ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高尾山のムヨウランとセッコク 2015.6.1

2015-05-31 18:43:11 | 高尾山・陣馬山
関東南岸を離れて低気圧が東進したため、天気の崩れはほとんどなく、朝から蒸し暑い一日になっています。今日も八王子では30.4℃と今年4回目の真夏日を記録。東京都心(北の丸公園)では32.2℃と5月の高温記録を更新、甲府でも34.5℃を観測しています。

今週末も持ち帰り仕事や研修の宿題に追われ、気がついたら日曜日の昼間になってしまいました。梅雨入り前の晴れ間は貴重です。せっかく晴天に恵まれたので、先週に続いて午後から高尾山を散策してきました。今日のルートは6号路の途中から廃道になった旧登山道を利用して3号路に合流し、2号路、1号路と下ってくる始めてのルートです。目的は先週も紹介したセッコクとそろそろ咲き始めたムヨウランの花です。


清滝駅前に救急車と消防車が集結しパトカーもやってきて物々しい雰囲気。しかも6号路の途中で何と警察のバイクに抜かされました。琵琶滝の社務所前には浅川出張所の消防活動用二輪車が留まっています。暫く6号路を登っていくと、消防隊員が急病人の介護にあたっていました。足を怪我した方の手当にあたっていたようで、大事に至らなくて良かったです。6号路は滑りやすいので油断大敵です。


今日の散策の目的の一つは先週も紹介したセッコクの花です。一週間暑い日が続きましたが、まだ咲いていました。


ピンク色の花もところどころで見られます。ズームしてみました。

まさ咲き残っているセッコクを観察しながら6号路を進み、大山橋に到着。今日はここから廃道となった登山路を利用して3号路へ向かうことにします。


昔(数十年前)は登山道として活用されていた記憶があり始めてではありませんが、少なくともここ20年以上利用していないルートです。沢沿いの急坂を上っていきます。結構往来がある様子で、踏み固められたルートを外さずにたどっていくと10分ほどで3号路に合流しました。


今日3号路を訪れた理由はこの花を見るためです。先週、別な観察スポットを訪れた時はまだ蕾が固かったのですが、季節外れの陽気が続いたため一気に開花したのではと予想。見事に的中しました。


紫色の花も咲いています。


まだ5月というのに、数多くのムヨウランを見ることができました。


3号路では早くもテイカカズラ(定家葛)の花が咲いていました。


カンアオイの花です。


サイハイランやギンリョウソウを探したのですが、雨が少ないせいか姿を見かけません。2号路でようやく開花間近のサイハイランを見つけました。


帰りに霞台の展望塔に立ち寄ります。こう暑いとビヤマウントを前倒し営業してもお客さんが殺到しそうですが、営業は6月15日からとなっています。奥多摩方面の眺望です。微かに東京都最高峰の雲取山が見えていました。


都心方面です。残念ながら東京スカイツリーは見えません。


あまりにも暑いので帰りはリフトに乗ってしまおうとも思ったのですが、この花を見るために1号路を下ることにしました。この時期、良く観察すると可憐なイナモリソウが点々と咲いているのです。そして霞台近くでは、早くもイチヤクソウの蕾も確認できました。


1号路を下ってくると沢沿いの湿ったところではユキノシタが満開でした。

今日は、ひらひらと舞うアサギマダラの姿を沢山見かけました。なかなか花にとまってくれないためカメラに収めることはできませんでした・・・

明日から6月です。天気に恵まれれば、来週も空き時間を見つけて高尾山頂に登ろうと考えています。季節が2週間ほど前倒しで進んでいるため、そろそろウメガサソウやイチヤクソウが咲き始めているのではないでしょうか。
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ボッティチェリとルネサンス展 2015.5.29

2015-05-30 20:58:20 | 展覧会
先ほど小笠原諸島西方沖を震源とするM8.5の地震がありました。狭間の自宅でも大きくはありませんがゆーらゆーらと長周期の揺れを感じました。震源が590kmと深い地震だったようです。29日には沖永良部島で大規模なマグマ噴火、25日には埼玉県北部を震源とする地震で関東の広範囲で震度4~5の揺れを観測、現在も続く箱根の火山性活動など、東日本大震災以降日本列島は火山や地震活動が活発化しているようです。

