沈泥池の草浚いを休み休み、近くのカラスザンショウの実をついばみに来るメジロの群れを眺めていた。20羽くらいの群れになっていたもののメジロだけで混群にはなってはいなかった。その「チッチッ」と言う鳴き声とは別の音が聞こえてはいたのだが気にも留めなかったのだった。
そこに時折来る探鳥写真家のIさんが「おーっ、ジョウビタキが入っている!」と声をかけて来た。そう言われれば「チッ」とか「カッ」とかに聞こえて来る。飛来直後は近くに来て姿をさらさないので孤爺の様な素人には分かりにくい。初見とはならなかったけれど入域した事は小生より小鳥に詳しいⅠさんの同定で決まりだ。いつもは「初見」で記録するけれど今回ばかりは「初音」になった。
しかし残念なことは小生、「初音ミク」の歌声は知らないのであるがキャンデーズはCDがあるし10月の常備歌・睡眠導入歌なのである。まあ、この歳になって聴く気になったのはたまたま視聴した「プロらしさ」を解剖した番組のせいであって孤爺に責任は全くないのである。