ウリパパの日記

自由気ままに・・・

房総半島南端 館山市伊戸からのダイヤモンド富士 2021.5.29

2021-05-30 17:36:16 | ダイヤモンド富士

昨日は朝から千葉県へ出かけてきました。娘が仕事の関係で木更津から館山に転居するための手伝いです。転任休暇は無く、土日で転居と新居の整理を終わらせ、月曜日から再び仕事とかなりハードスケジュール。薬剤師は自分の都合で休暇を取得することができず、とても忙しいようです。

奥さんは姪の大学サークル(管弦楽団)の定期演奏会を見るため、木更津での荷造りと搬出を終え14時過ぎに川崎へ向けて戻りました。そしてパパは娘を乗せて木更津から転勤先の館山へ移動。新居に搬入された段ボールの開梱、ベッドや机の組み立て、部屋に入り照明を準備する必要があることがわかったため急遽近くの大型電気店へ購入へ行ったりドタバタ続き。6月からオープンする調剤薬局を任されるらしく、夕方にはアパート近くの新しい職場を見学してきました。それにしても、パパの単身赴任先の茨城県友部に比べると、木更津も館山も共に観光地。羨ましいです(笑)。

昨日は房総半島南端からダイヤモンド富士が見られるため、予め観察ポイントを調べておきました。晴れ予報の千葉県では夕方まで梅雨前線北側の帯状の雲がかかり続け、なかなか晴れてくれません。しかも湿度が高く空は霞んでいます。一時はダイヤモンド富士は断念しかけました。ところが17時頃から帯状の雲が東海上へ後退すると共に西から青空が広がってきました。空は霞んでいるものの気象衛星画像を見ると相模湾上空には雲がありません。娘と相談して、せっかくの機会なので観察ポイントに行ってみることにしました。

 

館山の中心部から洲崎南側の伊戸地区まで車で20分。駐車場に日没の20分前に到着です。すでに大勢の地元の方が夕焼けを見にきていました。ちょうど海の向こうの相模湾の先に太陽が沈みかけています。雲はありませんが富士山は霞の中。

 

富士山の大きさや位置の見当がつかないままにしばらく太陽を眺めていると、富士山のシルエットが見え始めました。既に山頂に太陽がかかり始めています。

 

千葉県南端から見るダイヤモンド富士は初めてです。富士山までの距離が意外と近いので、茨城県から見るダイヤモンド富士より太陽が小さく見えます。

 

山頂の右肩に沈んでいきます。肉眼でもはっきり見えてきました。

 

相模湾越しのダイヤモンド富士。絶景です。

 

キャッツアイになるかな? 富士山頂では南風が吹き上げ雲が舞っているようです。真冬のような雪煙ではありません。

 

最後の輝き。

 

日没後の富士山のシルエット。

 

南風が吹き荒れる中での幻想的な日の入りでした。

千葉県の木更津からのダイヤモンド富士は春分の日と秋分の日に見ることができます。娘が赴任中に一度はと思っていたところ、この1年間は天気に恵まれませんでした。一方、次の赴任地の館山では、引っ越し初日にヘトヘトになりながらも美しいダイヤモンド富士を楽しむことができました。これからダイヤモンド富士の観察スポットはさらに南下し、6月5日の野島崎灯台を最後に太平洋上に移動します。館山から野島崎にかけてのエリアでは5月と7月がダイヤモンド富士のシーズンとなります。

ダイヤモンド富士を見た後は、富士山のシルエットを見ながら洲崎を経由して館山へ戻り、回転寿司やまとで夕食としました。水産会社直営のやまとは、地魚や青魚のネタが非常に新鮮でとても美味しかったです。20時に娘を送り届け、高尾に戻ったのは22時前。館山からの距離は150km弱ありますが、東京湾アクアライン上り渋滞も解消され、順調に戻ることができました。

 

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奥日光シロヤシオ巡り(4) 霧降高原キスゲ平園地へ 2021.5.26

2021-05-30 07:19:03 | 山登り

奥日光を後にして、いろは坂を下り霧降高原へ向かいます。標高1300mのキスゲ平園地まで中禅寺湖から30分足らずで到着しました。途中でコンビニに立寄るのを失念したためレストハウスで昼食休憩としてから1445段の階段を上ります。霧降高原へ来る途中、車窓からシロヤシオの木々が山肌を白く染めている様子が見えたので、期待できそうです。

 

階段沿いだけでなく、園内に整備された遊歩道でも満開のシロヤシオや咲き残ったトウゴクミツバツツジが迎えてくれます。

 

キスゲ平で見られるツツジの紹介がありました。アカヤシオが終わり、トウゴクミツバツツジからシロヤシオ、ヤマツツジとリレーで咲き続けていきます。

 

トウゴクミツバツツジ。標高の低いところでは終盤を迎えていました。名前の通り、葉は枝先に3個輪生します。

 

一方シロヤシオは満開。別名ゴヨウツツジ。名前の通り、枝先に5枚の葉が輪生状につきます。ゴヨウツツジ、トウゴクミツバツツジ共に雄蕊は10本あります。

 

再び階段を上り空を見上げるとハロが出ていました。湯ノ湖を散策していた時よりも雲が薄くなり、青空が広がってきました。

 

シロヤシオ満開の階段を500段ほど登ってきました。

 

振り返ると正面には栃木県北部の山並みが広がってきました。

 

満開のシロヤシオの中をさらに上ります。

 

1445段の階段の終点、標高1582mの小丸山展望台に到着。階段を見下ろします。そして正面には高原山、その左奥には男鹿山塊を遠望。

 