さて、今日も暑い一日でした。朝からぐんぐん気温が上昇し八王子では30.7℃と今月3回目の真夏日を記録。群馬県では33℃超える暑さに見舞われています。今年の5月は気温が異常に高く、一か月ほど季節が進んだ印象です。おそらく5月の月平均気温の最高記録を更新する地点が多くなるのではないでしょうか。

昨日は久しぶりに武蔵小杉に外出する機会がありました。そのついでに渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中のボッティチェリとルネサンス展を見学してきました。ウフィツィ美術館所蔵の至宝「フレスコ画《受胎告知》」が来日中です。必見ですね。


展覧会の概要についてホームページから引用させていただきます。

15世紀、花の都フィレンツェでは、銀行家でもあったメディチ家の支援を受け、芸術家たちが数々の傑作を生み出しました。ルネサンス期 の芸術の誕生には、地中海貿易と金融業によって財を成したフィレンツェおよびメディチ家の資金力が不可欠でした。メディチ家の寵愛を受けたボッティチェリ(1445-1510年)に代表されるフィレンツェ・ルネサンスは、フィレンツェ金融業の繁栄が生み出した代表的な文化遺産といえましょう。
 本展では、ヨーロッパ全土の貿易とビジネスを支配し、ルネサンスの原動力となった金融業の繁栄と、近代に通じるメセナ活動の誕生を、フィレンツェと運命をともにしたボッティチェリの作品10数点を含む絵画、彫刻、工芸、資料など約80点によって浮き彫りにします。

 引用HP http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_botticelli/midokoro.html


最大の目玉は、ボッティチェリが最盛期に描いたフレスコ画の受胎告知です。昔、ウフッツィ美術館で見ているはずですが・・・(プリマヴェーラやヴィーナスの誕生は印象に残っています)
改めて?作品を目の当たりにして、縦243cm 横555cmの巨大なスケールに圧倒されます。至近距離、そして遠くから眺めることも可能で、運よくお客さんが少ないタイミングであったこともあり、作品の周囲は神聖な雰囲気に包まれている印象でした。

展覧会ではフィレンツエと運命を共にしたボッティチェリの作品が工房作を含めて17点展示されています。描かれた聖母子の姿を見比べていくと、時代と共に画風が変化していく様子が良くわかり、晩年の作品は修道士サヴォナローラの影響をうけていたらしく、最後に展示されている『聖母子と6人の天使』では繊細で優雅なみずみずしさがすっかり影を潜めてしまっています。

ヨーロッパの奢侈禁止令(贅沢を戒める条例)の対象となった婚礼や葬儀の様子を表したフラ・アンジェリコの『聖母マリアの結婚』と『聖母マリアの埋葬』、繁栄する金融業や商業を象徴するマリヌス・ファン・レイメルスヴァーレに基づく模写『高利貸し』が印象に残っています。

フィレンツェの富と美を紹介する『ボッティチェリとルネサンス』展は6月28日までBunkamuraで開催中です。

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高尾山のイナモリソウ 2015.5.24

2015-05-24 18:28:47 | 高尾山・陣馬山
今日、高尾山を散策したもう1つの目的はイナモリソウです。花の少ない5月末から6月にかけて秘かに咲く可憐な花を探すのが楽しみの一つになっています。1号路、5号路、6号路、稲荷山コースで見かけることができます。今日5号路で見かけた花は、少しピンクがかっていました。


1号路を利用するときはいつも金比羅台経由で登るのですが、今日はメインルートを選択しました。金比羅台方面への分岐を過ぎてすぐ、右側の斜面に今年初めてイナモリソウの姿を発見しました。花弁が6枚の花です。


崖の少し高いところに見つけた株です。花弁が6枚と5枚の花が混在しています。


6号路でも見かけました。


花弁が細い花も咲いています。ホシザキイナモリソウでしょうか・・・


イナモリソウ以外に見つけた草花を紹介しておきます。ムヨウランの蕾です。あと1週間から10日ほどで開花することでしょう。楽しみです。


高尾山頂近くで見かけたサイハイランです。意外なところで咲いていたので少しびっくりしました。


最後は高尾山頂からの富士山です。今日は空が霞んで眺望はぱっとしませんでしたが、富士山が姿を見せてくれました。かなり雪が少なくなった印象です。
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高尾山薬王院参道のセッコク 2015.5.24

