まだ結実樹齢に達しない幼樹の根元を掘り返されつづけ枯れ死寸前まで来た。プラムや栗などは購入した樹種なので、多少は防護したくなる。
この場所は除伐したアラカシの枝葉を長年朽ちるままに集積していた場所なので腐植質が多い。それが判るから猪が集中して掘り返し続けるのも無理からぬ、と思うものの理解を示して「なすがままに」も出来ぬ。
この一角に設えた生姜畑が全損になってしまい、業を煮やしてクレオソート剤、小生のマーキング、ウルフピーなど忌避剤を散布していたのだが、効き目は一過性だ。
今回はウコンの株が荒らされない事に目をつけて、スライサーでスライスしながら振りまいてみた。「結果がどう?」と言うより精神衛生を図る必要がある段階になった。焼酎で抽出した忌避剤は、この後に出番が来る。ここまで来ると結果効果より遊びの要素が強い。物理的防護ではないから張り合っても負けるだけである。