ウリパパの日記

自由気ままに・・・

赤い月の出 2021.1.31

2021-01-31 20:27:30 | 日の出・月の出

今日は19時44分に月齢17.9の月が東京スカイツリーから少し北側に離れた場所から昇ってきました。予想通り真っ赤です。昇ってきたときは下側が少し尖っています。

 

高度が上がると下側が丸くなり、やや扁平な形に変わりました。

 

月の出の方角は東京で77.9度(北から時計回り)。自宅マンションから東京スカイツリーの方角は80.5度なので、東京スカイツリーまで少し離れています。

 

やがて赤色から橙色へ色が変わっていきます。

 

高度が上がると橙色から明るい白色へと変化していきます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深大寺を訪れる 2021.1.29

2021-01-31 12:41:43 | 東京都

調布の布多天神社で疫病鎮静の御朱印を頂いてから深大寺へ向かいます。深大寺を訪れるのは30年ぶりです。調布からかなり歩いた記憶がありますが、地図で見ると意外と近そうです。

 

布多天神社から800mほど北へ進み中央高速の下をくぐると池上院の脇から深大寺南参道となります。ここから坂を上り500mほどさらに北上します。

 

20分ほどで深大寺の参道に到着しました。正面が山門です。

 

ここが噂の鬼太郎茶屋です。30年前にはありませんでした。店の中(妖怪ショップ)はゲゲゲの鬼太郎グッズであふれています。

 

店の前では鬼太郎とねずみ男がお出迎え。

 

妖怪が勢揃い。

 

鬼太郎茶屋の車です。「茶屋号」と呼ばれています。ナンバープレートは、水木しげるの出身地の鳥取ナンバーでした。調布市内を走ることがあるのでしょうか?

 

山門手前の元祖嶋田屋です。店前に鎮座する一対の羅漢像は、そばを食べる時の「いただきます」と「ごちそうさま」を表現しているそうです。

 

いよいよ深大寺山門にやってきました。

 

山門の説明です。慶応元年(1865)の火災の際にも常香楼とともに被災をまぬがれた建物で、現在、山内で一番古い建物となっています。東京に残っている江戸時代の建築の中でも、意匠的に特にすぐれたものの1つとされています。

 

正面には「浮岳山」の山号額を掲げています。形式は、主柱を3.6m間隔に立てて扉を付け、後方に細い控え柱を立てた一間薬医門とよばれるものです。柱、梁、組物などの材はケヤキ。屋根は切妻の茅葺き。屋根裏板や垂木はスギで造られています。ケヤキ部分をベンガラで赤色に、スギ部分を黒で塗った、山内唯一の彩色された建物です。

 

山門の先で見かけた掲示です。分散初詣が呼びかけられていました。深大寺では2月14日(旧暦1月3日)までを初詣期間としています。ポスターには厄除元三大師(角大師)が描かれています。これは平安の昔、元三大師が鬼の姿となり疫病神を退散したときの姿を写し取ったものです。このお姿を刷った「おふだ」は、魔除けとして知られ、特に江戸時代以降、日本中の家々の入口に貼られてきたそうです。

 

本堂にお参りします。江戸時代の本堂は幕末の火災で焼失し、大正8年に今の本堂が完成しました。平成15年には大屋根大改修工事をおこない、瓦屋根より銅板葺本瓦棒葺きになり本堂外観が一新されました。30年前とは外観がかなり異なっているようです。こちらにも分散初詣の呼びかけ。

 

現在の鐘楼です。文政12年(1829年)に建てられた旧鐘楼は大師堂裏の高台にありましたが、幕末の大火で消失し、その後、1870年に、山門を入った右手に位置を移して再建されました。

 

慈恵大師(元三大師)像を安置している大師堂です。江戸時代の大師堂は本堂の西南に東向きに建っていましたが、幕末の火災で類焼。本堂西の崖地を削って造成した敷地に位置を移して再建されました。被災直後の慶応3年(1867)に本堂をさしおいて復興されました。

 

白鳳仏を安置する堂宇として昭和51年に新築された釈迦堂です。大切な仏像を火災、盗難から守るため鉄筋コンクリート造りとし、湿気の多い土地であることを考慮して高床式に作られているそうです。四本の円柱に支えられた屋根は方形造り、銅板葺きと言われるもので、頂部に露盤・宝珠をすえています。

 

