土曜の昼下がり 道玄坂の途中の脇道を入って地図を片手に不安そうに一人歩いていくオバがおりました。
根が方向オンチのため近くに来ている確証がなく、どうやら目的地の前を通り過ぎてしまったようだった。
あたりを見渡すと そこは円☆町のラブホ街ど真ん中であった。

「まったく・・・ なんでこんな所を真昼間から一人でさまよわなければならないのよ~」 と ブツブツ言いながら 誰かに道を尋ねようとあたりを見渡せば、周りはラブホから出てくる または 入っていくようなカップルばかりである。
どうも声をかけにくい状況である。
「まったくどいつもこいつも昼間っから何してるんだろうねえ」と独り言をいいつつ やっと目指す建物が見つかってほっとして中に入ったオバ・・・ それは先週土曜日の私であった。

↑ なんだか怪しげな入り口・・・ここは渋☆クラブ文化の発祥地(らしい) クラブ AT☆Mである。
この日はここで娘のダンスイベントがあった。
息子カップルと行く予定だったが彼らは昼間それぞれ用があって夕方からしか来られないと言う。だったら私も夕方からと思ったが、娘から「オープニングは私がセンターだし 真ん中へんには自分の振り付けした曲もあるし、最後はOGたちと踊る曲もあるから最初から最後まで見てよ」 と言われた。
さすがに1時半から7時半までは付き合いきれないので 3時頃に始まるという2曲目からクローズまでいることにして、一人で円☆町のホテル街をさまようことになったのであった。
それにしてもねえ この年して 「くらぶ」なんつーものに出入りするハメになるとは・・・
どうせ周りのダンス系ワカモノの中で浮くに決まっているが、あまりダサい格好して娘に何か言われてもイヤなので服装、アクセサリーにも気をつけなければならない(どーせ誰も見てないだろけどさ)
舞台の下のダンスフロアにぺたんと座るのも苦手だし、あの大音響の音楽と女の子たちのキャーキャー声のミックスもなかなか耐え難い。
入り口で娘が置いていたチケットを受け取り 「あ~ OOちゃんのおかあさんですか?」と言うモギリの子に愛想笑いを浮かべて中に入ろうとしたらもう立錐の余地もなく若者たちで混みこみであった。
あらまあと思っていたら この上の階からガラス越しに見えますよと案内された。
センターが娘
ちょうど娘の振り付けの曲(めずらしくジャズ系のおとなしめの曲だったが振り付けのセンスはよかった←親バカ)が始まって上から見る事ができた。
周りの男の子からは 「あの後ろの子可愛い」とか色んな品評が聞こえる。娘の事はナンと言われるのかなと耳ダンボにして聞いていたら 「あの子ダンスうまいね~」 だけだった
その後はDJタイムとかで 床に座っていた観客が移動したりフロアで踊ったりしだしたので

私も下の階に降りて、どこか落ち着いて見られる場所を確保しようとした。
壁際に長い椅子があって、そこに座っているのがオジオバと言うのを発見。
きっと出演者の大学生の親御さんたちであろう。
ちょうど一人分のスペースの空を見つけてそこを確保した。
ドリンクバーでアルコールを一杯買ってきてやっと人心地ついた。
DJタイムが終わって次が始まったら、途中で娘の高校の時のダンス部の子たちの演目があったり、この前一緒に買い物にいった男の子のダンスも見られたり結構楽しめた。その長いすはやはりPTA席、しっかりとビデオカメラを片手に撮影している(私と同じ)親バカたちがずらりと並んでいた。
次のDJタイムの途中、息子がM子と現れて
「あれ、おかん おとなしいじゃん。一緒に踊らないの? 昔、扇振り回して踊ってたんだろ」とバカなことを言う。
あのジュ☆アナでバブルバカが踊ってた時にはわたしゃ近くの公園であんたを追い掛け回してたんだよ。時間軸を間違えるなよ
である。
最後のOB OG プロの部が始まった。
OGと一緒に踊った曲も、んまぁ
あの子はいつからこんなに踊れるようになったんだろうかと思ってしまった。(まったく大学に何しにいっているのであろうか?)


息子は時代を間違えていたが、確かに私達の学生時代もその前のブームのディスコ全盛の時だったと思う。
ディスコで飲み会なんてのもあったから誘われればめんどくさがりながら行ったこともあるが そんなに好きな空間じゃなかったし(食べ物もまずかったし)率先して行った事はなかったのに。
なんでこの年こいて こんな変てこりんなところのクラブとやらに出入りすることになるとはねえ・・・
人生何が起こるかわかりませんねえ・・・
最後まで見終わって 娘によかったよと声をかけて 娘の友達たちと少し話してから息子カップルと居酒屋でご飯を食べて帰って来た。
オットはこの日、職場にフットサルのチームができて初試合だったらしい。(自分は監督)
平均年齢25歳のチームだそうだ。
「絶対にあーたが出たら迷惑だからね。それに自分が怪我するからやらないほうがいいわよ!」と釘を刺しておいたのにちゃっかり「20分だけ出た」とか・・・
相手のチーム(やはり知人が監督)はアラフォーチーム その日一人靭帯損傷をして病院行きのオジが出たらしい。
「☆☆チームのメンバーに比べりゃオレのほうがまだ動けてた」と自画自賛のオット。
ほんとにやめといたほうがいいよ。 と再度警告いたしました。
私はワカモノは見るだけにしておこうと思う。一緒にやらないだけの良識ってものは持ち合わせているのさ。
根が方向オンチのため近くに来ている確証がなく、どうやら目的地の前を通り過ぎてしまったようだった。
あたりを見渡すと そこは円☆町のラブホ街ど真ん中であった。

