ウリパパの日記

自由気ままに・・・

福島県田村市のあぶくま洞を訪れる 2023.6.21

2023-06-25 15:26:52 | 福島県

先週木曜日の話題となります。磐梯山登山の帰り、田村市滝根町にある あぶくま洞を見学してきました。磐越自動車道の小野ICから15分程度、最後は山を中腹まで登り現地に到着しました。

 

あぶくま洞の案内板です。阿武隈山地の中腹にあり星が綺麗な場所らしく、星の村天文台が隣接しています。

 

滝根町のキャラクタであるオリオンちゃんがお出迎えです。オリオンの8つの星(黄色)は光度が大きさに反映されているそうです。オリコンちゃんを上から見ると、洞の文字が描かれているそうです。

 

背後には険しい崖がそびえています。この地点の標高は640m。切羽の高さは140mあります。

 

入園料を払ってさっそく洞窟見学スタート。開洞50周年の看板が立っています。あぶくま洞は1969年(昭和44年)に石灰岩の採石中に発見されたそうです。

 

この石灰岩の山の下に洞窟が広がっているようです。

 

洞窟の入口に概要の説明版がありました。公開エリアは全長約600m。種類と数では東洋一の鍾乳石が続く洞窟です。その奥には2500m以上も続く未公開部分があります。

 

鍾乳洞の説明です。雨水が二酸化炭素を空気中で吸収して地中に浸透し、さらに腐食した生物が発生する二酸化炭素も吸収して酸性化します。この酸性化した水が石灰岩に達すると炭酸カルシウムが主成分の石灰岩を溶かして洞窟を広げながら中性に近い水になります。この水が天井や壁面を流れる時に融けていた炭酸カルシウムが再結晶化して鍾乳石となります。

 

何万年もの年月をかけて創られた鍾乳洞の中を見学します。洞窟内は10℃。ひんやりします。さっそく妖怪の塔と名付けられた鍾乳石。ライトアップされています。

 

洗心の池。今でも炭酸カルシウムを含んだ水が流れ続けています。

 

追加料金300円を払い全長120mの探検コースを歩きます。鍾乳石の下の狭いエリアをかがんで通過したり、梯子を登ったり、結構楽しめます。

 

洞窟内にある富士山。滝根富士です。

 

地底の精霊

 

探検コースを出て一般コースに合流します。ここは石化の樹林。この奥には未公開の2500mの洞窟が続いています。

 

せせらぎの間

 

滝根御殿にやってきました。公開部分最上部にある直径30m、短径18m、高さ29mのあぶくま洞最大のホール。何十万年もの歳月をかけて出来た巨大な空間です。

 

みどころの案内版

 

ボックスワークは天井や壁面に網目状に形成される珍しい鍾乳石です。左側に見える上部が円盤状の鍾乳石はシールド。

 

シールドをズーム。ボケてしまいました。

 

洞穴サンゴ。針のような結晶を核に成長した鍾乳石です。

 

ビッグフローストーン。壁面を流れる地下水の石灰分が再び結晶して滝のような形になったものです。

 

観音像の周囲にビッグフローストーンが広がります

 

これはクリスタルカーテン。幕状の鍾乳石で光を透し石の模様を見ることができるそうです。

 

滝根の斜塔。どうやって斜めに成長したのでしょう・・・

 

続いて竜宮殿にやってきました。高さ13mのホールです。滝根御殿にはない分厚いフローストーンや巨大石筍、壁に付着した礫など個性的な鍾乳石が見られます。

 

キノコ岩

 


クリスマスツリーと樹氷

 

深秘の門

 

リムストーン。くぼみに地下水が溜まることにより田んぼの畦のように成長した鍾乳石です。

 

熟成中の洞内貯蔵ワイン。温度が一定しているので、熟成に適しているのでしょう。

 

そろそろ出口が近そうです。最後は月の世界。夜明け、朝日、日中の、夕暮れの4種類のイルミネーションに照らされた幻想的な空間でした。

 

鍾乳洞の出口は売店に直結しています。先ほど見かけたワインも販売していました。店内に、日本の鍾乳洞九選のポスターが掲示されていました。

 

