注射とフィラリアの薬しかもらったことがなく病気や怪我でかかった事はまだなかった。とても評判がいいのは知っていたけど、診療所は小さくて汚いし、もし手術になったらあそこでできるのだろうか?とか いざとなったらセカンドオピニオンも聞かなくちゃとか心配は先走る。
獣医さんの駐車場に車をおいて診療所に入ろうとしたら、貼紙を手にした彼にあった。
「あっ 今急患が出たから 往診に行こうと思って貼紙しようとしてたんだよね。どうした?」
「すみません。ちょっと家の子のお尻の様子がおかしくて・・・中略・・・お忙しいですか?」
「大丈夫 見せてごらん ありゃああ~~~」
「なんか悪い病気でしょうか?」
「いや 肛門腺が詰まって炎症起こしてるだけ、絞りますよ ティッシュがたくさんいるな ちょっと押さえててね」
獣医さん ゴム手袋をして犬の肛門に指を突っ込んで絞っている様子。家の子はギャンギャン鳴くが 2、3回絞って液を出し切った様子 ティッシュに茶色の粘液がたくさんつく。
「ほら スカンクのおならと同じ臭いだから臭かっただろ もうこれで大丈夫」
「あ~ よかった 私は直腸がんとか色々想像しちゃって・・・」
「まったく、どうしてそんな病名考えるかねえ 悪い想像しすぎ! 抗生剤出したからこれ1日1度飲ませて 5日分 後お尻をウーロン茶で拭いてやって! 粘液がふき取りやすいから」
そして心なしか恨みがましい目をして私達を眺めている犬にスティック状のガムを与えようとした。そっぽを向く我が愛犬
「こいつは過保護だからこういうもの食べないんだな じゃ これだ」といってジャーキーを与える。これは好物なので機嫌を直してしっぽを振りながら食べる愛犬(単純な奴)獣医さんはそれを愛おしそうに見ている。
ぶっきらぼうだけど本当に患畜が好きなことが感じられるんだよね って 紹介してくれた近所の奥さんも言っていた。確かに私もそう思った。
「おいくらですか?」って聞いたら
「高くて悪いね 2000円」 だって。拍子抜けした。
前行っていた獣医だったら初診料1000円は必ず取られるし 処置料や薬代含め絶対に5000円はくだらなかったであろう。(花粉のアレルギーで目が結膜炎になったとき 眼軟膏を塗って目薬が処方されただけで8000円かかった覚えあり)
「じゃ、ちょっと往診行くから」といって手書きのビラを入り口に貼り、車に乗り込み、すごい勢いで駐車場から出て行く獣医さん。軽の汚い車である。前の獣医はBMW乗っていたなあ・・・・とふと思い出す(笑)
今日までの間、まだ少量出ている粘液をウーロン茶でふき取って見たけど、その指示が実に的確だと思った。綺麗にとれるし刺激もないんだろうし、臭いも残らないし。彼も何事もなかったかのように呑気にお腹を出して寝ています(写真)
改めて彼を獣医の赤ひげ先生とお呼びしたい。ただ かなりのメタボリック症候群、血圧の高そうな赤ら顔 ご自身の健康を影ながら心配申し上げる。この近辺の愛犬家たちのためにずっと元気で診療していただきたいから。
そんなこんなで 家に帰ってから夕飯を作り、片付けをしたら疲れ果ててしまった。
しかし、まだやらなくちゃいけないことは残っていた。
この日は友人のご主人の命日。甘党だった彼のために長崎でかってきた松翁軒のカステラを持って友人の家に行った。お線香をあげて長い残業明けでやはり疲れている友人とビールで一杯やって彼を偲んだ。
そんなこんなで12時すぎにベッドに入った。
私は寝る前に LUSHのマッサージバーで手から肘までマッサージして眠るのがここのところの習慣なんだけど(こころっていう名前のラベンダーとオレンジオイルの香り 寝る前の香りとして心が休まるし、朝起きると手がすべすべしてるしで)あまりに疲れていたので、その途中で寝てしまったらしい。
マッサージバーは体温で柔らかくなり 溶けてクリーム状になるので、ゆっくり手の温度で溶かしてからすり込むんだけど 悪い事にそれを体の下にして一晩中寝てしまった。
今朝起きたら チョコレート一かけらくらいになったバーの残骸とシーツに染みこんだ大きなオイルの染みがあった。
まったく旅行もいいけれど、帰ってくると忙しさは2倍だわね。
よもやのトラブル発生。しょうがないから荷物を抱えたまま職場に直行。どうにか辻褄を合わせることができてほっとする。
その間も実は懸念があった。旅行中我が家の愛犬の様子がおかしいと子供たちから連絡があったから。お尻からコールタール状の粘液が出て、ティッシュでふきとったら薄く血液がついていたという。
留守宅に帰って嬉しそうに出迎えてくれた愛犬はいつものように元気で甘ったれで顔を見たら安心したけれど しっぽを上にあげて肛門を見たらやっぱり茶色に汚れていて心なしか腫れているように見えた。