「まったく・・・ なんでこんな所を真昼間から一人でさまよわなければならないのよ~」 と ブツブツ言いながら 誰かに道を尋ねようとあたりを見渡せば、周りはラブホから出てくる または 入っていくようなカップルばかりである。
どうも声をかけにくい状況である。
「まったくどいつもこいつも昼間っから何してるんだろうねえ」と独り言をいいつつ やっと目指す建物が見つかってほっとして中に入ったオバ・・・ それは先週土曜日の私であった。

↑ なんだか怪しげな入り口・・・ここは渋☆クラブ文化の発祥地(らしい) クラブ AT☆Mである。
この日はここで娘のダンスイベントがあった。
息子カップルと行く予定だったが彼らは昼間それぞれ用があって夕方からしか来られないと言う。だったら私も夕方からと思ったが、娘から「オープニングは私がセンターだし 真ん中へんには自分の振り付けした曲もあるし、最後はOGたちと踊る曲もあるから最初から最後まで見てよ」 と言われた。
さすがに1時半から7時半までは付き合いきれないので 3時頃に始まるという2曲目からクローズまでいることにして、一人で円☆町のホテル街をさまようことになったのであった。
それにしてもねえ この年して 「くらぶ」なんつーものに出入りするハメになるとは・・・
どうせ周りのダンス系ワカモノの中で浮くに決まっているが、あまりダサい格好して娘に何か言われてもイヤなので服装、アクセサリーにも気をつけなければならない(どーせ誰も見てないだろけどさ)
舞台の下のダンスフロアにぺたんと座るのも苦手だし、あの大音響の音楽と女の子たちのキャーキャー声のミックスもなかなか耐え難い。
入り口で娘が置いていたチケットを受け取り 「あ~ OOちゃんのおかあさんですか?」と言うモギリの子に愛想笑いを浮かべて中に入ろうとしたらもう立錐の余地もなく若者たちで混みこみであった。
あらまあと思っていたら この上の階からガラス越しに見えますよと案内された。

ちょうど娘の振り付けの曲(めずらしくジャズ系のおとなしめの曲だったが振り付けのセンスはよかった←親バカ)が始まって上から見る事ができた。
周りの男の子からは 「あの後ろの子可愛い」とか色んな品評が聞こえる。娘の事はナンと言われるのかなと耳ダンボにして聞いていたら 「あの子ダンスうまいね~」 だけだった

その後はDJタイムとかで 床に座っていた観客が移動したりフロアで踊ったりしだしたので

私も下の階に降りて、どこか落ち着いて見られる場所を確保しようとした。
壁際に長い椅子があって、そこに座っているのがオジオバと言うのを発見。
きっと出演者の大学生の親御さんたちであろう。
ちょうど一人分のスペースの空を見つけてそこを確保した。
ドリンクバーでアルコールを一杯買ってきてやっと人心地ついた。
DJタイムが終わって次が始まったら、途中で娘の高校の時のダンス部の子たちの演目があったり、この前一緒に買い物にいった男の子のダンスも見られたり結構楽しめた。その長いすはやはりPTA席、しっかりとビデオカメラを片手に撮影している(私と同じ)親バカたちがずらりと並んでいた。
次のDJタイムの途中、息子がM子と現れて
「あれ、おかん おとなしいじゃん。一緒に踊らないの? 昔、扇振り回して踊ってたんだろ」とバカなことを言う。
あのジュ☆アナでバブルバカが踊ってた時にはわたしゃ近くの公園であんたを追い掛け回してたんだよ。時間軸を間違えるなよ

最後のOB OG プロの部が始まった。
OGと一緒に踊った曲も、んまぁ




息子は時代を間違えていたが、確かに私達の学生時代もその前のブームのディスコ全盛の時だったと思う。
ディスコで飲み会なんてのもあったから誘われればめんどくさがりながら行ったこともあるが そんなに好きな空間じゃなかったし(食べ物もまずかったし)率先して行った事はなかったのに。
なんでこの年こいて こんな変てこりんなところのクラブとやらに出入りすることになるとはねえ・・・
人生何が起こるかわかりませんねえ・・・
最後まで見終わって 娘によかったよと声をかけて 娘の友達たちと少し話してから息子カップルと居酒屋でご飯を食べて帰って来た。
オットはこの日、職場にフットサルのチームができて初試合だったらしい。(自分は監督)
平均年齢25歳のチームだそうだ。
「絶対にあーたが出たら迷惑だからね。それに自分が怪我するからやらないほうがいいわよ!」と釘を刺しておいたのにちゃっかり「20分だけ出た」とか・・・
相手のチーム(やはり知人が監督)はアラフォーチーム その日一人靭帯損傷をして病院行きのオジが出たらしい。
「☆☆チームのメンバーに比べりゃオレのほうがまだ動けてた」と自画自賛のオット。
ほんとにやめといたほうがいいよ。 と再度警告いたしました。
私はワカモノは見るだけにしておこうと思う。一緒にやらないだけの良識ってものは持ち合わせているのさ。