駐車場へ向かう途中から南側の眺望。阿武隈の山々が連なります。

初めて訪れた阿武隈の観光地。なかなか見ごたえある鍾乳洞でした。近くに入水鍾乳洞もあるようです。機会があったらこちらにも訪れてみたいです。

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3年ぶりに宮床湿原を散策 2022.6.21

2022-06-25 16:47:42 | 福島県

21日の福島県ツアーの最後は3年ぶりの宮床湿原です。南郷スキー場脇の林道を登り、峠を越えてしばらく下ったところに数台停められる駐車スペースがあります。そこが宮床湿原への入口となります。

 

このような表示が出ているので、見落とすことはありません。

 

案内版です。ここから宮床湿原へ向けて標高差50mほど山道を登ります。訪れる人は誰もいなく、いかにも熊が出没しそうな場所です。熊鈴を思いっきり鳴らして湿原へ向かいます。

 

この時期、咲いている花は少なく、ギンリョウソウが目立ちます。

 

木道が見える手前に、宮床湿原の説明があります。10種類のミズゴケや豊富な湿性植物が生育しているそうです。低層湿原・中層湿原・高層湿原の各発達段階を1ヶ所で観察できる貴重な湿原です。

 

木道にやってきました。手前から高層・中層・低層の湿原が木道沿いに続きます。

 

高層湿原にはワタスゲが咲いていました。レンゲツツジも開花。緑の湿原の中の赤褐色は鮮やかで目立ちます。

 

ワタスゲをズーム

 

高層エリアではニッコウキスゲも咲き始め。この周辺の標高は850m。ニッコウキスゲが満開の南郷スキー場より200mほど高く、高清水自然公園とほぼ同じ標高です。

 

高層エリアからの見晴らしです。点々とワタスゲが咲いています。

 

木道を歩き、中層から低層エリアの池塘にやってきました。3年前の同じ夏至の日に訪れた時に比べて水量が少ない印象。3年前はトキソウやサワランを数多く見かけましたが、今回は姿がありません。今年は春の訪れが遅かった影響でしょうか。

 

お目当てのハッチョウトンボを探します。遠くの葉にオスが2匹とまっていました。焦点が奥のトンボに合ってしまいました。

 

コンデジでズーム。長さ1mm程度の小さなトンボなので、オートフォーカスでは苦労します。ようやく焦点が合いパチリ。

ハッチョウトンボは日本で最も小さいトンボで全長10mm程度。7月になると数多く見られます。成虫になるとオスは赤くなります。今回もハッチョウトンボに出会えて幸運でした。

熊鈴のおかげ?で、熊さんに出会うこともなく、無事に駐車場に戻ることができました。帰りは友部まで一般道で200km。気が遠くなる距離です。国道289号を会津田島へ向かい、国道121号を南下。国道400号に分岐して塩原へ向かいます。塩原温泉の先でトンネルのバイパスができていたのには驚きです。塩原へのアクセスが格段に向上しました。トンネルを出た先に、日帰り温泉(彩花の湯) の案内があったので、そこに立ち寄り温泉で休憩としました。天然温泉で内風呂と、高台からの景色が良い露天風呂があります。お客さんは誰もいなくて独り占め・・・

ここから友部まで残り90km弱。通り慣れた道で、大田原、烏山、茂木と栃木県東部を南下して19時50分にアパートに戻りました。一日の走行距離は520km。とてもハードな一日でした(おしまい)

 

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南郷スキー場に咲くヒメサユリとニッコウキスゲ 2022.6.21

2022-06-24 20:57:58 | 福島県

高清水自然公園から南郷スキー場までは車で15分足らず。いったん南郷の街へ下り、再び伝上山へ向けて狭い林道を登ります。途中、熊出没注意の看板が目立ちました。

 

スキー場周囲には柵が設置され、自由に立ち入りできません。ただしスキー場脇の林道には駐車スペースが設置されていて、林道沿いの散策が可能です。この周辺の標高は650m。高清水自然公園に比べて200mほど低く、ヒメサユリは満開を迎えていました。

 

高清水自然公園ほど密集していません。草原の中に点々とピンク色の花が咲いています。

 

ヒメサユリの先に咲く黄色い花はニッコウキスゲ

中腹のリフト乗り継ぎ地点にニッコウキスゲが群生します。林道を少し登り見学に行きます。

 

スキー場内に散策路が設置されているので、間近にニッコウキスゲを見学できます。

 

ニッコウキスゲが満開です

 

