ウリパパの日記

自由気ままに・・・

筑西市明野のひまわりフェスティバル 2022.8.31

2022-08-31 20:47:01 | 茨城県

今週に入り、茨城県では秋のような過ごしやすい陽気が続いていました。今日は一転して朝から蒸し暑く、午後には青空が広がり最高気温は水戸32.8℃、笠間32.2℃、つくば32.1℃、下館で31.7℃と各地で真夏日と観測しています。今日はアパート近くの金融機関へ行く用事があるため、午後から半日休暇を取得しました。午前中の仕事を終わらせて12時25分の勝田発土浦行に飛び乗り、友部(12時53分着)からアパートまでダッシュ。13時からのオンライン会議にぎりぎり間に合い、会議中に昼食をぱくつき、会議終了後に金融機関に駆け込みと慌ただしく時間が過ぎ去り、ようやく14時20分に今日の仕事と用事が終了。午後から青空が広がってきたので、車で筑西市明野へ向かいます。目的は、見頃を迎えたひまわりフェスティバルです。

時間節約のため、友部ICから北関東自動車道を利用して桜川筑西ICへ向かい、県道148号を南下。アパートから40分足らずで、筑波山裾野の明野に到着です。案内に従い近くの駐車場に車を停めて10分ほど歩いて会場へ向かいます。

 

駐車場でもらったパンフレットです。南風が強いため電信柱に押さえつけてパチリ。ひまわりフェスティバルは先週土曜日から始まったようです。筑西市観光協会のHP情報では月曜日に8分咲き。今日は見頃を迎えていそうです。途中の県道131号からも黄色い絨毯の会場が見えました。

 

駐車場から会場まで畑の中を歩きます。大豆でしょうか・・・

 

筑波山の麓に広がる会場に到着。県道131号線から見下ろします。

 

まずは見晴らし台に行って周囲を見渡します。背の低い八重ひまわりが約100万本。広さは4ヘクタールです。益子町のひまわり畑とほぼ同じ規模です。八重ひまわりでは国内最大級です。

 

南側のひまわり畑の先には、色づき始めた水田が続いています。

 

畑の周囲を散策します。八重のひまわりは1茎に数輪の花をつけています。

 

ひまわり畑の中を歩きます。ひまわり畑の先には、戻ってきた夏の空。

 

筑波山寄りの一番先まで歩いて、ひまわり畑を見渡します。

 

八重のひまわりに混ざって、普通のひまわりも咲いています。

 

筑波山をバックにすると、どの花も背を向けてしまいます。南東を向いて咲いているからです。やたらと背の高いひまわりが目立っています。八重咲では無さそうです。

 

反対側を見ると、こちらにも飛び抜けて背の高いひまわり。やはり、目立ちたがり屋は、八重ひまわりではありません。

 

再び筑波山を背景に1枚

 

筑波山をズーム。右のピークが男体山、女体山のピークは雲の中ではなく、手前の山に隠れてしまっているようです。

 

満開の八重ひまわりを満喫しながら畑の中を戻ります。

 

2020年、2021年とCOVID19のため中止となったひまわりフェスティバル。3年ぶり開催となりました。茨城県単身赴任中に一度は訪れてみたいと思っていたところ、ベストなタイミングで念願叶いました。

ところで、沖縄の南には猛烈に発達した台風11号があり、近くに熱帯低気圧の発生も予想され、これから迷走しそうな雰囲気です。今のところ台湾の南東まで南下した後に急旋回して北上を始め、九州の西から日本海を北上するコースが予想されています。日本列島全体に南風が吹き荒れるリンゴ台風となる可能性もあり、台風の動きから目が離せません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜に開花するカラスウリ 2022.8.29

2022-08-29 20:44:20 | 茨城県

秋雨前線が本州の南海上まで南下したため、茨城県中部では朝から爽やかな青空が広がりました。今朝の最低気温は笠間17.2℃、水戸18.9℃と20℃を下回り、大子町では14.6℃まで冷え込んでいます。先週末に紹介したカラスウリの花が気になり、今朝も出社時に確認したところ、晴天の日は日の出とともに萎んでしまうことがわかりました。そこで逆に日没後なら開花しているのではないかと予想し、今日の帰宅時に少し遠回りして観察してみることにしました。

日没が早まっているため、19時近くなると街灯なしでは歩けないほど暗くなっています。カラスウリの場所にやってくると、うす暗い中、予想通り白い花が咲き始めていました。

 

周囲は暗いため、肉眼でようやく認識できる程度。フラッシュを使用しないと、スマホでは撮影できません。カラスウリには申し訳ありませんが、一瞬フラッシュを使用してピカリ&パチリ。焦点が合いにくいです。

 

こちらは2輪重なって開花していました。

 

一番きれいに撮影できました。さらに夜が更けると、5枚の花が真横に開き、カールしているレース模様のネットの先端も全開になるようです。

帰宅が遅くなった日に、再び見に行ってみます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝に咲くカラスウリの花 2022.8.24-26

2022-08-27 15:34:27 | 茨城県

夏休みが終わり今週から出勤前の早朝散歩を再開しました。3密回避のため、朝5時40分に友部のアパートを出発して6時26分の始発電車で勝田駅へ向かうパターンは当面継続させる予定です。夏休み前は早朝から太陽が照り付け汗ばむ陽気が続いていましたが、8月に入り日の出時刻が徐々に遅くなってきたこともあり、曇りの日は薄暗い中での散策開始となります。そのため、今週はカラスウリの花を見る機会に恵まれました。冒頭の写真は昨日朝、アパートの近くで見かけたカラスウリの花です。霧雨に濡れてしまい残念ですが、花弁の縁が糸状に長く伸びる花を咲かせる姿は早朝しか見ることができないのです。

