マツヨイグサ科だから花色を黄色くすれば「そのもの」に見えるけれど、株姿はユウゲショウの方がすっきりとしている。
昨年、家のアプローチに一株だけ開花した。フイールドへ通じる農道で見かけている花だし、「タイプ」だから抜き取りもせず放置していたら今年は株数を増やして開花してきた。
いまのところアプローチだけだが、種子が拡散すれば家の周囲に広がってしまうのだろう。
まあ、小生に付着して発芽したとも思えないけれど、引っ付き虫の「ヌスビトハギ」と比較すれば迷惑とは思えない植物である。
先般、苦労して拡幅した沈砂池を再々拡幅してしまった。昨年に比べれば面積は倍になった。堤にあるヤマハンノキは、拡幅する前は堤の外側だった。水際だが樹種からして大丈夫だろう。「樹種枯らして」にはならないはず。
水源は路面の雨水と絞り水だけなのだが、泥水池の環境より安定していて、未だ干上がった事は無いのである。日当たりはよろしくないけれど師走に入ってもトンボの産卵する場所でもあるから、拡幅して生物容量が増すのを期待している。
スゲは繁茂席巻するから導入したくはないのだが、「トクサ」は手に入らず適切な植物も思い浮かばず、スゲを数株水際に移植して終了。言うまでもなく「羽化台」だ。