高原山をズーム。右側は最高峰の釈迦ヶ岳と鶏頂山、左奥には明神岳から前黒山の峰々。昨年の5月末には釈迦ヶ岳に登りました。昨年のシロヤシオは極端に花数が少なかったように記憶しています。当たり年の今年は、剣が峰から大入道にかけての稜線ではシロヤシオが満開でしょう。

 

キスゲ平園地の草原を見下ろします。山麓の駐車場からの高低差は230mほど。シロヤシオの大木が点在しています。

 

シロヤシオが密集するエリアをズーム。帰りに周ってみることにします。

 

標高1600mの小丸山展望台周辺では、シロヤシオが咲き始めです。

 

回転扉から外に出て、標高1610mの小丸山にやってきました。正面は標高2010.5mの赤薙山。

 

谷を見下ろすと、新緑のパステルカラーにシロヤシオやトウゴクミツバツツジが彩を添えています。

 

小丸山展望台付近ではハクサンイチゲが咲いていました。

 

花びらが5枚と6枚の花が見られました。

 

 

下りの階段脇では白い花が咲き始めていましあ。花の名前はわかりません m(__)m

 

展望塔から見たシロヤシオが密集するエリアへ向かいます。満開のシロヤシオ。

 

ふと草原を見ると、遊歩道近くで日本スズランが咲いていました。低い位置からズーム。

 

さらにズーム。遠くには沢山の花が咲いています。遊歩道から見るのはこれが限界です。

 

 

再びシロヤシオの森へ向かいます。

 

ここから先は立ち入りできません。

 

再び遊歩道を下ります。あと1週間早ければ、きっとトウゴクミツバツウジとの競演が見られたことでしょう。

 

再び階段を下ります。白い花が咲き始めていました。何となくズミに似ています。奥日光では見かけませんでしたが、季節的にそろそろ開花する頃です。

 

近くではベニサラサドウダンが咲き始めていました。

4月28日に訪れたときはカタクリが満開でした。あれから1か月が経ち、初夏の花が咲き始めていました。

 

これは春の花ですがシロバナエンレイソウ。そろそろ終わりです。群生している場所がありました。

 

ハルナユキザサは咲き始め。

 

標高の低いところではマイズルソウが咲き始め。

 

イワカガミが1輪開花。

 

下のエリアではオオナルコユリも群生していました。

 

最後はツボスミレ。これで花の紹介は終わります。

キスゲ平ではこれからヤマツツジの季節を迎え、あと一か月もするとニッコウキスゲが見頃となります。昨年は7月9日にここを訪れ、標高1500m付近で満開のニッコウキスゲを見ることができました。COVID19対策としての週休3日制は既に終わってしまい、週末はとても多忙なため、今年は再訪できるか微妙な感じです。

 

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奥日光シロヤシオ巡り(3) アズマシャクナゲ咲く湯ノ湖畔を散策 2021.5.26

2021-05-29 06:13:44 | 山登り

シロヤシオが満開の中禅寺湖の北岸を巡った後、湯ノ湖へ向かいます。目的は高山でも見かけたアズマシャクナゲの花です。国道120号沿いの駐車スペースに車を停め、湯ノ湖散策開始です。

 

まずは湯滝を見下ろします。

 

続いて湯ノ湖。静かな湖面です。正面の山並みは金精峠から温泉が岳方面。

 

湖畔に咲くアズマシャクナゲ

 

こちらは湖面に映るピンク色のシャクナゲの花。

 

遊歩道沿いの斜面にアズマシャクナゲの群生が続きます。

 

ハウチワカエデの花。中禅寺湖の遊歩道でも見かけました。

 

トウゴクミツバツツジとアズマシャクナゲの競演です。

 

湯ノ湖とアズマシャクナゲ。

 

アズマシャクナゲの説明がありました。

 

遊歩道沿いにアズマシャクナゲの群生が続きます。

 

ピンク色の大きな花が群生します。

 

 

 

とても見ごたえのあるシャクナゲロードです。

 

こちらはトウゴクミツバツツジ

 

対岸にもミツバツツジが点々と咲いています。

 

湖畔を半周ほど散策した後、同じ道を引き返します。

 

正面には男体山。

湯ノ湖畔の散策後は中禅寺湖の歌ヶ浜へ向かいます。

 

途中の戦場ヶ原から先ほど登った高山を見上げます。

 

歌ヶ浜に到着。駐車場が満車なので路肩に車を停めて、周囲の山々を眺めます。西側には白根山がひときわ高くそびえます。その手前には先ほど歩いた中禅寺湖北岸の峰々。

 

白根山をズーム。残雪が目立ちます。左手前のピークは先ほど歩いてきた高山です。

 

歌ヶ浜から見上げる男体山。この方角から見ると均整の取れたピラミッド状の形に見えます。

さて、これからどうするか。予想より早く雲が広がってきました。天気はゆっくり下り坂。夜の皆既月食は厳しい状況と思われ、それほど早く戻る必要は無さそうです。標高1500mがシロヤシオのピークということは、霧降高原のキスゲ平あたりでも見頃を迎えているのではないかと推測し、キスゲ平へ向かうことにしました(続く)。

 

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奥日光シロヤシオ巡り(2) 千手ヶ浜から中禅寺湖北岸遊歩道へ 2021.5.26

2021-05-28 21:08:34 | 山登り

先手ヶ浜に着く頃には薄雲もとれて快晴となりました。まずは湖岸に下りて男体山を眺め、千人庵でクリンソウの様子を見て、湖畔遊歩道を戻ることにしました。

 