 

こちらは一昨日朝に、友部駅近くで見かけたカラスウリ

 

夜に開花が始まり、翌朝明るくなると萎れてしまう一日花です

 

これからますます日の出時刻が遅くなります。次から次へと花が咲きそうなので、しばらくの間は出勤前に楽しめそうです。

ついでなので、在宅勤務となった今週水曜日の友部近郊の様子を紹介していきます。気温は高めですが、ずいぶんと秋めいてきました。

南友部の水田では稲穂が成長して色づき始めました。

 

こちらは近くのトウモロコシ畑。雑草も生い茂り荒れ放題で、収穫する気配がありません。土壌改良のために育てているのかもしれません。

 

こちらは大豆の畑。毎年、麦の収穫後に大豆が育てられています。

 

栗畑ではイガイガが大きくなってきました。9月から収穫がスタートして、9月末には岩間で焼き栗の販売が始まります。楽しみですね。

 

友部駅のポスターも栗一色です。10月初めには新栗まつりが開催されます。

 

駅の南北通路には笠間を紹介する大きなパネルが並んでいます。ここにも栗の写真。

 

そして10月から11月にかけては笠間稲荷神社で菊まつりが開催されます。

暑すぎた夏もそろそろ終わりが見えてきました。天気図にも秋雨前線が現われ、秋の気配が見え始めています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤマウズラとツルリンドウが咲き始めたビオトープ天神の里 2022.8.23

2022-08-24 07:57:38 | 茨城県

昨日は沿海州付近の低気圧から延びる寒冷前線が北海道を通過しました。茨城県では東寄りから南寄りに風向きが変わり、午後から夕方にかけて青空が広がったことも重なり、最高気温は笠間で32.4℃、水戸で32.3℃と真夏日を観測しています。この暑さの中、昨日は昼休みにビオトープ天神の里まで散策してきました。

 

前回8月12日に訪れたときに満開だったキツネノカミソリはすっかり花を落としました。秋の花を期待して園内を散策します。

 

前回見かけなかったツリガネニンジンが咲き始めていました。

 

トンボの里で咲き続けるミソハギ

 

ヒメハッカの花

 

昨年初めてここで見かけたミヤマウズラを探します。昨年8月25日に訪れたときには数株見かけたのですが、今年はこの1株のみでした。

 

ようやく一番下の花が開花したところです。昨年よりも秋の訪れが遅れているのでしょうか。

 

ツルリンドウの開花も遅れているようです。ようやく保護区域内で紫色の花を見つけました。

 

すぐ近くにもう一輪。昨年の今の時期には、既に多くの花が咲いていました。

昨年は8月中旬にかなり気温が下がった期間がありました。一方今年は6月後半の異常高温に始まり、平年以上の暑さが継続中なので、この異常気象が植物の生育にも影響を及ぼしているのかもしれません。

 

帰りに東側のホタルの里の木道を歩きます。

 

ミソハギは真夏から秋にかけて咲く花。今年は台風の影響をうけていないので、元気に咲き続けています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那珂総合公園のひまわり畑 2022.8.22

2022-08-22 20:07:31 | 茨城県

夏休みが終わり今日から仕事再開です。コロナ感染対策のため、今日から水曜日までの3日間は茨城県のアパートでの在宅勤務となります。今日の茨城県は北東の海風が入り雲リベースの一日ですが、早朝と午後には青空が広がりました。それでも最高気温は水戸で28.3℃、笠間で29.4℃と真夏日から解放されています。

今日は朝7時前から仕事開始。そして少し長めの昼食休憩を取得して、那珂市総合公園近くのひまわり畑を見てきました。友部のアパートから那珂市までは意外と近く常磐自動車道の西側を北東へ20kmほど。ほとんど信号が無いので30分で到着します。

 

信号の近くにひまわり畑を一望する見晴らし台が設置されています。

 

さっそく登って、満開のひまわり畑を見下ろします。ちょっと高すぎたので・・・

 

階段の途中から見渡します。約4haの畑に25万本のひまわりが咲き揃います。益子町の100万本には及びませんが、なかなか見ごたえあります。

 

ひまわり畑の中を少し歩きます。少し背が高く、目たちたがり屋の花がこちらを向いています。

 

今週土曜日(27日)に、なかひまわりフェスティバルが近くの公園で開催されるみたいです。夜には花火大会も予定されています。

 

ひまわりは今がピーク。週末には下を向いてしまうかもしれません。

 

道路に沿って北へ向かいます

 

このエリアのひまわりは、少し下を向き始めています。その中で元気いっぱいに咲いている花もあります。

 

一番北側のエリアにやってきました

 

ひまわりの花にとまっている蝶はツマグロヒョウモン? ひまわりの蜜を吸っているのでしょうか。

 

別な花に移動しました。よく見ると、この花には先客の蜂がいるようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩夏の花が咲き揃った片倉城跡公園 2022.8.20

2022-08-21 13:46:19 | 自然

金曜日の爽やかな夏晴れは1日限り。昨日は再び蒸し暑い陽気に戻ってしまいました。八王子では最低気温21.8℃、最高気温29.7℃と真夏日から解放されたものの不快指数は急上昇。汗が噴き出る日中でした。この蒸し暑さの中、長沼の実家へ郵便物を取りに行き、そのついでに庭の草刈りと思っていたところ、この暑さで断念。今のところ自宅の庭の手入れで精いっぱいなので、実家の庭は秋になってから手入れする予定です。

長沼からの帰りは京王片倉まで歩いて、久しぶりに片倉城跡公園の花の様子を見てきました。前回(7月30日)訪れた時に開花していたウバユリは姿を消して、シュロソウやナンバンギセルが咲き始めました。開花期間が長いキツネノカミソリ、シギンカラマツ、コバギボウシと合わせて晩夏の花が咲き揃いました。

 

片倉沢入口ではコバギボウシが見頃を迎えています。

 

この白い花はヤマゼリかな?

