あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

錦秋の京都その2 永観堂続き

2009-11-20 08:11:35 | 旅行

 永観堂ですが
 正しくは浄土宗西山禅林寺派総本山 永観堂禅林寺と言います。 パンフレットによると、863年に真言密教の寺として始まりました。 それから200年ほど後に永観律師が恵まれない人々のために奔走し、律師を慕う人々がここを永観堂とよぶようになったそうです。
 後に、法然上人の弟子である証空上人が住職となり、浄土宗の総本山となったということです。


  唐門 天皇の使いが出入りするとき使われた勅使門です。



 


 御影堂と回廊でつながれた阿弥陀堂




 少し山を上がったところには多宝塔がありました。



 わたしたちはまず、多宝塔に上がってみることにしました。


 少し上っていくと、伽藍の建物がもみじに囲まれているのが見えました。



 



 多宝塔を見上げると、ここにももみじ



  


 ここはすばらしいながめでした。 向こうに広がるのは京都の町並みです。



 後から上がってきた中年女性の人たち
 「ああ、ことしはいまいちやねえ。」
 え?
 
 「ほんと、去年はおもわずわあ~と声が出たもんねえ。」
 思わず 「これでいまいちなんですか?」 と言ってしまいました。 するとその人たちの言うには、もう遅いんだそうです。 
 へえ?
 早すぎて紅葉が見られないかもしれないと心配してきたのに、遅かったとは。 それでは来週にしていたら、連休で混雑するわ、もみじは散りかけているわでさんざんだったかもしれません。 この日を選んだのはラッキーでした。


 真下を見ると

  しいの実につかまった人



 わたしがしいの実を見つけて教えたばっかりに・・・・・・
 こちらにもあるよと呼び寄せたら、上がってきても景色を見ずにしいの実拾いに熱中しています。 そのうち先ほどの人たちとしいの実談義が始まって、父もいっしょになっておしゃべりを始めました。
 放っておけばまだまだ拾っていそうなのを無理矢理やめさせて、下へ下りました。


 あと30分ばかり。わたしたちは建物の中に入ってみることにしました。 そして入ってみて、困ったことに気づきました。
 釈迦堂から御影堂をへて阿弥陀堂に至るまで大小の部屋が回廊でつながれ、いったん入ると、途中で出る所がありません。 しかもここにはこの寺が所蔵するたくさんの仏画や障壁画、仏像などが公開されていたのです。 もみじもですが、この宝物はじっくり見る価値がありました。
 しかし、多宝塔でゆっくりしすぎたわたしたち、時間がありません。


 庭は撮影OKということで
 中庭の小さな池にも、もみじがちりばめられていました。



   唐門の内側。 勅使はこの白い盛り砂を踏んで身を清めてから奥へ進んだそうです。 格子の向こうがもみじ色に染まっていました。



 中庭ももみじに彩られています。



 気が急きながらやっと最後の大きな建物、阿弥陀堂にやってきました。


 本尊は見返り阿弥陀と呼ばれています。 正面を向かず、振り向いた恰好の阿弥陀様です。 昔、永観律師がここで修行をしていたとき、阿弥陀様が現れ、永観律師をふり返って声をかけられたとか。 
 このあたりまでくるともう小走りに人を追い抜いていかなければ間に合わなくなっていました。 なのでわたしも阿弥陀様の横をすり抜けながら、見返りあた子になってちらっと顔を合わせただけです。 金色の優しいお顔の仏様でした(多分)。


 もっと時間があったら、宝物をゆっくり見て、こんな所で抹茶などを飲みたかった。



 大急ぎで駐車場に帰ると、添乗員さんが、「まだ1分10秒ありますよ。」と言ってくれましたが、わたしたち以外は全員バスに乗り込んですぐにも出発できるようになっていました。