まずは中禅寺湖畔からの眺めです。正面には男体山。その左手前には先ほど縦走してきた中禅寺湖と戦場ヶ原を隔てる山々が連なります。左端が高山となります。周囲ではエゾハルゼミのうるさい鳴き声が響いています。

 

男体山をズーム。梅雨入り前の貴重な晴れ間。きっと大勢の登山客でにぎわっていることでしょう。実は登頂したことのない男体山に登ろうか迷ったのですが、夜の皆既月食に備えてトレッキングに留めておくことにしたのです。

 

続いて目的地である千人庵へ向かい、クリンソウの開花状況を確認します。前の記事で紹介したように、龍頭の瀧下では見頃を迎えつつありました。標高はほぼ同じでも、雪溶けが遅い先手ヶ浜ではようやく開花が始まったところでした。この一帯がお花畑になるのは平年並みの6月中旬以降になりそうです。

 

50m近く離れたところに、開花が進んだ群生地がありました。ここは立ち入り禁止区域です。

 

足元で咲き始めた小さな花は、葉の形から推定するとシロバナヘビイチゴ?

 

青い中禅寺湖と新緑の山々が眩しい。ここから菖蒲ヶ浜まで北岸の遊歩道を歩きます。1ヵ月前の4月28日に訪れたときはアカヤシオが満開でした。

 

湖岸ではトウゴクミツバツツジは終盤です。まだ一部の花は咲き残っていました。

 

 

これはハウチワカエデの花でしょうか。

 

トウゴクミツバツツジからヤマツツジの季節に移りつつあります。

 

湖畔のシロヤシオは今が盛り。

 

今年はシロヤシオの当たり年。どの自生地でも花付きが素晴らしいです。

 

湖畔の森の中でも、真っ白に染まっています。

 

少し日が陰ってきたようです。天気は下り坂かな。曇り空でも新緑に映えるシロヤシオ。

 

足元に咲くタチツボスミレ。スミレのピークは5月前半~中旬だったようです。

 

菖蒲ヶ浜に近づくとクワガタソウが群生していました。

 

可愛らしいピンクの花です。

 

ワチガイソウ

 

ニリンソウも見かけました。

 

再び龍頭の瀧に戻ってきました。道端を黄色く染めているのはヤマガラシの花です。

7時30分に龍頭の瀧下を出発して高山を経由で千手ヶ浜まで行き、湖畔遊歩道を戻ってきました。時間はちょうど11時です。せっかく奥日光へ来たので湯ノ湖まで足を延ばし、時期的に遅いかもしれませんがアズマシャクナゲの花を見に行くことにしました(続く)。

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奥日光シロヤシオ巡り(1) 龍頭の瀧から高山へ 2021.5.26

2021-05-27 21:46:25 | 山登り

昨日は休暇を取得して、奥日光へシロヤシオを探しに行ってきました。今年は花付きが良く、開花は例年よりやや早めとのネット情報です。中禅寺湖北岸の高山周辺にシロヤシオの群生があるらしく、山頂の標高(1667.7m)から推定すると見頃ではないかと判断。龍頭の滝下に車を停めて、高山経由で千手ヶ浜まで歩いてみることにしました。

アパートを5時30分に出発。龍頭の瀧下には2時間足らずで到着しました。まずは駐車場近くに咲くクリンソウを見に行くことにします。

 

まだ5月というのに、早くも見頃を迎えています。

 

川沿いに咲くクリンソウは千手ヶ浜に比べ1週間程度早く開花します。国道からも近くアクセスが良いのでオススメです。

 

続いて龍頭の瀧へ向かいます。入口ではトウゴクミツバツツジとシロヤシオが満開。

 

遊歩道を上ります。滝沿いにはミツバツツジが咲いています。

 

滝の上部から見下ろします。正面には中禅寺湖。

 

ピンク色のミツバツツジが龍頭の瀧を彩ります。

龍頭の瀧から高山へ向けて登山開始です。平日にもかかわらず、ちらほら登山客を見かけました。この辺りにはあまり熊は出没しないようです。でも念のためにクマ鈴を鳴らして歩きます。

 

バイケイソウの群生地を抜け、しばらくはなだらかな森の中を進みます。

 

500mほど進むと、トウゴクミツバツツジとシロヤシオがお出迎えです。

 

登山道から外れて尾根を登ります。ピンクと白の見事なコラボレーション。ここでは同時に楽しめるのですね。

 

シロヤシオも満開です。

 

標高が上がるにつれて、樹間から前白根と日光白根山が姿を現します。まだ残雪があるようです。

 

斜面一帯に咲くシロヤシオ。

 

白い清楚な花のシロヤシオはゴヨウツツジとも呼びます。名前の通り5枚の葉が上を向いて蓮の花が開くように芽吹く姿から呼ばれているようです。

 

さらに標高が上がるとアズマシャクナゲが姿を現します。

 

見上げると満開のシロヤシオ。

 

こちらは白いアズマシャクナゲ。

 

最後の登りにかかる手前で、ピンクのアズマシャクナゲとトウゴクミツバツツジ、そしてシロヤシオが咲き揃いました。標高は1600m弱でしょうか。周囲ではエゾハルゼミの鳴き声が響き渡っています。今年初めて聞くセミの鳴き声です。昨日は一日中、鳴き声が途切れることがありませんでした。

 

上ばかり見上げていたため、足元に咲く花はノーチェックでした。ふと足元を見ると可愛いスミレが咲いていました。タチツボスミレに似てます。

 

樹間から南東には中禅寺湖を見下ろします。

 

振り返ると男体山。その北側は大真子山、子真子山方面でしょうか。

 

