局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

植物に関心のない男

2011-06-07 21:48:36 | 日々の生活
ここ数年で我が家の近所の川周りの資材置き場だったところが開発、分譲された20軒ほどの住宅、そこを週末に犬の散歩で通るとたいていうらやましい光景が展開されている。

それは・・・「住人の男性が庭の手入れをしている」ことなのである。

坪単価も安くない土地柄、そう広いスペースではないけど、それなりにシンボルツリーを植えたり、季節の花を植え替えたりしてそれぞれが美しく庭を整えている。
ある家庭では本格的に日曜大工でウッドデッキなどをこしらえているお父さんも居た。ウィークデイも仕事から帰っては少しずつ作っていたのだろうか?毎日少しずつできていくデッキを見るのが私も楽しみであった。
去年あたりからゴーヤもブームのようで、どの家も二階のベランダまで緑色のネットが張られるようになった。夏を迎えるころに緑のカーテンで覆われるのであろう。


そしてその庭仕事をしているのが、その一角の分譲地の住人はなぜかお父さんなのである。

いいな~ いいな~

我が家も猫の肉球くらいの庭。 もうしわけほどの木とプランターの花たち。
はっきり言って植木屋さんや男手を要するほどの庭じゃないんだけど、あまりにも関心のないオット。
いや 庭木だけではない。
植物全体に対してまるで興味がないようである。
何が咲こうと、何が枯れようとまるで気づかない。



今年はどうしたことか 10年もののアマリリスがまた咲いた。ここ2,3年はちょっとだけ葉っぱは出たがつぼみをつけなかった。
もう寿命かなと思ってたけど一応思い出したころに水をやっていたのだけど、今頃咲いてくれた。なんて健気なのであろうか?
オランダからの輸入の球根が入って風車が描いてある鉢、流行り始めの頃に買ったので結構いい値段だったはずだが、これだけ楽しませてくれるなんて安い買い物であった。

ついついうれしくてオットに
「アマリリスがまた咲いたね~」と言ったところ
「アマリリス? 何それ?」であった。
咲くたびに教えたのに毎年忘れてくれる。


そして先日はまだつぼみだった芍薬を買ってきて居間に飾っていたのが だんだんと開いてくるので


「ねーねー また咲いたよ」って言ったら
「バラか~?」と言う。
「バラじゃないよ~ ほら 立てば・・・の花だよ」(立てば芍薬と気づいてほしかった)と言ったら、
「そんな タテバなんて花知らないよ」だそうだ。

ダメだこりゃ・・・

ところで 姑はオットが小学校低学年くらいまではなかなか教育ママだったらしい。(その後は飽きてほっぽらかされたらしいが)
社会科や理科で米作りなんて勉強すると 実際に苗をどっかから調達して米が実るまで育てたんだってさ。
「局さんも OOくんたちにそうやって見せてあげるといいわよ。」と説教された覚えあり。

親が必死になって道筋をつけても、興味のない分野は子供は受け入れない良い例である。(皮肉です)




コメント (4)
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