ヒメサユリとニッコウキスゲ

 

スキー場内の散策路からゲレンデを見下ろします。3年前に訪れた時には、正面に浅草岳や守門岳をうっすらと遠望できました。当日は空が霞んでしまい遠望できません。

 

満開のヒメサユリをズーム。高清水自然公園に比べて季節の歩みが1週間以上早くなっています。200mの標高差だけでなく、積雪量や日当たりの差が影響しているのでしょう。

 

駐車スペースから少し下ったところに、大株のヒメサユリが咲いていました。立派なユリです。

南郷スキー場で満開のヒメサユリを見ることができたので十分満足しました。このまま友部のアパートへ戻ろうと考えていたところ、伝上山の先に宮床湿原があったことをふと思い出しました(3年前に訪れています)。熊との遭遇するリスクが高いけれど、せっかくの機会なので立ち寄ることにしました(続く)

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高清水自然公園のひめさゆりは咲き始め 2022.6.21

2022-06-23 20:38:45 | 福島県

11時50分に磐梯山頂から八方台の駐車場に戻り、90km先の南会津を目指します。当日は朝食のみ持参してきたので、途中、道の駅ばんだいに立ち寄り、お弁当(ビーフステーキ弁当)を購入。

 

数量限定に釣られてしまいました(笑)。

 

値段は少し高めですが、ローストビーフ入り。値段以上に充実していて美味しく頂きました。


前回(昨年)はここから会津若松経由で国道401号を南下して南会津を目指しました。しかし博士山の峠越えで想定以上の時間を要してしまいました。そこで今回はカーナビでルートを検索。多少距離がありますが、塩川から会津坂下へ南下して只見川沿いに国道252号(沼田街道)を会津柳津へ向かいます。会津宮下の手前で県道32号に分岐してひたすら南下、国道401号に合流後は前回と同じルートで14時過ぎに高清水自然公園に到着しました。

 

標高900mの高清水自然公園のヒメサユリは、まだ咲き始めの案内。300円を払い入園します。窪地となっている中央の木道沿いは蕾の状態で、全く花の姿が見えません。積雪量が多かった今年は5月上旬まで雪が残った影響で開花が遅れているそうです。

 

融雪が早かった日当たりの良い北斜面の上から開花が始まっています。

 

一部では見ごろを迎えつつあります。

 

薄紅色の可憐な花です。

この群生地にはワラビが共生しています。ワラビの葉が適度な日陰をつくり地温の上昇を防ぎ、ワラビの根がヒメサユリの球根をモグラなどの食害から守っています。公園の周囲には電気柵が設けられ、シカの食害から守っています。

 

木道を歩きます。ヒメサユリは福島、山形、新潟の県境付近でしか見ることのできない貴重な植物。飯豊連峰、吾妻山、守門岳周辺に自生します。環境庁のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。

ここ高清水自然公園は、ヒメサユリが自生する国内最大規模の群生地。約7ヘクタールの敷地に100万本が自生します。咲き始めたのは、ほんの一部でした。

 

撮影スポットから花の姿は見えません。あと1週間もすれば、一面ピンク色に染まることでしょう。

南斜面の上側でも見ごろを迎えているので、そちら向かいへます。

 


木道沿いに数多くの花が咲いて、見ごろを迎えているエリアもあります。

 

美しいピンク色の花は見ていて飽きません。

 

花により微妙に色の濃さが違います。3年前には白いひめさゆりを見つけました。

 

昨年6月30日に訪れたときは、ほとんど終盤でした。今年はこれから開花が進み、今月末に見ごろを迎えそうです。

続いて、ゲレンデにヒメサユリが群生する南郷スキー場へ向かいます(続く)。

 

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五色沼毘沙門沼周辺に咲くベニバナイチヤクソウ 2022.6.21

2022-06-21 21:53:01 | 福島県

梅雨前線が日本の南に南下し、北日本上空の寒気も東へ抜けました。今日は東北地方の山の天気も安定しそうなので、昨日仕事を調整して、急遽休暇を取得しました。午前中は磐梯山に登山、そして午後は南会津に南下して高清水自然公園と南郷スキー場でヒメサユリを見てきました。