登り始めてから1時間ほどで標高1667.7mの高山山頂に到着。山頂の周囲は高木があってあまり眺望がよくありません。但し、中禅寺湖南側の半月山と違い明るい山頂です。

 

山頂の南側にトウゴクミツバツツジの大木。標高が高いためか、まだ7分咲きです。

 

山頂のシロヤシオはようやく咲き始めたところ。その先に日光白根山が見えています。

 

 

少し下ったところから日光白根山をズーム。

 

高山から下る西斜面にはシロヤシオとトウゴクミツバツツジが群生しています。標高1600m以上のシロヤシオはまだ咲き始め。この辺りが満開になるのはあと4~5日先の6月上旬と予想します。

 

標高1600m以下まで下ると次第に花が増え、トウゴクミツバツツジが鮮やかです。

 

シロヤシオも負けてはいません。

 

シロヤシオとトウゴクミツバツツジを同時に楽しめます。見事な群生地の中をジグザグに下っていきます。

しばらく下ると小田代原方面との分岐点に到着。ここから中禅寺湖方面へ向かいます。さらに1kmほど下ると熊窪に到着し、千手ヶ浜を目指します。

 

新緑の湖畔と中禅寺湖。先手ヶ浜が見えてきました(続く)。

 

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気になる花を探しに早朝のビオトープ天神の里を散策 2021.5.27

2021-05-27 07:23:32 | 茨城県

昨夜のスーパームーンの皆既月食は、後半の30分ほどヴェールに包まれた姿を見ることができました。西から接近する低気圧の影響が、各天気予報会社が発表する予報よりも早く現れてしまいました。残念です。

今日は茨城県で在宅勤務。今月はGWや昨日の休暇など勤務日が少なくなっている一方で、経産省か茨城県かわかりませんが在宅勤務のノルマがあり、5月の目標達成のために今日から月末までは在宅勤務となります。友部のアパートはネット環境が悪く、会社支給のモバイルWiFiと個人所有のポケットWiFiがあるにも関わらず、今月はギガの残りが少なくなってきて心配です。

昨日は37500歩も歩いたにもかかわらず、いつもと同じ4時台に目が覚めてしまいました。目標の12500歩/日達成のために、雨が降る前の早朝に歩くしかないと思い、気になる花を見るためにビオトープ天神の里まで遠回りをして散策してきました。

 

好転の昨日とは一転して低い雲が垂れ込め、天神の里はとても薄暗いです。

 

早くもアジサイの花が咲き始めました。来週にも関東地方の梅雨入りが発表されるのではないでしょうか。

 

気になる花はこれ。サイハイランです。

 

友部近辺ではここでしか咲いている場所を知りません。

 

雑木林のイチヤクソウの蕾。先週の予想ではそろそろかなと思っていました。しかし茨城県は平年並みの気温で経過しているため、開花までもう少しかかりそうです。6月に入ってからでしょう。

 

そしてもう一つ気になっていた花はクモキリソウ。開花しました。

 

とても可憐な花です。

 

黄金色に輝き始めた麦畑を見ながらアパートへ戻ります。

イチヤクソウが咲く頃、再び早朝に訪れてみます。ひたち海浜公園のオオウメガサソウも、そろそろ咲き始めたかもしれません。茨城県にいる間にもう一度見ておきたい花です。

 

 

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薄雲の中のスーパームーン皆既月食 2021.5.26

2021-05-26 21:51:10 | 日の出・月の出

今日は満月。フラワームーンです。しかも、今年最も地球に近づくスーパームーンのタイミングで、3年ぶりの皆既月食となります。ずっと前から楽しみにしていました。

今日は休暇を取得して、シロヤシオを求めて奥日光と霧降高原へハイキングに出かけてきました。シロヤシオをはじめトウゴクミツバツツジ、アズマシャクナゲが満開でした。その様子は数回に分けて後日紹介予定です。今日の栃木県方面は、日中青空が広がっていました。しかしゆっくり天気は下り坂。夕方には西から厚い雲に覆われてしまい、皆既月食の観測は厳しい状況になってきました。月の出は厚い雲の中で全く見えません。ところが皆既月食が始まる頃から上空の雲が切れ、20時30分過ぎから南東の空の雲が薄くなり、皆既月食を終えた月が姿を現してきました。下層の雲の流れは早く、雲が切れても薄雲に覆われ、赤い月を見ることはできません。

 

21時前から低い雲が切れて朧月の月食を見ることができました。今は再び厚い雲の中となってしまいました。

 

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高尾山のセッコクは6号路で咲き始め、1号路は見頃 2021.5.23

2021-05-23 17:28:12 | 高尾山・陣馬山

昨日の午前は歯医者と内科、午後から長沼の実家、そして今日の午前中はマンションのお仕事と慌ただしく過ぎ去り午後になってようやく一息つきました。久しぶりに爽やかな青空が広がり、八王子では最低気温14.6℃、最高気温23.8℃と快適な気温。絶好の登山日和です。しかしこのところ休日は全く時間を確保できず、このまま茨城県へ戻るも惜しいので、午後から予定していた庭仕事の一部を来週末に回し、午後から高尾山のセッコクの様子を駆け足で見てきました。薬王院参道まで行かず6号路と1号路の山麓を巡る時間節約コースです。

5月15日に1号路のイナモリソウとセッコクが開花した記事を紹介しました。あれから1週間。この期間は天気が悪く、それほど高温にもならなかったので、1号路のセッコクは満開が予想されますが、6号路は行ってみないと分かりません。高尾山関係のHPでも紹介されていないので、まずは6号路へ向かうことにしました。

 

昼食を食べて13時30分過ぎに自宅を出発。清滝駅前広場は、かなりの人出でした。

 