2015-05-24 17:35:49 | 高尾山・陣馬山
昨日の天気予報では雨が予想されていましたが、低気圧が本州南岸を離れて通過したため好天に恵まれました。雨を覚悟していたため一日得した気分です。早速、午後から高尾山を散策してきました。昨日時間が無くて行けなかった薬王院参道のセッコクとイナモリソウの花を見るのが目的で、1号路、富士道、5号路で経由で高尾山頂を目指し、帰路は5号路、稲荷山コース、6号路を通って下山してきました。まずは昨日に続きセッコクの花を紹介します。

薬王院参道には高さが45mにも達する杉の大木が続いています。樹齢は700年とも言われています。「天狗の腰掛け杉」近くの何本かの杉の大木の樹上に点々と白い塊となってセッコクが咲いています。肉眼でもはっきりと分かる2か所の塊をズームしてみました。




いずれも30m以上の高さに咲くセッコクです。


同じ杉の木を反対側から見上げると別な枝にも着生している様子が分かります。


参道南側(谷側)の杉の木にも点々と咲いています。双眼鏡で観察すると非常に多くのセッコクを確認することができます。この写真の中には6か所の塊が写っているのです。分かるかな??

以下に、薬王院参道以外で本日見かけたセッコクを簡単に紹介しておきます。


昨日も紹介しましたが1号路を清滝から登り始めて200~300m歩いた観察ポイントでは、数mの距離でセッコクを観察することができます。


帰りに稲荷山コースの途中から6号路を下ってきました。昨日訪れなかった観察ポイントのセッコクです。ボケボケ写真ですが、ちょうど満開でした。


6号路のベストポイントです。セッコクに占拠されてしまった杉の老木です。


昨日は気づきませんでしたが、夕陽を浴びてピンク色に輝く花が目立っていたのでズーム。実際はもっと紫がかっていました。

2日続けての高尾山のセッコクめぐりとなりました。今年は例年より1週間程度早く見頃を迎えています。今週は晴天が続く予報で雨で痛む心配は無さそう。何とか今週末までもってほしいところです。

続いて、今日見てきたイナモリソウを紹介します。
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高尾山1号路のセッコクも見頃です 2015.5.23

2015-05-23 21:24:02 | 高尾山・陣馬山
6号路で満開のセッコクを満喫した後、清滝へ戻り、今度は1号路の観察ポイントへ向かいます。300mほど歩くと正面に杉並木が見えてきました。何本かの杉の木にセッコクの花が着生しています。


この辺りのセッコクは年々花数が増えてきている印象です。


さらにズーム。


満開です。


6号路と違って1号路のセッコクは間近に観察できるのがうれしいです。


もう少し先の木の上のほうにも密生しています。


この枝には沢山の株が着生しています。


目と鼻の先にも咲いていました。一輪一輪が可憐な花です。


新緑とのコントラストが美しい一枚です。


てっぺんがセッコクに埋め尽くされた杉の木です。逆光で分かりづらいですが昨年よりも花数が減った印象です。

一号路を薬王院まで登ると、参道の大木のはるか頭上にセッコクの花を見ることができますが、見頃は来週あたりでしょうか。
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高尾山6号路のセッコクが見頃です 2015.5.23

2015-05-23 20:36:50 | 高尾山・陣馬山
今年の5月は気温がかなり高めに経過しています。今日も八王子では27.5℃まで上がりました。午前中から薄雲が多く昨日に続いてハロが見られた地域が多かったようです。

午前中は打越のマンションの解約のため不動産屋の立会いがあり、その後は両親を連れてスーパーへ買い物。午後は歯医者、夜はこれから仕事と慌ただしい一日となっていますが、午後に1.5時間ほど空き時間を確保できたので、大急ぎで高尾山の6号路を散策してきました。6号路のセッコクは例年5月下旬に開花が始まります。明日は雨予報なので・・・


清滝駅前です。多くのハイキング客が山を下ってきます。これから登る人は少ないようです。


6号路沿いにはジャケツイバラが咲いていました。


清滝を過ぎて最初の観察ポイントです。杉の木の枝にところどころ白い塊が見えています。望遠で引き寄せると花の姿が見えました。予想以上に開花が進んでいるようです。


期待に胸を膨らませてさらに進むと、杉の枝にびっしりと着生したセッコクが見えてきました。何とすでに満開です!


