今回は帰ってきてからの時差がきつくて、しばらく夕方眠くなったりオットを送り出してから眠さに負けて二度寝したりでしばらく調子が悪かった。
やはり無理するとあとにつけがくる年頃を自覚。
旅行中に気になったいくつかの事、ここ数年の海外旅行で感じた共通項について書いておこうと思う。
☆ポルトガル水周り事情
水周りって気になりませんか? 日本国内でさえ公的なトイレは気になる。外国はもっと気になる。以前行ったフランスで一番困ったのがこのトイレ事情である。とにかく少ないパリの公衆トイレ。あんなに朝っぱらから大容量のカフェオレをがぶ飲みし、昼にもカフェでワインをたしなむ彼の国の国民の膀胱はいったいどれだけ巨大なのであろうかと大和なでしこ的容量の膀胱の持ち主のワタクシは非常に困ったのは以前のフランス旅行記でも書いた。
また北京のちゃんとしたショッピングモールの地下のトイレに入ろうとしたらまじきりとドアもないニーハオトイレだったので震え上がってホテルまでガマンしたことも書いた気がする。
ポルトガル、トイレは普通に数があり、まあまあ清潔、トイレットペーパーも完備であった。たいてい手洗い場所にも手を乾かすドライヤーなんてのもついている。イタリアやフランスよりも有料な所は少なかった気がする。ある意味親切。
あと、ホテルには日本の素晴らしき発明品であるウォシュレットはもちろんないけどビデはついているので(ちゃんと清潔そうな)それはそれで代わりになる気がする。
シャワーのお湯のではホテルによっちゃイマイチ。栓なども壊れてる場合もあるが、そう贅沢いっちゃいけんですね。時にはガマンも大切。
☆交通事情
車は人にとても優しい。ぶっとばすタクシードライバーでも信号がない横断歩道で人が渡ろうとしている時にはほぼ100%止まってくれる。
今まで一番歩行者の立場で怖かったのは中国である。彼の国のドライバーはほぼ止まってくれない。信号が青でも左右折車が突っ込んでくる。現地のガイドが「この国では車を持てるのがお金持ちだけでした。お金持ちエライです。だから車のほうがエライね」と言ったのが印象的(ちなみに8年前くらいの話、今は知らん)
あと合理的だと思ったのは片側三車線の高速道路があるとするとだいたい車種はここまでのレーンを通ることって決まっててそれもレーンによって最低速度が決まっているらしいこと。これって渋滞がだいぶ緩和されていそう。日本の高速道路でたまに追い越し車線をゆっくり走ってどこうとしないKY車がありますね。あれを違反とされないのは困る。
☆親日
パリでもローマでもブランドものちょい買いした時、もちろんお客だからそう邪険にはされなかった。しかしどこかで上から目線(歴史と文化が極東のあんたたちとはくらべものにならんのよ、ほれ見るがよい、我が国の素晴らしさを!)って感じがソコハカとなく感じられたが、この国の人たちってこちらが日本人とわかるととてもフレンドリーになるのである。そして「行ってみたいんだよね~ 良い国だよね~」みたいなコメントを必ず言ってくれるし、それが表面上と感じられないような真摯さを感じた。街で写真などとっていると、必ず気づいて止まってくれてニコニコしながら待っていてくれるのもこの国ならではであった。
あと親日とは関係ないが、あまりデカくない(背が高くない)のも親しみがわくのよね。ドイツなんて行くと180cmは優にある女性がヒール履いて見下ろしてくるから日本人としても小柄なワタシは巨人国に来たガリバーのような気になってしまうのである。あとやたらドアとか重くできてるのでどこに入るのにも渾身の力をこめなくてはならん。
その点この国の人々が体格的にも似ているってのに安心した次第。
☆ ☆ ☆
旅三日目だったか、中部の都市からスペインの西端サンチャゴ・デ・コンポステーラに行った時のことである。
ヨーロッパは何回か行ったが、国を渡っての周遊は経験したことなく、トランジットだけだったので、旅行中に国境を越えたことがなかった。