外からケーブルカーをズーム。東京オリンピックまで残り2ヵ月です。

 

先頭部のヘッドマークをズーム。大会エンブレムと、マスコットのミライトワとソメイティが描かれています。

 

清滝駅構内のセッコクが満開です。駅の外からズーム。この様子では6号路のセッコクはまだ早いかもしれません。

 

6号路を登り琵琶滝を過ぎ、最初の休憩地点でセッコクを探します。木の裏側からの観察となります。何か所かで開花を確認しました。

 

続いて対岸の杉の老木にセッコクがまとわりつく観察ポイントに到着。予想通り開花が始まったところでした。まだまだ花数は少ないようです。

 

右側の密生部をズーム。まだ3分咲きです。

 

左側の密生部。こちらは5分咲き。そろそろ見頃でしょうか。

 

咲き始めはピンク色の花が目立ちます。実際は写真に比べてピンクの色が濃く見えています。

周囲の木の枝のセッコクはまだほとんど蕾。このエリアが見頃になるのは1週間後でしょう。続いて更に上流へ向かいます。

 

ここはお気に入りの観察スポット。あまり知られていないません。通行の邪魔になるので、ハイキング客が来ないことを確認して目を凝らします。しかも、ちょうど逆光となる時間帯でもありとても見づらく、直射日光を避けた方角から見上げなければなりません。20m以上の高さのところに4箇所着生しています。

 

左側の枝をズーム。3つの塊になって着生しています。こちらは、ほぼ満開です。

大山橋を越えてさらに上ったところにも観察スポットがあります。しかし時間が無いためここで引き返し1号路へ向かうことにします。

 

6号路を戻る道で見かけたカンアオイ。これはカントウカンアオイですね。コミヤマスミレは既に終わっていました。

 

アサギマダラです。羽を開くと飛び去ってしまいました。

 

続いて1号路を登ります。5月15日にも紹介した場所です。一番最初に見えてくる木では点々とセッコクの塊が見えています。

 

満開です。

 

2本目の杉の木はさらに高いところにセッコクが着生しています。少し先から振りかえり見上げると着生の様子を観察しやすくなります。あらゆる枝に着生して見事です。6号路では対岸の杉の木を見上げるのに対し、1号路では頭上の杉の木を見上げるため、少々首に負担がかかります(笑)。

 

中央部をズーム。

 

1号路のセッコクは年々花数が増して、密度が濃くなっている印象です。

 

さらに高い枝にも着生しています。

3本目の木の先端にもセッコクが着生しています。こちらは午後になると逆光で見えにくく、今日は開花前の印象でした。快晴の日の午前中がおすすめです。

 

1号路では比較的低い場所の至近距離からセッコクの花を見ることができます。登山道(下り)からわかりやすいため、大勢の方がカメラにおさめていました。

 

さらに上り、イナモリソウを見に行きます。15日とは別な場所で開花していました。

 

金毘羅台への分岐点の少し先でも開き始めています。

 

ここで引き返し、1号路を下ります。

 

1号路を登ってくるときに観察した杉の木を見上げていたところ、、、新たな発見がありました。先ほど紹介した1本目の杉の木のさらに手前(清滝側)の樹上(20m以上)でもセッコクの花が点々と咲いているではありませんか。長い間、1号路でセッコク観察を続けていますが、今回初めて認識しました。思わず " おおっ" と声をあげてしまいました。薬王院参道の杉の大木に咲くセッコクと同じような高所です。

 

先ほどの写真の左上の花をズーム。

 

さらにもう一本下流側の杉の枝にもセッコクが咲いていました! 

 

高さは30m以上あるのではないでしょうか。登山路の頭上です。

 

薬王院参道まで行かなくても、1号路の山麓で頭上高いところに着生するセッコクを見ることができます。新たな発見に大満足の散策となりました。来週末もいろいろ予定が入っています。時間を確保できれば満開を迎えいそうな6号路と、できれば薬王院の杉並木にも訪れてみたいです。うーん、、でも土曜日は千葉県に娘の引っ越し(木更津→館山)の手伝いに行かなければならず、日曜日も再び長沼の実家へ。厳しいな、、、

 

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出勤前にビオトープ天神の里まで散策 2021.5.19

2021-05-19 20:25:21 | 茨城県

九州から近畿、東海にかけては早々と梅雨入り宣言がありました。関東地方でもぐずついた天気が続いていますが、まだ梅雨入りの発表はありません。来週には梅雨前線が大きく南下する予想なので、再度北上したタイミングで発表となるのかもしれません。

今朝は一時的に雨があがっていたため、久しぶりにビオトープ天神の里まで散策してから、いつもより1本遅い電車での出勤としました。

 

友部のアパートから歩いて20分で天神の里に到着。まずはトンボの里へ向かいます。木道がリニューアルされて歩きやすくなっていました。

 

カキツバタの花が雨に濡れています。

 

こちらはキショウブの花。

 

ヤマボウシが満開です。

 

期待したサワオグルマは終わっていました。今年は4月末に見頃を迎えたようです。

 

 

一方、エビネの花はまだ咲き残っていました。これらは自生ではなく移植した株です。

 

サイハイランは開花目前(暗くてボケボケ)。

 

雑木林ではイチヤクソウの蕾が膨らんできました。あと1週間で開花しそうです。

 

クモキリソウの芽が伸びてきました。

ビオトープ天神の里では初夏の花が終わり、サイハイラン、イチヤクソウ、クモキリソウが開花目前。今後の気温次第では、来週には一斉に開花して見頃を迎えているでしょう。

 

始発の次の電車に乗るため散策を終了して友部駅へ戻ります。水田では田植えが終わっています。例年なら爽やかな青空が続くこの時期ですが、今年は天候に恵まれません。生育不良が心配です。

 

遠くの林にはホオノキの花が咲いています(超ズーム)。

 

水田のあぜ道に咲く黄色い花は何でしょう?