朝5時10分に友部のアパートを出発。茨城県は曇り空です。時間節約のため往路は常磐自動車道と磐越自動車道を利用して猪苗代磐梯高原ICまで2時間10分。そこから五色沼へ向かい、毘沙門沼の散策路で足慣らしをします。ここには毎年訪れていて、目的はベニバナイチヤクソウの花です。今年は時期が遅かったので終盤を迎えていましたが、可憐な花が咲き残っていました。

 

朝日を浴びてピンク色に輝きます。

 

散策路沿いには、このような群生地が数か所あります。最近雨も多いようなので、かなり散ってしまいました。1週間遅かったですね。

 

花は下から上に向かって咲くので、上の花はまだ咲き残っていました。

 

毘沙門沼まで歩いていきます。エメラルドグリーンに染まった沼の先には磐梯山がそびえます。クマ鈴を車に忘れてきたのですが、熊さんに気を付けて湖畔を少し散策します。

 

櫛ヶ峰と磐梯山が見える場所にやってきました。湖面に磐梯山の姿が映ります。

 

コンデジで湖面に映る磐梯山をズーム。絶景を独り占めです。周囲にはハルゼミの合唱が響き渡ります。

上空の寒気が抜けたとはいえ、湿度が高いまま高気圧の後面に入ったため、急速に雲が広がってきそうです。あまりのんびりせずに先を急ぎ、八方台登山口へ向かいました(続く)。

 

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八溝山頂からうっすら東北の山々を遠望 2021.5.10

2021-05-11 20:53:38 | 福島県

昨日の昼前に八溝山頂に到着。シロヤシオを見に行く前に展望台に登り、周囲の山々を眺めました。春霞の季節でもあり前日までの黄砂の影響もあって遠望はあまり期待していなかったのですが、この時期の昼間としては予想外に遠くまで見渡すことができ、東北地方の山々もうっすらと確認できました。西からの乾いた風が強めに吹いためでしょう。

 

折角の機会なので、記録の意味も込めて、山頂から見えた山々を紹介しておきます。いつもの通り山の写真しかありません (笑い)。まずは西から西北西にかけての眺望からスタート。

 

日光連山と高原山です。

 

日光連山をズーム。左のピークは男体山。その右に大真名子山、女峰山、太郎山と連なります。冬場になると女峰山の右にちょこっと日光白根山が姿を現すのですが、さすがにそこまで確認できません。

 

続いて高原山、男鹿山塊、那須にかけての山並み。

 

高原山と男鹿山塊の間には栃木・福島県境の山々が連なります。

 

台蔵高山の右奥にちょこっと燧ケ岳の山頂が見えるはずですが、、、残念ながら霞の中。

 

一方、残雪の会津駒ケ岳から三岩山方面は、はっきりと見えていました。

 

北西には雄大な那須連山。

 

左から茶臼岳、剣が峰、朝日岳、1900m峰、三本槍岳と主峰が連なります。雪が消えたら今年も歩いてみたいですね。

 

那須連山の北には東北の主峰が姿を見せています。まずは残雪の飯豊連峰。大日岳(左)と飯豊山(右)の山頂が肉眼でもはっきり見えていました。

 

飯豊山を超ズーム。

 

飯豊山の北には磐梯山から川桁山。

 

磐梯山をズーム。今年は雪解けが早いようです。6月になったら磐梯山にも登りたいですね。

 

川桁山の背後にはうっすらと白銀の峰々。おそらく西吾妻山から中吾妻山方面でしょう。

その東に連なる東吾妻山から安達太良山にかけては、雪が消えているためかぼんやりとしか確認できません。昨年11月に鮮明な姿を見せた蔵王連山は霞の中でした。

 

北東の阿武隈山地方面。最高峰の大滝根山です。

 

南南東には奥久慈の男体山と久慈川流域の街並み。

 

南には難台山、吾国山、加波山、筑波山を見渡します。

 

冬場の早朝や夕方であれば、関東平野の先に東京スカイツリーや冠雪の富士山、奥秩父の山々を遠望できます。富士山は200kmを超える超遠望となるため、条件に恵まれないと見ることはできません。茨城県の単身赴任が終わるまで、あと2~3回はここに訪れてみる予定です。

 

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シロヤシオ咲く八溝山 2021.5.10

2021-05-10 20:53:16 | 福島県

今週から茨城県のアパートに戻りました。今日は一日アパートで待機して明日から出社となります。天気も良いのでさっそく半日休暇を取得して、八溝山へシロヤシオを見に出かけてきました。

