今日は百名山の一つである丹沢の蛭ヶ岳へ行ってきました。50年近くもの間住んでいる多摩地域から間近に見える丹沢は身近な存在ですが、今まで一度も登ったことがありません。今回、最高峰である蛭ヶ岳(1672.7m)に青根地区からチャレンジしました。一日がかりの長丁場となるため、なかなか一人では行く機会がありませんでしたが、今回同じ八王子に住む会社の友人と登山の計画がまとまり、念願の丹沢登山が実現しました。
山頂では富士山の眺望やシロヤシオ(ゴヨウツツジ)、トウゴクミツバツツジなどの花が見事で、さすが百名山だけあります。これから3回にわたって登山の様子を紹介していきます。
朝3時40分に自宅を出発。西八王子のコンビニで友人を載せて、午前4時に出発です。城山、三ケ木、国道413号を経由し、入念に下準備した青根地区林道の第2ゲート前駐車場に50分で到着。既に夜が明けていますが、5台の駐車スペースには先客が一台ありました。
午前5時に蛭ヶ岳へ向けて出発です。駐車場で噂の山ヒルを発見しましたが、今日見かけたのはその一匹だけでした。山頂まで8km、標高差は1000m以上もある本格的登山です。朝の爽やかな空気を満喫しながら暫く林道を歩き、尾根道へ向けて急坂を上っていきます。沢山の花を見かけましたが、別記事で紹介することにします。
ゆっくり歩いて2時間程度で明るい日差しがたっぷりの尾根道に到着。しばらく歩くと眼下に宮ヶ瀬湖が姿を現します。
明るい尾根道にはトウゴクミツバツツジが咲いています。さすが標高が1300mを超えるだけあります。今日は気温が高めですが吹く風はとても爽やかです。ホトトギスやウグイスの囀りが聞こえてきます。緩やかな登りが続きますが、それまでの急坂を考えると天国ですね。
八丁坂ノ頭を過ぎると右手に森林整備用モノレールの軌道が現れます。ここが終点のようです。ここを走るモノレールに人が乗れるのか興味があるところです。実は帰りに軌道上を走るモノレールを偶然見かけたので、次の別記事で紹介予定です。
この尾根道は東京・高尾と大阪・箕面を結ぶ東海自然歩道のコースにもなっています。暫く歩くと東海自然歩道の最高地点の表示が左手にあらわれます。標高1433mです。同行した友人のコメントは「何だか手作りっぽい標識だな・・・」 確かに。。
すぐ先の右手にも同じ表示が。こちらが元祖ですかね。でも先の手作り標識?のほうが少し高いところにあるようです(笑)。
暫く歩くと西側が開けてきました。午前8時前、登り始めて3時間で姫次に到着。眼前には雄大な富士山が姿を現しました。ここまで来るととても大きく見えます。湿度が高く黄砂の影響もあって無理かなと思っていたのですが、バッチリでした。
姫次で暫く休憩後、東海自然歩道と別れ、3.2km先の蛭ヶ岳へと向かいます。暫くは明るく歩きやすい道が続きます。周囲はアカマツでしょうか。ハルゼミの鳴き声も聞こえてきます。ハルゼミの鳴き声、友人が教えてくれました。私は初めて聞いたので感激ですね。
少し標高が下がるため檜洞丸(1601m)の先に富士山の山頂がちょこっと見えています。
50分ほど歩くと木道の急な登りが始まります。山頂へ向けて今日2回目の急坂が続きます。途中振り返るとまぶしいばかりの新緑の山並み。正面のとんがりピーク(袖平山)の右側は先ほど出発した姫次です。ピンクのトウゴクミツバツツジや純白のシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が点々と咲いています。
木道沿いはシロヤシオが満開。
トウゴクミツバツツジとシロヤシオのコラボが美しいです。
まだコイワザクラが咲く木道を登りきると、コバイケイソウの群生に囲まれた標高1672.7mの蛭ヶ岳山頂に到着。青根を出発して4時間30分。まずまずのペースでした。ここまで来ると富士山の雄大な姿を再び見ることができます。檜洞丸より標高が高いので裾野まで姿を現します。富士山の見え方にも蛭ヶ岳の高さを感じます。
山頂山小屋で山バッチを購入し、朝食(昼食)休憩中に東側の眺望を楽しみます。コバイケイソウの向こうには宮ヶ瀬湖が見えています。
