京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
細川忠興(三斎)が開基したお寺と伝わる大徳寺塔頭寺院のひとつ「高桐院」
遺言により忠興の遺歯が埋葬され庭園内には歴代のお墓があり細川家の菩提寺にもなっています。
墓所の一角に「春日灯籠」という美しい形の燈籠が建っていて
忠興と妻の細川ガラシャの墓搭とされています。

実際はガラシャのお墓は大阪の崇禅寺というお寺にあるそうですが
忠興がこよなく愛したという灯籠が亡き妻の魂をお祀りする墓所にもなっているようです。
お墓の前には幽斎公墓所の為の井戸も残されています。
  
書院の前のもみじが少し紅葉しかけていました。

今の時期は訪れる人もまばらで静かな庭園を散策できます。
  



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