早朝から午前中の仕事を始め、9時からの定例会議終了後に半日休暇に入ります。アパートを10時過ぎに出発。友部からは約90km、1時間40分で山頂に到着します。今日は平日にもかかわらず山頂直下の駐車場に5台車が停まっていました。山頂は結構風が強く昨日までの黄砂の影響も無くなり、予想以上に遠望がききました。東北地方の磐梯山や飯豊山を遠望できました。山頂からの眺望については次の記事で紹介します。

 

山頂で眺望を楽しんだ後、シロヤシオを目指して茗荷谷方面へ向かいます。例年、5月下旬に八溝山のシロヤシオが見頃となるそうですが、今年は春の訪れが早そうです。前回4月16日に歩いたときは、標高900~1000m前後の尾根道ではカタクリやフモトスミレが咲いていました。でも今日はほどんど花がありません。周囲ではブナやミズナラの木々が芽吹き始めています。

 

茗荷谷方面への尾根を下りしばらく歩くと、向かって左側の谷の下に満開のシロヤシオが見えてきました。

 

予想以上に開花が進んでいます。

さらに下ると、右の山側にも満開のシロヤシオが群生していました。

 

登山道をはずれ、笹をかき分け、シロヤシオの下から見上げます。

 

びっしりと咲いたシロヤシオ。今年は当たり年かもしれません。

 

八溝山のシロヤシオは巨木が多いため、高いところに花が咲きます。

 

再び茗荷谷へ下るハイキングコースを下ります。頭上にもたくさんのシロヤシオが咲いています。

 

目の高さにあるので花をズーム。

 

シロヤシオは別名ゴヨウツツジ。八溝山ではゴヨウツツジと名札がついています。近くで見ると純白で上品な花です。ゴヨウツツジの花言葉は、「上品」、「愛の喜び」などと紹介されています。

 

さらに下ると、ミツバツツジも咲いていました。

 

ミツバツツジとシロヤシオ。

 

茗荷谷に下り休憩します。八溝山天然林の看板です。

 

沢沿いにはコンロンソウが咲いています。

 

再びシロヤシオを見ながら八溝山頂へ向けて引き返します。

 

八溝山近くの尾根道ではユキザサが咲き始めていました。

 

八溝山を下ると、麓では藤の花が満開です。

 

大子町周辺でも藤の花の見頃が続いていました。

 

八溝山のシロヤシオは、標高800~900mで見頃となっています。あと1週間程度は見頃が続きそうです。茨城県に単身赴任の間に一度は見ておきたかった八溝山のヤシオツツジ。満開の時期に見ることができて大満足です。

 

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大雪の福島へ 2020.12.20

2020-12-20 20:16:39 | 福島県

今日は実家の用事で福島まで出かけてきました。雪が無ければ福島まで車を利用する予定でしたが、福島市は火曜日から大雪に見舞われ東北自動車道はチェーン規制中です。そこで自宅から宇都宮まで車を利用して、宇都宮と福島は東北新幹線で往復することにしました。

朝5時に起床。今朝の八王子-4℃まで冷え込みフロントガラスが凍り付いていたため、10分ほど暖気運転後に出発です。途中圏央道の鶴ヶ島IC付近でトラックと乗用車の事故があり、乗用車は後ろ半分が大破しスピンして止まっていました。現場は片側車線を何とか通行できる状況。その後渋滞となった様子です。時間に余裕を持って出発して正解でした。途中、東北自動車道の佐野SAで休憩します。

 

下り線から上り線のSAに階段を上っていくと、奥多摩の山々の先に富士山が見えています。

 

奥多摩の大岳山と御前山の間に見える富士山をズーム。今冬の富士山は雪が極端に少なくなっています。なお、西側の八ヶ岳や浅間山、北側の日光方面は雪雲の中でした。

宇都宮駅に8時前に到着。1日500円のコインパーキングに車を停め、宇都宮駅から新幹線を利用します。8時30分発のやまびこを利用。福島までわずか41分。新幹線は早くて便利です。

 

20分で郡山に到着。那須高原あたりは少し雪化粧していましたが郡山は雪がありません。正面の安達太良山は雪雲の中です。

 

郡山から約20分。二本松から先のトンネルと抜けると景色が一変します。福島市は雪景色でした。

 

