朝も早よから公園をうろつき、出口近くの物産館でお土産を買い込んだ私たちは、高松駅から電車に乗った。
ついたのはこちら
今までいた高松市は思ったよりもずっと大きな都市で、長いアーケードも盛況で、夜も案外人がいたが、こちらの市の周りは言っちゃ悪いがかなり寂れた雰囲気であった。駅のそばにはイオンがあって、さもありなんでこれが付近の個人の店などをなぎ倒した結果であろうと推測。
こちらからタクシーに乗り、目的地は
この美術館に行くつもりであった。
ちょうど乗ったタクシーの運転手さんは白髪でかなりの年。一瞬ヤバいかなと思ったが、車線変更キビキビ、カーブの内角攻めの華麗なドライヴィング、多少の滑舌の悪さは気になったが、よくしゃべる人であった。
こちらの市が赤字市で、人口も減っていること、周りの市と合併しようと思ってもなかなかうまくいかないこと、シャッター街が広がり、駅前のイオンもいつまであるかわからんなどとの自虐ネタが多かったが、シャッター商店街で有名な地方出身である私と友人にとっては共感できる話であった。
そして美術館回りの情報を聞くと、お客さん展望台は昇るといいですよ。昨日は風が強すぎて閉鎖だったんでねえ、静岡から来たお客さんが、楽しみにしていたのにと散々残念がってましたからね。 とのこと
これがその展望台である。瀬戸内海をのぞむ先端に立っている。上の小さい窓があるところに上れるのであろうか それにしてもどうやって?と我々は思って
「どうやって上るんですか」と聞いたところ、なぜか説明に困る運転手さん
「どうやってですかぁ うん・・・ まあねえ・・・ ぐるぐる回って上って行くんですわ」
ぐるぐる回って? 内部にらせん階段でもあるのだろうか? 最近上った塔と言えば、ピサの斜塔やサクラダファミリアの塔のらせん階段を思い出し、公園で疲れた足をまた酷使するのかとちょっと憂鬱になった。
ところがですね・・・
と一旦話は美術館に戻り
こちらの作家さんの美術館は善光寺の側のも行ったことがあった。そんなに好きってほどじゃなかったのだが、こちらに展示されていた軽やかなリトグラフは好きになった。あと新潮の表紙の一年一年のシリーズのポップなものもおしゃれでイイナと思った。
その後例の塔に向かう
そして ぐるぐる回ってに納得。さっきはこのドーナツ状の展望台が下に降りていてわからなかったのだが
この串にさしたドーナツみたいな所に乗り込み、それこそぐるぐる回りながらてっぺんまで行くのだそうだ。その高さ108m。
同時期に作られたという瀬戸大橋や瀬戸内海、対岸の岡山らへんも見える。
なんといい景色
なぜかビールが・・・
案外早く頂上まで登り切ってそこで一周。
ここお勧め。800円の価値あり。
こんなに面白いのに美術館も展望台も人が少ないことはおせっかいだが心配になるほど。
この観光資源はもっと宣伝しようよ。自虐している場合ではない!
瀬戸内の景色を堪能した私たちは、またタクシーに乗った。今度の運転手さんは4,50代か?