 

シギンカラマツ、キツネノカミソリ、コバギボウシなど数多くの花が咲く片倉沢

 

これからシギンカラマツの季節をむかえます

 

コバギボウシは下から上へ咲いていくため、開花期間が長い花です

 

奥の沢へ向かう途中でシュロソウが咲いていました。

 

虫の大群に襲われるのを覚悟で奥の沢へ突入。キツネノカミソリが満開です。

 

予想以上の大量の虫の襲撃。大急ぎで退散します(笑)

 

虫のいない二の丸広場にやってきました。立ち枯れた木が目立ちます。

 

正面の大木は枯れ葉をすべて落としてしまいました。

 

ナラ枯れの様子を見るためでなく、目的はナンバンギセルの花です。予想通り咲き始めていました。

 

こちらはススキをかき分け撮影。冒頭写真の場所と合わせて3か所で開花を確認しました。

 

住吉神社の裏手から片倉沢の階段を下ります。ここでもシュロソウが開花。

 

シギンカラマツの群生地を抜けていきます

 

最後は水車小屋へ向かいます。湿地ではコバギボウシの花数が増えてきました。

 

友部(茨城県笠間市)のアパート近くのビオトープ天神の里に咲くコバギボウシに比べると、やや色が淡い印象です。

 

見返台の草地ではコバノカモメヅルがたくさん咲いています。2年前の9月にここで初めて見かけて以来、意識して探すようになりました。先日訪れた陣馬山山頂でも咲いていました。

 

とても不思議な形をした可憐な花です

 

すぐ近くに色違いの花が咲いています

 

黄色いコバノカモメヅルは、より密集して咲くようです

 

すぐ近くにもシュロソウが咲き始めていました

 

階段の反対側にもコバノカモメヅルが咲いています。こちらはとても細く5裂した黄緑色の花。蔓によって色や形が異なるようです。

見返台の草地は茂ってくると草刈りが行われます。今年は今回が見納めになるかもしれません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三ッ峠ハイキング 2022.8.19

2022-08-20 07:16:48 | 山登り

昨日は弱い移動性高気圧に覆われて湿度が下がりました。八王子では最低気温21.3℃、最高気温32℃と想定ほど下がらず、ほぼ平年並み。それでも何となく秋の気配を感じる一日でした。絶好の登山日和となったので、久しぶりに三つ峠を散策してきました。

自宅を7時45分に出発。圏央道や中央道は混雑が始まっていたため国道20号を相模湖へ向かい、相模湖ICから河口湖まで高速を利用します。八王子周辺は快晴でしたが、丹沢や富士五湖周辺には積雲が湧いていて富士山の姿はほとんど見えません。南海上の前線の地形性の低気圧が発生している様子で予想より天気が悪そうな気配。三つ峠の山頂も積雲の中です。国道137号を経由し、御坂峠天下茶屋近くの駐車場到着は9時15分。駐車場はほぼ満車で、悪路を登るとタイヤを痛めそうなので、路肩の空きエリアを見つけて駐車します。

 

1年ぶりの三ッ峠です。以前は富士急行の三つ峠駅から歩いて山頂へ登り、尾根を下り河口湖駅まで歩くことが多かったのですが、ここ数年は車を使った楽ちん登山が続きます。標高1300mの駐車場から標高1732mの木無山までゆっくり歩いても1時間の近さです。このルートを使って山頂の山小屋までジープが往復するので、登山道というよりは岩だらけの未舗装の山道が続きます。

 

途中で見かけた蔓に咲く花。初めて見ます。タンザワイケマかな? 登山道のところどころで咲き始めていました。

2年前の8月12日に同じルートを登ったときに咲いていたレンゲショウマを探しますが、昨日は全く見ることができませんでした。今年は夏の訪れが早く既に終わってしまったのか、鹿の食害で個体が減ってしまったのか・・・

 

樹林帯を抜けると、高山植物が見られるようになります。これはウスユキソウ。

 

お目当てのカイフウロ。

 

2輪並んで咲いています。カイフウロは山梨県の三ッ峠で発見された花です。個体により赤い網目模様のスジの入り方が異なり、花びらの先の裂け方も個体差があります。

 

花を見ながらゆっくり登り、駐車場から約1時間で標高1732mの木無山に到着。

 

富士山にかかっていた雲の一部が切れて、山頂が姿を現しました。

 

近くの崖上の展望台に行って富士山を眺めます。この崖(屏風岩)の上では、ロープを使って下る準備をしている方が1名いました。

 

昨日、富士山は山頂が一番よく見えた瞬間

 

山頂をズーム

 

足元に咲き残っていたウツボグサ

三つ峠の尾根道や山頂付近の林床では毎年多くの花が咲くので楽しみにしていたのですが、今年は非常に数が少なくがっかりです。レンゲショウマ、ツリガネニンジン、ワレモコウ、ヤマハハコ、クガイソウ、ヤマオダマキ、マツムシソウなど姿を見かけませんでした。天候の影響でしょうか。。。

 

尾根道を戻り、開運岳へ向かいます。

 

正面に開運岳が見えてきました

 

山頂へ向かう木道沿いで咲き始めていた大きな花はフジアザミ?

