トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

美味しい樹

2011-06-01 | 遊び子は

Photo  今日は谷地の奥に入ると聞いていたが、入り口付近で止まってしまった。植栽地として刈り払った棚田跡である。

 昨年まではイタドリは背丈を越えて、そこにヤエムグラやカナムグラが覆って、採りたくても入り難かった樹下である。

 手が届くのは枝の一部だけど、大きくて美味しいクワの実が採れる樹なのだ。一粒一粒が美味しいと「ご馳走フルーツ」の感覚がするのだろう。ひとしきり離れずに食べ続けていた。

 子ども達は3歳未満児だから、ここでクワの実を食べたことなど記憶にすら残らないだろうけど、ママ達が大騒ぎしてむさぼっているのを見れば「楽しい、嬉しい」と共有できる感覚が収穫かもしれない。


*君子は携わらず

2011-06-01 | 性向有毒の翁なれば

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     この危でも目糞鼻糞小競り合い

     この輩アリ塚に住むオスの群れ

     議員様閣下騒様能天気     

     十年も一日で足る審議なり

     民かまど視ず政局が時の神

賊偽員何の属かと紐解けば民を逆手のパラサイト族


浸食溝の整形

2011-06-01 | 今日は真面目に

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 前日に水を試験貯水した泥水地は案の定、大穴が開いて水は失われていた。水の流れを止め掘り下げた後、突き固めながら土を盛り上げてようやく漏水が止まる。しかし地下1mのところにはスイカが転がる空洞が残ったままだから、ぶり返す可能性はある。

 次段の泥水地は浸食溝だが、なにせ大きく深い。周囲の土壁を崩して底にするという作業を繰り返し、ようやく2mの深さが1.5mまで浅くなった。崩した土で溝を埋め戻し、そこに泥水地を作るから、現在の泥水地より水位は1mは低くなるだろうと見ている。

 土を削り底を踏み固めていたら、いつものグループが来て、その中の4人が午前と午後に居ついてしまった。最初は沢蟹やケラ、カタツムリなどを見つけて喜んでいたのだが、午後は泥遊びに興じて大騒ぎ。そんな訳で予定した作業量は出来なかったが、久しぶりに幼児に遊んでもらった。満足に言葉も出ない歳でも、スコップやフォークは持ちたがるし、泥に入りたがる。それを止めない若い母もたいしたもんだ。

 2歳に満たないのに地下足袋をはいてきた児がいたが、親の趣味とは言え、これにはびっくりだ。負けた!。