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錦秋の京都その1 永観堂

2009-11-19 08:56:56 | 旅行

 11月18日、日帰りバス旅行で京都へ行ってきました。


前日の冷たい雨も止み、日差しが穏やかな日でした。 わたしの風邪もなんとか退散し、上々の出だし、と言いたいところですが、なんだかテンションが上がりません。
 というのは、一番行きたかった島根県松江市の堀川巡りが、人員に満たないため取りやめになったという連絡を受けたのです。 小さなバス会社なのでそんなこともありですけど、こんなにいいコース、どうしてみんな行かないんだろう。 ああ、堀川巡り、ああ足立美術館、ああ魯山人展、といつまでも未練が残っていました。
 それではと、ネットで調べて大手Y社(例の欲張り旅行)の京都へのツアーにしたのですが、ここでも行きたかった嵯峨野のトロッコ列車は満席、仕方なく永観堂、東福寺の2カ所をまわるツアーを選んだわけです。 もっとたくさんまわるコースも合ったのですが、前の経験から、年寄りに3カ所はムリと判断しました。
 つまりわたしにとっては第3、第4希望の場所であったわけです。
 しかも、車中から見る京都の町はまだ青々としていて、


 いかにもみじの名所とはいえ、ほんとうに紅葉が見られるんだろうか、今年はもみじが早いと判断して一週間早い日程で申し込んだのが、まちがいっだったかも・・・・


 いよいよ永観堂に近づいた頃、添乗員さんから、「ピークの時には駐車場がなくてこの辺から皆さん歩くんですよ。」との説明がありました。 今日は平日なので近くの駐車場へ入れるとのこと。 それからかなりの距離をゆっくり走って、バスはなんと門をくぐって敷地内へ入りました。


 「ああ、前がきれいですよ!」
 おお~ 
 「わたしじゃなくて、景色がですよ!」
 わはははは・・・・・・
 添乗員さんは失礼ながらわたしとどっこいどっこいのおばさんです。 ふぅ~ん、小じわの数なら私のほうが少なそうねぇーって、こんなところで対抗意識を燃やしてどうする


 残念ながら同じ風景は撮れませんでしたが、山門正面はこんな感じ。



 バスから見たお寺の正面はもっと広い範囲紅葉ですばらしかったです。
 
 バスはお寺に隣接する駐車場に入れました。 よかった、あんなところから歩かされたら見物時間が半分くらいになるところでした。


 門をくぐると



 わたしのテンションは急上昇。 どちらを向いてもすばらしいもみじなんですもの。 とりあえずシャッターを押しまくって、気がついたらここで180枚も撮っていました。 その中からどれをUPしていったらいいのかしら・・・・・


 


 立派そうなカメラを持っていた人が何人も写していたのでわたしもまねをしました。
 数少ないいちょうの木とのコラボ


 曇っていた空も晴れ



 


 入り口近くの放生池はすばらしいでしながめでした。



 



 



 



 


 池のそばのドウダンツツジもまっ赤っか


 南天の実がかすんでしまうほどでした。



 まだほんの入り口です。 2,3日京都写真におつきあいくださいね。


 


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赤い実

2009-11-18 00:13:27 | 植物

 今日は一日中冷たい雨が降っていました。
 庭の千両が雨に濡れています。


  この千両は、去年1個も実をつけなかったのです。 今年はいっぱい。 うれしいですが、こんなに早くから赤くなって、お正月までもつのやら。


 もう一つ嬉しいのはこちらです。 ちょっと写真が悪かったのですがー、



 ニシキギにはじめて実がつきました。
 10センチくらいの苗から育てて、ようやく1メートルほどになったものです。 ニシキギの生長はとっても遅かったです。 
 


 赤い実ってどうしてこんなにかわいいのでしょうか。 色の取り合わせとしては緑と赤の反対色でどぎついはずなのに。



 葡萄のように実がついた南天。


 こちらも赤い葡萄のようなピラカンサ。



 最近のピラカンサの苗は、黄色い実のなる苗と赤い実のなる苗をからませて1本の木に見えるようにして売っています。 わたしはどうもあれが気にくわないのです。 どうしてあんなに不自然なことをするのか。 だからうちでは1本にまとめられたのをわざわざ解きほぐして別々に植えました。 今年は黄色の実がとっても少ないです。 気のせいかもしれませんが、鳥も黄色を先に食べているような気がします。


