今日は移動性高気圧に覆われ、全国的に好天に恵まれました。実は先週初めに10日間天気図を見てこの晴天を予想して休暇を申請済です。10月3日の三本槍岳に続く今年2回目の紅葉登山は安達太良山と決めていました。そして午後はひたち海浜公園のコキア見学です。
オリオン座が輝く朝4時30分に起きて、アパートを出発しました。穏やかに晴れた今朝の茨城県は笠間で7.7℃、水戸で9.5℃、北部の大子町で5.1℃とこの秋一番の冷え込みとなっています。福島県方面も冷え込みが強まり、紅葉前線の南下も加速しそうです。常磐自動車道、磐越自動車道、東北自動車道を利用して二本松ICを降りて、奥岳温泉へまで友部から2時間30分で到着しました。東北自動車道から見る安達太良山は山頂付近に積雲がかかり上空は西風が強そうです。冬移動性高気圧の動きが予想より遅く冬型の気圧配置が残っているためで、次第に雲がとれると予想しました。
7時15分過ぎに駐車場に到着。紅葉シーズンだけあってかなりの車の数でした。朝食を車の中で食べ、トイレに行ってから7時30分に登山開始です。
奥岳登山口を薬師岳へ向かいます。
ロープウエイが動く始めるのは8時30分。早くも列ができていました。ロープウエイ山頂の薬師岳方面は色づき始めています。
標高1200mあたりから周囲の木々が色づいていました。
奥岳登山口から45分。標高1350mの薬師岳に到着。正面に紅葉の絶景が広がります。安達太良山の雲が切れて山頂が見えています。
鉄山、箕輪山から吾妻小富士を遠望します。手前には一面の紅葉。これはスマホの写真です。
同じアングルから撮影したコンデジの写真。長年愛用しているコンパクトカメラです(FUJIFILMのFine PIX F1000EXR)。スマホに比べて黄色と緑色が強調されます。
ロープウエイを見下ろします。試運転を始めたようです。
「ほんとうの空です」の碑を入れて1枚
しばらく木道歩きと泥濘の登山道を登ると標高1470mあたりで視界が開けます。正面に紅葉の木々を見上げます。
紅葉の中を登ります。今週前半にまとまった雨が降った影響で、足元はグチャグチャです。
標高1530m地点から振り返ります
標高1580m地点。ここまで来ると紅葉も終盤です。
登山道を振り返ります
もう少し登ってもう1枚
標高1600m地点から見下ろします
標高1600mを超えると紅葉は終わっています
山頂までもう一息。稜線は西風が吹き荒れます。
奥岳登山口から1時間45分で標高1700mの安達太良山の山頂に到着です。強風が吹き付け、立っているのが厳しい状況。昨日はもっと激しい暴風が吹き荒れたそうです。北から西の方面は積雲が湧きたち眺望は得られません。
北東の福島市方面は快晴
福島の街並みと信夫山をズーム
南には和尚山
風が強いので眺望はこれくらいにして爆裂火口を見るため矢筈森方面へ向かいます
右手には紅葉の山と福島の街並み
沼ノ平の爆裂火口を見下ろします
矢筈森の先から鉄山の紅葉を見下ろします。紅葉がピークを迎えています。
ここで折り返し、矢筈森から峰の辻分岐へ下り、勢至平方面への狭い登山道を下ります。
くろがね小屋付近の登山道は工事中で平日は通行止めとなっているため、鉄山の紅葉を見上げることができません。くろがね小屋へ向かう登山道周辺の紅葉が綺麗なので、少し下ってみることにしました。
紅葉の山を見上げます。矢筈森方面でしょうか。
赤や橙色の紅葉が鮮やかです(逆光のため撮影失敗)
真っ赤に色づいています
再び勢至平へ下る登山道へ戻ってきました。鉄山の紅葉を見下ろします。
矢筈森方面の山肌は赤く染まっています
雄大な鉄山を見上げます
鉄山からくろがね小屋方面へ続く紅葉
しばらく泥濘の狭い登山道を下ると、見晴らしの良い地点に出ました。標高1400m。矢筈森から鉄山を見上げます。
コンデジでズーム。赤や黄色の紅葉が青空に映えます。
鉄山から箕輪山方面
馬車道に出て、少し下った勢至平から安達太良山を見上げます。
ここから先は再び馬車道を下ります
馬車道から見上げる紅葉
11時30分、奥岳登山口に戻ってきました。平日にもかかわらず駐車場は満車です。
遠く見える山並みは霊山方面でしょう。
往復4時間の安達太良山登山は天気に恵まれ、紅葉も美しかったです。10月に入り冷え込みが続いているので、紅葉前線は標高1400~1500mまで下ってきています。例年よりは若干遅いかもしれません。
天気が良いので、ひたち海浜公園は後日として吾妻スカイラインの紅葉を見に行こうか一瞬迷いました。駐車場の車の量を見ていると、渋滞が予想されるので、当初計画通り茨城県へ戻り、ひたち海浜公園へ向かうことにしました。