昨日は午前中を中心に綺麗な青空が広がりました。八王子では最高気温が28.1℃まで上がっています。この春は緊急事態宣言が発令されたこともあって高尾山への入山は自粛していましたが、宣言が解除されたため、昨日高尾山の6号路と1号路の入口付近を散策してきました。目的は咲き始めたセッコクの観察です。
清滝駅前の様子。人出は例年の1~2割の印象。ケーブルカーは動いていますがリフトは運休中です。
北島三郎さんもマスクをつけて咳エチケットの注意喚起を行っていました。
久しぶりに6号路を歩きます。
最初の休憩地点でセッコク探し。比較的近いところに咲いていましたが、例年より花は少なめです。期待したジャケツイバラは全て散ってしまいました。
6号路をさらに上ると、セッコクがまとわりついた杉の老木が対岸に見えてきました。
枝にびっしり。
今年の5月は平年よりかなり気温が高かったため、例年よりセッコクの開花が早まっています。
咲き始めはピンクに色づいた花が目立ちます。
ピンクの花がまとまって咲いています。
こちらは純白のセッコク
さらに上流へ向かうと、高い場所に一塊咲いていました。
お気に入りの観察スポットにやってきました。目を凝らすと20m以上の高さにのところに4か所、セッコクが着生しています。
頭上には3つの塊が並んで咲いています。
ここで折り返します。
6号路のセッコクの群生地を後にします。
続いて1号路にやってきました。
6号路と違い、セッコクが着生する杉の木は登山路脇に立っています。従って1号路のセッコクは頭上を見上げる感じになります。1号路を上ると正面に見えてくるセッコクです。
1号路のセッコクは年々勢いを増している印象です。
スギの木の上部に着生するセッコク。逆光になってしまいました。一時期に比べてかなり花数が減ってしまった印象です。
さらに1本先の杉の大木に密生して着生するセッコク。
かなり上の方まで白いランの姿が見えます。
こちらの塊も見事です。
1号路のセッコクは至近距離で花が見れるところが魅力です。
薬王院参道の杉並木でも、頭上高いところにセッコクを見ることができます。双眼鏡必須です。昨日は時間が無くて回れませんでした。今週末にでも訪れたいところですが時間あるかな?