ちょうど、国宝の釈迦如来像(白鳳仏)と毘沙門天像が公開されていました。HPの説明によると、

国宝「釈迦如来像」は穏やかな微笑みをたたえる飛鳥時代後期(白鳳期)を代表する仏像です。本像は、東日本最古にして都内寺院唯一の国宝仏です。また同時公開される、調布市有形文化財「毘沙門天像」は平安時代後期の作であり、深大寺創建時の本尊「深沙大王(じんじゃだいおう)」の化身と伝えられています。深大寺の古代を偲ぶ二尊を「釈迦堂」でお参りください。(引用終わり)

拝観料300円を払って外から見学することができました。

 

白鳳仏についてHPから簡単に紹介しておきます。明治42年(1909)、当時東京帝国大学助手であった柴田常恵によって元三大師堂の須弥壇下から本像は再発見され、これにより深大寺の名は本像とともに日本中に知られるようになり、大正2年に本像は旧国宝指定となりました。その後、昭和25年の文化財保護法施行で重要文化財となり、新たに国宝指定を受け、関東所在の仏像としては神奈川県高徳院銅造阿弥陀如来坐像、東京都大倉文化財団普賢菩薩騎象像に次ぐ指定となり、寺院伝来の仏像としては都内寺院唯一にして、東日本最古の国宝仏誕生となりました。そのお姿はまさに国宝にふさわしく優れた造形美を讃えています。

確かに優しいお姿でした。

 

釈迦堂の近くに元三大師の説明がありました。おみくじの創始者だったのですね。深大寺のおみくじは古来のままで凶が多いそうです。凶は吉に転じる力を秘めています。先ほど紹介した魔除けのおふだ(角大師)についても紹介されていました。

 

こちらはトイレで見かけたトイレの仏 うすさま明王。「烏枢沙摩明王」は不浄や穢れを焼き尽くす力を持った明王様です。

 

最後に本堂裏手の高台に上ってみました。開山堂です。昭和58年の開創1250年大法会記念事業として新築された奈良時代様式の堂宇です。本尊に薬師如来、脇侍に弥勒菩薩、千手観音を安置、開基満功上人、天台宗第一祖惠亮和尚の尊像を奉安しています。

 

最後に御朱印2枚を頂きました。公開されていた国宝白鳳佛と、本堂本尊の無量寿です。

 

ほぼ30年ぶりの深大寺。鬼太郎茶屋にはびっくりしましたが、調布市は水木まんがの生まれた街と映画のまちとして観光にアピールしています。京王線が地下化されたことから、調布の駅前はずいぶんと様変わりしていました。

 

映画のまちの観光パネル。

 

駅から10分ほど西に歩いたところに2年前にオープンした鬼太郎ひろば。京王線の跡地を活用しています。

 

鬼太郎の像

 

目玉おやじ

 

縁台に座る、ぬらりひょん。

 

一反木綿のベンチ。その先の公園の端からはトンネルを出入りする京王線を見ることができます。

調布の街を訪れるのも久しぶり。京王線の地上駅があった時代から随分と様子が変わっていて驚きました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調布の布多天神社を訪れる 2021.1.29

2021-01-30 20:49:26 | 東京都

昨日は久しぶりに調布駅で下車。鬼太郎ひろばを見学してから目的地である布多天神社へ向かいました。末社である疱瘡神社にお参りして、疫病鎮静の御朱印を頂けるという情報を入手したためです。

布多天神社は調布駅から北に歩いて10分程度。甲州街道を越えて電気通信大学と大正寺の間の参道を進むと正面に布多天神社が現れます。まずは布多天神社の御由緒についてHPから引用しておきます。

布多天神社の創建はあまりに古く定かではありませんが、延長五年(927年)に制定された「延喜式」という法典にその名を連ねる多摩地方有数の古社で、社伝によれば第十一代垂仁天皇の御代、約1940年前の創建といわれております。
 文明九年(1477年)に多摩川の洪水をさけ、古天神というところより現在地へ遷座され、その時に、御祭神、少彦名命(すくなひこなのみこと)に菅原道真公を配祀されました。
 江戸時代に甲州街道が作られ、上石原、下石原、上布田、下布田、国領の五宿ができ、布田五宿と呼ばれました。 当時、布多天神社は布田五宿の総鎮守であり、五宿天神と崇め祀られておりました。
 そして布田五宿は、明治二十二年に飛田給、上ヶ給と合併して調布町となり、当社は調布町総鎮守となりました。(引用終わり)

石原、下石原、上布田、下布田、国領の布田五宿の総鎮守として祀られ、その後飛田給、上ヶ給と合併して調布町の総鎮守として地元に親しまれているのですね。武蔵野の森に囲まれ、風格漂う神社です。
 
