局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

コリアンタウン

2009-08-01 00:11:04 | 食べる
昨夜 食の伝道師Fさんに誘われて最近開発したという韓国料理屋へ。
新大久保である。

大久保通りの狭い舗道を地図を見ながら歩いていたら 後ろからカップルの話し声が・・・

「いや~ 会えてよかったよ。OOちゃんの顔見たらボク元気になっちゃった」というオヤジ声にボソボソと応えている若いおねえちゃんの声。

その後もオヤジ声がバカにはしゃいで 「○○ちゃんは何食べたいのかな?」 とか 「今日は何時まで大丈夫なの?」とか言っているのでさりげなく後ろを見たら 60を超えているであろうハゲとどう見ても20代の地味なOL風のカップルだったので秘かにびっくらした。
ゆっくり地図を見ようとワキによって道を空けたら私をおいこしていった二人はしっかと手をつないでいた。
深い町だわ、新大久保・・・・

昔 息子の中学入試の時にこの街の男子校の説明会に来たことがあった。
私は結構そこの教育が文武両道だし面倒見もよさそうだったので気に入って2日校か3日校だったかだか忘れたが候補に入れようとしたら オットに猛反対されたのを思い出した。環境が悪すぎるというのである。
私はその当時は昼間しか出歩いてないマジメな主婦だったので新大久保の夜を知らずに そんなもんかいな?と思ったが 今思えば納得かもしれない。
家のおちょうしもん息子をこの街に通学させたらロクなことにならなかったであろう。
しかし この街においてあの進学率っていうのはなかなか克己心がある生徒たちなのであろうなどと思いつつ・・・


以前 地元の友人と行ってひどい目にあった新大久保コリアン やはりこういう所はFさんの鋭い嗅覚に頼るのが正解である。
Fさん 今年の韓国旅行の際に現地でナヴィをしてくれた韓国人セレブお嬢たちが「ママ ここはおすすめよ」と言うので行ってみて安くておいしいので感激された模様
「局ちゃん、覚えておくといいわよ。食べに行きましょう」と誘ってくれた店である。

四人集まると お得なコースを事前に予約できるらしい。メンバーは私とFさん。Fさんのエスニック料理友達とその仲間の四人のオバだちであった。



この店です。

私は仕事だったのでちょっと遅れて現地に行ったので、三人はもう始めていた。

  

最初に韓国と同じに色々なキムチやナムルなどの御替わり自由のサイドディッシュが出て

チヂミ トッポギ チャプチェ どれも盛りもよくておいしい。
辛さの中に甘味もある深みのある味だった。キムチ食べるとだいたいのところはわかるけど、ここのキムチはかなりおいしかったわ・・・



焼肉も 色んな部位の肉があったがどれもおいしかった。タレの味 味噌の味もよかった。

しかしである。Fさん始め 今日のメンバーはかなりボリュームのある方々。
背も私より10cmは大きいところに加えて体重は優に1・5倍はあるとお見受けした。
みなさん食べるスピードが速いのなんの・・・
断っておきますが私も食べる時は量も食べるし、せっかちなのでそんなに食べ方も遅くはないと思う。
しかし完全に負けた。焼肉も一応一通りの種類は食べたいな~と思ったが 三人の焼き方と食べ方に圧倒された。しかしがんばったことはがんばってしまった。短時間で・・・

しかも 次に鍋が出てきたのよね。



この中に骨付きの豚肉がゴロンゴロン入っている。そのダシの効いたもやしやじゃがいもがかなりおいしかったがもう胃の限界だと思った。

しかし まだこのおまけがあって 最後にこれにラーメンが入るのである。



「私もうダメ」と言ったら

「あら これは別腹よ 絶対おいしいから一口食べなさいよ」

とわざわざ盛ってくれたので食べてみた。
確かにインスタント麺が妙にこの鍋のスープにマッチしていておいしい。
しかし胃は限界を超えている。

これでおしまい と 思ったら



デザートにカキ氷が出てきた。
韓国でも食べたが氷に果物やコーンフレークなどたくさんトッピングしてあるもの。

「あら~ おいしそう これも別腹よね~」と召し上がるオバたち。

私もつられてがんばってしまった。
唐辛子や熱い鍋でほてった舌が冷やされておいしかったが更に胃が限界を超えた・・・

しかし このコース これだけ色々種類と量が出て2500円ですよ、奥様。

それもどれもはずれなくおいしかったし絶対お得だと思った。
子供たちも連れてきたら喜ぶだろうと思う。



食べ終わって外に出たら待ってる人がたくさん。早い時間から満席だったし予約したほうが無難でありましょう。

この日駅まで歩くのも大変なくらい胃が限界。
私の身体の全エネルギーが消化につかわれているなって感じで家にたどりつくのも困難であった。
やっとの思いでベッドにたどりついた。次の朝は胸焼けはしなかったが何も食べたくない状態が昼すぎまで続いていた。

しかし懲りずにまたリピートしたい店である。
今度はゆっくり食べるメンバーと行きたいけど 
コメント (8)
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