【オナガアゲハ(尾長揚羽)】
昆虫 : チョウ目 アゲハチョウ科
分布 : 北海道~九州
生息地 : 森林、林縁
時期 : 年2~3回、4月~9月
前翅長 : 47~58mm (開張)90~120mm
珍しさ : 普通 ★★☆☆☆ 珍しい
名の由来: 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、尾状突起が長い(オナガ)ので、名付けられました。
普通寒冷地では年2回、暖地では年3回の発生で、春から秋まで、北海道から九州の主に丘陵地からら山地の渓流沿いなどで見られるアゲハチョウの仲間です。
翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅外縁に弦月形の赤斑が並んでいます。
オスは、後翅表の前縁に長楕円形の白斑があるので、識別できます。
ゆるやかに飛んでいますが、時々ツツジやアザミなどの花に止まるので、シャッターチャンスがあります。
幼虫は、ミカン科植物(コクサギ、カラスザンショウ、サンショウなど)を食べます。
☆2023 オナガアゲハ 2023年5月12日
◎2020年5月7日 富山県にて 写真8枚
◎2018年4月26日 富山県にて 写真8枚