 
 

鳥居の先には保存木が続きます。その中の一本のシラカシの木は、一昨年の台風15号の強風で大きく枝が折れてしまい、参道に倒れると危険なことから伐採されてしまいました。

 

保存林を抜けると本殿の手前に養生中の御神木が見えてきます。

 

しめ縄で囲われた玉垣内にある樹齢500年のケヤキの大木が布多天神社の御神木です。貫禄の姿です。

 

本殿前の狛犬(阿形)です。寛政八年(1796年)に市の繁栄と商売繁盛を祈願して建立されました。調布市内ではもっとも古い狛犬で、調布市有形文化財となっています。

 

 

こちらは左側の吽形。掲示板の影に隠れていて、参道からは見えません(笑)。

 

右側の狛犬の先には御神牛が横たわっています。冒頭で紹介のように、1477年に現在地へ遷座された時に、御祭神である少名毘古那神(スクナヒコナノカミ)に菅原道真公を配祀されました。菅原道真公は、丑の刻の御生誕で牛を大切されました。公薨去せられ葬送の途中、柩車の牛が臥して動かず、公の御霊が自ら鎮られる所を定められたとしてその地に御廟所を営み奉りました(現在の太宰府天満宮の本殿)。その他、菅原道真公牛に関する神秘的伝説が数多く残っているそうです。

 

丑は今年の干支でもあります。

 

正面の本殿にお参りします。布多天神社の本殿は、覆殿に囲まれているため直接見ることはできません。宝永三年(1706年)に再建されたもので、一間社流造で向拝の柱頭には象鼻や獅子頭が装飾されており江戸中期の建築をあらわしています。本殿は調布市指定有形文化財に指定されています。

 

本殿の右手前には神楽殿。毎月25日の月例祭に里神楽が奉納されます。節分祭には豆まき神事が、9月の例大祭では日没になると薪夜神楽が奉納され幽玄な光景が広がるようです。

 

境内では梅の花が咲き始めています。これは赤い「かごしまべに」。

 

本殿の右手には末社が並びます。まずは稲荷神社。御祭神は宇迦之御魂神。五穀豊穣、商売繁盛の守護神です。稲荷神社は2社あり、もう一つは参道の左側に位置しています。

 

続いては大鳥神社と金刀比羅神社。大島神社の御祭神は日本武尊。開運、商売繁盛の守護神です。金刀比羅神社の御祭神は大物主神(大黒様)。海上交通、船、交通安全の守護神です。

 

その右には御嶽神社、祓戸神社、疱瘡神社と並びます。御嶽神社の御祭神は櫛真知命。火災、盗難除けの守護神です。祓戸神社の御祭神は祓戸神。罪けがれ、災厄を除き清めてくださる神です。

 

そして昨日の目的であった1番右奥の疱瘡神社。御祭神は疱瘡の神。疫病を司り、疫病を鎮めてくださる神です。疱瘡神社と水木しげるのコラボによる疫病鎮静特別朱印の案内が掲示されています。

 

参道の左側には二つ目の稲荷神社。

 

その横は祓所。神職のための場であるため参拝者はここにお詣りしません。賽銭箱はありません。

 

御神木のおやこケヤキ。この方角から見ると、手前の太い木が母、その奥が父、右側が子となります。

 

おやこケヤキの説明です。家庭や子孫に関するご利益があります。

 

 

最後に御朱印を紹介します。まずは通常の御朱印。

 

目的の疫病鎮静の御朱印です。購入時にお祓いをしてもらいました。江戸末期、富山県の立山に現れたという「クタベ」という妖怪が描かれています。アマビエと共に話題になりました。

 

そしてこちらはアマビエの御朱印です。

調布市は水木しげるさんの第二の故郷と言われています。昭和34年から調布市に移り住み、調布市の名誉市民でもあります。調布の総鎮守でもある布多天神社で、水木しげるの妖怪が描かれた疫病鎮静の御朱印を購入しました。

続いてゲゲゲの鬼太郎で知られている深大寺へ向かいます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野川公園のセツブンソウ 2021.1.29

2021-01-29 15:19:33 | 自然

今日は会社の休日です。天気が良いので、調布駅から布多天神社、深大寺、野川公園を経由して東小金井まで歩いてみました。途中、野川公園の自然観察園に立ち寄り、今年初めてのスプリングエフェメラルを見てきたので紹介します。