 

友部では、間もなく栗の花の季節を迎えます。

6月上旬にもう一度訪れてみる予定です。

 

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京王ハイブリッド連節バスに遭遇 2021.5.16

2021-05-17 19:57:36 | 電車

昨日の午後、自宅近くの町田街道を散策していたところ、見慣れないバスがやってきました。噂の連節バスです。間違いありません。連節バスは今年の4月に京王でも導入され、高尾駅から館ヶ丘団地まで早朝の1本でのみ運用されているそうです。まだその姿を見たことがありませんでした。そのバスが日中、目の前にやってきたのです。昨日は教習車として運用されていたみたいです。後から写真を見てわかりました。

 

通過する瞬間をパチリ。近すぎたので全体像が写りません。

 

かなりのスピードで通過後に最後部をズームで再びパチリ。全長17.99m、追い越し注意、軸重 11905kgと表示されています。

HP情報によると、導入されたのは日野ブルーリボン ハイブリッド連節バス。全長は通常のバスの1.7倍あり、乗車定員は1.5倍の118名です。18m近い長さがあるので、確かに "追い越し注意" ですね。次回は、停車中にじっくり眺めてみたいです。

 

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高尾山1号路のイナモリソウとセッコクが開花 2021.5.15

2021-05-16 16:10:06 | 自然

昨日は九州北部、中国、四国で梅雨入りの発表がありました。そして今日は近畿、東海地方が梅雨入りです。5月11日の九州南部に続き、続々と発表が続き、平年より20日前後も早い記録な早さです。今年は暖冬と3月の記録的な高温の影響で季節の歩みが2週間ほど早まっています。そうなると高尾山のセッコクもそろそろ見頃を迎えているの可能性があります。昨日の午後、高尾山の1号路を散策してきてきたので、様子を紹介しておきます。

 

高尾山口駅から見るトリックアート美術館裏側の山肌が黄色く染まっていました。例年5月下旬に見頃となるので、今年は10日ほど先行しています。

 

1号路を登りセッコクの群生地へ向かいます。予想ほど開花が進んでいません。木の高いところでちらほら開花していました。

 

蕾が膨らんできたので、1週間後には見頃を迎えそうです。

 

この塊はそろそろ見頃かな。

続いてイナモリソウを探しに、1号路を上ります。

 

1号路では黄色い花が満開です。ハナニガナでしょうか・・・

 

お目当てのイナモリソウです。冒頭の写真と同じ花で1輪だけ開花していました。

 

数多くの蕾を見かけました。あと3~4日で次々と開花しそうです。

 

ユキノシタも見頃が続いていました。

 

マルバウツギが満開

 

途中でハンショウヅルを見つけました。

 

金毘羅台の手前で引き返して、高尾山口から東高尾稜線の四辻へ登り、高尾経由で戻ってきました。途中の尾根から東京都心を見渡すことができます。昨日は南風が強く、東京都心のビル群を見ることができました。東京スカイツリーは霞の中で肉眼では認識できません。

 

こちらは、大光寺のサルスベリの木に着生させたセッコクです。このセッコクは間近で見ることができます。

高尾山のセッコクは今週末から5月下旬にかけて見頃となりそうです。今後、天気の悪い日が続きそうなので開花はゆっくりと進み6月まで見頃が続く可能性もあります。

 

 

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木更津の證誠寺を訪れる 2021.5.8

2021-05-15 21:13:42 | 千葉県

1週間以上前の古新聞になってしまいました。先週末の木更津散策の最後の記事となります。八剱八幡神社の次に訪れたのは證誠寺です。證誠寺は狸ばやしの伝説が残る木更津市で唯一の浄土真宗のお寺です。

 

證誠寺のHPから抜粋します。

 江戸時代の初期(17世紀中頃)に證誠寺は誕生しました。初代住職の了念は、実弟と共に鎌倉より川﨑を経て陸路当地に到着、この矢那川河口の地を選び、この地域に初めての浄土真宗のお寺を建てました。江戸時代の当寺は寺子屋で、大人も子供も大勢が勉強に来ていたようです。師匠であった住職を偲んで生徒である筆子達が建てた筆小塚が、境内にひっそりと建っています。また、五昼夜連続の雅楽演奏による音楽法要が行われるなど、地域の人たちに大変なじまれ、心のより所になっていたものと思われます。
 当寺には、開基間もない頃から狸ばやしの伝説があります。萩や薄の咲き乱れる境内で、中秋の名月に照らされながら、住職と大小百匹ばかりの狸が一緒に、「證誠院のペンペコペン、己等(おいら)の友だちゃドンドコドン」と歌いつつ、幾晩も楽しく踊ったと伝えられています。

 

證誠寺の狸塚の説明板がありました。狸塚の伝説がもとになり野口雨情により狸ばやしの童謡が生まれ、中山晋平の作曲により天下に広まりました。

 

證誠寺の境内図です。

 

童謡碑、狸塚、句碑、筆子塚の説明板です。

 

近くに咲いているのはエゴノキでしょうか・・・

 

向かって右側には立派な鐘楼がありました。

 

まずは童謡碑です。明治38年、当寺門徒の松本斗吟氏が地元の郷土史『君不去』に狸ばやしの伝説を紹介、大正時代に当地へ講演に訪れた野口雨情先生がそれをもとに作詞、中山晋平先生が作曲し、昭和の初めに大ヒットしたのが、童謡「証城寺の狸ばやし」です。

