京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




萩の花がそろそろ見頃になってきました。御所のお隣、梨木神社では萩まつりも行われています。
嵯峨野のお寺「二尊院」を訪れましたが、本殿の横にあった大きな萩の木は鹿に芽を食べられ枯れてしまったそうです。
残念でしがしかたありませんきっと食べ物が減っているのでしょうね・・・
御所の仏事を司ったことから京都御所紫宸殿を模して造られたという美しい形の本殿
  
総門から紅葉の馬場の石段に続く参道ではピンクの萩がちらほら咲き始めていました。
因みに、ここまでは鹿は降りてこないそうで
本殿からは僅かな距離しかないのに不思議なものですね。

今の時期は訪れる人も少なくひっそりとしています。
  
久しぶりに本堂に上がりお参りすると2尊の仏様が並んでいる姿が美しい
同じ大きさの釈迦如来と阿弥陀如来像ではあるけれど
それぞれ右手と左手と違う手をかざしているところが面白い

お参りを済ませるとお寺の方が”幸せの鐘を撞いて行って下さいね”と声をかけて下さり
行ってみることに・・・
  
本堂横の庭や小倉山を背景とする廊下が整備されて綺麗になっていました

『しあわせの鐘』と名付けられた梵鐘は慶長9年に鋳造された鐘を再鋳
世界平和を祈念して撞くというもの(連打禁止)
  
もみじが少しだけ色づいた紅葉の馬場

萩は少ししか咲いていなかったけれど何となく充実感のある二尊院でした。
  



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