大寒を過ぎて急に暖かくなってきました。昨日は一時的に降雪がありましたが、寒中にもかかわらず積雪には至りません。やはり暖冬なのでしょう。今日は西寄りの風が強く体感的には寒中らしい寒さとなってますが、八王子では最低気温1.3℃、最高気温9.5℃と気温は高めです。後の記事で紹介する深大寺から野川沿いを30分ほど歩くと野川公園に到着します。

 

自然観察園の案内があったのでさっそく立ち寄ってみました。案内によるとセツブンソウが見られるようです。時期的には早いかもしれませんが、かたくり山方面へセツブンソウを探しに行ってみました。

 

自然観察園は河岸段丘である国分寺崖線の崖下に広がる雑木林で、野川の北側が保護区区域となっています。無料で中を見学できます。

 

すでに2か所でセツブンソウが開花していました。昨日の雪で傷んでしまった花も見かけました。

 

 

この群生地ではかなり開花が進んでいました。

 

近くではカンアオイも自生しているようです。

 

もう一か所群生地を見つけました。こちらはまだ蕾が多いようです。

 

野川公園のセツブンソウは日当たりが良い場所に咲いているので、来週半ばには見頃を迎えそうです。

一方、自宅近くの片倉城跡公園の群生地は北斜面にあり、太陽高度が高くなり陽が差し込むようになる2月下旬にならないと開花しません。

 

野川沿いで見かけたセンダンです。

 

昼過ぎに自宅に戻ったところ、庭の福寿草が1輪開花していました。春はもうそこまで来ているようです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京王線謎解きイベントHM車 2021.1.25

2021-01-26 19:21:23 | 電車

昨日、冠雪の富士山を見るために狭間駅で電車を待っていると、ヘッドマークを掲出した9000系が入線してきました。慌ててホーム最前部までダッシュして、山田駅で下車してヘッドマークをパチリ。

 

謎解きイベント(鉄道探偵と10の証拠)を宣伝するヘッドマークです。東京都内にある京王線・都営線の駅を巡りながら謎を解く体験型イベントとHPに掲載されていました。昨年の12月25日から3月21日(日)まで開催中です。

 

9000系を山田駅で見送り、小比企町の畑へ向かいました。

京王の9000系は今まであまりお目にかかる機会がありませんでしたが、昼間は高尾線にやってくることが多いようです。

 

こちらは先日京王片倉駅で見かけた9000系。東京オリンピックを記念したラッピングが施されていました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく雪化粧の富士山と丹沢 2021.1.25

2021-01-25 20:43:00 | 自然

先週の土曜日から日曜日にかけて、富士山周辺では20mm~30mmの降水がありました。11時の富士山ライブカメラ(絶景くん)を見ると富士山が真っ白に雪化粧していました。麓の御殿場市や山中湖の記録を調べてみると20mm以上の降水は昨年10月以来です。今回の降雪でようやく富士山も冬の姿となりました。地温が上がっていて噴火の前触れではないかなど憶測も飛び交っていましたが、果たしてどうでしょうか。今後も低気圧の通過が予想されているので、今後は例年通りの富士山が見られ続けると思います。

今日も自宅で在宅勤務でした。ふと富士山の姿を見たくなったので、11時から1時間ほど自宅の近くを散策してきました。時間節約のため狭間から山田まで電車を利用します。

 

小比企町の畑から見る富士山と大室山。雲龍寺の五重塔も入れてみました。

 

真っ白な富士山をズーム。

 

丹沢の山々(丹沢山~蛭ヶ岳)も雪化粧です。

 

続いて朝日ヶ丘の富士見台公園へ向かいます。

 

さっそく富士山をズーム。

 

ここからも丹沢の峰々を間近に見ることができます。

 

南側の大山もうっすら雪化粧です。

 

朝日ヶ丘北側の散田町の高台から見る大岳山と御前山。御前山の稜線の先には雲取山が顔を出しています。

 

雲取山をズーム。雲取山荘の積雪は40cmとの情報です(HPより)。

 

東京都と埼玉県境の1200m以上の峰々も冠雪していました。

帰りはタイミングよく各駅停車をつかまえられたので、めじろ台から狭間駅まで一駅乗車。帰りにスーパーで食材を仕入れ、何とか10000歩達成。夕方の散策と合わせて久しぶりに目標の12500歩をクリアしました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最初の大雪注意報は空振り 2021.1.24