こうなると心配になってしまって 直腸がん?などと病名が頭に浮かび居てもたってもいられなくなり、とりあえず獣医さんに行くことにした。夕方の診療が始まるのが5時半と言うのはタイミングがよかったので、子供たちが食べっぱなしにして汚れたお皿が残っている流し場や干しっぱなしの洗濯ものには目をつぶって手早くお米だけといで犬を車に乗せて二つ先の駅の獣医に急いだ。
去年の五月?のブログに書いたけど、行った獣医さんは去年変えたばかりで、予防注射とフィラリアの薬しかもらったことがなく病気や怪我でかかった事はまだなかった。とても評判がいいのは知っていたけど、診療所は小さくて汚いし、もし手術になったらあそこでできるのだろうか?とか いざとなったらセカンドオピニオンも聞かなくちゃとか心配は先走る。
獣医さんの駐車場に車をおいて診療所に入ろうとしたら、貼紙を手にした彼にあった。
「あっ 今急患が出たから 往診に行こうと思って貼紙しようとしてたんだよね。どうした?」
「すみません。ちょっと家の子のお尻の様子がおかしくて・・・中略・・・お忙しいですか?」
「大丈夫 見せてごらん ありゃああ~~~」
「なんか悪い病気でしょうか?」
「いや 肛門腺が詰まって炎症起こしてるだけ、絞りますよ ティッシュがたくさんいるな ちょっと押さえててね」
獣医さん ゴム手袋をして犬の肛門に指を突っ込んで絞っている様子。家の子はギャンギャン鳴くが 2、3回絞って液を出し切った様子 ティッシュに茶色の粘液がたくさんつく。
「ほら スカンクのおならと同じ臭いだから臭かっただろ もうこれで大丈夫」
「あ~ よかった 私は直腸がんとか色々想像しちゃって・・・」
「まったく、どうしてそんな病名考えるかねえ 悪い想像しすぎ! 抗生剤出したからこれ1日1度飲ませて 5日分 後お尻をウーロン茶で拭いてやって! 粘液がふき取りやすいから」
そして心なしか恨みがましい目をして私達を眺めている犬にスティック状のガムを与えようとした。そっぽを向く我が愛犬
「こいつは過保護だからこういうもの食べないんだな じゃ これだ」といってジャーキーを与える。これは好物なので機嫌を直してしっぽを振りながら食べる愛犬(単純な奴)獣医さんはそれを愛おしそうに見ている。
ぶっきらぼうだけど本当に患畜が好きなことが感じられるんだよね って 紹介してくれた近所の奥さんも言っていた。確かに私もそう思った。
「おいくらですか?」って聞いたら
「高くて悪いね 2000円」 だって。拍子抜けした。
前行っていた獣医だったら初診料1000円は必ず取られるし 処置料や薬代含め絶対に5000円はくだらなかったであろう。(花粉のアレルギーで目が結膜炎になったとき 眼軟膏を塗って目薬が処方されただけで8000円かかった覚えあり)
「じゃ、ちょっと往診行くから」といって手書きのビラを入り口に貼り、車に乗り込み、すごい勢いで駐車場から出て行く獣医さん。軽の汚い車である。前の獣医はBMW乗っていたなあ・・・・とふと思い出す(笑)
今日までの間、まだ少量出ている粘液をウーロン茶でふき取って見たけど、その指示が実に的確だと思った。綺麗にとれるし刺激もないんだろうし、臭いも残らないし。彼も何事もなかったかのように呑気にお腹を出して寝ています(写真)
改めて彼を獣医の赤ひげ先生とお呼びしたい。ただ かなりのメタボリック症候群、血圧の高そうな赤ら顔 ご自身の健康を影ながら心配申し上げる。この近辺の愛犬家たちのためにずっと元気で診療していただきたいから。
そんなこんなで 家に帰ってから夕飯を作り、片付けをしたら疲れ果ててしまった。
しかし、まだやらなくちゃいけないことは残っていた。
この日は友人のご主人の命日。甘党だった彼のために長崎でかってきた松翁軒のカステラを持って友人の家に行った。お線香をあげて長い残業明けでやはり疲れている友人とビールで一杯やって彼を偲んだ。
そんなこんなで12時すぎにベッドに入った。
私は寝る前に LUSHのマッサージバーで手から肘までマッサージして眠るのがここのところの習慣なんだけど(こころっていう名前のラベンダーとオレンジオイルの香り 寝る前の香りとして心が休まるし、朝起きると手がすべすべしてるしで)あまりに疲れていたので、その途中で寝てしまったらしい。
マッサージバーは体温で柔らかくなり 溶けてクリーム状になるので、ゆっくり手の温度で溶かしてからすり込むんだけど 悪い事にそれを体の下にして一晩中寝てしまった。
今朝起きたら チョコレート一かけらくらいになったバーの残骸とシーツに染みこんだ大きなオイルの染みがあった。

まったく旅行もいいけれど、帰ってくると忙しさは2倍だわね。