この人も相当面白かった。
台風の時など、上下で鉄道と車と通っている橋は鉄道の方が早い時点で通行止めになること、そうなると対岸に渡りたい客はタクシーに乗ること。
「そうなると命がけですわ」とのこと。命がけは大げさだが、行きはよいよい帰りには閉鎖されて帰れなくなることもあるとのこと。
その運転手さんの推薦で、昼食は
こちらの市場併設のレストラン
ここが大正解であった。
新鮮なお造り 揚げたての天ぷら、ご飯もおいしく茶碗蒸しの出汁もいい感じ。量もたっぷりで1380円。
この旅の中で一番おいしかったかも。
考えてみたらこの時点でもうどん食べてないよ。
世の中にはこんなにもうどん好きがいらっしゃるらしいけど。
ついたのはこちら
今までいた高松市は思ったよりもずっと大きな都市で、長いアーケードも盛況で、夜も案外人がいたが、こちらの市の周りは言っちゃ悪いがかなり寂れた雰囲気であった。駅のそばにはイオンがあって、さもありなんでこれが付近の個人の店などをなぎ倒した結果であろうと推測。
こちらからタクシーに乗り、目的地は
この美術館に行くつもりであった。
ちょうど乗ったタクシーの運転手さんは白髪でかなりの年。一瞬ヤバいかなと思ったが、車線変更キビキビ、カーブの内角攻めの華麗なドライヴィング、多少の滑舌の悪さは気になったが、よくしゃべる人であった。
こちらの市が赤字市で、人口も減っていること、周りの市と合併しようと思ってもなかなかうまくいかないこと、シャッター街が広がり、駅前のイオンもいつまであるかわからんなどとの自虐ネタが多かったが、シャッター商店街で有名な地方出身である私と友人にとっては共感できる話であった。
そして美術館回りの情報を聞くと、お客さん展望台は昇るといいですよ。昨日は風が強すぎて閉鎖だったんでねえ、静岡から来たお客さんが、楽しみにしていたのにと散々残念がってましたからね。 とのこと
これがその展望台である。瀬戸内海をのぞむ先端に立っている。上の小さい窓があるところに上れるのであろうか それにしてもどうやって?と我々は思って
「どうやって上るんですか」と聞いたところ、なぜか説明に困る運転手さん
「どうやってですかぁ うん・・・ まあねえ・・・ ぐるぐる回って上って行くんですわ」
ぐるぐる回って? 内部にらせん階段でもあるのだろうか? 最近上った塔と言えば、ピサの斜塔やサクラダファミリアの塔のらせん階段を思い出し、公園で疲れた足をまた酷使するのかとちょっと憂鬱になった。
ところがですね・・・
と一旦話は美術館に戻り
こちらの作家さんの美術館は善光寺の側のも行ったことがあった。そんなに好きってほどじゃなかったのだが、こちらに展示されていた軽やかなリトグラフは好きになった。あと新潮の表紙の一年一年のシリーズのポップなものもおしゃれでイイナと思った。
その後例の塔に向かう
そして ぐるぐる回ってに納得。さっきはこのドーナツ状の展望台が下に降りていてわからなかったのだが
この串にさしたドーナツみたいな所に乗り込み、それこそぐるぐる回りながらてっぺんまで行くのだそうだ。その高さ108m。
同時期に作られたという瀬戸大橋や瀬戸内海、対岸の岡山らへんも見える。
なんといい景色
なぜかビールが・・・
案外早く頂上まで登り切ってそこで一周。
ここお勧め。800円の価値あり。
こんなに面白いのに美術館も展望台も人が少ないことはおせっかいだが心配になるほど。
この観光資源はもっと宣伝しようよ。自虐している場合ではない!
瀬戸内の景色を堪能した私たちは、またタクシーに乗った。今度の運転手さんは4,50代か?
この人も相当面白かった。
台風の時など、上下で鉄道と車と通っている橋は鉄道の方が早い時点で通行止めになること、そうなると対岸に渡りたい客はタクシーに乗ること。
「そうなると命がけですわ」とのこと。命がけは大げさだが、行きはよいよい帰りには閉鎖されて帰れなくなることもあるとのこと。
その運転手さんの推薦で、昼食は
こちらの市場併設のレストラン
ここが大正解であった。
新鮮なお造り 揚げたての天ぷら、ご飯もおいしく茶碗蒸しの出汁もいい感じ。量もたっぷりで1380円。
この旅の中で一番おいしかったかも。
考えてみたらこの時点でもうどん食べてないよ。
世の中にはこんなにもうどん好きがいらっしゃるらしいけど。