2021-01-24 17:38:41 | 自然

昨日から今朝にかけて本州南岸を低気圧が東進しました。春によく出現する南岸低気圧です。関東地方では北から寒気を引き寄せて気温が下がる可能性があるため、平野部にも大雪注意報が発令されました。昨夜は予報通り19時頃から気温が0℃台に急降下、八王子では20時前から乾いた空気が入りやすい北北西の風向きとなり、20時20分には0.5℃まで気温が下がりました。その頃は雪が激しく降りしきり、狭間付近は真っ白に雪化粧しました。このまま気温が0℃台で経緯すれば10cmを超える大雪が予想されたのですが、その後21時には気温が1℃に上昇して霙に変わりました。その後は今日の午前中まで2~3℃の雨で経緯しています。関東地方で降雪を観測したのは標高が高い地点で、最新積雪は那須高原(749m)で20cm、河口湖(860m)で8cm、秩父(232m)で2cmを観測しています。関東平野部で積雪となるには気温が2度ほど高かったようです。

自宅から見る高尾の山々は標高400m以上で雪化粧したようです。

 

こちらは庭から見た霞台展望塔(460m)。平地(八王子市役所) で2度前後で降る雨は、霞台付近で雪となることが多いようです。標高350mの差は気温に換算すると2.5℃となります。

 

こちらは庭から見る小仏峠から景信山にかけての山並み。標高550m~727mの稜線は雪化粧しています。

 

標高727mの景信山山頂。真っ白です。

 

高尾山の奥にある一丁平の標高は555m。こちらも雪化粧です。

 

 

狭間駅近くの上椚田橋から見る八王子城址(450m)と富士見台(550m)。いずれも冠雪しています。

今年の1月は平年並みの寒さで経過していました。しかし大寒を過ぎて早くも寒さが緩み、今回は寒中の雨となりました。昨年秋からのラニーニャ現象も収束に向かい今年の春の訪れも早そうです。平均すると今冬も確実に暖冬です。というか、地球温暖化の影響でもう寒い冬(昭和の時代の平年並みの寒さ)はやってこないのかもしれません。2018年1月末の寒波が、最後に経験した冬らしい寒さになることでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片倉城跡公園のカワセミ 2021.1.22

2021-01-23 20:35:55 | 自然

昨日も在宅勤務でした。午前中に1時間ほど休憩を頂いて、片倉城跡公園まで散歩に出かけてきました。往路は電車、復路は自宅まで徒歩です。

 

昨日は八王子の最高気温は16.6℃まで上昇。4月並みのバカ陽気となりました。厚く張っていたはす沼の氷もかなり溶けていました。カワセミのホバリングが見られるかもしれません。

 

カワセミの姿を探すと・・・いました。

さっそく魚を狙い水辺に飛び込みます。長い間ホバリングしてからいざ水中へ。でも運悪く厚い氷に阻まれカツンという鈍い音。

 

獲物をあきらめ、高い木の枝で休憩。その後、湯殿川方面へ飛び去りました。

 

昨日の暖かさで庭の福寿草の蕾が膨らみました。開花目前です。

ところが、暖かさから一転して今日は冷たい雨。今は雪がシンシンと降り続き、既に庭は真っ白です。気温が0℃近くまで下がってきたため、かなり積もりそうです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八王子廿里町に猿出没 2021.1.21

2021-01-22 18:43:08 | 自然

昨日の午前中、在宅勤務の休憩時間に高尾駅の北側の廿里町まで南浅川沿いを散策したところ、川沿いの民家の近くで何やら動く黒い物体を発見。

 

うーん?

 

猿のようです。

 

ガタガタと物凄い音を響かせて、民家の2階を走り回ります。見晴らしと日当たりがよい居心地の良さそうな場所で休憩。近くにもう一匹いるようです。

 

別な猿が電線を伝わってやってきました。

 

こちらの猿も2階のベランダで休憩。

廿里町(とどりまち)は高尾駅から北西に1km。多摩森林科学園の西側となります。猿を見かけた場所は白山神社のすぐ近くの民家。南浅川を挟んで南側には高尾保育園をはじめ民家が並んでいます。小仏方面や日影沢まで行くと猿を見かける機会も多くなりますが、高尾駅の近くで猿を見かけたのは初めてです(イノシシはたまに見かけます)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

