局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

まだらボ○

2016-04-10 21:13:06 | 家族あれこれ(犬も含めて)
有料老人ホームに入居した父



母も退院後にこの部屋に入居する予定。普通のマンションみたい。バリアフリーで広さもあって快適と思われる。お掃除も行き届いていて、まず我が家より綺麗。食事もおいしいそうな。

ワタシは、母の退院時にはまた行く予定だし、GWには多分一時帰宅だのの際に手伝うために実家に行くので、今週は実家にご無沙汰で弟にまかせているが、なかなか大変そうなである。

行くたびに
「いつ家に帰るんだ?」
「一人でもタクシーで帰れるぞ」
と言われ、そのたびに母が居ないから無理。母が居ても今までとおりにあなたの世話はできないから無理と言い聞かせ、その時は納得するらしいが。
三時間くらいたつと忘れてまた
「どうしてここにいるんだ?」と電話をかけてくるらしい。

ワタシのところにもかけてくるので、出られなかったのでかけなおして

「パパ、今どこにいるの?」(自室か食堂か他のところかという意味で)と聞いたら
「ホテル!」
「えっ?ホテル?ホームじゃないの?」
「いや、ホテル」

ホテルと思ってるならそれでいいやと
「そのホテルはどう?サービスはいいの」と聞くと
「まあまあだな」とのこと
そんなに嫌ではないと見た。

それを弟に言ったら

前にショートステイしていた所の所長を兼ねる女医さんが看護師さんとともにこのホームに往診に来てくれて薬も出してくれることになったらしいのだが、
その女医さんに
「○○さん、こちらの居心地はいかがですか?」と聞かれ
「ああ イイですよ。前のところよりずっといい」と言って、一緒にいた弟が冷や汗をかいたとか・・・w

ところが、今回のバトミントンの選手の賭博問題のニュースを弟と二人で見ていたら

「こういうヤツラは小さい時から勝ち負けが仕事みたいなもんだからなあ。博打するのに抵抗がないんだろうな、普通の人よりなあ」などと至極的を射た感想も言うらしいのである。
あと、父の特徴である、諧謔精神というかとぼけたユーモアのセンスも健在だし、車いすの婆さんにドアを開けてやるなんてサービス精神も健在である。
(それを母に言ったら 「ほんっと、あの○○一族は外面がいいのよね~ あたしもそれに何度も騙されたよ」と憎々しそうに言ったがw)

まあ外面が良い悪いはともかく、多少物忘れが激しくなっても、こういう父らしさはこの先残っていて欲しいなあと心から思うのである。




コメント
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