アクセス道の杉の大木、胸高径45㎝ある。沢の斜面に立っていて年々傾斜を増してきた。この頃は傾斜角20度を超えてしまった。倒木となるまで待つか伐採しようかと思案しているうちにこの状態である。重心方向から林道上に先端部まで落ちることは必至の状態で、排除処理するだけで数人で1日かかるだろう。一番の懸念はチェーンソーを入れても伐倒できるまでには至らず瞬時に裂け撥ねてしまう公算が大きい事だ。ボランティアとしては、このリスクを背負ってまで作業は出来ない。
また伐採するには事前の周知と当日の通行止めが必要だし、倒木となるまで待つとしても夜間など通行に支障のない時間帯に倒れる保証もない。願わくば車両や人員の通行していない時間に倒れて欲しいけれどコントロールは聞かない対象だ。さてどうする…「待つ」でもなく「過ぎ」でもなく人身事故が生じる前に県の担当課へ図面と写真を届けた。
傾斜の状態
斜向計
斜傾木の根元は沢筋で林道下を通す土管がある。ここが枝葉で埋まって降雨後は道路に冠水するまでになってきた。当然、杉の根元は水面下である。これで地盤が更に緩みやすくなったのも一因なのだろうが、水に浸かる部分が圧縮方向であるのはせめてもの幸運だ。
また伐採するには事前の周知と当日の通行止めが必要だし、倒木となるまで待つとしても夜間など通行に支障のない時間帯に倒れる保証もない。願わくば車両や人員の通行していない時間に倒れて欲しいけれどコントロールは聞かない対象だ。さてどうする…「待つ」でもなく「過ぎ」でもなく人身事故が生じる前に県の担当課へ図面と写真を届けた。


斜傾木の根元は沢筋で林道下を通す土管がある。ここが枝葉で埋まって降雨後は道路に冠水するまでになってきた。当然、杉の根元は水面下である。これで地盤が更に緩みやすくなったのも一因なのだろうが、水に浸かる部分が圧縮方向であるのはせめてもの幸運だ。