友人は今年初めての登山で木道の登りはこたえた様子。下山に備えて暫く休憩するようなので、その間、不動ノ頭まで尾根道を歩き、表丹沢から蛭ヶ岳を見てみることにしました。ここから一人で出発です(続く)
山頂では富士山の眺望やシロヤシオ(ゴヨウツツジ)、トウゴクミツバツツジなどの花が見事で、さすが百名山だけあります。これから3回にわたって登山の様子を紹介していきます。
朝3時40分に自宅を出発。西八王子のコンビニで友人を載せて、午前4時に出発です。城山、三ケ木、国道413号を経由し、入念に下準備した青根地区林道の第2ゲート前駐車場に50分で到着。既に夜が明けていますが、5台の駐車スペースには先客が一台ありました。
午前5時に蛭ヶ岳へ向けて出発です。駐車場で噂の山ヒルを発見しましたが、今日見かけたのはその一匹だけでした。山頂まで8km、標高差は1000m以上もある本格的登山です。朝の爽やかな空気を満喫しながら暫く林道を歩き、尾根道へ向けて急坂を上っていきます。沢山の花を見かけましたが、別記事で紹介することにします。
ゆっくり歩いて2時間程度で明るい日差しがたっぷりの尾根道に到着。しばらく歩くと眼下に宮ヶ瀬湖が姿を現します。
明るい尾根道にはトウゴクミツバツツジが咲いています。さすが標高が1300mを超えるだけあります。今日は気温が高めですが吹く風はとても爽やかです。ホトトギスやウグイスの囀りが聞こえてきます。緩やかな登りが続きますが、それまでの急坂を考えると天国ですね。
八丁坂ノ頭を過ぎると右手に森林整備用モノレールの軌道が現れます。ここが終点のようです。ここを走るモノレールに人が乗れるのか興味があるところです。実は帰りに軌道上を走るモノレールを偶然見かけたので、次の別記事で紹介予定です。
この尾根道は東京・高尾と大阪・箕面を結ぶ東海自然歩道のコースにもなっています。暫く歩くと東海自然歩道の最高地点の表示が左手にあらわれます。標高1433mです。同行した友人のコメントは「何だか手作りっぽい標識だな・・・」 確かに。。
すぐ先の右手にも同じ表示が。こちらが元祖ですかね。でも先の手作り標識?のほうが少し高いところにあるようです(笑)。
暫く歩くと西側が開けてきました。午前8時前、登り始めて3時間で姫次に到着。眼前には雄大な富士山が姿を現しました。ここまで来るととても大きく見えます。湿度が高く黄砂の影響もあって無理かなと思っていたのですが、バッチリでした。
姫次で暫く休憩後、東海自然歩道と別れ、3.2km先の蛭ヶ岳へと向かいます。暫くは明るく歩きやすい道が続きます。周囲はアカマツでしょうか。ハルゼミの鳴き声も聞こえてきます。ハルゼミの鳴き声、友人が教えてくれました。私は初めて聞いたので感激ですね。
少し標高が下がるため檜洞丸(1601m)の先に富士山の山頂がちょこっと見えています。
50分ほど歩くと木道の急な登りが始まります。山頂へ向けて今日2回目の急坂が続きます。途中振り返るとまぶしいばかりの新緑の山並み。正面のとんがりピーク(袖平山)の右側は先ほど出発した姫次です。ピンクのトウゴクミツバツツジや純白のシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が点々と咲いています。
木道沿いはシロヤシオが満開。
トウゴクミツバツツジとシロヤシオのコラボが美しいです。
まだコイワザクラが咲く木道を登りきると、コバイケイソウの群生に囲まれた標高1672.7mの蛭ヶ岳山頂に到着。青根を出発して4時間30分。まずまずのペースでした。ここまで来ると富士山の雄大な姿を再び見ることができます。檜洞丸より標高が高いので裾野まで姿を現します。富士山の見え方にも蛭ヶ岳の高さを感じます。
山頂山小屋で山バッチを購入し、朝食(昼食)休憩中に東側の眺望を楽しみます。コバイケイソウの向こうには宮ヶ瀬湖が見えています。
友人は今年初めての登山で木道の登りはこたえた様子。下山に備えて暫く休憩するようなので、その間、不動ノ頭まで尾根道を歩き、表丹沢から蛭ヶ岳を見てみることにしました。ここから一人で出発です(続く)