 とあるところで見つけたクリスマスホーリー



 なるほど、クリスマスグッズに描かれている赤い実にそっくりですね。 あたりまえか。
 木は2メートル以上ある大きな木でした。


 寒い日曜日、東温市運動公園のはなみずきを見に行きました。 ほとんどの木の葉っぱが落ちて寂しくなっていました。 かろうじて残っていたのがこの木です。


 


 青い空に、寒さを忘れさせるような暖かい色が映えていました。



 赤い実も、夏場だったら暑苦しいだけだったかもしれません。 冬に向かうときだからこそ万人に愛されるのかもしれません。


 今回も風邪はなんとか退散したようです。 よかった。 明日は京都までおでかけです。 念のため今夜も早くねます。


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七曲がり八起き

2009-11-17 08:29:06 | 植物

 写真では大きさが分かりにくいですが、直径5センチメートルはある太い茎です。
 それが1本はぐわんと曲がって、2本は根が半分持ち上がって



 たどっていくとこんなに葉が茂って



 その先にあったのはこんな花



 


 あまりに地面近くで咲くものだから、ダンゴムシか何かにかじられて、



 この花にはあり得ない無惨な花びらになっています。


 ビニールハウスにもたれて倒れるのを免れた花はこんなふうになっています。 これでのき先より少し高いくらいの背丈です。 



 皇帝ダリアの花です。 


 今年うちは5本の皇帝ダリアを植えたのですが、去年は道ばたに植えてとってもじゃまだったので、今年は畑の奥の方、車庫のすぐ手前に植えていました。 ここでは見えないんじゃない?と言いましたら、夫は背が高くなったら見えると言いました。 確かにそのはずだったのですが・・・・


 大型台風接近の後、倒れたのはコスモスだけかと思っていましたら、皇帝ダリアが3本も倒れていました。 でも、気づくのがおそかった
 倒れた皇帝ダリアは、地面を這うように根元から大きく曲がり、途中から垂直に上に伸びて首をもたげており、もう修復がききませんでした。  そして花が咲いたら咲いたで、また重さで首が垂れ下がり、茎が地面を這う様子はなんだか大蛇が這ってるような感じです。
 
 それにしても根っこが半分露出してもちゃんと花を咲かせるというこのたくましさ。 倒れても曲がってもまた起きあがるねばり。 さすが皇帝は強かったです。


 おかげで、背の高いときには写せない角度から写真を撮ることができましたけど 



 



 せっかく咲いたのに道行く人にも誰にも見られることなく終わってしまいそうです。 


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さむ~い日曜日

2009-11-16 15:37:20 | お出かけ

 再び寒波がやってきた日曜日、母が産業祭りに行きたいというのでお供しました。
 産業祭りというのは、地元の企業や商店が展示をしたり即売をしたりするものです。 会場の市役所の駐車場にはたくさんのテントが並び、花苗からパソコン、諸団体のみなさん手作りの鯛飯やお寿司、菓子などいろいろなものが販売されていました。 



 しかし、吹きっさらしの会場の寒いこと寒いこと。 この寒さで一気に気持ちが萎えました。 もう写真なんてどうでもいいや。 ブログには他のことを書こう・・・・でもネタがなかったのでやっぱり書きます。


 ステージではわらび座のメンバーが歌を歌っていました。 東温市にはわらび座の拠点劇場があって、今瀬戸内のジャンヌダルクといわれる鶴姫を主人公にしたミュージカルが上演されています。



 その「鶴姫伝説」の中の歌のようでした。 
 「この戦が終わったら・・・・・よろいに白い花を挿そう・・・・・・」 平和への渇望と希望とを歌っているようでした。 その歌を聴いたら、「鶴姫伝説」見に行こうかなあという気になってきました。


 それから場内を一巡して、地元産のどぶろくを4種試飲して1本買いました。 試飲といっても4種あわせておちょこいっぱいくらいね。 そのくらいではあまり味も分からず、体も暖まりませんでした。


 何か温かいものを食べたいと思い、おでんを買ったのですが、なんとこれが
 つめたい!