 

 

数年前に整備されて歩きやすくなった木道を登ります。NHKの電波塔が見えてきました。

 

10時35分。標高1785mの三ッ峠(開運岳)山頂に到着しました。正面の富士山は雲に隠れてしまいましたが、時々ちょこっと雲間に山頂が姿を見せます(冒頭の写真)。

 

西側には御坂山地。その先の南アルプスの峰々は雲の中です。

 

南東側の眺望。眼下には桂川沿いの街並みと道志の山々

 

北西には甲府盆地。その先の八ヶ岳やき北側の奥秩父は雲の中です。山梨県の山々には雲が湧いていますが長野県方面は快晴。

 

よく見ると、八ヶ岳の西側稜線の先に北アルプスの峰々が姿を現しています。

 

北アルプスをズーム。左端が霞沢岳、正面には前穂高、奥穂高から南岳、中岳、槍ヶ岳へと続く3000m級の峰々が連なります。

 

穂高連峰から槍ヶ岳をズーム。右端には常念岳が見えています。

富士山は姿を見せなくても北アルプスを遠望できたので、眺望には満足しました。

 

山頂に咲くホツツジ

開運岳から最後のピークである御巣鷹山へ向かいます。途中、レンゲショウマを探しましたが、こちらでも見つけることができません。今年は既に終わってしまったのかもしれません。

 

カイフウロも終盤。わずかに咲き残っていた花を見つけてパチリ。

 

シモツケソウ

 

御巣鷹山の南側に広がるお花畑にやってきました。マルバダケブキが満開です。

 

標高1775mの御巣鷹山に到着。山頂の電波塔を見上げます。周囲を木々に囲まれ周囲の眺望は得られません。

 

御巣鷹山から少し下ったところから開運岳の眺め。雲が無ければ、その先に富士山が見えるはずです。

 

再び開運岳へ戻ります。マルバダケブキにアサギマダラがとまっていました。遠くからパチリ。

この周辺ではアサギマダラが乱舞しています。

 

近くの花にひらひら舞い降りてきました。

 

蜜を吸っているのでしょう。

 

近くまで寄っても飛び去る気配がないので、スマホでも1枚。花の色合いがかなり異なります。

この周辺でもレンゲショウマを探しましたが、咲き終わった姿しか見られませんでした。今年は開花が早く終わってしまったようです。

 

途中で見かけたこの花は? タカオヒゴダイかな?

 

ハナイカリの群生

 

再び開運岳に戻ってきました。富士山は積雲の向こう側で見えません。東側の裾野の先には山中湖を見下ろします。

 

西側に西湖と本栖湖を見下ろします。

富士山周辺の雲がますます厚くなってきたので、駐車場へ戻ることにします。

 

山頂からの下りで咲いていた白い花。ここでしか見かけませんでした。花や葉の形から、ユウガギクやシロヨメナではありません。ハコネギク? 

 

ソバナ。昨日見たソバナはどの花も雨に濡れて萎れていましたが、この花は元気いっぱいでした。

12時20分に駐車場に戻ってきました。YAMAPの記録を見ると出発からちょうど3時間。高低差は640m、歩いた距離は7.7km。ちょっとしたハイキングですね。帰りは混雑が予想される河口湖へは下らず、天下茶屋から御坂峠を越えて一宮へ下り、道の駅甲斐大和で休憩してお手頃価格のブドウをお土産に購入。勝沼から相模湖まで中央高速を利用して15時前に自宅に戻ってきました。富士五湖周辺で発生して眺望の妨げとなっていた雲は午後から弱まり、夕方にはきれいな富士山のシルエットが見えたようです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和田峠から陣馬山と醍醐丸を往復2022.8.17

2022-08-17 18:05:38 | 山登り

日本列島を前線がゆっくりと南下しています。八王子では朝から9時頃まで雨が降りましたが、雨雲に切れ間があり昼頃までは小康状態となりそうです。富士山ライブカメラを見ると、雲が薄くなって富士山の稜線が見えています。今日から奥さんは出勤なので平日のフリータイム。自宅にいるのはもったいないので、車で和田峠まで登りそこから陣馬山と醍醐丸を往復することにしました。ちょうど2時間コースで昼過ぎには戻ってこれそうです。花の少ない季節ですが、目的は陣馬山頂近くに自生するレンゲショウマの花です。家事を終わらせ時間は9時前。まだ雨が降り続いていますが、雨があがることを信じて和田峠へGO!

 

自宅から恩方経由で陣馬街道を登り、和田峠を少し過ぎた駐車場に車を停めてハイキング開始。予想通り雨があがり空が明るくなってきました。和田峠から陣馬山頂までは正面の階段を上るのがメインルート。でも今日は東側の巻き道を利用します。

 

登山道は泥濘もなく、比較的歩きやすい状態でした。途中作業車とすれ違います。

 

しばらく歩くと陣馬山へ向かう北側の巻き道と合流。そのあたりが今日の最初の目的地です。まずは雨に濡れたソバナ。

 

足元に気を付けてしばらく山道を探すと、目的のレンゲショウマが咲いていました。

 

鹿の食害で数が減ってしまったようですが、点々と咲いています。まだ蕾が多く9月上旬まで楽しめそうです。

 

反対側からパチリ

 

遠くからズーム。明王峠から陣馬山へ向かう途中に北側巻き道に遠回りすると、このような景色に出会えます。

 

斜面の上にも咲いていました。ズームで焦点合いました。

鹿の食害から守る保護柵の中にはさらに多くのレンゲショウマが群生していました。ただし登山道から10m以上離れた先の柵の中なので、ズームを使うと焦点が合わず撮影は断念・・・

満足したので山頂へ向かいます。

 

途中寄り道しましたが和田峠から25分で山頂に到着。シンボルの白馬の像。薄汚れています。

 

陣馬山は東京都と神奈川県の県境に位置します。標高857m。陣馬山は「関東の富士見百景」「かながわの景勝50選」にも選ばれています。奥多摩の山々は雲の中。かろうじて大岳山と御前山が見えています。