ベストポイントにやってきました。皆さん足を止めてセッコクの様子に見入っています。「樹上の間借り人」と呼ばれていますが、この老木はセッコクに占有されています。


右側の木の枝にもセッコクが密生しています。


谷の向こう側の木なので距離にして20mほどでしょうか。間近で見てみたいものです。




満開です。例年見頃は5月末から6月上旬なので、今年は季節の歩みが一週間ほど早いようです。




さらにズーム。見ごたえあります。


十分満足しました。

続いて次の観察ポイントへ向かいます。


100mほど進むと高さ20mの枝にセッコクの白い塊が点在した杉の木が姿を現します。場所を知らないと気付かずに通り過ぎてしまう観察ポイントです。


真ん中の枝をズーム。これだけ密生すると見事です。

この先にも観察ポイントがありますが、時間が無くなってきたのでここで折り返し、清滝から1号路へと向かいます。
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日影沢のジャケツイバラ 2015.5.17

2015-05-17 16:10:05 | 自然
湿度が低くカラッとした五月晴れに恵まれまています。昨日は一日引っ越しの手伝い、夜は研修の宿題や仕事などで休む間もありませんでしたが、今日は夕方までフリータイム。洗濯物や布団を干してから、庭の草むしりや球根の堀り上げを行いました。GW過ぎまでアネモネ、ラナンキュラスが咲いていた花壇には、友部のアパートから持ち帰った芽の出てしまったジャガイモを植えてみました。

庭仕事も10時過ぎにひと段落。昼食までの2時間は近くを散策して過ごすことにしました。高尾山にでも登ろうか迷ったのですが、セッコクにはまだ早そうです。今年はまだジャケツイバラを見ていないので、日影沢まで自転車で出かけ、毎年訪れる林道を歩いてみることにしました。

自宅から自転車で20分余りで日影沢の入口に到着。そこから目的地を目指します。


新緑がまぶしい林道を歩いていきます。林道には立ち入りの看板が掲示されていますが、数名の方に出会いました。皆さん三脚を抱えていたのでバードウオッチングを楽しんでいるようです。


目的地に到着しました。今年もジャケツイバラにおおわれたモミの木?を見ることができました。


例年より1週間以上早く満開を迎えているようです。


鮮やかな黄色の穂が新緑の山に映えます。


少し遠くから全景を眺めてみました。

ジャケツイバラの花が終わる頃、高尾山の6号路や1号路では杉の大木の枝に着生するセッコクが咲き始めます。今年はかなり気温が高めに経過しているので、5月中に見頃を迎えるかもしれません。
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難台山のすずらん群生地 2015.5.9

2015-05-09 11:08:28 | 茨城県
ゴールデンウイーク明けの週末です。明日はマンション管理組合の総会があるため、再び高尾へ戻らなければなりません。昨夜は夜遅くまで仕事が入っていたため、久しぶりに土曜日の午前中に電車で戻ってきました。

今朝はいつもの習慣で朝5時に目が覚めてしまいました。予約した電車まで時間があるため、近くの難台山に登ってきました。笠間市のホームページで、難台山の近くにスズランの群生地が紹介されています。一度訪れてみたいと思っていて、ちょうど5月中旬が見頃ではないかと予想しました。


友部のアパートを6時10分に出発。県道19号と県道42号(フルーツライン)を利用して道祖神峠まで15km弱、25分で到着です。吾国山から難台山、愛宕山にかけてのこの一帯は県立公園に指定されています。


道祖神峠から難台山方面へ登ります。ここから先は、かなりきつい登りが続きます。


林道に続き急な山道を15分ほど登ると、すずらん群生地への分岐点に到着。ここから目指す群生地まで1kmと表示されています。


初めはツツジのトンネル、次第に急な下りが続きます。足元に注意が必要です。標高差にして100m近く下ると開けたエリアに到着しました。一帯は電気柵で囲まれた保護区域となっています。