童謡「証城寺の狸ばやし」が大ヒットしたことを記念して、昭和4年に狸塚が、昭和31年に童謡碑が建てられました。   

 

童謡碑の前には楽譜が彫られています。

 

狸?の置物の先に見えるのは筆小塚。

 

 

狸塚にやってきました。

 

 

狸の置物の表情が可愛いい。何だかトトロみたいですね。横になった狸のような形の石に彫られた「狸」の字は、雅号を”狸庵" と称し狸の愛好家として知られた政治家 中橋徳五郎氏によるものと説明にありました。

 

 

こちらも狸でしょうか・・・

 

狸塚の先には光輪堂。納骨堂です。

 

 

こちらは本堂です。

 

家紋は五三の桐。そして賽銭箱には ”千社札は貼れません" 掲示されています。無断で貼っていく人が後を絶たないのでしょうか。鐘楼入口にも同じ掲示がありました。

木更津市のHPによると、毎年10月の第3土曜日に證誠寺で「狸まつり」が催されるそうです。市内の児童が独特の衣装とメイクで大狸、小狸、和尚さんに扮し、おなじみの童謡にあわせておもしろおかしく踊る、何とも微笑ましいまつりで、県内外から文学愛好者を始め、多くの見物客が訪れるそうです。

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木更津の八剱八幡神社を訪れる 2021.5.8

2021-05-15 13:28:08 | 千葉県

5月8日の木更津散策の初めに、八剱八幡神社を訪れました。八剱八幡神社は、日本武尊縁の神社・木更津総鎮守として鎮座し、地元では「八幡さま」の呼び名で親しまれています。創建は鎌倉時代初期、祭神は、誉田別命(應神天皇)、 息長足姫命(神功皇后)、 足仲彦命(仲哀天皇)、 素盞鳴命、 日本武尊です。

 

鳥居をくぐると石燈篭、御神木、2対の狛犬、そして正面に社殿。木更津の由来と八剱八幡神社の由緒についてHPよりそのまま引用します。

当社の社伝によると往昔このあたり一帯の地を八剱の里と呼び、この里の神を八剱の神と称え、この神に仕えるはふりを八剱と申した。

人皇第12代景行天皇の40年、日本武尊御東征の折り、相模国(神奈川県)より此の地に渡らんとするとき、浦賀沖で暴風雨に遭遇し御船が転覆寸前となった。そのとき妃橘姫が、「これ尊の相模の地より此の海を望み給ひて、これ小海なり、立跳りにも渡りつべし、とあさみ給ひしに依りて渡津海の神の怒り給ふなり」と海の神の怒りを静めようとして、尊の身代わりとなって御入水あそばれた。そのことにより、尊は無事に此の地にお着きになりましたが、姫の死を悼んでしばらく当社にご滞留になり、此の地を去ることをなさらなかったので、「君去らず」と呼ぶようになり、なまって現在の「木更津」になったと伝えられる。

源頼朝鎌倉幕府開幕に当たり、神領を寄進して社殿を造営する。

天正19年徳川家康公社領3石2斗を寄進せられ、御朱印の証を授与される。慶長17年大阪冬の陣が起こると木更津より多くの船頭が召出されて、向井忠勝、小浜光隆軍のもとで目覚しい働きをした。これも八剱八幡神社の霊験加護のたまものであるとして、特に当社の宮司らを駿府城内に招き、銅鳥1隻と銀子を贈り神恩に感謝した。

宝暦2年に木更津の大火に依り社殿焼失。安永2年に現社殿を再建。寛政9年に社殿修理を加える。大正3年に社殿の大改修をする。また、明治4年には郷社に列せられる。昭和55年の社殿改修に際しては、格天井装飾画(162枚)も復元され、現在は厄除・交通安全・初宮詣・七五三詣・商売繁盛・合格祈願・学業成就等の守護神として鎮座する。

以上引用終わり。

 

社殿の右手には稲荷神社。

 

 

その手前には手水舎。

 

手水舎の隣には水引飾り。神職が一つ一つ手作りしているそうです。

 

水引飾りの説明です。

 

 

続いて本殿前の狛犬(阿形)。貫禄の表情です。

 

こちらは左側の吽形。

 

拝殿前にもさらに一対の狛犬。こちらは新しそうです。

 

八剱八幡神社の扁額。

 

五大力船絵馬と拝殿の格天井装飾画が木更津市指定文化財となっています。

 

拝殿の右手に源頼朝「お手植えの蘇鉄」の説明がありました。源頼朝が兵馬の疲れを癒したことに対するお礼として植えた蘇鉄を森家が大切に育て、その蘇鉄を森家が大正15年に奉納したものです。

 

これが蘇鉄です。蘇鉄は東京では見かけません。南房総ではよく見かけます。木更津は暖かいのでしょう。

 

蘇鉄の前に案内が建っていた関東一大神輿。今年の6月まで改修中のようです。

 

ところで、社殿の手前にこのような写真が掲示されていました。冒頭に紹介した木更津の由来ともなった「君去らず」神話に登場する日本武尊の顔です。

 

社殿に隣接する立派な参集殿の鬼瓦に使われていました。

 

鬼瓦をズーム。日本武尊は八剱八幡神社の参道と木更津の海を正面に見て鎮座していました。尊の身代わりとなって御入水妃橘姫を悼んで海を見つめているのでしょうか・・・

 

八剱八幡神社をお参りした後、近くの証城寺へ向かいます。木更津高校美術部が描いた木更津みまち商店街のアートです。タヌキや鳥が描かれていました。

 

