表参道から一本入った道 ↑ こんなのが出来ていた。
ここのスペース、ひと月ごとくらいに色んなハイブランドの店舗が入り、そのたびごとに内装と外装を全部取り替えてモデルをよんだり取材したりしている。時々イベントがあるみたいでスマホ片手に場所を確かめながらのオサレおなごたちが列をなしていることがある。
この設えもそのたびに作って壊して、次のブランドの注目商品を売る場になっていく。
日本はお金がないんじゃなかったのか? と疑問に思いつつ、ある所にはあるんですねえと感心しながら脇を通って
またもや路地に入った奥のおしゃれなんだか悪趣味なんだかわからないサロンに向かうのである。
行きつけのネイル&マツゲサロン
さてそこのオーナーOちゃんとはもう10年以上のおつきあいである。
彼女は雇われネイリストから始まり、途中から独立し、法律が変わってマツエクの施術するのに美容師の資格が必要になった時は通信の美容学校に行って資格を取り、マツエクやマツゲパーマの資格のあとはオーガニックのヘアカラーだの脱毛ワックスだのの資格もとり、ヘアカラーの原料を調達するために農園を借りて薬草を作るくらい努力とこだわりの人なのである。
ネイルもやめちゃったし、マツエクをつけてるのは少しでもメイクの手抜きをしたいというワタシにはもったいないくらい美容周りの情報があって意識高い系の人ってわけですね。
そしてOちゃん、今度また新しい技を取り入れるらしい。
それは眉
眉のマップほにゃららとかいう技なんだそうだ。
ちょっと前、型紙みたいなので眉の形を画くのが流行ったらしいが、人間って左右で骨格がちょっとずれてるし、毛の生え方も違うから、型紙だけじゃそれに対応できかねるらしい。糸できちんと目の周りの骨格だかを測って、その人の顔にベストマッチする眉の形を作って、それ以外の毛はワックスで取ったりパーマかけたりするんだってさ。
「ほえ~、なるほどね~ 確かに眉って大切なんだろうけどね~ こだわる人はこだわるんだね~」 くらいで彼女の話を聴いてたんだけど
「それでね、局さん。モニターやってくれませんか?」
「え~ あたし~? めんどくさいからいいよ」
「無料でいいんで、お願いしますよ~」
あら、無料ってのでちょっとその気になったワタシ
「それに、ここに来ているみなさんってアートメイクしてあったり自分でお手入れしすぎで薄すぎたりしちゃってるんですよね」
「へ~ そうなんだ」
「一番手をかけてないの局さんだと思うんですよね。ちゃんと量もありますし・・・」
結局手抜きっていうのがモニター候補になるってことだった。
こんな美しい眉になれたらいいよね~
「多少痛いっすよ、ワックス」
という言葉にはちょっと恐怖を覚えるが
「うん、じゃお引き受けします」 と モニターを引き受けたのであった。
さて、
どうなるか? ワタシの手抜き眉
一度目の施工(工事か?)は三週後