ホームページに紹介されていたすずらんの群生地です。"北国の花"と呼ばれる野生のすずらん。本州では稀少な群生地のようです。


足元には可憐な花が沢山咲いています。


野生のすずらんを見るのは初めてです。保護区域内の南側には沢山の可憐な花が咲いていました。


すぐ近くでも見ることができます。


すずらんはユリ科の多年草で、君影草の別名もあるそうです。花言葉は幸福、純潔、純粋。


近くにこのような掲示板がありました。平成11年に盗掘被害に合って数百株が持ち去られたのだとか。悲しいことです。きっと昔はすずらんが一帯を覆い尽くしていたことでしょう。


多くの虫が飛び交う中、20分ほど可憐な花を観察していたら7時30分になってしまいました。折角ここまで来たのだから、難台山に登ることにします。再びツツジのトンネルを登っていきます。


先ほどの分岐点から更に15分ほど登ると標高553mの難台山山頂に到着。周囲は木が茂り眺望がききません。新緑の中、ヤマツツジが鮮やかです。


山頂には立派な方位盤があります。見晴しは良くありませんが、20mほどジャンプすれば描かれているような山々が見えることでしょう。

そろそろ東京駅に到着するので終わりにします。
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連休最終日にハロ出現 2015.5.6

2015-05-06 23:46:37 | 自然
長かったゴールデンウイークも終わり明日からお仕事です。22時過ぎに友部のアパートへ戻ってきました。連休最終日の今日は、午後からまたまた長沼の実家で引っ越し受け入れの整理を行ってきました。これで来週末の準備がようやく整いました。

昨夜から今朝にかけて黄砂に見舞われたようです。自動車のフロントガラスがうっすらと黄色くなっていました。午前中は黄砂を感じさせない青空が広がり、ふらっと高尾の初沢城跡まで散策してきました。ふと空を見上げると、天気が下り坂のサインであるハロが出現していました。

ハロの写真だけでは連休最終日の話題として少し寂しいので(笑)、みころも公園と初沢城跡の写真をアップしておきます。


まずは、みころも公園の藤棚です。この連休は、笠間稲荷神社の八重の藤に始まり、牛島の藤棚、長沼公園と小仏の山藤など、多くの藤を楽しみました。


新緑がまぶしい高尾天神社の階段を上ります。


15分ほど山道を登ると標高294mの初沢城跡に到着。


丹沢方面の山並みです。

初沢城跡は常緑広葉樹が多く花の種類はあまり多くありません。山頂は長沼公園より標高が100mほど高いですが、植物の種類は圧倒的に長沼公園のほうが多い印象です。

さて、あと2日働くと早くも週末です。本来は茨城県で過ごしたかったのですが、日曜日にマンションのお仕事があるため、高尾の自宅へ戻らなければなりません。金曜日の夜に研修の宿題を終わらせてしまい、土曜日の午前中に笠間近郊の山に登ってから戻る予定です。

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小仏城山から高尾山散策 2015.5.5

2015-05-05 20:09:35 | 高尾山・陣馬山
ゴールデンウイークも残すところ2日となりました。低気圧の影響が昼前まで残り午前中は曇り空。研修の宿題を一気に片付けてしまおうと思っていたところ、ベランダの物置の下に親猫と生まれて数日の子猫2匹がいることが分かり、猫の追い出しにドタバタしました。それでも3時間かけてようやく今週の宿題は半分ほど完成。週末に残りを片付けてレポート提出となります。

午後から青空が広がってきたので、小仏城山から高尾山まで歩くことにしました。自転車で小仏まで出かけてハイキング客が少ない景信山から小仏城山近辺を散策しようと昨日まで思っていたのですが、高尾山トクトクブックに5月のスタンプを押すため、急遽ルートを変更し、バスで高尾駅北口から小仏まで向かいました。


小仏峠へ向かう途中、山藤の花が満開でした。


ゆっくり歩いて約40分で小仏城山に到着。富士山は逆光のため霞の中に浮かんでいました(分かりにくいですね)。

小仏城山を訪れた目的は八重桜の花でしたが、冒頭の写真のように少し遅かったようです。かなり散ってしまい足元にはピンクの絨毯が」敷き詰められていました。


山頂の城山茶屋で少し休憩。久しぶりになめこ汁を注文しました。裏高尾の峰尾豆腐店の豆腐が入っています。とろっとしたなめこ汁に七味をかけて美味しさ倍増です。ついでに名物のかき氷を食べようかと思ったのですが、お腹をこわしそうなので次回のお楽しみとします。