 ちゃんとガスにお鍋をかけていたのに、湯気がでてないからおかしいなとは思ったのですが・・・・風で火が消えていたのかもしれません。 バイトらしき女の子はなんにも気づいてなさそうでした。 冷たいって言いにいくべきだったかしら。 
 風の吹く中で冷たいおでんを食べ、なにか買うものはないかとていねいに店を覗いて歩きました。
 
 午前中は、マグロの解体ショーなどもあったようです。 弟と出会って、彼がマグロの大トロを買って持って帰ってくれというので、大きめのを買って二人で分けることにしました。 弟はスタッフの一員なので、マグロを提げて歩くわけにはいかないというのです。 そりゃそうだわね 


 飲酒運転にならないくらいの時間をつぶして、会場を後にしました。


 帰りにもう一つのイベントも覗くことにしました。

 



 バルーンに13回って書いてあるけど、14回じゃないのかしらね。
 矯正展というのは、刑に服している人たちの立ち直りを応援するイベントらしいです。 刑務所の施設見学やパネル展示もあるらしいです。テントの前に並んでいる人だかりは、施設見学を申し込んで、順番を待っている人たちです。


 わたし、刑務所にはいるのは生まれて初めてです。


 ここでもステージ発表があり、地元の獅子舞が演じられていました。
 ついで、剣玉の演技がありました。 とても上手でしたが、 寒いので椅子に座ってまで見る気にはなれません。 



 寒さの中、観客もまばらなところでにこやかに演技をしていましたが、なんだかお気の毒に思えました。 ちょうどイベントが重なって人が分散したか、それともわたしたちのように掛け持ちでやってくる人がいて人出が増えたか、どちらなのかはわかりません。 ただこちらの方が人ではうんと少なかったです。


 このイベントには、刑に服している人たちが作ったいろいろなものが格安で売られています。 家具など市販のものと変わらないできばえでうまく買えばかなりお得だと思います。 
 紳士靴もたくさん並んでいました。 わたしが作っているようなレザークラフトのコインケースなども。
ただ、来場者が少なくてあまり売れてないのではないかしら。 せっかくですから何か買ってあげたいのですが、必要ないものまでは買えませんしねぇ。
 ひとつ掘り出し物を見つけました。
 3段の整理ボックス。 桐で作られています。A4サイズの用紙が入るくらいの大きさです。 図案などを整理するのにいいのじゃないかしら ・・・・・・・ 買ってしまいました。 


 母が何か食べる?と聞いてきましたが、わたしは屋根のあるところで食べたいと答えました。 出店の皆さんの売り上げに協力したいのは山々ですが、やっぱり寒さには勝てません。
 施設内見学も興味はあったけど、あのテントのそばでしばらく待たないといけないようでしたので、今回はパスです。


 熱々のうどんを食べて帰りました。


 帰ってからマグロを分けました。 弟の家と、父母の家と、うちの分、三つに分けて帰りました。 うちで普段のお刺身の3分の1くらいの薄さに切って、ぶじこたちにもほんの少しお裾分け。 たったひとかたまりのマグロを総勢10人で分けたのです。 ああ~、庶民の暮らしってこんなものですわね。 


 寒さのせいかどうか、再び風邪が攻撃してきたようです。 葛根湯飲んで、しょうが湯飲んで、卵酒飲んで、ホットレモン飲んで、あらゆる方法で防戦中ですが、今度はちょっと厳しいです。 ウィルスが左鼻に侵入してきたような気がする・・・・・