不動産屋との約束まで1時間以上時間があるので、コラッセ福島へ向かい展望ラウンジへ上ることにします。西口駅前ロータリーの様子です。粉雪が降りしきっています。

 

展望ラウンジから見る信夫山。福島駅で山形新幹線が東北新幹線から分岐します。

 

コラッセ福島の1階に金色の大きなワラジが奉納されていました。

 

信夫山の羽黒神社に奉納される日本一の大わらじは長さ12m。展示されている金色のわらじは実物の1/4にあたる長さ3mのミニチュア版です。それでも大きいですね。

 

ソフトボール女子日本代表のサインが展示されていました。

 

福島駅の東口のメイン通りではサンタクロースが除雪作業中。

 

不動産屋近くの公園の雪化粧。

 

積雪は20cmを越えています。福島市では火曜日に32cmの大雪となり、一旦雪解けが進んだところに昨日から再び降雪があり午前中の積雪は24cmを観測しています。

 

気温も氷点下で長いつららが出来ていました。

 

公園の近くにある福島地方気象台。ここで福島市の気象観測が行われています。

 

近くのお寺も綺麗に雪化粧しています。

不動産屋での相談と契約は1時間で終了。再び福島駅に戻ります。青空が見えてきたので、もう一度コラッセ福島の展望ラウンジに登ります。

 

再び信夫山。山沿いは雪雲におおわれたままです。

 

南の郡山方面は青空が広がっています。

 

西側にも青空が広がってきました。吾妻小富士や吾妻連山は雲の中です。

 

東には霊山が姿を見せていました。

 

福島から11時50分発のやまびこで宇都宮へ戻ります。宇都宮駅から駐車場へ戻る途中に留置線を見学。日光線の205系を見かけました。

宇都宮駅近くの駐車場は1日1200円、駅から離れるに従い1000円、800円、700円、600円と安くなっていきます。今日利用したコインパーキングは駅から500mほど離れていますが500円に値下げしたばかりなので満車になっていました。

宇都宮から友部までは一般道を利用して益子経由で1時間10分程度。15時過ぎにアパートに到着。今週の買い出しをすませてから、行方市羽生へ向かいます。ダイヤモンド富士のリベンジです。

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福島遠征 2020.9.4

2020-09-05 22:04:56 | 福島県

昨日は会社の休業日。休みを利用して福島まで行ってきました。いつものような登山ではなく、実家の用事で不動産屋との相談と現地視察が目的です。天気が良ければ、帰りに吾妻小富士を散策と考えていたのですが、周囲の山は雲の中。用事を済ませてさっさと東京へ戻ってきました。

 

友部のアパートを5時40分に出発。8時前に安達太良SAに到着し、時間調整を兼ねて休憩としました。サービスエリアで見かけたウルトラマンティガの自動販売機です。突然声を発したのでびっくりです。ネット情報ではウルトラマンの生みの親である円谷英二が須賀川市出身であることが理由のようです。

 

帰りの上り線(安達太良SA)で見かけたのはウルトラセブンの自動販売機。

9時30分から不動産屋で1時間30分ほど相談、その後、現地の周囲を見学して目的は完了しました。今後、ややこしい話を進めていかなければならず憂鬱な気分になってきました。

 

朝は青空が広がっていましたが、12時前にはすっかり雲が広がり、にわか雨も降ってきました。信夫山公園の展望台まで上がり福島市内を見下ろします。

 

福島競馬場を見下ろします。祖父のゆかりの地です。ややこしい話になっているのはここではなく(笑)、鎌田地区の土地です。

 

別な展望台から安達太良山方面の眺望。天気が良ければ、吾妻山から安達太良山を望めますが、全て雲の中でした。

市内を見学する時間もないので東北道をひたすら南下して300km先の高尾を目指します。

 

安達太良SAで一瞬見えた和尚山。安達太良山は姿を見せませんでした。

 

次の休憩地は栃木県の那須高原SA。茶臼岳、朝日岳、三本槍岳が姿を現していました。

 

最後の休憩は、栃木県の佐野SAです。関東平野に入ると青空が広がり気温も急上昇。気温35℃を越える猛暑日です。振り返ると、栃木県や茨城県の北部には積乱雲が発達中。

 

特に、茨城県北部(あるいは福島県)の入道雲は上昇気流激しく急速発達中。

 