分倍河原MINANO屋上からのダイヤモンド富士 2021.1.21

2021-01-21 20:47:00 | ダイヤモンド富士

1月に入ってから高尾の自宅での在宅勤務が続いています。しかし、最初の週が休業だったこともあり、最近は結構な忙しさが続いています。夕方になると空の様子が気になりますが、抜け出してダイヤモンド富士を見に行くことが出来ません(勤務中なので車利用は不可)。そうこうするうちに八王子近辺のダイヤモンド富士の季節は過ぎ去ってしまいました。今日は夕方から一時退席できる状況になりました。明日以降は天気が悪そうなので行ける時に行っておこうと思い立ち、電車を利用して分倍河原のMINANOの屋上まで出かけてきました。

 

今年の1月は冬らしい寒さが続いています。今朝の八王子は昨日の-5.4℃ほどではありませんが-4.1℃まで冷え込みました。日中は寒さが緩み最高気温は9.7℃まで上昇。寒中とはいえ、日差しの柔らかさに春の兆しを感じる一日でした。分倍河原から見る丹沢や富士山も柔らかい日差しを浴びています。湿度も高めで、久しぶりにオレンジ色に染まる夕焼けを見ることができそうです。

 

オレンジ色の太陽。富士山の左肩に着地しそうです。

 

着地しました。

 

府中まで来ると、富士山が裾野から見えるためスケールの大きなダイヤモンド富士となります。

 

富士山の背後に雲が出ています。それも良し。

 

半分沈みました。

 

 

ゆっくりと沈んでいきます。均整のとれた富士山のシルエットが浮かび上がります。

 

白山岳の左に沈んでいきます。

 

最後の輝き。

 

ダイヤモンド富士終了後も、蛭ヶ岳から丹沢山にかけて日が当たり、うっすら輝いています。

 

再び富士山のシルエット。今日は100点満点のダイヤモンド富士でした。日差しが柔らかかったため肉眼でも十分楽しめました。

この冬のダイヤモンド富士は今日で最後になるかもしれません。コロナ騒動が無ければ霞ヶ浦から楽しみたかったところです(1月19日には綺麗にダイヤモンド大仏が見られた様子です)。しかし茨城県では独自の緊急事態宣言発令中。当面東京からの移動を断念せざるを得ません。その霞ヶ浦のダイヤモンド富士も来週で終わってしまいます。

娘が暮らしている木更津から3月20日前後にチャレンジしようかとも考えています。天気次第ですが・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたちなか海浜鉄道の延伸が許可されました 2021.1.16

2021-01-16 12:35:02 | 茨城県

COVID19の市中感染が猛威をふるっています。身近なところでも陽性者が確認されています。緊急事態宣言地域が拡大している一方で、茨城県のように独自に緊急事態宣言を発令する自治体もあります。このような状況下、東京から茨城県への移動は勇気がいることで、さらに職場出社にあたっては茨城県に移動後に2週間の待機が必要となります。つまり移動日に東京で感染することを前提とした措置です。在宅勤務の環境としては友部のアパートよりも高尾の自宅のほうが遥かに良いので、しばらくは東京の自宅で在宅勤務を続けるしか選択肢がありません。

茨城県が懐かしく思い出される中、今朝NHKニュースを見ていたら、ひたちなか海浜鉄道の海浜公園までの延伸が国土交通省から認可されたという報道がありました。アフターコロナへ向けて嬉しい知らせです。早速、国土交通省のHPを調べてみました。

 

現在の終点の阿字ヶ浦駅から海浜公園西口付近までの3.1kmの延伸事業で、令和4年より本格工事を開始、令和6年開業を目指すようです。新駅は二つ。路線計画から推定すると、一つ目の新駅は県道265号と県道247号の合流地付近)、ここは地上駅のようです。そこから県道247号に沿って高架線となり(一部盛土あり)、二つ目の新駅が海浜公園西口ゲート付近の高架駅となります。上の地図からの推測となるので、計画が発表されるのを楽しみに待ちましょう。茨城新聞の記事では、快速列車の導入や、終着駅には交通ターミナル機能も整備される予定で、今後は具体的な工事計画などをまとめた「工事施工許可」取得へ向けて、来年1月の申請を目指します。

 

 

こちらは、ひたちなか海浜鉄道とひたちなか市の発表です。事業費78億円がネックとなりそうです。国土交通省の資料には、事業者1/3、自治体2/3の負担と記載されています。鉄道新線建設にあたり、現在の国の基準では踏切を設置してはいけない規則になっているため、費用がかさんでしまうのでしょう。

 

こちらは日経新聞(北関東地域版)の記事です。

 