 

南西を見ると、富士山方面は何と青空が広がっています。山頂に雲の帽子をかぶった富士山もくっきり。

 

もう少し広い範囲で見渡します。富士山の北には三つ峠、南には大室山。

 

富士山頂をズーム。風上の南西側には雲が湧いています。これから雲が厚くなってきそうです。

 

山頂付近の草原には夏の花が咲いているのですが、草ぼうぼうでしかも雨上がり。なかなか近づけません。コオニユリを遠くからズーム。

 

大きな花はシシウド

 

草地でひっそりと咲くコバノカモメヅル

 

コバノカモメヅルは数か所で見かけました

数年前にこのあたりでバアソブを見かけたことがあるので、記憶を頼りに探します。

 

しばらく探すと、咲いていました。

 

久しぶりに見るバアソブ。ヒメツルニンジンとも呼ぶそうです。ジイソブより一回り小さい花です。

 

草むらでの花探しを終えて、再び山頂からの眺望。南には蛭ヶ岳を中心とした丹沢連山。

 

蛭ヶ岳をズーム

 

幾重にも重なる山々と雲の先に富士山。山頂にかかる雲が次第に厚くなってきました。

 

富士山から三つ峠、大菩薩方面の山々

 

正面右には大菩薩の峰々が雲の上に姿を現しています。

 

 

大菩薩の北の奥秩父から奥多摩の山々は厚い雲の中です。正面右の生藤山の右にちょこっと三頭山の山頂が見えています。

 

北から北東方面

 

山頂から丹沢の山々を見ながら下ります。大山から蛭ヶ岳、大室山方面は前線南側の熱い空気に包まれ、まだ夏空です。

 

最後にもう一度富士山。山頂の雲はさらに厚さを増してきました。

 

明王峠方面へ向かう尾根ではオミナエシが咲き始めています

 

白いキクの花はリュウノウギクかな?(自信ありません)

明王峠へ向かう途中で北側巻き道に入り、再びレンゲショウマの花を見ながら和田峠へ下ります。

 

和田峠を11時に通過。今度は北側の醍醐丸へ向かいます。林道をしばらく歩いて山登りスタート。目的地は1.5km先です。

 

杉の植林地の尾根道をひたすら登ります。この山道には全く花の姿がありません。残り0.5km。

 

ようやくヒヨドリバナを見つけました。目指す山頂はもうすぐです。

 

11時25分、醍醐丸に到着。標高は867mで陣馬山より10m高く八王子の最高峰です。周囲は植林された杉の木に覆われ全く眺望がありません。尾根の南は神奈川県相模原市、ここから北に延びる尾根の東側が八王子市、西側は檜原村となります。

 

50mほど先に標高が少しだけ高いエリアがあります。そこから醍醐丸を見下ろします。標高差は1~2m程度でしょうか。でもここは檜原村と相模原市の都県境となります。

5分ほど休憩して11時30分に和田峠へ向けて下ります。この周辺で鳴くセミはエゾゼミ。高尾山1号路の北側でも聞くことができます。そして和田峠まで下ると、山の下からツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきます。

 

11時52分に和田峠に戻ってきました。駐車場に戻る途中で見かけた花はゲンノショウコ? 

軽い散歩のつもりでしたが、YAMAPの記録を見ると距離 6km、標高差は520mとそこそこ登りごたえがありました。予想していなかった雲海と富士山の眺望、レンゲショウマとバアソブの花など、結構充実したハイキングでした。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄っすら見えた赤い寝待月 2022.8.16

2022-08-16 22:26:52 | 日の出・月の出

昨夜は明るい月と木星が接近して見えました。今日はさすがに木星から離れてしまいますが、月の出時刻は21時10分、方角は82度です。自宅マンションの外階段に登ると78~85度の範囲に東京都心のビル群や東京スカイツリーを見渡せ、そのエリアから見る日の出や月の出はほぼ地平線から昇ってきます。そのチャンスは日の出が年2回(前後数日)、月の出は年12回(1日)。今日は月齢18日の寝待月です。21時過ぎに気象衛星の画像を見ると関東地方の東海には雲がありません。空は霞んでいますがチャンス、外階段へGOとなりました。

 

月の出から1分後、東京スカイツリーの南側に淡い月が見え始めました。地平線近くに雲はありません。しかし湿度が高く霞んでいるため、冬場のように地平線から昇る姿は望めません。

 

高度が上がり、新宿のビル群の上空で少しずつ赤く染まってきました。

 

ぼんやりとした赤い月の出

 

少し倍率を上げてみました。手前にめじろ台マンションの灯りがあるため、コンデジのオートフォーカスが動作しやすいのです。

 

外階段の手すりの上にコンデジをのせたマニュアル撮影。三脚を使用しなくても多少の手振れで写ってくれます。

 

高度が上がると薄い雲のエリアに突入。

この後、次第に赤味が無くなり白い朧月となっていきました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅川中学校裏山のキツネノカミソリ群生地 2022.8.14

2022-08-16 18:27:30 | 音楽

土曜日に関東地方を直撃した台風8号は予想よりも東のコースを進んだため、八王子では夕方から北寄りの風に変わり、予想ほど荒れることもなく夜には雨もやみました。一方、台風の東側に入った千葉県館山市に住んでいる娘からは風雨が強く雷も鳴って大荒れ。仕事の帰りに職場近くのファミレスで待機中とのLineが入りました。

台風通過後の日曜日は台風一過とはいかないまでも、午前中は湿度が比較的低くて過ごしやすい一日でした。午後になって南風が入り青空が広がると、一気に蒸し暑さが増してきました。昨日の昼前、高尾のみころも霊堂と浅川中学校の間にあるキツネノカミソリの群生地を見てきました。高尾近辺に広がる多摩の横山では、以前の記事で取り上げたように落葉広葉樹の立ち枯れ(ナラ枯れ)が目立ち、その様子も合わせて紹介しておきます。