雲の動きが激しく面白いのでしばらく見上げていると、積乱雲の上でも雲が発達し始めました。

 

栃木県北部方面の雲も急速にモクモクしています。

昨日午後は関東地方北部で竜巻情報が発表されるなど、非常に不安定な天気となったようです。

 

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春は足踏みの八溝山(2) 山頂からハイキングコース周遊 2020.4.15

2020-04-16 21:08:53 | 福島県

毎年GWウイーク初日に八溝山を訪れていますが、今年は自宅で在宅勤務となるため当面茨城県には戻りません。そこで一度トライしてみたいと思っていた福島県側のハイキングコースを歩いてみることにしました。ただし高尾山のように登山路が整備されていないので、笹をかき分け、時には迷いながらの山歩きとなりました。想定以上に高低差があり、相当疲れます。今週は月曜日夜に降雪があり真冬並みの冷え込みになったため、草花の開花は遅れ気味。春の訪れはちょっと足踏み状態でした。

 

八溝山頂から高笹山方面へ快適な尾根歩きが続きます。ここは昨年5月にシロヤシオを見に行ったときに通りました。

 

朝方は氷点下。まだ気温が低いためか、カタクリの花は閉じています。

 

日影に入ると残雪が溶けずに残っています。

 

高笹山への分岐は直進し、その先の茗荷への分岐を右折して尾根道を下ります。ブナの原生林の中を下ります。シロヤシオもまだ冬の姿です。

 

暫く尾根道を進むと茗荷の沢へ向かう急な下りとなります。このあたりはイワウチワの群生地のようです。ところどころ咲き始めた花は、先日の雪と寒さで痛んでしまったようです。まだ蕾が多いのでこれからでしょう。

 

沢に出て暫く下ると、ふくしまの歩道50選「八溝山天然林」の看板。

 

尾根道から100m以上は下ったので、このあたりは標高800m程度でしょうか。日当たりが良いのでカタクリの花が咲いています。

 

この花も気温が上がる午後になれば開花しそうです。

 

再び尾根道に戻るには同じ道を引き返すか、ショートカットして沢の反対側の斜面を登るかの選択となります。ブナの原生林の中、笹でおおわれた斜面を登ることにしました。方角を確認しながらひたすら登ります。結構疲れました。

 

尾根に出て少し下ると林道に出ます。しばらく進むと左側に遊歩道の看板。ここを入ります。

その先はひたすら下りが続きます。遊歩道とはいっても途中道に迷うこともしばしば。ピンクのリボンが木に巻き付けられたり、地面に落ちているのでそれが頼りです。尾根を下るので、大きく道を外して迷うことはなさそう。

 

20分ほど下ると、木々の芽吹きが感じられるようになります。標高は700mを切っているでしょうか。結構下ります。周囲にはカタクリのつぼみが見られますが、日当たりが良くないため、まだ開花していません。

 

しばらく下ると両側にイワウチワの群生が現れます。

 

茗荷沢の谷沿いはほとんど開花していませんが、標高が200mほど低いこのあたりはそろそろ見頃のようです。雪の影響も少なかったようです。

 

斜面にびっしりと咲いています。

 

 

イワウチワを見ながら階段を下ります。

階段の先で林道にぶつかるのでそこを左折。その後、だらだらと林道歩きが続きます。

 

林道沿いの斜面は日当たりが良く、たくさんの花が咲いていました。これはハルトラノオです。

 

カタクリも大きく花を開いています。

 

キクザキイチゲ

 

これはエイザンスミレ。咲き始めはかわいい姿です。

 

湧き水の斜面に咲くコガネネコノメソウ

林道の終点に到着。ふれあいの森遊歩道入口となります。ここまでは何度か下って来たことがあります。

 

ふれあいの森の沢沿いは日当たりが悪く、ひんやりとしています。春の花が咲くのは少し先になりそうです。いつも訪れるGW初日頃にはニリンソウ、カタクリ、エンレイソウ、ケマンソウ、キクザキイチゲなどが咲き乱れています。

 

ハナネコノメソウが咲いていました。

 

日当たりのよい場所ではニリンソウが開花。

 

ユリワサビ

 

沢から尾根に登るあたりがカタクリの群生地ですが、まだ蕾です。

 

尾根沿いのイワウチワの群生地。標高が高いため蕾の姿もなく、気の早い花が一輪咲いていました。

 