そして今回の交通手段はバス。200kmを超える高速道路の移動だったが、ガイドさんの「もうすぐ国境です、はいスペインです」とのアナウンスで道路の脇にスペインという表示は見えたが、ホントに国境の概念は呆れるほどあっけらかんとして自由に行き来できるのである。
もちろん一般の車も自由である。EU内で行き来するにはパスポートもなにもいらないのよね。そしてこの時に(これって大丈夫なんかいな?)と不安に思ったのである。
フランクフルトでの入国審査は結構厳重だったが、そこでトランジットしてリスボンに入ってからは入国審査なし。一度EU国に入っちゃえば地続きどこでも行けるのである。
今回のパリのテロ。一昨年ムスメと泊まったホテルはパリオペラ座のすぐそば。テロの起こったところも二人で散々歩き回ったり食べまわったりしたし、スリに気をつければ、夜の外出もそんなには怖くない時代で、パリの夜も満喫した。
しかし、某エライ人が差し向けてくれたハイヤーの運転手が注意してくれたのはアラブ系移民の多い地区で夜も独特の服装をしている人々がなんとなくたむろっている地区。「ここは歩かない方がいい。スマホなんかもひったくられるから」とのこと。車の中から見ただけだけど、やはり、移民で仕事もなくてなんとなく暗い目をしている人たちがいる地区は怖かった。
今回ホントに痛ましいし、あの美しい街の一部が破壊されて戒厳令のようになっているのがとても悲しく憤りを覚えている。
二年たってこんなになるとは思わなかった国際情勢。
本当に困っている難民の人はもちろんたくさんいることはわかっているけど、その中に紛れて入り込むテロリストってどうやって見分けて排除するすべがあるのでしょうねえ。
そして一般の難民の人たちを受け入れても、きちんと仕事についてもらって、その国の歴史も文化もある程度受け入れてもらって融和するためにいったいどれだけの努力がいるのであろうか?
とってもエゴイスティックだけど島国で良かったと思わざるを得ないですね。
人道的にはもっと受け入れなきゃって人もいるけど、ああいう状態を見ちゃうとホント怖いよ、あたしゃって感じである。
やはり無理するとあとにつけがくる年頃を自覚。
旅行中に気になったいくつかの事、ここ数年の海外旅行で感じた共通項について書いておこうと思う。
☆ポルトガル水周り事情
水周りって気になりませんか? 日本国内でさえ公的なトイレは気になる。外国はもっと気になる。以前行ったフランスで一番困ったのがこのトイレ事情である。とにかく少ないパリの公衆トイレ。あんなに朝っぱらから大容量のカフェオレをがぶ飲みし、昼にもカフェでワインをたしなむ彼の国の国民の膀胱はいったいどれだけ巨大なのであろうかと大和なでしこ的容量の膀胱の持ち主のワタクシは非常に困ったのは以前のフランス旅行記でも書いた。
また北京のちゃんとしたショッピングモールの地下のトイレに入ろうとしたらまじきりとドアもないニーハオトイレだったので震え上がってホテルまでガマンしたことも書いた気がする。
ポルトガル、トイレは普通に数があり、まあまあ清潔、トイレットペーパーも完備であった。たいてい手洗い場所にも手を乾かすドライヤーなんてのもついている。イタリアやフランスよりも有料な所は少なかった気がする。ある意味親切。
あと、ホテルには日本の素晴らしき発明品であるウォシュレットはもちろんないけどビデはついているので(ちゃんと清潔そうな)それはそれで代わりになる気がする。
シャワーのお湯のではホテルによっちゃイマイチ。栓なども壊れてる場合もあるが、そう贅沢いっちゃいけんですね。時にはガマンも大切。
☆交通事情
車は人にとても優しい。ぶっとばすタクシードライバーでも信号がない横断歩道で人が渡ろうとしている時にはほぼ100%止まってくれる。
今まで一番歩行者の立場で怖かったのは中国である。彼の国のドライバーはほぼ止まってくれない。信号が青でも左右折車が突っ込んでくる。現地のガイドが「この国では車を持てるのがお金持ちだけでした。お金持ちエライです。だから車のほうがエライね」と言ったのが印象的(ちなみに8年前くらいの話、今は知らん)