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旧発電所のいちょうその後

2009-11-15 00:49:09 | 植物

 1週間ぶりに桜三里を走りました。 山の高いところでは色鮮やかな紅葉が目立つようになっていました。



 あのいちょうはどうなっているかな。 みっちゃんさんによるともう大分葉が落ちたようですけど。 みっちゃんさんのすばらしいいちょうの写真はこちら


 ああ、やはり葉はさびしくなっていました。 今週あまり見られなかった青空ですが、ほんのちょっと顔を覗かせていました。



 下へおりると、この黄色いじゅうたんがよく見えるのですが、先を急ぐわたしは一段と高い道路の上から覗くだけにしました。



  


 かなりお年を召したご夫婦がなかよく写真を撮っておられました。 いいですねえ。ほのぼのとした雰囲気が伝わってきました。 



 


 道を歩くのはいいのですが、ちょっと気をつけないと・・・・



 車の中にこの臭いを持ち込まないように、用心して歩かなければなりません。
 食べるとおいしいぎんなんですが、周りの果肉はう○ちのような強烈な臭いがします。 前に一度いちょうの木の下に立っていて、頭にこの実が落ちてきて閉口したことがあります。 
 ぎんなんをとるためにはこの周りの果肉を取り除かなければならないのですね。 臭いし、素手で触ると(そんな人はまずいないと思うけど)かぶれます。 だから果肉がはずれやすくなるまで水につけたり土に埋めたりして腐らせます。 だからますますくさ~い
 うちには実家からもらってきたぎんなんが、まだそのまま置いてあります。 そろそろ種を取り出さないといけないんだけど、まだやる気になっておりません


 


 おまけ


 昨夜の大雨で洗われて空気が澄んでいました。 桜三里の一番高いところから見下ろした道後平野です。 正面に見えるのは山ではなく島なんですよ。 桜三里を行き来していてこんなふうに島がはっきりと見えた日はあまりありません。



 


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小さな紅葉

2009-11-14 00:38:41 | 植物

 畑の草むらにこんな葉っぱが。



 シロザが紅葉しかけたのですね。 こういうのを草もみじというのでしょうか。



 同じく畑で
 ちらほらと赤いのが見えるのがわかるでしょうか。



 ノボタンの紅葉はとてもあざやか。 紫の花もまだ元気です。



 前に紹介した小さなナンキンハゼ。 日蔭で紅葉が始まっています。



 花の咲いたのを見たことないから、実はならないと思います。 この木、いつかは処分しなければならないのだけど・・・・・ できることならどこかへ移してやりたいです。 ただ、ユズリハの木に絡むようにして生えているのでうまく掘り起こせるかどうかが問題です。 

 赤い実にまけないあでやかな葉っぱ。 南天です。



 あたたかい愛媛でも、山の方はもう紅葉のシーズンを迎えたようです。 うちの周辺でもぼつぼつ紅葉が始まりました。 でもかえでも、ユキヤナギも、ブルーベリーも紅葉はまだまだ。 これらが色づくといよいよ冬を迎えます。 


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名残の花

2009-11-13 10:25:02 | 植物

 雨がよく降りましたがようやく上がりました。 からっとはしてないけれど外仕事にはちょうど良いお天気です。 先日の続きで、まずは枯れた花の片付けから。 


 思わぬところにぽつんとマリーゴールドが咲いていました。 まだ元気で、まるでドーム型に仕立てた菊のようです。



 


  ブルーサルビアは終わったけれど、夏の終わり頃植えたなんとかはまだ咲き続けています。



 シソ科の花でブルーサルビアによく似ていますが、花がもう少し大きい。 名前を教えてもらったのですが、覚えていません。 2回も聞いたのに~。


 紫色のシックなサルビア。 後ろに見えるのはピンクのサルビア。 この色の取り合わせはなかなかきれいでした。草さえなければね。


 


