局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

都心のヤバさ

2020-05-01 21:51:58 | 日々の生活



髪がどうしようもなくなったので表参道の美容院へ。
ここは駅に近い路地裏で知る人ぞ知るみたいな美容関係ばっかりのビルだけど、今月来月でかなりの店舗が撤退するらしい。
美容院、マツエク、ネイル、小顔エステ・・・
言ってしまえば「究極の不要不急ビル」
「ここ家賃高いですからね。殆ど出ちゃうんじゃないですか? オーナーはホテル持ってるらしくて、そっちの方の対応が大変でこっちの要求を聞いてくれる余裕ないんですよ。家賃下げてくれなきゃいつまでもいられませんよ~~」とのこと。
まるで店子がいなくなるより、利益が縮小しても継続して借りてもらったほうがいいのじゃないかしらね。
みんないなくなって廃墟化したらどうするんだろう?

先日のごとく渋谷は閑散としていた。銀座線もガラガラ。ワタシの好きなパン屋が入っている表参道駅の駅のカフェも閉まっていた。

帰りは渋谷まで20分くらい歩いてみたが、ハイブランドの路面店、輸入ものの文房具店、北欧雑貨の店・・・ 何か買ったことのある店、通りすがりにステキだなあとウインドウを眺めた店・・・それらがシャッターが下りていたり、自粛の貼り紙がしてあったりであった。
お昼どきは店の外に待つ人の椅子が置かれるようなカジュアルイタリアンやガレットの店なども誰も入れないでテイクアウトのみの所が多かった。

都内ながら蛇も出るような山手線外の我が家の周りとは自粛ムードは大きな違い(家の周りのスーパーとかはすごい繁盛なので)、これはヤバいというのは都心に近いほど感じる。
このままオシャレな街の雰囲気を作っていたような店が軒並みいなくなったらどうなるんだろう?
大手のチェーン店とかしか生き残れないのかもしれない。

これらのブティックも、例年なら公開している頃の根津美術館のかきつばたの絵も、ランチしながらの友人との会話も、観劇もライブも今は「不要不急」という言葉で自粛対象なんですね。仕方ないけどさ、ホント寂しい。


このままこの状況が続いて、バカウイルスが終息したとしても、街に残るのが イオンモール、電気店、コンビニ、ドラッグストアとファストフードしかなくなったらつまらないだろうね。
世の中のうるおいは「不要不急」なもので出来ていたってことをしみじみ感じる。

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