ゴルフ友のお宅でランチ会
家庭画報に出てきそうなステキな空間 いつお邪魔しても完璧に整ってる
テーブルセッティングも趣味がいいこと
トマトのカプレーゼ 色んなサラダ ローストビーフなど
ドライトマトのオイル漬けも手作りだ
ボロネーゼ
ニョッキも手作り ポテトを裏ごしして小麦粉とパルミジャーノを混ぜて茹でるそう
できたてのモチモチ~ ソラマメとの相性もよかった
野菜のグラタン 新玉ねぎ、チコリ、セロリなど 甘いのとほろ苦いのが優しいソースに包まれて
デザートは虎屋の主菓子とコーヒーを
20年来の友達のこの家の主人は、コロナ禍の始まりくらいに夫婦同時に同じ病を得て、一人残されて、依然闘病中のマダム。
彼女がすべてのメニューを作ってふるまってくれた。
「何か作って持っていこうか?」「ちょっと前に行って手伝おうか?」という仲間たちの申し出を
「大丈夫、だいぶ元気になったから自分の腕をためしたいのよ。カジュアルなお酒かデザートくらい持ってきていただけば助かる」
という言葉に甘えてのおよばれだった。
「抗がん剤で多少味覚がダメになっちゃったかもしれないけどどうかな?」
と言われたけど以前およばれした時と同じに美味しかった。
元々細い身体がますます細くなって、「家だからいいよね」とウィッグを外してニットの帽子をかぶってなのに、彼女は誰よりもカッコよくて強い人だ。