 丈が低いので、前の方に植えた方がよかったです。 彩りを考えて、来年も植えたいです。
 と、こんなふうにまだまだ元気な夏の花たち。 
 


 それから、秋になって咲くブータンルリマツリが、今星が舞い降りたように咲いています。



 色は秋の空を思わせるスカイブルー。 
 実はこれ、十年ほど前の冬、地上部が枯れたとき、義母に根こそぎ引き抜かれてしまいました。 
 余談ですが、わたしの母も、地上部が枯れると何でもかんでも引き抜いてしまう傾向があります。 たしかに野菜は収穫したらおしまいですから、野菜ばかり作っていると根を来年まで残すという意識が薄れるのかもしれないと思っています。 それでも、よく知っている花は枯れても残していますが、珍しい宿根草が真っ先に犠牲になるのです。
 休みの日に、ばらばらにちぎれて乾いてしまった根っこを情けない思いで拾い集めて埋め直したことは忘れられません。 しかし、翌年小さな芽が出てくれたんです。 そして今は畳半畳ほどにも広がっています。 この花の生命力に感謝です。
 


 たくましいと言えば、 このフユシラズ。



 名残惜しげに咲き続ける花の下で、着々と政権交代を狙っています。 もうかなり大きくなって花が咲くのもすぐでしょう。 


 こちらはニゲラの葉っぱ。 これはあまりにも弱々しく、保護してやらなければ枯れてしまいそうです。



 他にもビスカリアの芽、水仙の芽、など草の間から顔を出していました。


 人間がぐずぐずしている間に花たちはさっさと春の準備を始めているようでした。


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レトロなお店

2009-11-12 12:54:44 | レザークラフト

 どうして早くこの店に来ることを思いつかなかったのか・・・・・


 もう、3ヶ月近くも手頃なゴミ箱を探していたのですが、なかなかないのです。 松山あたりの雑貨屋さんを覗いてみようかなあと思案していたのですが、はたと気づきました。
 あの店ならあるかもしれない。

 あの店とは、その名も「○○屋商店」。 名前からして昭和30年代の雰囲気を漂わせているお店。
  
 売っているものは、建築資材から、園芸用品、台所用品など、ないものはないくらいの品揃えで、昔で言う「荒物屋さん」、いわば元祖ホームセンターですわ。 
 嫁いできた頃からありましたが、創業は多分もっともっと昔でしょうね。


 若い人はここへは来ませんわねえ。 なにしろ見かけが悪いです。 創業以来掛け替えたことがないと思われるはげかけた看板に、間口の狭い暗い店内。 狭い店の中に、所狭しと積み上げられた商品。 めったに売れない物はほこりをかぶっているし・・・・
 お目当てのゴミ箱も、2メートルほどのたないっぱい、天井にとどくところまで占領して積まれてありました。 
 
 そして、とうとう見つけました。 
 旅館の和室に置いてあるような、木製のふたつきのゴミ箱。 蓋はない方がいいんだけどこれしかないから仕方ないです。高いところのを背伸びしてとっていたら、ゴミ箱がなだれ落ちてきそうでした 



 
 そして、ゴミ箱を探していたときに見つけた物。


 ちょっとゴブラン織りが地味な宝石箱。 これ、なかなかいいんじゃない? 

 


  カウンターにはレトロなお店によく似合うレトロな女性、つまりおばあさんがいます。 しっかり者で、一緒にいる若い店員さんが品物の値段をのぞき込んでレジを打とうとしたら
「後で(値段を)言う!」とぴしゃり。 どうも品物を点検してからレジを打ちたいらしいです。 筋は通っているんだけど、あの言い方じゃねえ。
 
 でも、交渉するならこの人よね。

 後日・・・・・
 ちょっとひらめいたことがあって、わたしは残っていた宝石箱を買い占めることにしました。 ついでにそばにあった卓上ドレッサーも。 
 「これだけ買うからまけてくれない?」
 するとおばあちゃんは
 「ちょっとまってよ、聞いてこうわい。」
 あら、責任者じゃなかったのか。
 
