トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

バンビーノ通信

2025-02-16 | 感じるままの回り道

 バンビーノガーデンの所有者Nさんから日照障害になっている林の伐採を始めたと言う折々の様子はラインで送られてくるので行かずとも承知なのだが、先日に危惧していた1本を伐採した折にやはり「道路上に倒してしまいガードレールの一部を凹ませてしまった」旨の写真が届いていたが、数日後のこの日は大寒波が去り作業日和に見えたけれど風が強かったので見回りで身体慣らしをしておく。

 その一環でフイールドを見回った後に作業中の場所に立ち寄ってみた。確かに公共物であるガードレールの一部は破損してしまったものの通行する人や車両に被害はなく架線も接触はしたものの揺らしただけで済み、まずは胸を撫でおろせる事態で収束したのだった。切り口を見ると沢方向に伐倒する意思は見えたけれど受け口と追い口のバランスが悪く、また蝶番の働きをさせるツルの形成が雑だった。同じ幅にしなければならないツルは道路側が厚く反対側がほとんどない断面は三角形に近いものになっていた。これでは道路の反対側から切れ初め道路側は最後まで残る設えになるので牽引していても立ち木の重量には勝てないはずである。まあ、それでもワイヤーロープで牽引していたから立ち木そのものの重心方向ではない横方向に倒れてくれて架線直撃には至らなかった、という構図が見えて来た。とはいえ際どい伐採だったのは間違いない。

 写真左側にはもう1本の傾斜樹があるのだがこれも伐採し難い環境にあってすぐ横は道路反対側の電柱を引っ張っている補助電柱が立っている。この傾斜樹の伐採は行わない方が安心だ。一応、見立ては伝えておかねば。

     


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