あと合理的だと思ったのは片側三車線の高速道路があるとするとだいたい車種はここまでのレーンを通ることって決まっててそれもレーンによって最低速度が決まっているらしいこと。これって渋滞がだいぶ緩和されていそう。日本の高速道路でたまに追い越し車線をゆっくり走ってどこうとしないKY車がありますね。あれを違反とされないのは困る。
☆親日
パリでもローマでもブランドものちょい買いした時、もちろんお客だからそう邪険にはされなかった。しかしどこかで上から目線(歴史と文化が極東のあんたたちとはくらべものにならんのよ、ほれ見るがよい、我が国の素晴らしさを!)って感じがソコハカとなく感じられたが、この国の人たちってこちらが日本人とわかるととてもフレンドリーになるのである。そして「行ってみたいんだよね~ 良い国だよね~」みたいなコメントを必ず言ってくれるし、それが表面上と感じられないような真摯さを感じた。街で写真などとっていると、必ず気づいて止まってくれてニコニコしながら待っていてくれるのもこの国ならではであった。
あと親日とは関係ないが、あまりデカくない(背が高くない)のも親しみがわくのよね。ドイツなんて行くと180cmは優にある女性がヒール履いて見下ろしてくるから日本人としても小柄なワタシは巨人国に来たガリバーのような気になってしまうのである。あとやたらドアとか重くできてるのでどこに入るのにも渾身の力をこめなくてはならん。
その点この国の人々が体格的にも似ているってのに安心した次第。
☆ ☆ ☆
旅三日目だったか、中部の都市からスペインの西端サンチャゴ・デ・コンポステーラに行った時のことである。
ヨーロッパは何回か行ったが、国を渡っての周遊は経験したことなく、トランジットだけだったので、旅行中に国境を越えたことがなかった。
そして今回の交通手段はバス。200kmを超える高速道路の移動だったが、ガイドさんの「もうすぐ国境です、はいスペインです」とのアナウンスで道路の脇にスペインという表示は見えたが、ホントに国境の概念は呆れるほどあっけらかんとして自由に行き来できるのである。
もちろん一般の車も自由である。EU内で行き来するにはパスポートもなにもいらないのよね。そしてこの時に(これって大丈夫なんかいな?)と不安に思ったのである。
フランクフルトでの入国審査は結構厳重だったが、そこでトランジットしてリスボンに入ってからは入国審査なし。一度EU国に入っちゃえば地続きどこでも行けるのである。
今回のパリのテロ。一昨年ムスメと泊まったホテルはパリオペラ座のすぐそば。テロの起こったところも二人で散々歩き回ったり食べまわったりしたし、スリに気をつければ、夜の外出もそんなには怖くない時代で、パリの夜も満喫した。
しかし、某エライ人が差し向けてくれたハイヤーの運転手が注意してくれたのはアラブ系移民の多い地区で夜も独特の服装をしている人々がなんとなくたむろっている地区。「ここは歩かない方がいい。スマホなんかもひったくられるから」とのこと。車の中から見ただけだけど、やはり、移民で仕事もなくてなんとなく暗い目をしている人たちがいる地区は怖かった。
今回ホントに痛ましいし、あの美しい街の一部が破壊されて戒厳令のようになっているのがとても悲しく憤りを覚えている。
二年たってこんなになるとは思わなかった国際情勢。
本当に困っている難民の人はもちろんたくさんいることはわかっているけど、その中に紛れて入り込むテロリストってどうやって見分けて排除するすべがあるのでしょうねえ。
そして一般の難民の人たちを受け入れても、きちんと仕事についてもらって、その国の歴史も文化もある程度受け入れてもらって融和するためにいったいどれだけの努力がいるのであろうか?
とってもエゴイスティックだけど島国で良かったと思わざるを得ないですね。
人道的にはもっと受け入れなきゃって人もいるけど、ああいう状態を見ちゃうとホント怖いよ、あたしゃって感じである。