トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「クワの実のジャム」

2023-06-03 | 何よりの楽しみ
 クワの実が実ったが6月にはいれば終盤である。クサイチゴも実っているけれど集める程の数は無く思いだしたときに口に入れる程度だ。クワの実も樹が大きくなり手が届きにくくなってきたからそうそう摘まむ訳も無いけれど久しぶりに「ジャム」を作ろうと思ったのだ。
 先日の事、食パンを食べたくて大きいままの1本を購入して食べていたのだが肝心のジャムが無い。食べきる間にスーパーに行く機会もあったのだがジャムや蜂蜜は手に取らなんだ。結局は冷蔵庫内の「しょうゆの実」を塗り付けて食べた。薄い塩味であるけれどこれはこれで美味しかった。

 まあ、ジャムが無いので「作れば良い」の短絡ではあるものの500gほどを採集し持ち帰る。軸を取らなかったから煮詰めてもそのまま残って煩い。細かい種は煮詰める間に掬い取っていたが取り切れず残った種が食感や食味を損ねるけれど致し方なし。昔は1年分のジャムなど作ってはいたものの「種取り」が面倒で手を出さなくなった。そろそろ出回る梅の実も完熟梅でジャム加工してみたがやはり酸っぱくて消費は滞り「結局は丹兵衛どん」となった。

 さて、煮詰める途中で一旦火を止めフードプロセッサーにかけ軸を見えなくした。種だけはどうする事も出来ないままなのだったが「裏漉し」すれば大丈夫だろうか…。雨の日の手慰みにやる事にした。種を掬い取る過程でも果肉も糖分も排出される。お茶碗1杯分に相当する量をゴミ箱へはもったいないから、そのままポリタンクへ直行させた。このタンクは「えひめAI」を作るタンクでヨーグルト容器の洗い水や納豆容器のすすぎ水、糀漬けの残渣物、米のとぎ汁等々を入れ込んでいる。最終的にはこの雑水で「えひめAI」を作るのである。

        

定植樹の坪刈り

2023-06-03 | 今日は真面目に
 春にマテバシイ5本を定植した。丈は十分だったけれど養成したポットの小さい方を選んだので活着するまでは目を離せない。百円づつ増額すればもう一回り大きいポット苗を手に出来たのだが懐具合で「少しでも安く…」と失敗してしまうのだった。
 それはともかく5月も後半になると周囲の樹木にも葉が生い茂り解放空間と言えど木陰の時間が長くなったのだが照葉樹なので日照不足には至らないだろう。まあ、根鉢が小さかった結果、カンカン照り付ける場所よりは安心である。樹木に葉が展開すれば樹下の草本も負けじと伸びる。マテバシイの植え付け場所は3カ所なのだがそれぞれに植生も環境も異なるから坪刈りの様子も変わってくる。

 二つ池の尾根側斜面に定植した場所はネザサのシュートが多数伸長し若木を埋もれさせている。これでは後々の生育に支障が出るから刈り払い機を用意して坪刈りを行った。他の二カ所もそうなのだが選択的刈り払いをするけれど基本的に坪刈りは地際からで特にネザサやヤマフジ・ノイバラ等に関しては刈り刃を突っ込み表土まで削る。これで表層を舐めるよりは抑制期間が多少は伸びるはずだ。

 小さい面積でも坪刈りを行うと刈り込みしていない周囲と際立つが「生物生産緑地」としての設えでは「坊主刈り則ち生物的廃墟作り」であって植生調整は行っていてもさほど一新される訳でも無いので他人の目には雑草茫茫としか見えないらしい。まあ、「生物生産緑地」なんて概念を用いるのは小生独りだろうからマイノリティもマイノリティの極みであって理解され難いはずである

 二つ池尾根側斜面はネザサのシュート ➡ 
                                 ➡  奥の院の定植地