また旅行記に戻ります。
リスボンです
テージョ川河口にたつベレンの塔16世紀初頭に河口を守る要塞として建てられた。当時の故郷のシンボル的存在だったとか


発見のモニュメント
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エンリケ航海王子を戦闘に大航海時代に活躍した英雄たちが西側と東側に並ぶ。
天文学者や科学者など技術で航海を支えた人 実際に海に乗り出して偉業をなしとげた人たち
こういうのを見ると、当時の人たちのロマンに触発されて涙が出そうになる。またこの偉人達の陰にはまた何人も夢を描きそれをなしとげた人や半ばで消えて行った名もない人たちがいるに違いないとも。

発見のモニュメント前の広場には当時の世界地図が書かれている

日本は東の端
この広場のすぐ後ろに建つのがジェロニモス修道院
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航海を記念してエンリケ航海王子が建設した礼拝堂を基にマヌエル様式建築の最高傑作とよばれる。
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ガマさんとカモンイスさんの石棺もおさめれれている

リスボンで一番おいしいと言われるバスティス・デ・ベレンのエッグタルト アツアツでうまうま~♪
その後は市街を色々な交通手段で歩き回ることにした。
トラムやバス、地下鉄 ケーブルカー、エレベーターなど一日乗れる券6ユーロくらいだったっけかを買った。色々試して乗ったので十分元はとった。


リスボンの街は坂が多くて狭い石畳の急坂をトラムは駐車してある車と迫るアパートの間をすり抜けるように上り下りしていく。
このエレベーター、鉄骨剥きだしは、当時トレンドのエッフェル塔の設計者スタイル。100年を超えるエレベーター


内部です。

てっぺんに上ると横にある修道院が見える。1755年の大地震で市街は壊滅的な被害を受けたが、この修道院だか教会だかも壁だけ残って天井崩壊したまま残されている。

展望台から見たリスボン市街。

地下鉄にも乗った。スリが多いらしいが、パリ、ローマほどすさんだ印象はなかったかな。油断は禁物ですが(特に若い女の子の何人か組に注意とのこと)
その後スペイン資本のデパートに寄り、地下でパテとかチーズとかワインなど土産類を買い込み、紳士物売り場でオットのジャケットを買う。日本じゃちっとも自分の身の回りの物を買わないオットだが、なぜか海外に行くと購買意欲が亢進するらしい。made in porrtugalのジャケット。なかなかおしゃれである。
紳士服売り場にいた、イケメン店員さんはとても親切。「どこから来た?」っていうからJapanっていったら「Japan!クールだ いつか行きたいんだよね。すごく関心があるんだよ」とまんざらお世辞でもない様子で言ってくれた。
他のヨーロッパの国もそう日本人に意地悪ってわけじゃないんだけど、ポルトガル人って結構日本人が好きみたいである。
リスボンのお土産屋でも日本人っていったらガロもまけてくれた。ワタシはアジアだとたいてい日本人って思われるんだけど、そこではシンガポールから来たのか?と言われた。華僑と間違えられたのかしら?

夜は楽しみにしていたファドのクラブへ。ファドってのはポルトガルの民謡(日本でいうと演歌みたいなもんである)
行く前に日本でこの店のHPから予約しておいた。



なかなか食事もおいしかった。

席もまずまず

演奏終わって道で涼む出演者たち
と リスボンの最終日の夜は暮れたのである。