今日で2014年度も終わりです。9月から茨城県に単身赴任するなど変化の多い一年でした。最終日の今日は珍しく重要な打ち合わせが予定されていないため、久しぶりに一日休暇を取得することにしました。寝坊するつもりでしたが、いつもの習慣で朝5時過ぎに目が覚めてしまいました。天気も良いので朝食後に宍戸地区まで散策してきました。
昨日は水戸や宇都宮、海沿いの銚子でソメイヨシノが開花し桜前線は関東地方を一気に北上。アパートから見える近くの幼稚園のソメイヨシノも昨日開花した様子です。
友部から宍戸までは水戸線で一駅。歩いても15分足らずで到着。駅の北側には枝垂れ桜のきれいなお寺があるとの情報です。
正面に見えてきました。向かって左側が唯信寺、正面が光明寺です。
まずは唯信寺を訪れます。正面が本堂です。庭の手入れの行き届き、草花が大変綺麗なお寺です。
鐘楼の脇に枝垂れ桜の老木があります。上部の枝が選定されていて特徴ある姿です。添え木を立てるわけにはいかず手入れが大変そうです。
逆光ですが、本堂側から撮影してみました。
本堂脇には親鸞聖人の像がたっています。真宗大谷派外森山唯信寺は、親鸞聖人24輩の一人唯信(ゆいしん)の寺です。
唯信精舎と書かれています。
本堂の左手には、笠間市指定天然記念物のシイの木があります。目通り幹囲が5.6m、樹高12mの大樹で、樹齢不詳(笠間市ホームページ情報)。樹齢500年という情報もあるようです。
唯信寺に隣接する光明寺を訪れます。山門脇の枝垂れ桜が満開です。
山門から本堂を望みます。境内にも満開の桜が咲いています。
山門をくぐるとこの景色が現れます。本堂の右手前に立派な枝垂れ桜。左側は彼岸桜でしょうか。
見事な枝ふりです。
本堂から二本の枝垂れ桜を眺めてみます。山門の向こうには先ほど紹介した唯信寺の枝垂れ桜の姿が見えています。
満開の枝垂れ桜。
続いて完全寺を訪れましたが、信者の方以外は立ち入りできません。ここの境内にも満開の枝垂れ桜。外から眺めてるだけでも十分堪能できます。
裏手にまわってっました。立派な枝ぶりです。
唯信寺、光明寺、完全寺は隣接しているので、歩いて散策を楽しめます。ちょうど満開の時期に訪れることができたようです。近くの北山公園の桜も見ごたえあるとの情報ですが、まだ時期的に早そうです。
友部にも戻るときに見かけた一本桜。のどかな農村風景です。
さて折角の休日です。これからどうするか・・・
水戸近辺の枝垂れ桜やカタクリの花を見に行く予定ですが、その前に日立市の高鈴山に登ってみることにします。
(3/31 17時追記)
夕方再び光明寺を訪れてみました。
早朝と違い、大勢の方が満開の枝垂れ桜を見学に来ていました。本堂裏手の墓地から見下ろします。本堂の西側の枝垂れ桜は枝ぶりもよく見栄えがします。
もう一度完全寺をのぞいてみました。朝は道路から遠くに眺めるだけでしたが、昼間はお寺の入口まで入ることができます。ここまでくると枝垂れ桜の全容が目に入ってきます。
光明寺裏手の墓地から見下ろしてみました。大木の枝垂れ桜、間近で見てみたいものです。