今夜は、ムスメが外食、夫婦二人の夕食であった。
トマトサラダ、ニンジンしりしり、チーズと蕗の煮物などの脈絡のないメニュー(というか冷蔵庫寄せ集め週末メニュー)で、チリワインを飲み、〆はゆでておいた筍を入れたいがために作ったグリーンカレー。
「食べ過ぎたね~ 」
「明日 午前中歯医者で夕方から仕事行かなきゃならないんだよな。」
「じゃ、あんまり時間がないね~」
「久々に映画でも見に行くか・・」
という話になり、それじゃとワタシはパソコンで明日の席を予約し、その後茶を飲みつつイチゴをつまむなど the週末と言うべきまったりとした時間を過ごしていたのであった。
すると・・・
ガタっ ガタっという何かが動き回っているような音が部屋の外から聞こえてきた。
階段の上で誰かが動き回っているような音。
ムスメ? いや ムスメは代々木上原にいるはず
Gちゃんがいつの間にか二階に行ったか・・・ と思ったらGちゃんいつもの定位置に
「何? 誰かいるみたい・・」
「ホントだ 誰かいる・・」
イチゴを食べている場合ではない・・・
「上、閉まってるか?」
「ベランダの窓はどうだったっけかな・・・ さっき洗濯物取りこんで、窓は閉めたけど鍵は忘れた」
「でもここに居たら二階に誰か上がったらわかるよな」
「二階によじ登って上で何かしてる・・なんてありえる?」
「どこから上がるんだよ。 まあ上がれないことはないわなあ・・・」
となぜかひそひそ声になった夫婦 そしてなんだかジワジワ恐怖が襲ってきた。
と 言う間にも またガタっという音が・・・
「外へ出よう!」とオット。
取りもとりあえず(犬だけは抱き上げて)サンダル履きで外に出たワタシたち夫婦。
途中で 携帯を取りに戻り、また外に出たがその時の恐怖・・・
あえて玄関を開けっ放して外から玄関から我が家をガン見。
外から見える階段の上から誰か降りてくるのじゃないかとの恐怖の時間・・・
しかし、これだけじゃ警察呼ぶわけにもいかず、かといって自分が行くのも怖いしオットを行かせるのも怖い。
膠着・・・・
その時 タイムリーに?帰ってきた向かいの奥さん(犬友)
開けっ放しの玄関の前にたたずんで自分の家を眺める我々を見て(誰だって不審に思うわな)
「どうしたの?」
「実は・・・」と話したら彼女もビビるがいざとなったらダンナを呼んでくると言うが、これだけ騒いでも誰も降りてこないので、オットは意を決して行ってみると言う。
「何か武器になるもの 持っていきなさいよ」
その時私が握っていたのはプラスチックの靴べら それを渡そうとしたが、
「それじゃ何もならないわよ」と言う向いの奥さんの言葉で我に返り、
「じゃ、私のゴルフクラブにする? あっそれより武器になりそうなのがある」と雪かき用のスコップ(金属の重いやつ)をオットに渡す。
それを持って階段を上っていくオットを息を止めて見つめる我々。
二階のワタシの部屋の電気がつき、ベランダからオットの顔がのぞく。とりあえず無事である。
その後スタスタと階段をおりてきたオット。
「誰もいなかったよ ○○(ムスメ)の部屋の窓が開いてて立て掛けてあったものが動いてたみたいだ」
幽霊の正体見たり枯れ尾花 ってやつである。
力が抜けて のち 笑い転げた 私と奥さん。
このスコップを持ってへっぴり腰で階段を上っていったオットの姿はしばらく忘れられない。
多分犬友にもあまねく知らされるであろう・・・ 向かいの奥さんによって・・・
トマトサラダ、ニンジンしりしり、チーズと蕗の煮物などの脈絡のないメニュー(というか冷蔵庫寄せ集め週末メニュー)で、チリワインを飲み、〆はゆでておいた筍を入れたいがために作ったグリーンカレー。
「食べ過ぎたね~ 」
「明日 午前中歯医者で夕方から仕事行かなきゃならないんだよな。」
「じゃ、あんまり時間がないね~」
「久々に映画でも見に行くか・・」
という話になり、それじゃとワタシはパソコンで明日の席を予約し、その後茶を飲みつつイチゴをつまむなど the週末と言うべきまったりとした時間を過ごしていたのであった。
すると・・・
ガタっ ガタっという何かが動き回っているような音が部屋の外から聞こえてきた。
階段の上で誰かが動き回っているような音。
ムスメ? いや ムスメは代々木上原にいるはず
Gちゃんがいつの間にか二階に行ったか・・・ と思ったらGちゃんいつもの定位置に
「何? 誰かいるみたい・・」
「ホントだ 誰かいる・・」
イチゴを食べている場合ではない・・・
「上、閉まってるか?」
「ベランダの窓はどうだったっけかな・・・ さっき洗濯物取りこんで、窓は閉めたけど鍵は忘れた」
「でもここに居たら二階に誰か上がったらわかるよな」
「二階によじ登って上で何かしてる・・なんてありえる?」
「どこから上がるんだよ。 まあ上がれないことはないわなあ・・・」
となぜかひそひそ声になった夫婦 そしてなんだかジワジワ恐怖が襲ってきた。
と 言う間にも またガタっという音が・・・
「外へ出よう!」とオット。
取りもとりあえず(犬だけは抱き上げて)サンダル履きで外に出たワタシたち夫婦。
途中で 携帯を取りに戻り、また外に出たがその時の恐怖・・・
あえて玄関を開けっ放して外から玄関から我が家をガン見。
外から見える階段の上から誰か降りてくるのじゃないかとの恐怖の時間・・・
しかし、これだけじゃ警察呼ぶわけにもいかず、かといって自分が行くのも怖いしオットを行かせるのも怖い。
膠着・・・・
その時 タイムリーに?帰ってきた向かいの奥さん(犬友)
開けっ放しの玄関の前にたたずんで自分の家を眺める我々を見て(誰だって不審に思うわな)
「どうしたの?」
「実は・・・」と話したら彼女もビビるがいざとなったらダンナを呼んでくると言うが、これだけ騒いでも誰も降りてこないので、オットは意を決して行ってみると言う。
「何か武器になるもの 持っていきなさいよ」
その時私が握っていたのはプラスチックの靴べら それを渡そうとしたが、
「それじゃ何もならないわよ」と言う向いの奥さんの言葉で我に返り、
「じゃ、私のゴルフクラブにする? あっそれより武器になりそうなのがある」と雪かき用のスコップ(金属の重いやつ)をオットに渡す。
それを持って階段を上っていくオットを息を止めて見つめる我々。
二階のワタシの部屋の電気がつき、ベランダからオットの顔がのぞく。とりあえず無事である。
その後スタスタと階段をおりてきたオット。
「誰もいなかったよ ○○(ムスメ)の部屋の窓が開いてて立て掛けてあったものが動いてたみたいだ」
幽霊の正体見たり枯れ尾花 ってやつである。
力が抜けて のち 笑い転げた 私と奥さん。
このスコップを持ってへっぴり腰で階段を上っていったオットの姿はしばらく忘れられない。
多分犬友にもあまねく知らされるであろう・・・ 向かいの奥さんによって・・・