茨城県への単身赴任は来年前半までの予定。残念ながら工事開始の様子を見届けて、東京に戻ることになりそうです。完成したらもちろん観光目的で訪れる予定です。

ところで、ひたちなか海浜鉄道に関連した正月休み中にもう一つ嬉しいニュースがありました。鉄道神社に向けてキハ222の国鉄色再塗装のクラウドファンディングが成立しました。こちらも鉄道神社建設に向けて1歩前進です。鉄道神社は那珂湊駅近くに建設が予定されています。那珂湊の鉄道神社、阿字ヶ浦のほしいも神社と、ちょっと足を延ばして酒列磯前神社。ここは宝くじ高額当選の御利益があるということで有名。そして、ひたち海浜公園。観光地が点ではなく、ひたちなか海浜鉄道を中核に面でつながることになります。ひたちなか市の発展にも大きく貢献しますね。

 

最後に現在の阿字ヶ浦駅の様子を紹介しておきます。2019年8月に撮影したものです。

ここから先に路線が延伸され、ひたち海浜公園のゲートに直結します。今までは、ここから30分~40分かけて海浜口までテクテク歩いていたのです。留置線に保管され潮風にさらされ劣化が進んでいるキハ222はクラウドファンディングが成立したため再塗装され、その後は鉄道神社に祀られる計画です(こちらも具体的な計画はこれから)。ひたち海浜鉄道延伸とセットで実現してほしいですね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハロ、幻日、環天頂アークが見えました 2021.1.11

2021-01-11 17:05:05 | 自然

今日は予想よりも天気が悪く、昼過ぎまで肌寒い一日でした。八王子では最低気温が-5.4℃と冷え込み、その寒さが残った影響で昼過ぎまで3℃台で推移しました。14時頃から雲が薄くなり、14時30分過ぎに最高気温は6.0℃まで上がっています。

今日はダイヤモンド富士は断念していました。夕方近くなり明るくなってきた空を見上げるとハロと幻日が見えていました。こんなにはっきり見える幻日は久しぶりです。

 

ハロの頂部にはパリ―アーク。さらに外側には環天頂アークが見えています。

 

コンデジよりも綺麗に映るスマホでも1枚。環天頂アークに接してラテラルアークも見えました。

 

ハロの外側にラテラルアークがうっすらと見えています。会員になっているお天気会社にも写真を何枚か投稿しました。

 

こちらがハロとアークの説明になります。

 

環天頂アークとラテラルアークは滅多にお目にかかることがありません。高尾の上空の雲が一瞬切れて出現したようです。再び雲が厚くなり、5分ほどで消えていきました。

 

最後にもう一度ハロと幻日。虹色が鮮やかな幻日を左右同時に見ることができたのは幸運でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日続けて小比企町からのダイヤモンド富士 2021.1.10

2021-01-11 08:53:11 | ダイヤモンド富士

昨日は冬型の気圧配置が弱まり、日本海側平野部の記録的大雪とは対照的に関東地方では雲一つない穏やかな天気となりました。八王子では-6.3℃と今冬の最低気温を更新、日中は風が冷たいものの7.2℃まで上がりました。昨日の富士山方面は朝から快晴で、2日続けて小比企町からダイヤモンド富士を見てきました。

 

自宅から山田駅先の小比企町の畑までゆっくり歩いて30分。16時15分に昨日と同じ観察ポイントに到着しました。もう少し東へ向かった長慶寺の裏手がベストスポットですが、今日も大勢の方が三脚を構えている様子。会話はしなくても密は避けなければならないので、人が疎らなゴルフ練習場近くで日没を待ちます。

 

湿度が低いため、一昨日同様に白っぽく眩しい夕焼けです。一昨日は絞りを調整しすぎて暗くなってしまったので、昨日は撮影条件の事前確認を行いました。肉眼とほぼ同じで不自然さはありません。

 

山頂の真ん中に乗りました。

 

今日はキャッツアイになるかな。期待がもてます。

 

 

うーん。白山岳の北側に沈んじゃいました。でも、雪煙が少ないため、富士山頂のシルエットが綺麗に浮かび上がります。

 

ダイヤモンドの輝き。富士山の影も綺麗に浮かびます。

 

最後は緑閃光(グリーンフラッシュ)。雪煙が無く空気の透明度が良いときに見られます。

 

昨日はグリーンフラッシュが長い時間見られました。

 

日没後の丹沢主峰。右から最高峰の蛭ヶ岳、鬼ヶ岩ノ頭、不動ノ峰と連なります。左に少し離れて丹沢山。標高の高い蛭ヶ岳山頂には夕日が当たり、ほんのり輝いています。

 

南側には大山。

 