林道へ向かう最後の登り。笹の道には残雪が残っていました。

林道から八溝山山頂の展望台までは緩やかな登り道。ようやく足が楽になりました。山頂展望台から福島県側の遊歩道を歩くこと3時間弱。高低差は推定400m。途中100mの下りと登り(茗荷沢)を考慮すると500mの高低差となります。距離にして10kmほど。今年最初の山歩きにしては結構ハードでした。平日ということもあり、誰にも出会いませんでした。イワウチワやカタクリはまだ咲き始め。今年は春の訪れが早いと思っていたら八溝山はそれほどでもなく、来週あたりから花のシーズンとなりそうです。

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春は足踏みの八溝山(1) 山頂からの眺望 2020.4.15

2020-04-15 21:14:47 | 福島県

昨日の北風も収まり、今朝は穏やかに冷え込みました。最低気温は水戸2.2℃、笠間-0.7℃、大子-1.4℃を観測しています。日中は南風が入り水戸で21.3℃まで上昇しています。

今日はお休みでした。もともと来週の平日に休暇を取得するつもりでしたが、親が転院したこともあって今週に変更しようと思っていたところ、業務の関係も重なり休日を取得することにしました。高尾へ戻っても病院は面会謝絶。ひとまず直近やることを片付けてきたので、今日はアパートに滞在です。しかし新型コロナ対策として、人との接触を極力減らさなければなりません(目標はゼロ)。昨夜悩んだ挙句、早朝に車で出発して八溝山へ上ることにしました。カタクリやイワウチワには早いですが、今の時期なら人に遭遇するよりも熊に遭遇する確率が高そうなので、クマ鈴持参です。結論から言うと、車の往復、八溝山(福島県側)での10kmほどのハイキングを通して、人との出会いはゼロでした。朝食、昼食は昨夜遅くコンビニで購入済(ビニールシート越しに店員1名と接近)。今日の唯一の接近は、近くの銀行で記帳とお金をおろした際に警備員2名とお客さん3名のみです。

さて、一昨日夜に八溝山周辺では雪が降った様子です。昨日朝は冠雪の姿が見られたそうです。幸い、山道は雪が融けてほぼ乾燥状態。アパートから1時間45分。7時15分過ぎに山頂の駐車場に到着です。

 

周囲には残雪が目立ちます。展望塔の階段は雪が積もり、カチンカチンに凍結しています。吹く風は冷たく気温は氷点下です。大子町方面の山々は霞んでいます。筑波山もぼんやりとしか見えませんでした。

 

西側の空です。那須連山が白く輝いています。

 

高原山の南の日光連山は春霞の中。うっすら見えるのは女峰山でしょうか。

 

大佐飛山から那須連山の眺望。

 

高原山の北側には白銀の山々が見えています。

 

正面は帝釈山。帝釈山と高原山(前黒山)の間にうっすらと燧ケ岳が見えています。燧ケ岳まで87kmありますが、春霞の中ここまで見えれば大満足です。

 

北側には会津駒ケ岳方面の峰々が連なります。

 

冠雪の那須連山をこんなに鮮明に見たのは初めてです。

 

茶臼岳をズーム。中腹にはロープウエイ山頂駅が見えています。

 

朝日岳のピークから1900m峰、そして最高峰の三本槍岳(1917m)と続きます。今年も歩いてみたい山々です。

 

さて展望塔の山座同定盤がリニューアルしました。条件が良ければ北側には東北の山々を遠望できるのですが・・・

 

磐梯山から飯森山方面がうっすらと見えていました。

 

鬼面山の先には猫魔ヶ岳から続く稜線。その奥に白銀に輝く山は飯森山です(コントラストつけています)。

 

磐梯山をズーム。肉眼ではもっと鮮明に見えるのですが、ズームするとコンデジではぼやけてしまいます。少しコントラストつけましたが。。。

 

北側にもうっすらと冠雪の山々が見えています。東吾妻山方面でしょうか。安達太良山はよくわかりませんでした。もう少し空気が澄んだ時に訪れてみたいです。

30分ほど展望台で眺望を楽しみましたが、他に誰一人訪れる人はいませんでした。寒さも和らいできたので、クマ鈴をつけて山歩きスタート。目的はカタクリとイワウチワの花です(続く)。

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