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難台山のすずらん群生地へ 2021.5.12

2021-05-14 22:19:30 | 茨城県

一昨日は茨城県での在宅勤務でした。昼食休憩を長めに取得して、難台山の麓にある日本すずらん群生地の様子を見てきました。例年は今頃開花するのですが、今年は季節が2週間近く前倒しで進行中。もしかしたら終わってしまったかもしれないという不安が頭をよぎります。

 

友部のアパートから車で20分弱で道祖神峠に到着。ここは難台山と吾国山の登山口です。駐車スペースに車を停め、難台山方面へ向かいます。

 

20分ほど急坂を登り、すずらん群生地入口へやってきました。ここからすずらん群生地へ下ります。

 

昨年同日にも群生地を訪れました。その時はヤマツツジが満開でした。しかし今年は既に散ってしまいました。春の訪れが早かった昨年よりもさらに季節の歩みが進んでいます。

 

分岐点から1kmほど下り保護区域にやってきました。本州では貴重な群生地ですが、乱獲のために激減してしまったそうです。現在は電気柵で保護されています。

 

保護区域の外に咲くすずらん。

 

ちょうど満開です。

 

 

ベル型の白い花はとっても清楚です。

 

たくさんの花を間近に見ることができます。

 

遠くに咲くすずらんをズーム。

 

近くで見上げます。

 

保護区域の一番下までやってきました。花ことばは幸福、純潔、純粋です。

日本すずらんの群生地を毎年訪れることができるのは、単身赴任と在宅勤務のおかげです。でも、ここに訪れるのは今回で最後となるかもしれません。自生するすずらんの姿を目に焼き付け、他の花を探しながら難台山山頂を目指します。

 

尾根道への分岐点へ戻る途中に見かけたスミレの葉。たぶんフイリフモトスミレでしょう。かなり群生している様子でした。

 

尾根道ではツボスミレ(ニョイスミレ)が咲き残っていました。

 

黄色い花はニガナ。

 

ウマノアシガタです(たぶん)

 

アマドコロ

 

ササバギンランが1輪咲いていました。

お目当てのツクバギンモンソウは、すべて終わってしまいました。カタクリが満開の3月に吾国山で咲いていたので遅かったかな。昨年はところどころで咲き残っていたのですが。。。

 

と思ったら、山頂近くの日陰で、ようやく咲き残った花を発見。

 

近くにもう一株。難台山にはかなり群生していて、大株もあります。満開の時期に訪れてみたいですね(うーん・・・GW中か・・・)

 

標高553mの難台山に到着。周辺のヤマツツジはすっかり終わっていました。

 

山頂から見る筑波山。左が女体山、右が男体山の双峰です。友部からだと手前の山に隠れて筑波山を見ることができませんが、ここまで来ると近い!

 

 

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八溝山頂からうっすら東北の山々を遠望 2021.5.10

2021-05-11 20:53:38 | 福島県

昨日の昼前に八溝山頂に到着。シロヤシオを見に行く前に展望台に登り、周囲の山々を眺めました。春霞の季節でもあり前日までの黄砂の影響もあって遠望はあまり期待していなかったのですが、この時期の昼間としては予想外に遠くまで見渡すことができ、東北地方の山々もうっすらと確認できました。西からの乾いた風が強めに吹いためでしょう。

 

折角の機会なので、記録の意味も込めて、山頂から見えた山々を紹介しておきます。いつもの通り山の写真しかありません (笑い)。まずは西から西北西にかけての眺望からスタート。

 

日光連山と高原山です。

 

日光連山をズーム。左のピークは男体山。その右に大真名子山、女峰山、太郎山と連なります。冬場になると女峰山の右にちょこっと日光白根山が姿を現すのですが、さすがにそこまで確認できません。

 

続いて高原山、男鹿山塊、那須にかけての山並み。

 

高原山と男鹿山塊の間には栃木・福島県境の山々が連なります。

 

台蔵高山の右奥にちょこっと燧ケ岳の山頂が見えるはずですが、、、残念ながら霞の中。

 

一方、残雪の会津駒ケ岳から三岩山方面は、はっきりと見えていました。

 

北西には雄大な那須連山。

 

左から茶臼岳、剣が峰、朝日岳、1900m峰、三本槍岳と主峰が連なります。雪が消えたら今年も歩いてみたいですね。

 

那須連山の北には東北の主峰が姿を見せています。まずは残雪の飯豊連峰。大日岳(左)と飯豊山(右)の山頂が肉眼でもはっきり見えていました。

 

飯豊山を超ズーム。

 

飯豊山の北には磐梯山から川桁山。

 

磐梯山をズーム。今年は雪解けが早いようです。6月になったら磐梯山にも登りたいですね。

 

川桁山の背後にはうっすらと白銀の峰々。おそらく西吾妻山から中吾妻山方面でしょう。

その東に連なる東吾妻山から安達太良山にかけては、雪が消えているためかぼんやりとしか確認できません。昨年11月に鮮明な姿を見せた蔵王連山は霞の中でした。

 

北東の阿武隈山地方面。最高峰の大滝根山です。

 

南南東には奥久慈の男体山と久慈川流域の街並み。

 

南には難台山、吾国山、加波山、筑波山を見渡します。

 

冬場の早朝や夕方であれば、関東平野の先に東京スカイツリーや冠雪の富士山、奥秩父の山々を遠望できます。富士山は200kmを超える超遠望となるため、条件に恵まれないと見ることはできません。茨城県の単身赴任が終わるまで、あと2~3回はここに訪れてみる予定です。

 

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