 連れてきたのは、わたしくらいの年代のおばさんでした。
 おばちゃん  「これはちょっとまけれんけど、宝石箱はまけてもええわい。」
 おばあちゃん 「なんぼ(いくら)にする?」
 おばちゃん  「2個で○○円にしたげんかい(してあげなさい)。」 
 
 どうも若いおばさんの方が責任者のようでした。 年格好から推測するに、おばあさんはここの店主のお母さん、若い方は店主の奥さんでしょうか。 おばあさん、 引くところは引く、筋を通すところは通す、単にやかましいだけのおばあさんではないように見えました。     
 結局宝石箱は、なんと2割5分もまけてくれました。 
 
 こんな交渉の成り立つのも、客との古くからのつきあいがあるからこそ。 
 それにここには、昔の道具、たとえばはがまとか、もちつきの杵とか、農作業用具とか、こじゃれたホームセンターや雑貨屋さんには決して置いてない物があるのです。 お値段もけっこう安いですし、つけもきくし配達もしてくれます。 なかなか重宝な店なんですよ。
 最近大型のホームセンターに追われて、同じような古い建材屋さんが店じまいしましたが、 このお店はいつまでもがんばってほしいなあ。


 それでゴミ箱はこんなになりました。


 「回帰」制作に当たって試作した革を貼りつけました。 
 


  それから宝石箱は、布部分をべりっとはがして、クラフトした革を貼りつけました。


 


 宝石箱のデザインは、わたしのオリジナルではなく、先生のデザイン集からいただきました。 このインコのデザイン、大好きなんです。


 磨き上げたゴミ箱の表面にペーパーをかけて荒らすとき、ゴブラン織りを剥がすときちくっと心が痛みました。 商品として完成させた物を壊すのですからね。 ごめんなさい、織物は別の形で活かします。


 例によって娘二人の辛口チェック 
 宝石箱はかわいいとほめてくれました。
 しかしゴミ箱は・・・・・
 「こんなん、部屋に置きた(く)ない。」 う、う~ 洋間には似合わないだろうけどー。
 「蓋があったら中にゴミ袋かぶせれんじゃろ。」 いや、それは大丈夫
 「美術館巡りもいいけどねえ、たまにはきれいな雑貨屋さんものぞいてみんと~。」
 
 ああ~、あのぅ、 レトロなお店には行ってますけど・・・・。


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そろそろ春のしたくを

2009-11-11 00:13:32 | くらし

 11月だというのに暖かいのでついつい・・・・・
  もう春花壇の準備をしなくては。


 コスモスの終わった花畑は、セイタカアワダチソウの群れのように荒れています。



  手前に見えているのはウインターコスモスです。これは今が盛りなので置いておくつもりだけれど、



 あまりお行儀よく咲いているとは言えません。 倒れようがどうしようが平気で上を向いて咲きます。



 夏の名残のマリーゴールド。



 きれいなのを2本残して抜いてしまいます。


 サルビアはまだ色鮮やかです。秋口に植えたので、今がちょうど見頃になったみたいです。 これもそのまま置いておきます。



 なんて言ってたら、チューリップを植えるところがあるんだろうか。

 巨大イモムシに葉っぱを食べられたフォックスフェイス。 たったひとつ実がなっていましたが、あまり大きくならずに黄色く色づきました。


 


 聞くところによると、フォックスフェイスに実がなるのは2年目からなんだそうです。 だからこれも抜けません。

 あと、オリエンタルポピーも新芽が出ているので置いておいて、カンナもこのままにしておいて、ダリアもゆりもそのままで・・・・・
 ああ~、ほんとに春の花を植えるところが足りなくなりそう。 宿根草を無計画に植えすぎました。 でも、まあ。とりあえずコスモスを片付けなければ。

 と、ハウスの屋根をたたく雨音。

 あれえ~、雨が降るのは夕方からのはずなのに。 コスモス4本抜いただけで作業ができなくなりました。 続きはお天気になってから。


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