
明治8年創業の「韻松亭」さん、明治政府の都市公園建設に伴い上野公園内に飲食店施設を造ったのが始まり
日本画家の横山大観がオーナーを務めていたこともあり、明治時代の面影を残す風情ある建物が印象的です。

玄関を入ると靴を脱いで上がる料亭スタイル(?)
部屋はいくつかに分かれ、ゆったりと座卓が並んでいます。

2階の南側席に着くと大きなガラス張りの窓からは遠くに不忍の池や弁天堂が見え
手前には梅や桜の樹があり春は最高の眺めなのだろうと思います。
お昼のメニューはお弁当から会席料理まであり花籠膳や会席などが中心(1890円~)

茶壺型の器に入った三段弁当もお手頃(1680円)

手作り豆腐、湯葉、生麩など京料理を感じさせるメニュー
1つ1つ丁寧に作られていて美味しく、雰囲気も良いです。

食後に生麩まんじゅうを頂きました(お昼のデザートは1品のみ)

帰りは伝票代わりの塗りの小皿を会計に持って行き支払うところが粋です。
お隣「喫茶去」で午後3時からは甘味だけを楽しむこともできます。