一丁平へ向かいます。朴の木の花です。今年は早いですね。4月29日に来た時は一輪開花したところでしたが、今日は満開でした。GW中の暖かさで一気に開花したのでしょう。


高尾へ向かう途中、く○が○そうの花を見るために寄り道。4月29日よりも花数が増えていました。盗掘防止のため保護監視中と書かれた名札が設置されていました。ここのく○が○そうは知れわたっているのかもしれません。


一丁平を下ってから、久しぶりに紅葉台の南側巻き道を利用してみました。オオバウマノスズクサが咲き始めています。


こちらの株には沢山の花がついています。


ホタルカズラです。


高尾山頂にやってきました。まだ富士山は霞んでいますが、時間の経過と共に輪郭がはっきりしてきました。


新緑の高尾山頂です。

帰りは5号路と富士道を利用しで薬王院へ、更に1号路で下ってきました。途中ケーブル高尾山駅で忘れずにトクトクブックにスタンプを押印。高尾山口駅に下ってきたのは16時過ぎになっていました。


改装工事中であった高尾山口駅が4月24日にリニューアルが完成しました。
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長沼公園散策 2015.5.4

2015-05-04 18:23:33 | 自然
今年のゴールデンウイークは天候に恵まれてお出かけ日和が続いています。今日は西から気圧の谷が接近中ですが、関東地方は南風が強く吹いて青空が広がりました。今夜は寒冷前線の通過に伴い一雨ありそうですが、明日から再び好天に恵まれそうです。

今年のGWは遠出することなく近場で過ごしています。29日に茨城県から戻り、今月1日に三つ峠に山登りに出かけて以来、八王子市から外へ一歩も出ていません(笑)。今日は長沼の実家へ車を置きにいった帰りに長沼公園を散策してきました。先月30日にもほぼ同じルートを散策していますが、その時に見られなかった花を中心に紹介します。


スミレシーズンの最後を締めくくるツボスミレ(ニョイスミレ)です。いたるところで咲いています。


カタクリの保護区域の近くでは、まだシュンランが咲いていました。


おなじみのタマノカンアオイです。栃本尾根、長泉寺尾根、中尾根、西尾根の尾根道沿いで多く見かけます。


先週はあまり見かけなかったアマドコロです。展望園地の近くで咲いていました。


先週も紹介したキンランです。花数が多くなってきました。尾根道にもたくさん咲いています。


頂上園地近くの山藤は見頃を過ぎたようです。先週に比べて花数が少なくなっています。


西尾根では今年初めてハンショウヅルを見かけました。


西尾根をさらに下ると、早くもヤマボウシが開花していました。


今年はじめてのササバギンランです。


フタリシズカも開花。高尾山で見られるのは例年5月の中旬です。

4月上旬は日照不足が続きましたが、下旬以降は好天に恵まれ初夏の陽気が続いています。そのため、季節の歩みが早い印象です。
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十二社神社の燈明祭り 2015.5.3

2015-05-03 21:03:36 | Weblog
ゴールデンウイークも後半に突入。今日は両親と長沼の実家に行って引っ越し受け入れの準備をしてきました。北野駅近くのマンションの住み心地が悪いため、早々に引き上げて一軒家に戻ってくるようです。

東浅川町の十二社神社では今年も燈明祭りが開催されたので、先ほど見に行ってきました。


18時30分まだ薄明の中、竹串に刺された蝋燭への点火が始まります。今日は南よりの風がやや強くて若干手こずっている様子です。


20分ほど経過してようやく階段が炎に包まれてきました。


山頂広場から階段を見下ろします。幻想的な光景が広がっています。


山頂広場にやってきました。お粥が振る舞われているので、早速ご馳走になりました。

蝋燭を二本購入すると福引券一枚と交換できます。今年も一回抽選したところ、2等のお菓子の詰め合わせが当たりました。昨年は3等のドロップ、一昨年は2等のお菓子の詰め合わせ、3年前は息子が一等のソーメンを当てています。燈明まつりではくじ運が良いようです。