ところで、昨日の富士山は朝から快晴で、綺麗な赤富士が見られたようです。午前6時50分頃の富士山ライブカメラ(小山町須走)からの赤富士の映像を紹介しておきます。

長い正月休みも今日で終わります。年頭に今年の目標 12500歩/日を掲げました。昨日までの10日間の平均歩数は13806歩/日と目標を大幅に達成しています。明日から自宅での在宅勤務が開始されるので、かなりペースが落ちそうです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小比企町ゴルフ練習場横からのダイヤモンド富士 2021.1.9

2021-01-09 18:00:24 | ダイヤモンド富士

今日は緊急事態宣言が発令されて最初の週末でした。会社の休業は昨日で終わったため、早速会社のパソコンを立上げ、正月休みの宿題に忙しい一日でした。そして、いつもの週末と同じように歯医者の検診や内科で薬を処方してもらったり、慌ただしく1日が過ぎ去りました。夕方に歯医者の予定を入れていたのでダイヤモンド富士を諦めていたところ、予定より早く診察が終了。空を見上げると道志方面は快晴、ライブカメラで見る富士山も山頂の雲が消えていたので、大急ぎで自宅に戻り、電車で山田駅へ向かいます。

 

16時10分過ぎに山田駅に到着。小比企町の畑へ向かいます。八王子では最低気温-3.9℃、最高気温7.4℃とそれほどの厳しい寒さではありませんが、日中は南西の乾いた風が吹いたため空気はカラカラに乾燥しています。そのため空気は澄み渡り、昨日のように雪雲に覆われることもなく、逆光のなか富士山の稜線が見えています。

 

太陽が富士山に近づくと眩しさが増し、肉眼で見るのは厳しい状況。ファインダーを通して太陽を見るのも危険なので、手持ちでカメラの位置を固定してシャッターを押します。富士山に太陽が着地したようです。

 

山頂の真ん中に太陽が沈みます。

 

こちらがジャストかな。カメラを通すと山頂の稜線がはっきりと見えますが、写真に撮ると今一つです。

 

 

昨日と違って太陽は山頂に沈んでいきそうです。キャッツアイはもう少し北側だったようです。これ移動北側に移動するとゴルフ練習場に遮られるため、これが限界です。

 

富士山の影が浮かんできました。

 

最後の輝き。

 

日没後の富士山と大室山。富士山の冠雪はまだら模様。今年の富士山は雪が少ないですね。来週火曜日に低気圧が通過する予想なので、ようやく真っ白な富士山が見られるかもしれません。来週は高尾の自宅で在宅勤務なので、夕方ちょこっと抜け出し、ダイヤモンド富士観察できそう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑町霊園からのダイヤモンド富士 2021.1.8

2021-01-09 14:25:49 | ダイヤモンド富士

昨日は冬型の気圧配置が強まり、遅ればせながら関東地方でも冷え込みが強まってきました。風がおさまった昨日朝は八王子で最低気温が-5.1℃とこの冬初めて-5℃を下回っています。一方、北関東で-7℃~-10℃と冷え込みが強まった今朝は、フェーン現象気味の南西風が入ったため最低気温は-3.9℃止まりでした。今朝、埼玉県から北関東で猛烈に冷え込んだのは、季節風や南寄りの風が届かず、放射冷却により冷気湖状態になっためと考えられます。

一昨日、緊急事態宣言が発令されました。茨城県でも外出自粛要請が出ていることから、しばらくは自宅での在宅勤務を続け、茨城県に戻るのは1月後半とする予定です。1日12500歩目標に、自宅から歩いてダイヤモンド富士を見に行く程度であれば問題ないでしょう。昨日は富士山方面の天気が良さそうだったので、三密回避の基本を遵守して山田駅周辺を目指しました。京王線の北側(緑町霊園)か、あるいは南側(小比企町の長慶寺の裏)か悩みました。結局足が向かったのは緑町霊園でした。

想定以上に時間を要したため、現地到着は日没直前でした。

 

山頂の真ん中に丸い太陽が乗りました。

 

 

富士山の北斜面に沈んでいきます。南側の稜線は雪煙の中で姿を現しません。

 

キャッツアイにもなりません。

 

北斜面をゆっくり転がっていきます。

そして最後の輝き。雪煙の中に消えていきました。

 

富士山頂では寒気流入のため雪煙が舞い上がっています。強風が吹き荒れています。昨日17時の山頂の気温は-27℃、今朝5時には-30.7℃まで下がっています。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする