局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

Gがいない・・・

2011-06-03 11:43:02 | 家族あれこれ(犬も含めて)
5か月と一週間を迎えたGちゃん。

実は今日これから避妊手術をさせることになった。
もともと自分の家で繁殖をさせる気持ちもなかったのでいずれはさせなきゃと思っていたのだが、まだ小さいから一年くらいたってからにしようかな?と思ってもいたのだけど、一か月前のプレ発情のような時、先住犬のPちゃんの反応がすごくて、これは本格的な発情期を迎えたら大変なことになりそうだと思い知らされたし、色々調べたら、発情出血の経験がないうちに避妊手術したほうが、将来の乳腺腫瘍や子宮癌などの発生率は低いらしい。
赤ひげ獣医さんも 「ちょっと早いけど、この子は発育もいいから大丈夫だろう。発情中はできないし、俺は夏には避妊手術はしないよ」とのこと。「じゃ、先生6月になったらお願いしますね」と予約しておいたら、昨日「明日はどうだい?」と電話がかかってきた。

ってことで、Gちゃんは朝、先生のお迎えで手術に向かったのである。
手術は午後一で、終わったら様子を見て、大丈夫だったら今日中に戻してくれるそうだ。(はやっ)



この生命力にあふれた様子。きっと大丈夫って信じてるけど、無事に終わりますように。


ところがGが連れて行かれた後のPちゃんである。
いつもはご飯の後にからまれてうるせえなあって顔をそむけたり、あまりにしつこくGがからむと一喝して黙らせたりもするし、Gの存在ってのをどう思っているのかイマイチ読めなかったPちゃんだけど。
Gが居なくなったらなんとなくあちこち探し始めた。洗面所に行ったり、キッチンを覗き込んだり クッションをひっくりかえしていて、あきらかにGを探しているふうである。
その上Gと同居の前、ストレスがたまるとやっていた自分の体をひたすら舐めるような行為も久しぶりに始めた。
やっぱりPちゃん、Gを受け入れてそれなりに楽しんでいたみたいだなあと改めて認識。



さびしげにたそがれるPちゃん

無事に手術が終わって、またこんな姿が見られるといいな。
私も二匹いたのが一匹になっちゃってすごくさびしい。


コメント (6)
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ブラックスワン

2011-06-01 22:30:06 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ムスメが二泊で研修(軽井沢だって 寒そうだこと) オットも泊り、水曜日のレディースデイだったので以前から見たかったブラックスワンを観に行くことにした。
夕飯を軽く食べて 犬たちのエサもすませて 最終回の映画館である。
シネコンでない、昔ながらの映画館。普段はそう混まないところなのでギリギリの時間に行ったら映画館の前にチケットを買う列ができているではないか・・・  しまった 今日は1日の映画の日じゃないか どうりで仕事帰りのサラリーマン風やカップルも多いはず。こんな場末の映画館で立ち見なんてやだよ~と後悔する。

しかし、座れないこともなく、館内はほどよく9分くらいの人の入り。このくらい人の入っていたほうがなんとなく「見るぞ」って気分が高まってよかったかもしれない。

観終わった感想としては、面白かった。かなり睡眠不足だったのだけど、睡魔に襲われる暇もなく見入ってしまった。
しかし至る所にヒリヒリして こっちの心が痛かった。実際ヒロインの肉体が痛めつけられるところ(主に自傷行為で) スクリーンを伝わってその痛みが伝わってくるような気がして、身体が突っ張ってしまって見終わった今はかなりの肩こりである。
バレエの部分も大画面で見たほうが良かったし、ナタリー・ポートマンもこんなに演技派だったっけ?(最後の表情がすんごい良かった)とも思ったが、見て良かったけど二度とは見たくない映画という珍しい分類にカテゴライズされてしまった。そのくらい肩凝ったのよね、やれやれ・・・

それにしても このブログに最近アップした舞台や映画のカテゴリーを見直してみたら、ここ数回でも ニジンスキー、ダンシング チャップリン、あげくの果てにオジオバの演歌舞踊だね。私ってもしかしたら 相当の踊り鑑賞好きだったのかもと改めて自覚してしまったのである。
ムスメのダンス好きってはの私の遺伝子だったのかもね・・・

そしてニジンスキーと同様に、このヒロインをある種の天才と位置付けるならば、自己表現を極める者(頂点にたてるもの)には狂気がつきまとうってところが共通項としてあったのだ。

図らずも前記事で「芸術と芸能 演芸の垣根ってのはいったいどこにあるんだろうか?」なんて書いたけど、その漠然とした答えってのにも関係しそうである。

いずれにしても求道者ってのはツラくて痛い茨の人生なのね。そこに達成感という山もあるだろうけど一つ山を越えればまたはるかな山を目標としなければならず、いつか衰えていく自分の肉体とも折り合いをつけなければならない・・・
演歌や民謡をBGMに気持ち良く踊っているくらいが一番幸せなのかも なんてことも思ったりした。

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