 

まずは高尾駅南側のみころも霊堂です。立ち枯れの木が目立ちます。

 

階段を登ると、みころも公園の菅原道真公の銅像があります。その南側の木もたち枯れしています。

 

銅像の裏手の高尾天神社。やはり立ち枯れの木が目立ちます。

 

高尾天神社から北側を見ると、夏には珍しく日光連山を遠望できました。台風が比較的乾いた北風を呼び込み、秋のような空気に包まれたためでしょう。

 

中央は日光白根山。先週木曜日に登ってきました。YAMAPの記録を見ると日曜日は男体山から富士山を遠望できたようです。実は11日も一瞬(1分間ほど)雲海の上に富士山が見えたという記事があり、あと3分早く山頂に到達していればその絶景に巡り合えたところでした。残念。

 

こちらの中央は関東最高峰の日光白根山。その手前の丘陵地帯は、真夏というのに茶色く変色した木々が目立ちます。

 

高尾天神社の先を下ると、キツネノカミソリの群生地です。ここは浅川中学校の学校林のようです。

 

オレンジ色のキツネノカミソリが満開

 

これだけ咲き揃うと見事です。八王子では片倉城跡公園や横川下原公園でもキツネノカミソリの群生を見ることができます。

 

 

ちょうど満開の時期に訪れることができたようです

 

正面は初沢町の金毘羅山。山頂に浅川金刀比羅神社があります。やはりナラ枯れが目立ちます。

 

高尾天神社から階段を下ります。階段沿いには枯れて伐採された木が目立ちます。ナラ枯れの影響が年々深刻化しているようです。

 

帰りに陵南大橋から高尾の山を見上げます。右手前の金毘羅台より下の山肌には枯れて茶色く変色した木が目立ちます。

 

最後は南浅川橋からの眺め。台風が通過した土曜日の八王子の降水量は83.5mm。山沿いでは100mmを超える雨量となったことでしょう。南浅川の水位はいつもより上昇していますが、濁流にはなっていませんでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京王×ICHI-GO-CAN (純米吟醸 高尾の天狗)を購入 2022.8.13

2022-08-15 15:29:22 | グルメ・お店

台風8号が接近中の13日、長沼の実家へ郵便物の確認に出かけました。その帰り京王ストアに立ち寄り、10日に発売された京王線車両をモチーフにした「京王×日本酒ICHI-GO-CAN」を購入しました。

 

京王×日本酒ICHI-GO-CANについて京王電鉄のHPから引用します。

京王電鉄株式会社はスタートアップ企業との連携施策として、株式会社Agnaviと連携し、京王線の車両をモチーフにした「京王×日本酒ICHI-GO-CAN®」を京王ストア全27店舗で8月10日(水)から発売します。 「京王×日本酒ICHI-GO-CAN®」は、有料座席指定列車「京王ライナー」としても運行している5000系車両や、京王井の頭線を走行する1000系車両をモチーフとしたラベルデザインの一合缶日本酒です。中身には八王子の農家に生産委託した酒造好適米「ひとごこち」と八王子高月清流米「キヌヒカリ」を使用した限定清酒で、高尾山などでも発売されている「高尾の天狗」を内蔵し、京王電鉄の車両と京王沿線の地域をより身近に感じていただきながら、親しみのあるデザインの一合缶で発売します。(引用終わり)

 

京王線車内の中吊りです

 

京王ストア店内の広告。京王線をデザインしたオシャレな1合缶が訴求ポイント。日本酒自体は既に販売されている「高尾の天狗」です。

 

4種類のデザインがあります。一昨日は京王9000系と高尾山トレインの2缶を購入。デザインは異なるものの、中身はどれも同じ純米吟醸 高尾の天狗。冷やすとやや濃厚で滑らかな旨みが口の中に広がり、飲みやすいお酒でした。缶は捨てずに洗って保管中(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏のひたち海浜公園を散策 2022.8.12

2022-08-14 18:23:57 | 茨城県

8月12日の午前3時に日本の南で台風8号(メアリー)が発生。東北地方の前線も南下して日本列島は湿った空気に覆われました。このような気圧配置になると、南西風が吹く茨城県では関東地方西部に比べて天気が崩れるタイミングが遅れる、気温が上がりやすくなります。12日も真夏の日差しが照りつけ、水戸では34.1℃の暑さとなっています。

当日は朝のうちに在宅で仕事を片付けてからアパートの掃除とゴミ出しを終えて、ひたち海浜公園へ向かいます。みはらしの里で約25000本のひまわりが見頃を迎えているようです。

 

海浜口駐車場に車を停めて園内へ。正面の花壇ではタイタンビカスの大きな花がお出迎え。海浜公園のHPによると、タイタンビカスとは、アオイ科ヒビスク属の多年草で、アメリカフヨウとモミジバアオイの交配選抜種。最盛期の真夏にはハイビスカスに似た大きな花が次々と咲き乱れ、その姿からギリシャ・ローマ神話に登場する巨大な神々「タイタン」に因みタイタンビカスと名付けられたそうです。タイタンビカスの花は円内各所で見ることができました。

 

続いて、みはらしの丘へ向かいます。緑色のコキアがもこもこ。50cmほどの大きさに成長していました。

 

いつもの場所からの眺め。植栽されていない土のエリアには、これからコスモスの種が蒔かれます。

 

丘を埋めつくす緑色のコキア

 

丘の上から見下ろします。丘の上のほうはまだ30cm程度と小ぶりのサイズです。

 

