キンランの開花する頃と思いながら足を延ばせなかった。花期が終わる前に確認せねばと言ってみた。4月の中ごろから開花が始まって、既にくたびれた花もあったが新鮮な花を付けた株もあり、やっぱり美しい。
開花期がタケノコ掘りの時期と重なり、その上、竹林へのトレイル脇に散開しているので数を減らしている。駐車場を整え、入り口付近を整備したことがタケノコ目当ての入山者を呼び、結果的に荒らされる。
先日も、タケノコ掘り帰りのおばさん二人組、「この近くにある山野草があると言う場所知ってますか?」と声をかけられた。フキかショウジョウバカマかキンランか、はたまた山ウドか二人静かは知らないけれど「山荒氏」の仲間と読んで、意地悪と思ったけれど「周りは全て山野草ですよ」と言ってしまった。
恥ずかしながら保全活動する仲間内からも、キンランの花穂を摘んで「根は残したから…」と言われたケースもあった。希少種に限らず生き残る道は根だけでは成立しないのだが、こんな感覚は一般的なのだろうと思った次第…。