山頂広場の社殿脇の階段も炎に包まれていました。


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三ツ峠登山(4) 倉見地区のクマガイソウ群生地 2015.5.1

2015-05-01 22:02:31 | 山登り
ガタガタの足に鞭打ち、倉見地区で保護されているクマガイソウ群生地を訪れました。


三つ峠駅から歩いて15分足らずで町民グラウンドに到着。そこから歩いて10分弱で到着です。


網で囲まれた保護区域内では沢山のクマガイソウが花を咲かせていました。


奥高尾でもたまに見かけますが、ここまで群生しているクマガイソウを見るのは初めてのことです。


10分ほど見学した後、三つ峠駅に戻ります。今日は一日中富士山がくっきり見えていました(おしまい)

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三ツ峠登山(3) キバナノコマノツメとコイワザクラが咲いています 2015.5.1

2015-05-01 21:46:53 | Weblog
12時過ぎに山頂を出発。三つ峠駅へ向けて下山します。距離は6.5kmほどですが標高差1150mと結構ハードな下りです。


開運岳の南側は断崖絶壁。屏風岩の下にはコイワザクラが咲いているはずです。


南側の日当たりの良い斜面にはスミレが沢山咲いています。おなじみタチツボスミレです。


屏風岩の下で見かけた黄色いスミレです。はじめて出会いました。家に帰って調べてみたところキバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)と呼ぶそうです。


可憐で小さい花です。


そして、お目当てのコイワザクラが咲いていました。


この花を見ると疲れが吹き飛びます。


しばらく下ると、たくさんの地蔵が見えてきました(八十八大師)


さらに下ると、富士山のビュースポットがあります(股のぞき)


達磨石まで下ると、ここで登山道は終了。あとはひたすら車道を下っていきます。

山頂から1時間40分、まずまずのペースで三つ峠駅に到着。足腰は結構ガタガタ・・・

でも、まだ時間があります。足腰に鞭打ち、倉見地区のクマガイソウ群生地を見に行くことにしました。


途中、三ツ峠を見上げます。この稜線をひたすら下ってきたのです(続く)
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三ツ峠登山(2) 山頂からの眺望を楽しむ 2015.5.1

2015-05-01 21:11:47 | 山登り
河口湖からハイキングバスに乗ること30分弱で三ツ峠登山口に到着。新緑を楽しみながらジープが通れる登山道を上ること40分で三つ峠山荘に到着します。そこから5分ほど最後の階段を登り、標高1786mの最高峰・開運山に到着しました。時間は10時55分です。正面に雄大な富士山を望みます。


富士山をバックに三ツ峠と記された石碑を記念にパチリ。


雄大な姿です。


山頂をズーム。ジグザグの登山道がはっきりと見えています。


御坂山地の最高峰は黒岳です。その向こうには南アルプスがくっきり。


石碑の左側には聖岳、赤石岳、悪沢岳、石碑のすぐ右奥に塩見岳、さらに農鳥岳、間ノ岳、北岳と続きます。


聖岳、赤石岳、悪沢岳をズーム。


農鳥岳、間ノ岳、北岳をズーム。


北岳の右には、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳と南アルプス連峰が続きます。


甲斐駒ケ岳から八ヶ岳方面です。さすがに11時を過ぎると若干霞んできます。


八ヶ岳をズーム。


八ヶ岳の西側にはうっすらと北アルプスの山並みが見えていました。肉眼では認識できたのですが、コンデジではピントが合いにくいようです。うっすら白く見えるのは奥穂高から槍ヶ岳方面でしょう。


北側には金峰山から国師が岳方面が見えています。


金峰山の五丈岩をズーム。


東側には道志から丹沢の山並み。尖がった今倉山の背後に大室山。その左奥に丹沢最高峰の蛭ケ岳が見えています。南東にはうっすら箱根の山並みまで見渡せました。


最後に木無山近くから見た富士山をもう一枚。


一時間近く山頂で眺望を楽しみ、昼食のおにぎりを食べた後、三つ峠駅へ向けて下山することにしました。その途中には今日のもう一つの目的である可憐な花が咲いているはずです(続く)。
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