丘の上からみはらしの里方面へ下ります。みはらしの鐘の先には青い海と空

 

さらに下り緑色の絨毯を見上げます

 

みはらしの里にやってきました。ジニア(百日草)が満開です。

 

満開のジニアの先にはコキアの丘と青い空が広がります

 

続いて、目的のひまわり畑にやってきました。みはらし台に登り見下ろします。どの花も東側を向いて咲いています。

 

ちょっとうつむき気味かな。ここ数日の猛暑と水不足でピークは過ぎつつあるようです。

 

前日に訪れた益子町ほどの規模ではありませんが、25000本のひまわりがみはらしの里を埋め尽くします。

 

ひまわりの先には満開のジニア

 

園内各所で真夏の花を楽しめます

 

 

泉の広場フラワーガーデンには22品種、約5500本のヒマワリが植栽されています。

 

こちらも終盤を迎えていました

 

最後は砂丘エリアへ

 

カワラナデシコ

 

カワラサイコ

砂丘は焼けつく暑さ。ちらっと見てから海浜口の駐車場へ戻ります。この後友部のアパートに帰り、遅い昼食を食べてから部屋の片づけの続きです。朝干した洗濯物は完全に乾いていました。最後にもう一度会社のメールを確認してから高尾へ向けて出発。これから1週間は東京での夏休みとなります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝のビオトープ天神の里を散策 2022.8.12

2022-08-14 07:45:40 | 茨城県

日光男体山登山の翌日朝は、笠間のアパート近くのビオトープ天神の里を散策です。当日は会社へ出社する必要がなく、午前中にちょこっと在宅勤務して夏休みに突入するため、いつもより30分ほど遅い散策。6時30分に到着しました。10日前に訪れたときに満開だった夏水仙が終わり、キツネノカミソリが見頃を迎えていました。

 

 

笠間や水戸周辺ではキツネノカミソリの花を見かけることがほとんどなく、ここが唯一の群生地なのです。

 

前回も紹介したコバギボウシの群生

 

花びらの内側に紫の筋があって、なかなかオシャレな花です。

 

トンボの里に咲くコバギボウシ。紫色が濃く一層鮮やかです。

 

おやおや? 保護色で気づきませんでした。アマガエルがじっとしていました。

 

まだお休み中のようです。朝日を浴びてお目覚めかな?

 

下から上に向かい次々と蕾が開くので、開花期が長い花です。

 

ノカンゾウも花数が増えてきました。友部周辺では水田の畦でもよく見かけます。一方、ヤブカンゾウの花は少ないようです。

 

 

東側のホタルの里へ向かいます

 

ミソハギの群生

 

花数が増えてきました。ミソハギは、お墓やご仏壇に供える盆花としても知られています。開花期間が長く、9月頃まで楽しめます。

 

朝日を浴びて鮮やかに輝く夏の水田風景を見ながらアパートへ戻ります。

午前中の涼しいうちに仕事を片付けてから夏休みに突入しました。高尾へ戻る前に、ひたち海浜公園を訪れ、見頃を迎えたジニアとヒマワリを見にいくことにします(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栃木県益子町のひまわり畑 2022.8.11

2022-08-13 07:21:33 | 栃木県

一昨日の山の日、日光男体山登山の帰りに栃木県益子町のひまわり畑を見学してきました。約5ヘクタールの広大な農地に100万本のひまわりが咲き揃う姿は壮観で、毎年楽しみにしています。

 

益子町は陶芸で知られていますが、夏のひまわりと秋のコスモス畑もオススメです。ひまわり畑の会場となる上山地区は「道の駅ましこ」の近くにあり、歩いて行くことができます。また会場にも広い駐車場が併設されていますが、降水の後は泥沼化して閉鎖されることがあるので要注意。一昨日は砂埃が舞うほどの好天で、全く問題ありませんでした。

 

会場前の道路からを会場を見下ろします。この右側にもほぼ同じ面積のひまわり畑が広がります。

 

どの花も東の方角を向いて咲いています。

 

ひまわり畑に設置されている展望台からの眺め。ところどころ背の高いヒマワリが目立っています。

 

ひまわり畑の中を散策することも可能で、摘み取りできるコーナーもあります。

 

畑の中から見上げる満開のひまわり。メインの品種はハイブリッドサンフラワーです。

 

赤い品種(ルビー)が植栽されているエリアもありました。ルビーは開花が早く終盤です。

台風の接近に伴い、今日と明日の2日間は駐車場の利用と摘み取りは中止となっています。道の駅ましこに車を停めて歩いて見学することは可能です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の日に初めての日光男体山登山 2022.8.11

2022-08-11 21:12:07 | 山登り

東日本では猛暑が続いています。そして今日は「山の日」です。涼しさを求めて東北地方の山登りを計画していたのですが、北日本に前線が停滞している影響で湿った空気が流れ込み天気が不安定な状況が続いています。早朝に出かけて昼には下山したいところです。そこで、友部から比較的近い日光男体山に初めてチャレンジすることにしました。以前から登りたいと思いながら機会に恵まれなかった男体山。中禅寺湖から1200m以上の標高差があり、ひたすら登り、ひたすら下る登山ルートは、なかなかしんどそうで、いつもロープウエイを使った楽ちん登山(日光白根山)に足が向いてしまうのです。今日の日光白根山は雲に覆われ、男体山は晴天。これは登るしかありません。

今朝の笠間は最低気温が24.1℃と熱帯夜にはなりませんが、蒸し暑い夜でした。今年はクーラー(除湿)を付けて寝ることが多くなっています。朝5時15分にアパートを出発。途中コンビニで朝食を購入し、北関東自動車道、宇都宮上三川から国道4号と国道119号を利用して日光宇都宮道路へ向かいます。国道119号の長岡町の立体交差が完了し、とても便利になりました。

