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局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ふらんす日記 vol.7(三つの美術館)

2012-11-05 00:57:38 | 



 凱旋門! この旅行の前に予習としてw 池田理代子のエロイカ(ナポレオンの伝記)を読んでいたので感激も一潮であった。



そしてルーブル ダヴィンチコードで見たあのガラスのピラミッドが目の前に

どの部屋の天井をみてもうっとり



ここも最初に訪れた日はツアーの一環だったのだが、結果的に良かったと思う。
あまりに広すぎ、あまりに作品の膨大さに、何もわからずに行ったら、それ相当の時間(じっくり見たら毎日通って一週間くらいはかかりそう)をかけても途方にくれて疲れ果てそうである。
解説は日本語ペラペラのパリジャンであった。
日本通で京都と東京に住んだことがあるという彼の解説は面白かった。
山手線の内側の面積をさらりと言ったり、午後ベルサイユ宮殿に行ったときは この内部は純金ね。でも外の金箔は18金。金閣寺もそうでしょなんて言ったり日本人より詳しいねって感じであった。

で、ルーブルの目玉商品wをまず見せてもらう。






















今こうやってアップしつつも、本当にこの絵や彫刻たちが目の前にあったんだわねと思うと感慨深いところである。
美術や歴史の教科書に載ってた~!ってものが一同に会してることってやっぱり感激だわね。

この日は金曜日だったので次の日ほどは混んではいなかったが、やはり世界中から人が集まるのだから結構な数の見学者が居たが、美術館が巨大なためかさほどな人口密度ではないのである。

そして嬉しいことにはこうやって写真も撮れるし、ロープもはってるわけじゃなくて近づく気になればごく近くまで寄れる。
パリの太っ腹!
あれだけ並ばせて詰め込んで人垣の中からしか見たい絵はみる事はできず、立ち止まらずに歩けと強制され、しかも高い入場料をぼったくる日本の美術展の環境を考えるとうらやましいかぎりである。




さすがにこの絵だけはガラスの向こうでロープによって隔てられていた。
前には人垣。

美術館ついでに書いてしまうと 次の日はオットと二人でオランジェリーとオルセーに行った。

オランジェリーは撮影不可だったので画像無し。それにしてもカメラに×印の札が貼ってあるにもかかわらず平気で撮影する人が結構いた。
さすがにフラッシュは焚いてはいないけど、係り員もいるけど特に注意もせず。日本だったらカメラを取り上げかねない勢いで怒られそうだけど。

しかし、あの睡蓮の間は、前日ジヴェルニーでそのモデルとなった池を見た後だったのでこれまた感動した。
ここはこぢんまりしてるので(他に比べればの話だけど)日本語解説のレシーバーがあったのでオットと二人で借りたが、この解説が長い長い・・・一つの絵の解説を延々としてくれるのでよっぽど時間のある人はおすすめ。
借りる時は保証としてパスポートを預けさせられるのでちょっと心配だった。

そしてオルセーへ

 入口

   内部

駅舎だったというオルセーの時計の裏側

オルセーなんかもとてもとても広くて膨大な数の作品は見きれるものじゃなかった。
土曜日だったのでオルセーの入場は長蛇の列だったが、私たちはオランジェリーとオルセーを見られるチケットを買って、先にオランジェリーに行ってから回ると違う入口から入れてくれて待たずに入ることができた。
確か二日間有効だったから行く気になれば次の日も入れるし14ユーロくらいだったのでお得だし時間短縮の技だと思うので秘かにおすすめ。
これだけじゃなくて ロダンや他の美術館いくつかのフリーパスなんかも美術好きにはおすすめみたいである。



コメント (6)
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