 

日光市からいろは坂にかけては霧と小雨の悪天候でしたが中禅寺湖畔は青空が見えています。日光白根山方面は積雲の中ですが、男体山ははっきり姿が見えています。6時45分に中禅寺湖畔に到着したときは駐車場は満車。120号沿いの参拝者用駐車場が空いていたのでそこに車を停め、二荒山神社へ向かいます。すでに大勢の登山客が訪れていました。

 

まずは中宮祠にお参りします。ここまでは何度も参拝に来たことがありブログでもたびたび紹介しています。登山受付で登山カードを提出して登拝料1000円を納め交通安全の御守護をもらいます。初めての男体山なのでここで山バッチも購入します。

 

山頂に鎮座する二荒山神社奥宮までの案内です。ひたすら登りが続きます。ペース配分を考える必要がありそうです。

 

午前7時に登拝門をくぐります。右手前には大蛇の御神像と手振り祈願鈴。

 

1合目までは階段を上り、その後は登山道へと続きます。

 

杉林の中に咲く花はほとんどありません。標高1300m付近で黄色い花を見かけました。名前はわかりません・・・

 

7時25分に3合目に到着。ここからは4合目までは林道を迂回するよう指示がありました。

キオンやノコンギクの群生を見ながらの15分の林道歩きは急坂から解放されて一息つくことができます。

 

7時40分に4合目の鳥居に到着。標高は1670m。これから標高差800m近くの岩登りが続くことになります。

 

男体山の登山道は標高2300m近くまで樹林帯が続くので花が少ない印象です。4号目の鳥居から少し登るとソバナが咲いていました。近くにはトモエシオガマが咲き始めていました。

 

午前8時。登拝門から1時間で5合目に到着。まだまだ厳しい登りが続きます。

 

日当たりの良い岩場でピンクの花が咲いています。那須岳でよく見るウラジロタデでしょうか・・・

 

この周辺にはヤマハハコも群生しています。次々と高山植物が姿を見せてくれると、疲れも吹っ飛びますね。

 

8時35分に7合目に到着。6合目の表示には気づきませんでした。標高はようやく2000mを越え、山頂が近くなってきました。実はここから道のりが長かった。

 

急な岩登りが続きます。また鳥居がありました。休憩する登山客が目立つようになります。

 

午前9時。2時間かけて8号目に到着。標高はようやく2200m。このあたりから傾斜が緩くなりますが、足腰は厳しい状況。立ち止まらずに、歩きながら休憩します。

 

足元にはオヤマリンドウの蕾。

 

林道沿いで咲き乱れていたキオン

 

標高2250mを超えるあたりで見かけたコバノイチヤクソウ

 

この周辺ではけっこう群生していました。昨年8月、日光白根山でもこの花を見かけました。

 

9時20分に9合目に到着。標高は2350m。山頂まであと100m。青空も見えてきました。もう一息です。

 

標高2400m近くになって森林限界を抜けました。青空が広がります。

 

眼下には、これまで雲に遮られていた中禅寺湖が姿を見せました。奥日光の山々は積雲の中です。

 

9時40分。登拝門から2時間40分で最後の鳥居を二つくぐります。

 

日光二荒山神社奥宮に到着しました。

 

奥宮にお参りします。

 

まずは山頂へ向かいます。正面は標高2486mの山頂。この一帯は勝道上人一行が二荒山大神を拝したとされる聖域で、
大岩の上には対面石と御神剣が立っています。

 

奥宮を振り返ります。その先には雲海が広がります。気温は15℃くらいでしょうか。涼しい風が抜き抜け、下界の猛暑を忘れさせてくれます。

 

山頂の御神剣。現在の御神剣は2012年10月に新たに奉納されたものです。それまでの御神剣は1880年に奉納され山頂のシンボルになっていましたが、2012年3月に折れていることがわかり、復活しました。

 

雲海の上に広がる青空を突き刺す御真剣。長さは3.6m余りあります。

 

1等三角点を見つけてタッチ

 

足元にはウスユキソウが咲いています

 

山頂から奥宮へ戻ります

 

山頂の南斜面には黄色い花が群生。たぶんシオンでしょう。

 

眼下には雲の合間に街並みが見えます。中禅寺湖の東側あたりでしょうか・・・

 

奥宮の隣には二荒山大神の像

 

北側の霧が晴れてきました

 

帝釈山と女峰山が間近に見えています

 

太郎山神社へ向かう途中、トモエシオガマが咲いていました

 

中禅寺湖を見下ろすことができる太郎山神社へ向かいます

 

男体山から見下ろす中禅寺湖。晴れてよかった。

 

日光白根山方面はずっと雲の中でした。雲が無ければ群馬県から新潟県方面の山々を遠望できたことでしょう。

 

太郎山神社

 

中禅寺湖を見下ろしながら奥宮へ戻ります。

 

山頂に1時間近く滞在して10時40分に下山開始。12時30分に登拝門に到着したので、登りより50分短い1時間50分で下ってきました。昼を過ぎても中禅寺湖畔から雲間に山頂が見えていました。

YAMAPの記録を見ると歩行距離は8.5km。21000歩近く歩いたので歩幅が短かかったことが分かります。標高差1200mの往復は想定を超える厳しさ。本格的な日本100名山登山は久しぶりで、8年前の丹沢の蛭ヶ岳以来かな。車を使った標高差1000m以下の楽ちん登山に慣れてしまったため、今回はちょっと疲れました。登山のSNSを見ると一日で男体山と日光白根山を制覇する強者もいるみたいですね。今日は登りも下りも誰にも追い抜かれませんでしたが・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする