ウリパパの日記

自由気ままに・・・

新国立劇場 ワーグナー「タンホイザー」初日 2023.1.28

2023-01-29 14:29:31 | オペラ

昨日は新国立劇場のタンホイザーを見てきました。前回のオペラは1年2か月前の新国立劇場。同じワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガーでした。その前が4年前に同じタンホイザー(同じプロダクション)。なんだかワーグナーばかり見ている印象です(笑)。タンホイザーといえば5年以上前のバイエルン国立歌劇場来日公演が強く印象に残っています。現在大活躍中のペトレンコ指揮。タイトルロールはクラウス・フロリアン・フォークト。その感動は今でも鮮明に思い出すことができます。25年以上前のルネ・コロ演じたタンホイザー(ハンブルグ国立歌劇場来日公演)も記憶に残っています。さて今回はどうでしょうか。久しぶりのオペラ、期待に胸が膨らみます。

 

まずは公園の概要です

  • 【指 揮】アレホ・ペレス
  • 【演 出】ハンス=ペーター・レーマン
  • 【管弦楽】東京交響楽団
  • 【バレエ】東京シティ・バレエ団
  • 【領主ヘルマン】妻屋秀和
  • 【タンホイザー】ステファン・グールド
  • 【ヴォルフラム】デイヴィッド・スタウト
  • 【ヴァルター】鈴木 准
  • 【ビーテロルフ】青山 貴
  • 【ハインリヒ】今尾 滋
  • 【ラインマル】後藤春馬
  • 【エリーザベト】サビーナ・ツヴィラク
  • 【ヴェーヌス】エグレ・シドラウスカイテ

 

ペーター・レーマン演出の新国立タンホイザーは2007年が初演で今回が4回目のプロダクションとなります。2007年の初演は義父と見に行きました。そして前回(3回目)の2019年にも見ているのですが、今一つ印象に残っていないのです。実際に幕が開くと記憶が蘇ってきました。演出は極めて伝統的なもので安心して音楽に専念できます。これでよいのです。参考までに前回の感想を引用しておきます。

2007年の公演は義父と見に行きました。楽劇なのだからもっと舞台に変化を持たせて欲しかったと語っていたのを思い出しました。でもオーソドックスで安心して音楽に集中できるので個人的には不満ありません。ヴェーヌスブルクの映像はちょっとグロテスクかな(失礼)? ~引用終わり~

今回のヴェーヌスブルクの映像は、ヴェーヌスがとても魅力的だったので素敵でした(笑)。

今回は奮発して1回中央の座席(S席)を確保。舞台が目の高さの真正面に見え、歌手の声は正面から直接聞こえてきました。指揮者(アレホ・ペレス)の指揮ぶりも見えます。1幕のバレエも間近で見られて素晴らしかった。今回は新国立劇場専属のバレエ団ではなく、東京シティ・バレエ団だったのです。

オーケストラピットに入ったのは前回と同じ東京交響楽団。超低空飛行というか心配になるほど抑え気味でした。主役の合唱を引き立たせるために脇役に徹したのでしょうか。でもアンサンブルはとても素晴らしく、安心して舞台に専念できました。個人的には、2幕の幕切れなど、もっと音量的なダイナミクスが欲しかったかな。オペラ劇場専属のオーケストラではないので難しいのかもしれません。前回公演の記事を読み返すと昨日と同じ感想が記載されていました。

昨日の主役は新国立唱団でした。いつもながらハーモニーの美しさに心が熱くなります。2幕、3幕と涙が出そうなほど素敵でした。アカペラの合唱はそのまま昇天しそうなほど感動的です。一昨年聞いたニュルンベルクのマイスタージンガーでは、コロナ仕様の演出で、ソーシャルディスタンスを意識して合唱団も疎ら。迫力的に苦しそうでした。一方、今回はコロナ以前の姿に戻って舞台上は密状態(笑)。やはり迫力ありますね。もちろんマスクはしていませんし、前回のように椅子を消毒するようなコロナ期ならではの演出も皆無でした。

さて、タイトルロールのタンホイザーを歌った世界的に活躍中で新国立でもお馴染みのステファン・グールドさん。期待通り、素晴らしく力強い歌唱で苦渋に満ちた3幕のローマ語りは圧巻です。官能の愛と精神の愛の狭間で苦悩し、自暴自棄に陥ったタンホイザーを見事に演じていました。新国立ではジークムントやジークフリートの圧倒的な歌唱が脳裏に焼き付いていますが、あれから5年以上経過してややピークは過ぎたかなという印象。声が太く低音に深みが出てきた一方、高音は少し厳しそうで、やや擦れる場面も散見されました。もともとバリトンに近い声域をもっているので、ドラマティコやヘルデンテノールとしてまだまだ活躍が期待できそうです。

官能の愛の世界の女神を演じたエグレ・シドラウスカイテさんは、タンホイザーを上回る迫力と声量に圧倒されました。リトアニア出身のメゾソプラノで新国立劇場には初登場のようです。

エリザベートを演じたサビーナ・ツヴィラクさんも、容姿、歌声、演技ともに素晴らしかった。艶やかな声がホールいっぱいに響き渡ります。あまりの素晴らしさに圧倒されましたね。スロヴァニア生まれのソプラノで新国立劇場には初登場のようです。

牧童を歌った前川依子さんの透明な歌声にもしびれました。

代役で出演したヴォルフラム役のデイヴィッド・スタウトさんは朗々と歌うタイプ。3幕の夕星の歌はしんみり聞かせてくれました。ただし主役の中では声量的には少し控えめで、3階席まで声が美声が十分に届いたのか若干心配になりました。

領主ヘルマン役の妻屋秀和さんは日本離れした容姿が魅力。歌唱力に加え、最近はますます貫録が増してきましたね・・・

 

感動的なフィナーレの合唱の中、3時間15分のオペラの幕が下りました。久しぶりのオペラを十分に堪能して帰路につきました。

 

幕間の休憩中のロビーの様子。ようやくコロナ前の賑わいが戻ってきました。

 

1階のオープンスペースに展示されていたのはアイーダーの舞台セット。今年は新国立劇場開場25年を迎えます。実は1997~1998年の開場記念で演奏されたゼッフィレッリ演出の豪華絢爛なアイーダは見ていないのです(ローエングリンは見てます)。今回25年周年を記念してアイーダの公演が行われるので4月8日のチケットを会員先行予約でゲットしました。こちらも楽しみです。

 

(おまけ)

京王線の各駅にこのようなポスターが掲示されていました。受験シーズン真っ只中です。

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東海駅ステーションギャラリーで開催された鉄道開業150周年記念展示会 2023.1.26

2023-01-28 21:05:43 | 電車

今日は久しぶりに新国立劇場でオペラ(タンホイザー)を見てきました。オケは低空飛行でも新国立の合唱の美しさに感動、苦渋に満ちたローマ語りに十分満足です。感想は別途記事にする予定です。

さて木曜日の古新聞になってしまいました。当日午後に半日休暇を取得して、会社からアパートへ戻る途中に東海駅に寄り道しました。目的は東海駅のステーションギャラリーで開催されている鉄道開業150周年記念展示会「常磐線と東海村の歴史をたどる展示会」です。

 

こちらは勝田駅の改札口のポスターです。勝田駅から東海駅までは2駅。普通列車で7分の近さなので、時間に余裕があった木曜日の帰りに行ってみました。

 

初めて下車する東海駅。改札を出てすぐの場所にステーションギャラリーがありました。

 

入口で記帳すると、さっそく記念品の配布コーナ。缶バッチやシールなどをゲットしました。

会場では、常磐線の内原駅から大津港駅までの駅舎の写真が展示されていました。昭和の時代と現在の姿が比較されています。

 

これは昔の勝田駅

 

水戸駅の過去と現在

 

昭和30年代の水戸駅

 

昭和40年代の水戸駅

 

昭和50年代の水戸駅

 

その他、蒸気機関車や昔懐かしい常磐線車両の写真が展示されていましたが、こちらは撮影不可のため紹介できません。

 

JR東日本のHP(常磐線コーナー)より引用します。ボンネット型のキハ81系 「ひたち」。常磐線にも走っていたのですね。

 

その他、撮影可能な展示の様子を紹介していおきます。昨年、勝田駅でも展示されていた常磐線の車両紹介。

 

こども駅長制服撮影ブース。週末には賑わったことでしょう。

 

東海駅の駅名標

展示会を見学後、登り列車の到着まで時間があるので、駅構内を散策します。

 

西口の時計台と青空。明るい雰囲気の駅です。

 

東口の階段下には干し芋のマスコット「いもジィ」。昔は右手で杖をつかんでいたそうです。

 

 

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稲敷市上根本からのダイヤモンド富士 2023.1.26

2023-01-27 20:17:43 | ダイヤモンド富士

昨日朝はこの冬一番の厳しい冷え込みでした。上空の寒気は超一級ですが、予想通り平野部では都市化の影響で記録的な低温にはなりませんでした。注目していた山間部では秩父-9.9℃、甲府-8.6℃、自宅の八王子でも-7.6℃、宇都宮-7.5℃を記録。茨城県の中西部では南寄りの弱い風が早朝まで吹いたこともあって笠間では-5.3℃どまり、普通の寒さでした。一方茨城県北部の大子町では-12.5℃まで下がり、隣接する福島県東白川では-15℃を観測。このため昨年に続いて久慈川にはシガが流れ、袋田の滝は8割まで凍結が進みました。大子町では観測史上5番目の低温となっています。山間部では軒並み記録を更新し、栃木県大田原市-16.4℃、群馬県沼田-14.4℃は観測史上1位の低温です。

上空の寒気が抜けたため、昨日日中は平年並みの寒さまで戻りました。仕事も一段落したので午前中休暇を取得して久慈川のシガを見に行こうかとも思ったのですが、真冬日となった水曜日の雪が凍結していそうなので断念。そのため午後休暇に変更して、買い替えたばかりのデジタル一眼カメラの試し撮りにダイヤモンド富士の撮影に行くことにしました。ところが予想以上に早く天気が下り坂となり、アパートに帰宅した15時頃には西から薄雲が広がり始めました。霞ヶ浦のダイヤモンド富士は天王崎付近まで南下してしまい、この周辺では対岸までの距離が短いため富士山の山頂しか見えません。そこで、稲敷市の丘陵を抜けた西側の観察ポイントを地図で探します。グーグルマップや等高線表示地図を見ると、利根川まで平坦な田園地域が広がる稲敷市と龍ヶ崎市との境界付近の上根本が良さそうです。アパートからは高速道路を利用すれば70分程度の距離です。天気が懸念されますが、せっかくの休暇なので行ってみることにしました。

 

天気は雲の動きが早く晴れたり薄雲が広がったりです。日没20分前に上根本地区に到着。富士山はばっちり裾野から見えています。しかし厚めの雲が広がり太陽の姿が見えません。駄目かな・・・でも富士山の背後の雲は薄そうです。

 

日が陰り暗い中での撮影。薄雲を通しての太陽となると輪郭が出るか心配です。そこは新しいカメラに期待しましょう。

 

車を停めた場所は稲敷市(多分)。そして龍ヶ崎市との境界付近です。

 

太陽の位置がやや左寄りなので、少し龍ヶ崎市に入って撮影することにします。雲から太陽が出てきましたが、ぼんやりしています。厳しそうだな。。。

 

でも高度が下がるにつれて丸い太陽が姿を見せました。

 

左肩に着地します。その瞬間、富士山上空を飛行機が横切ります。

 

山頂付近を切り取ってみました。多分成田空港へ向かう飛行機でしょう。しかし、ブログにアップすると画像の解像度が悪化してしまうのは、画像処理の仕方がまずいのでしょうか(素人なので)・・・

 

飛行機は一瞬で山頂を通過しました。残念。

 

山頂にゆっくりと沈んでいきます

 

見事真ん中に着地。場所はドンピシャでした。霞ヶ浦から見る姿に比べて若干富士山が大きく感じるのは、気のせいでしょうか。この周辺から富士山までの距離は150km。20kmほど近づいてはいます。

 

また右から飛行機がやってきました

 

太陽に突入の瞬間! 飛行機のシルエットがぼやけて見えます。やはりブログアップ画像は厳しい・・・

250mmレンズの限界ですね。600mmくらいの望遠レンズが欲しいですね。ダイヤモンド大仏撮影でも痛感しています。手持ちでは厳しいかな。

 

次から次へと飛行機が通過します

 

キャッツアイにはなりません。

 

北斜面に沈んでいきます。

 

日没後、また飛行機が山頂を通過します。

 

山頂付近を切り取ります。手持ち+250mmレンズの限界ですね。

 

日没後の富士山と丹沢の上空が赤く焼けます

 

最後はコンデジで1枚。次から次への飛行機がやってきて飽きません。もちろん肉眼には点にしか見えません。

 

きっと今回がこの冬最後のダイヤモンド富士となるでしょう。天気は今一つでしたが十分に楽しめ、新しいカメラの操作方法にも慣れてきました。そして、夜には天気も回復して、月と木星が寄り添って輝いていました。

 

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水戸で今年初の積雪 2023.1.25

2023-01-25 20:22:03 | 茨城県

昨日からこの冬一番の寒気が日本列島に入ってきました。西日本方面では雪雲が発達して顕著な低温や降雪に見舞われています。関東地方にも昨夜から寒気が流入。暖かい日中から一転して天気が不安定になり、茨城県の水戸周辺では夕方から積雪となりました。友部付近では1~2cmの降雪でしたが、発達した雪雲が2~3時間かかった水戸では7cmの積雪を観測しています。

 

昨夜の友部駅前の様子です。帰宅時には既に雪は弱まり淡く雪化粧していました。昨年1月の正月明けの降雪時よりは量が少ないものの氷点下の気温で降ったため、木々の枝に樹氷のように凍り付いています。

 

寒気の影響で昨夜から曇り空が続いたため、今朝は予想されたほどは冷え込みませんでした。雪の影響で昨夜の常磐線は複数個所でトラブルが発生したためダイヤが乱れていましたが、今朝は勝田以北からの上り線を除いて正常運行されていました。友部駅で久しぶりにリバイバルカラーのE531系赤電を見ました。水戸線で運用されることが多いようです。

 

薄暗い中、車窓の雪景色を見ながら下り線一番列車での出勤。友部、内原、赤塚と積雪が増え、水戸近くの千波湖付近では5cm程度の積雪です。那珂川を超えた勝田駅付近も、昨夜の帰宅時とは異なり一面の銀世界。勝田駅に到着すると、ひたち海浜鉄道のキハ11-7の正面も雪化粧していました。珍しい姿なので1番線まで走って出発前にパチリ。

 

ちょこっと駅前を散策します。

 

駅前ロータリーの "であい像" もうっすら白くなっています。昨夜は降雪の中のライトアップが綺麗だったのではないでしょうか。

 

佐和方面の雪景色

 

勤務地がある某電気会社の広大な敷地でも雪化粧

 

8時過ぎにも雪が散らついて一時路面が真白になりましたが、その後太陽が姿を現して道路の雪はほとんど融けています。強い寒気の影響で日中も氷点下の時間が長く、最高気温は水戸0.9℃、笠間1.3℃、大子町では-2.9℃と日中としては記録的な低温。明日の朝は久慈川にシガが流れ、袋田の滝の凍結も進むことでしょう。この寒気が残り放射冷却が強まる明日の朝は、この冬一番の冷え込みとなりそうです。

関東地方では、最強寒波とか記録的冷え込みなどマスコミや気象予報士が大騒ぎしたほどの気象現象にはなっていません。一過性の寒気南下のため予想通りです。今朝の東京都心の最低気温は-2.9℃で観測地点が大手町から北の丸公園に移転して以降は、この程度の寒さは度々観測しているのです。但し、富士山頂の気温に注目すると今日の最低気温は7時50分に観測した-36.1℃。今までの1981年に観測した史上1位の-38℃に迫る史上4位の低温となっています。富士山頂の気温は午後から急上昇して底は抜け現在は-25℃。今回の寒気の影響は明日の朝までは残りそうです。平野部は暖冬で地表が暖まっていることやヒートアイランド化の影響によりそれほど厳しい寒さにはならないと考えていますが、自宅のある東京の八王子やアパートのある笠間では-7℃前後、北部の大子町では-10℃近くまで下がるかもしれません。

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龍籠山展望台からの眺望は今ひとつでした 2023.1.22

2023-01-22 15:39:55 | 自然

今年の冬はかなりの暖冬ペースとなっています。八王子では1月上・中旬の平均気温が4.5℃と平年より1度以上高く、最低気温が-5℃を下回る日が1日もありません。体感的には1月の寒さを経験せずに2月に突入したような印象です。アパートがある茨城の友部でも朝の冷え込みが-10℃に迫るような寒さは一度も経験していません。今週半ばから日本列島にはかなり強い寒気がやってきそうです。上空1500mで-15℃、上空5000mで-40℃という第1級の寒気団が西日本を直撃します。西回りの寒気の時には地形的に寒気の流入が遅れたりブロックされたりする関東地方では、マスコミが大騒ぎするほどの記録的な冷え込みにはならないと予想しています。もし偏西風の蛇行によって明日から明後日にかけて日本列島を通過する低気圧が本州南岸で発達して関東地方に大雪をもたらすようなことがあると、その後の寒気流入によって2018年1月下旬に経験したような記録的寒さに襲われる可能性があります。今のところ月曜日の低気圧は発達せず、むしろ火曜日に気圧の谷が東海上に抜ける際に関東地方でも降雪となる可能性があります。ただし積雪にはならないと考えていますが、上空の寒気が強いために予想が難しいところではないでしょうか。運よく降雪が空振りに終われば、上空に記録的な寒気が流入してもヒートアイランド状態にある関東平野では、都市部で-3℃、郊外で-6~7℃程度の冷え込みと予想され、この程度の寒さであれば例年一度は経験するレベル。昨年1月にも東京都心(北の丸公園)で-3.5℃を観測しているのです。なので猛烈でも記録的でもありません。ただし、記録的寒気が直撃して雪雲の発達が予想される日本海側や西日本では積雪となることが予想され、寒気の影響に対する警戒と十分な備えが必要となります。

今日は冬型の気圧配置が緩んだこともあり、関東地方南部では昨夜から雲が広がり、八王子の最低気温は-0.4℃と2月下旬並みの暖かさ。一方関東地方北部では快晴で-5℃前後の冷え込みとなっています。マンションの外階段から冠雪の日光連山が鮮明に見えました。山のライブカメラを見ると、那須岳方面も青空が広がっているようです。もしかしたら、昨年正月のように那須連山を遠望できるのではないかと期待して、食料品の買い出しが終わってから、いつも初日の出を見に行く龍籠山展望台まで出かけてきました。

 

本沢梅林の紅梅です。日当たりの良い場所では早くも見頃を迎えています。

 

梅林の公開は2月~3月にかけてなので中には入れません。上から見下ろします。今年の暖かさを物語っています。

 

さて、目的の展望台に到着。北関東方面の眺望は・・・うーん今一つです。金曜日の春の空気から冬の空気に入れ替わったので、1月であればもっと空気が澄んでいるはずですなのですが、何となく霞んでいます。残念。

 

正面は日光男体山。左に太郎山。右には大真名子山、さらに帝釈山と女峰山の2つのピーク、赤雉山と連なります。

 

高原山は霞んでいます。その左奥に冠雪の山がちょこっと見えます。

 

165km先の日留賀岳です。

高原山が霞んでいるため、その右奥の那須連山方面は晴れていても霞の中。残念です。写真も掲載しません。

 

関東地方最高峰の日光白根山の山頂は雪雲の中。左手前の皇海山は姿を見せています。

日光連山の左奥の燧ケ岳は雪雲の中でした。

 

こちらは赤城山。武尊山方面は雪雲の中でした。

 

横田基地へ着陸準備中の米軍機?が旋回中なのでズーム。背後には男体山、大真名子山、帝釈山と女峰山の2つのピークが鮮明に写っていました。

 

八王子のサザンスカイタワーの先に大宮のビル群、その先の筑波山、加波山は霞んでいます。

 

東京スカイツリーから東京タワーまでの都心のビルが蜃気楼のように浮かび上がっています。

 

横浜方面。元旦にはランドマークタワー付近から初日の出を見ることができます。左側に見えるのはベイブリッジ?

 

南側の江の島の先には相模湾が輝いています。三浦半島や房総半島は見えません。

 

江の島と江の島灯台をズーム。

ところで故障したデジタル一眼カメラは本体の電気系統の故障のようで復活できそうにありません。レンズはそのまま活用したいので、昨日八王子のカメラ屋に行って後継機を購入してきました。同じメーカとはいっても15年以上前のカメラと比べるとインターフェス機能が随分と進化しています。慣れるまで少し時間かかりそうです。この冬のダイヤモンド富士は終わってしまったので、残るは大洗海岸の日の出撮影かな。

 

 

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霞ヶ浦のダイヤモンド大仏と霞んだ富士山 2023.1.20

2023-01-21 06:59:52 | ダイヤモンド富士

1月中旬は季節外れの暖かい陽気となっています。そして昨日は大寒。日本海を低気圧が発達しながら東進して、関東地方には南風が吹き込みました。最高気温は水戸で12.1℃、笠間で12.4℃と3月並みの暖かさでした。

今週前半は仕事が忙しく、ようやく昨日は一段落。友部のアパートで在宅勤務としました。当初午後休暇を取得する予定でしたが会議が入ってしまっつたため、夕方、早めに仕事を切り上げて霞ヶ浦に直行です。ところが、長年使ってきた一眼レフカメラが故障してしまったため、昨日はデジカメでの夕日撮影に挑戦となりました。幸い、太陽は春のような日差しで眩しさは無く、被写体が牛久大仏なのでオートフォーカスでも焦点が合いそうです。何とか撮影できそう。

 

日の入り20分前に霞ヶ浦の井上地区に到着しました。空は霞み、日没後も富士山が見えないのではないかという不安・・・

 

それにしても凄いカメラマン。100m位の間にずらっと三脚が並びます。

 

後方からも1枚

日没までの間、故障したデジタル一眼レフカメラを復活させようといろいろ試みましたが無駄でした。カメラとレンズの間の電気系統の不具合のようです。当初予定通り、コンデジで撮影にのぞみます。

 

そろそろ日没です。牛久大仏は姿が見えますが、肝心の富士山は霞の中。厳しそうです。

 

大仏様に太陽が近づいてきました。オートフォーカスカメラでも焦点が合いそうです。

 

もう少し

 

太陽が大仏様の頭にかかり始めました

 

おお、美しいお姿です。肉眼で直視しても眩しくありません。

 

太陽が大仏様を包み込みました。場所的にはばっちりでした。

 

コンデジで超ズーム。手振れせずに撮影できました。

 

ようやく富士山のシルエットがうっすら見え始めました

 

大仏様の背後に沈んでいきます

 

肉眼では、もっと鮮明に富士山のシルエットが見えているのですが、コンデジの写真では今一つ

 

富士山の影が伸びてきました

 

大仏様の背後から後光が差します

 

再び大仏様をズーム

 

大仏様の背後にゆっくりと沈んでいきます

 

富士山上空に飛行機の姿

 

ゆっくり太陽が沈んでいきます

 

最後の輝き。飛行機は富士山の真上にやってきました。

 

日没後の大仏様と富士山

 

日没後の霞ヶ浦。富士山の影がぼんやり・・・

富士山は霞んでいましたが、今日の主役は大仏様です。大満足のダイヤモンド大仏でした。

 

昨年の1月は二日続けてダイヤモンド大仏を拝みに行きました。特に1月20日は雲の表情が素晴らしく記憶に残る日没でした。

2022年1月20日のダイヤモンド大仏

2022年1月21日のダイヤモンド大仏

 

 

 

 

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湯殿川のカワセミ 2023.1.15

2023-01-15 16:09:26 | 自然

今週末は自宅でのんびり休養中です。自宅付近から見るダイヤモンド富士のチャンスは週に1回(土曜日)の生活がしばらく続きます。今週末はあいにくの天気。啓蟄の頃のような季節外れの暖かさが続き、今日も気温10度前後で降る春の霧雨となっています。比較的午前中は天気が小康状態なので、週末の買い出しついでに、近くの湯殿川を散策してきました。散策といっても曇り空では、花の無い時期の楽しみはカワセミくらいしかありません。

自宅から一番近い明神橋付近にカワセミの巣があるのですが、河原の草木が伐採されていて姿は見当たりません。四谷橋、東橋と下流へ向かい、和合橋近くでカワセミの姿を対岸に見つけました。

 

ズームします

 

気配を察したのか飛び立ち、20mほど場所を移動。今度は手前のブロックに留まりました

 

そっと近寄った瞬間、下流へ向かって飛び去ってしまいました。

おしまい。

 

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2日続けての大洗海岸からの日の出 2023.1.13

2023-01-14 17:12:22 | 日の出・月の出

昨年は久しぶりに寒い冬がやってきて、久慈川でシガが見られました。今年もラニーニャ現象の影響で偏西風が蛇行し、長期的には寒冬の予想でした。しかし、実際のところはかなり暖かい冬となっています。昨日は水戸で16.4℃、笠間で15.5℃と3月~4月並の陽気。今日も寒冷前線の南下に伴い久しぶりに天気が崩れたものの、暖かい春の雨となっています。先ほど自宅の庭でバッタの子供を見かけました。そして早くも福寿草の芽が見え始めていました。

さて、昨日朝は予想より天気が良かったので、2日続けて大洗海岸へ日の出を見に行ってきました。太平洋上の沖合に北西から南東へのびる疎らな雲が気になりますが、雲が薄ければダルマ朝日が見られる可能性もありそうです。

 

前日より10分早く6時15分に大洗海岸の神磯の鳥居前に到着。朝焼けグラデーションが綺麗です。前日以上に多くの方が日の出を待っています。しかし、150~200kmほど沖合の雲が予想外に密集して背が高く、水平線からの日の出は厳しそうな状況です。

 

前日に続いて大洗磯前神社へお参りします

 

三の鳥居から見る朝焼け

 

再び海岸へ降りて日の出を待ちます。水平線上の雲が解消することを期待していましたが、しぶとく残っています。

 

いよいよ日の出の時刻になりました。雲の向こうからの朝日が昇ってきました

 

太陽をズームします。手前の雲はそれほど密集していませんが、太陽を隠すには十分な奥行きと高さがあるようです。

 

雲が無ければダルマ朝日が見られたことでしょう。何となく縦長の形をしています。

 

間違いなくらダルマ朝日です。雲が邪魔だな。。。

 

二つの太陽が分離して日の出タイム終了

 

雲の向こうから丸い太陽が現れました

 

神磯の鳥居の上からの日の出です

 

太陽一つ分の高さの雲の上から昇ってきました

 

寒中とは思えない春のような柔らかい日差しの太陽です

 

最後にスマホで1枚

 

朝7時の気象衛星の赤外線画像です。宮城県沖から南東に伸びる幅の広い疎らな雲がはっきり見えています。南海上に移動した高気圧の縁にあたる場所で発生したこの雲がダルマ朝日を隠しました。一方、上空の寒気に伴う筋状の雲ははるか東海上に移動したので、こちらの影響はありませんでした。だるま朝日に巡り合えるチャンスは非常に少ないのです。

昨年末の12月8日12月16日に続けてダルマ朝日が見られたのは非常に幸運だったのかもしれません。

 

 

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2023年最初の大洗海岸 2023.1.12

2023-01-12 20:11:46 | 日の出・月の出

茨城県に戻って3日目となりました。初日に大洗磯前神社へのお参りを考えていたのですが雲の上からの日の出となりそうで断念。どうせなら朝日も拝みたいところです。来週以降は曇りベースの天気が予想されているので今週末がチャンス。今朝いつも通りに5時前に起床して気象衛星の画像を確認したところ、南高北低型の気圧配置に伴い東北地方から南東へ移動してきた雲の南縁にあたっています。でも雲は解消方向です。太平洋上には日の出を遮る雲が広がっていますが、一昨日よりは条件が良さそう。ダルマ朝日は無理にしてもそこそこ綺麗な朝日を拝めそうです。急遽、車での出勤に変更して大洗海岸へ向かいました。

大洗海岸の駐車場に6時30分過ぎに到着。日の出の方角には雲が広がっていますが、それほど厚いものではありません。

 

東北地方から南下してきた北側に広がる高い雲が赤く焼けます。でも期待したほどは赤くなりません。

 

日の出までの20分。まずは階段を上り、大洗磯前神社へ新年のお参りに行きます。火曜日に訪れた笠間稲荷神社に比べ、謹賀新年の立て看板は地味です。昨年末に訪れた時は、テレビ中継(お天気中継)が入り人が多くてざわついていました。今日は静かな境内です。

 

茅の輪がまだ設置されていました。拝殿にお参りします。

 

謹賀新年の看板は地味でも、絵馬は巨大です。

 

お参りしてから日の出を見に海岸へ戻ります。

 

三の鳥居前から見下ろす太平洋。昨年末はここから日の出を見ました。

 

日の出の時間になりました。雲の間から太陽が見えそうで見えません。今日はダルマ朝日狙いではないのでコンデジでの撮影となります。

 

雲の間から一瞬太陽が姿を見せました。

 

今年初めて見る大洗海岸からの日の出

 

波は静かで毛嵐の発生もありません。とても穏やかな日の出です。

 

太陽をズーム。雲の間からのぞく太陽はコンデジでも輪郭がはっきり写ります。

 

穏やかな朝日

今年も大洗海岸の朝日が楽しみです。

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太陽半個分ずれた霞ヶ浦牛渡のダイヤモンド富士 2023.1.10

2023-01-11 20:03:11 | ダイヤモンド富士

昨日は茨城県のアパートで在宅勤務でした。笠間周辺では寒気の影響で午前中は雲が多めでしたが、午後からは次第に解消してきました。茨城県南部から関東平野部、山梨県方面は快晴で絶好のダイヤモンド富士日和です。そこで業務15時で業務を終了して40km離れた霞ヶ浦へ向かいました。

久しぶりの茨城。アパートのガスの件でちょっとトラブルがありましたが無事昼過ぎに解決。もう一つの課題であった16時からの打合せは勤務時間外に車の中から参加、打合せ終了後にダイヤモンド富士を観察する計画としました。昨日の観察ポイントは霞ヶ浦北岸の牛渡地区。この周辺は駐車スペースが限られているため、車を止められる場所から相当歩かなければなりません。しかも遊歩道は太陽が沈む南西方向へ向かっているため、山頂に沈む太陽を見るためには1km以上歩く必要があります。現地について会議に参加しようとしたら、何と開始時間が30分延伸されてしまいました。仕方無いのでパソコンを持ち歩き、パソコンを手元に置きながらのダイヤ観察となってしまいました(こんな経験は初めてです)。

本来であれば、あと500mほど南西へ向かいたかったのですが、日没を見てからすぐに車に戻って会議に参加したいので、駐車スペースから200mほど離れた水神社近くの湖畔に座って、パソコンでライブ音声聞きながら日没を待つことにしました(汗)。周囲を見渡してもカメラマンは一人もいません。太陽半分左へずれたダイヤモンド富士となってしまいそうですが、まあ良しとしましょう。この時点では八王子から見るダイヤモンド富士と同じ感覚で軽く考え、茨城県から見る富士山の小ささを過小評価していました。

 

霞ヶ浦湖畔に数多く存在する水神社の一つ

 

日没前の霞ヶ浦

 

コンデジで牛久大仏をズーム。あと10日後には、霞ヶ浦東岸から大仏に沈む夕日を見ることができます。

 

上空を飛行機が通過します。こちらもコンデジでズーム。

 

これ以降はデジタル一眼での写真となります。昨日は試しにRAWデータ撮影として、ブログ掲載時にちょっとデータ処理して太陽の輪郭を鮮明にしてみました。

 

まもなく日没です。富士山の姿は見えません。対岸までの距離が近いため、この周辺からは富士山の裾野までは見えません。

 

ようやく雪煙が舞う山頂が見えてきました。うーん、左すぎる。参考までに自動で生成されるjpegデータには富士山の姿は写っていませんでした。

 

太陽が富士山の左側に沈みます。しまった! 霞ヶ浦から見る富士山の大きさを考慮し忘れた。太陽が左から包み込むようなダイヤモンド富士になってしまいそうです。ライブ中継中のパソコンが無ければカメラ抱えて数百mはダッシュするところですが、昨日はそうはいきません。場所を移動せずに日没の様子を見届けることにしました。

 

富士山の左側にゆっくりと沈んでいきます。

 

半分ずれたダイヤモンド富士

 

山頂付近では雪煙が舞っています

 

最後の輝きは山頂のほぼ中央

 

影富士が現れます。暖気に覆われた日曜日までとは異なり、久々に見た真冬らしい日の入りでした。

 

富士山の影が伸びていきます

 

最後にコンデジで1枚。飛行機雲が2本。できれば山頂に沈む姿を見たかった。

来週金曜日は早々と午後休暇を取得しました。もちろん目的はダイヤモンド大仏です。さて天気はどうかな?

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昼休みに笠間稲荷神社と市原観音へ参拝 2023.1.10

2023-01-10 20:36:39 | 茨城県

今日から茨城県での生活再開です。在宅勤務の昼休みにアパートから車で10分の笠間稲荷神社へ参拝に出かけてきました。また、早朝散歩の際にアパート近くで見かけた市原観音の赤文字の看板が気になったので地図で調べたところ、国道50号沿いにあることが分かったので、帰りに立ち寄ってみました。

まずは笠間稲荷神社です。ここには毎年数回訪れています。昨年の記録を見ると、1月7日に雪が残る中、参拝に訪れているので、昨日より3日遅いお参りです。

 

楼門に掲げられる初詣、謹賀新年の文字がやたらに大きい。

 

拝殿前に設けられた仮設の賽銭箱。ここで新年のお参りをします。

 

拝殿右手の大きな看板。昨年は招き虎でした。今年は可愛いい うさちゃんです。

 

境内のあちらこちらで見かけた「たいみくじ」

 

昨年同様、聖徳太子がお祀りされている聖徳殿にお参り。大黒天も合殿でお祀りされています。

 

拝殿の中をのぞくと、黒いブロンズが見えました。フラッシュを使わずにコンデジでパチーリ。打ち出の小槌が隠れてしまいましたが、これが大黒天様でしょう。

笠間稲荷神社の新年の参拝を終えて駐車場へ戻ります。

 

楼門の出口側にも、謹賀新年の大きな垂れ幕。

 

続いて笠間稲荷神社から5kmほど友部寄りの国道50号沿いにある市原観音へ向かいます。

案内に従い駐車場に車を停め、赤い文字で案内された市原観音へ

 

到着しました。

正式名称は、市原観音如意輪寺。季節の花々に囲まれた天台宗の寺院です。まずは如意輪寺についてHPから引用しておきます。

その歴史は古く推古3年(595)、明星輝く明方、豪族 伊知波良氏は嵐によって打ち上げられた木の中に納めてあった仏を感得した。豪族伊知波良氏は、御堂を建て奉安し供養していた。このことが、時の帝、天武天皇に伝わり、天武天皇9年(西暦680年)に天武帝の勅願寺となったと伝わっております。関東三十三観音の第三十二番札所、また東国花の寺百ヶ寺の茨城第4番札所として、多くの参拝客そして多くのご祈祷を受けられる信者さんが当寺を訪れています。(引用終わり)

 

坂の上にある中堂です。総本尊の如意輪観音、不動明王、毘沙門天、十二支守本尊、ぼけ封じ観音様が奉られているそうです。

 

中堂の周囲では冬ぼたん園が開催されていました。なかなか風情ありますね。

 

元旦から1月中旬まで開催されているそうです。友部駅近くに案内版が設置されていたので、牡丹の花を目当てに車で訪れる方が多いのでしょう。今日は誰もいませんでした。

 

中堂から戻り、車で近くを通った社号標まで歩いて戻ります。天台宗、如意輪寺と刻まれています。

 

参道の先には山門

 

山門をくぐり左手には経蔵。ここには経典が納められています。

 

経蔵の先の高台は祖師堂。本尊は十一面観音。天台大師、伝教大師、慈覚大師、元三大師、徳一上人が奉られているそうです。

 

参道の正面は回向堂(えこどう)。学僧たちの学問や修行の場だったそうです。阿弥陀如来・勢至菩薩・観世音菩薩の三尊が奉られています。

 

工芸品、彫刻、絵画の町指定文化財が納められているようです。

 

工芸品の鰐口の説明がありました。

 

回向堂の右手には市原小学校跡地の石碑。明治7年から明治9年までの2年半、ここに市原小学校がありました。

 

HPに掲載されていたように、如意輪寺は東国花の寺百ヶ寺の茨城第4番札所となっていて、四季折々の花が楽しめるそうです。

 

如意輪寺に隣接して三嶋神社がありました。今日は時間がないので、ここで引き返すことにしました。次回、ゆっくりと散策してみます。

 

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雲間から昇る十六夜の月 2023.1.8

2023-01-09 15:11:37 | 日の出・月の出

昨夜は十六夜の月でした。17時45分に自宅マンションの外階段に出て、真北から東へ向かい60度の方角を眺めていたところ、雲の下からうっすら赤い月が昇ってきました。

 

昨日に続き地平線近くは霞んでいるため、うっすら淡く輝いています。

 

高度が上がるにつれて赤味が増してきました。

 

赤い月が輝いたのは一瞬

 

赤く輝く月は、再び雲の中に隠れていきます。

一昨日の15夜、昨日の16夜ともに、寒中とは思えないような春霞のような空からの月の出でした。12月~2月は北寄りの方角から月が昇ってくるため、北側に開けた自宅マンションの外階段から眺めることが可能なのです。しかし今回のような朧月の場合、いつも持ち歩いているコンデジ(FINEPIX F1000EXR) では焦点がオートで合いづらく、手前のビルの照明に一旦フォーカスを合わせた状態で月へ移動させて、インテリジェントブレ防止機能を動作させてズーム撮影することになります。もちろん三脚は使わず手持ちです。

今日は昨日同様、ダイヤモンド富士が期待できそうです。しかし、今夜から茨城県に戻ることもあって、ちょっと慌ただしくなりそうなので断念しました。明日は一日友部のアパートで在宅勤務なので、時間を工面できれば霞ヶ浦へGoと思っていたところ、16時から30分間の打ち合わせが設定されてしまいました。なんでこんな時間に。いっそ、霞ヶ浦湖畔勤務としようか・・・

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八王子緑町霊園からのダイヤモンド富士 2023.1.8

2023-01-08 18:44:23 | ダイヤモンド富士

今日は弱い冬型の気圧配置になったものの日中は気温が上がり、八王子では最低気温-2.2℃、最高気温11.6℃と日中は3月並みの陽気となりました。日差しも柔らかく花粉が飛び始める頃のようで、遠くの山々はやや霞んで見えています。夕方になると富士山方面の天気が気になるところです。高気圧が南東方向へ張り出してきたため、昨日予想したような等圧線の湾曲はなく、忍者雲の心配もありません。今日は自宅から歩いて40分ほどの緑町霊園がダイヤモンド富士の観察ポイント。通常の日曜日であれば茨城へ戻る準備があるためパスするところですが今週末は3連休です。時間に余裕をもって緑町霊園へ向かいました。

 

16時前に霊園に到着しました。霊園東側の塀の近くでスタンバイします。日没まで15分。大室山の山頂には雲がかかっていますが、富士山方面は快晴。でも富士山の姿は見えません。

16時10分頃に、カメラを抱えた初老の夫婦が近くにやってきました。ちょっと気になりながらも穏やかな日没の様子を眺め続けます。

 

日没直前になって、ようやく富士山のシルエットがうっすらと見え始めました。

 

山頂のシルエットが見え始めました。しかし富士山の姿はぼんやりしたままです。

 

山頂のシルエットはくっきり

 

ダイヤモンド富士完成。しかし富士山の姿がぼやけたままです。

 

ちょっと小さめのダイヤモンド富士です

 

白山岳の左に沈んでいきます。ようやく富士山のシルエットが見えてきました。

 

富士山の影が現れました

 

キャッツアイにはならず、白山岳の北に沈んでいきます。もう少し北側に移動すればキャッツアイが見れたことでしょう。

 

最後の輝き

 

富士山の影が印象的な夕焼けです。湿度が高いのでもう少し焼けるかと期待していました。

 

気温が高く風も無く、とても穏やかな日没でした。

ところで、隣で撮影していた仲の良さそうな御夫婦のことがずっと気になっていました。帰り際に、もしかしてと声をかけてみたところ、予想した通り日野にお住まいでブログを毎日更新されている方でした(ご夫婦で別ブログです)。素敵なダイヤモンド富士の写真が掲載されているので、毎日拝見するのを楽しみにしているのです。日の出が美しい早朝散歩の様子や多摩地域の紹介など地元情報も満載です。とにかく写真が素晴らしいのです。今日のダイヤモンド富士の様子も火曜日には掲載されるのではないかと予想しています。

私の拙い写真と比較されてしまうのが恥ずかしい(汗)。いつもはデジタル一眼のjpeg画像を縮小してベタベタ貼り付けているのですが、今日は数枚rawデータで記録して少し画像処理してみました。でも、あまり変わり映えしませんね(笑)

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2023年最初の満月が昇ってきました 2023.1.7

2023-01-07 17:35:37 | 日の出・月の出

今日は日本付近を小さな低気圧が通過したため天気が崩れる予想でした。しかし、関東地方は4つの低気圧に囲まれた高圧部に入ったため予想以上に青空が広がりました。綺麗な夕焼けが見えたので絶好のダイヤモンド富士日和だったことでしょう。あいにく今日は車の定期点検のために夕方出かけていて、自宅に戻ってきたのは16時40分過ぎとなってしまいました。でも今年初めての満月の月の出には間に合いそうです。さっそく裏階段に登り薄雲に覆われた57度の方角を見ると、うっすら赤いウルフムーンが既に姿を見せていました。予想よりも雲が薄く、想定より低い位置からのお出ましです。

 

八王子八幡町のマンションの先から昇ってきました。

 

地平性近くには薄雲が多く、再び雲に隠れます。

 

雲越しに見え隠れしながら昇っていきます。

 

雲を抜けたようです

 

今日は湿度が高いため、ぼんやり赤く輝く月の出となりました。

 

自宅に戻り南西の空を見上げると、綺麗な夕焼けが広がっていました。

明日は弱い冬型の気圧配置となるためダイヤモンド富士が期待できるかな。でも関東地方には地形性低気圧が発生しそうな気配もあって忍者雲が発生する可能性が高く心配。。。

 

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散田町朝日ヶ丘からのダイヤモンド富士 2023.1.5

2023-01-06 20:26:54 | ダイヤモンド富士

昨日は午前中に小仏城山から高尾山まで散策して、シモバシラの氷華、三浦半島・房総半島の眺望、富士山の眺望などを楽しみ、昼前に自宅に戻ってきました。一日休暇を取得したのですが、午後から少し仕事が入ってしまい、夕方も社長の年頭キックオフが予定されています。15時を過ぎると富士山周辺の天気が気になってそわそわ(笑)。自宅から高尾山の奥を見ると、道志方面に忍者雲が発生し、ダイヤモンド富士を隠す気配があります。都庁ライブカメラでも15時の映像では怪しげな雲が広がっています。でも雲の高さはそれほどでもなく、日没時には解消に向かう可能性もあります。折角の休暇なので、キックオフは後日録画を聴講することにして、自宅から2km離れた散田町の朝日ヶ丘まで出かけることにしました。15時45分に自宅を出発。

 

日没10分ほど前に現地に着くと、数名のカメラマンが待機しています。肝心の富士山の眺望は、予想通り忍者雲が富士山の南半分を隠しています。

 

手前の雲が次第に北側へ広がり、撃沈しそうな気配です。

 

しばらく太陽は雲に隠れてしまいましたが、手前の雲が次第に解消し、富士山の剣が峰が見えてきました。

 

富士山の山頂に着地

 

富士山の南斜面は雲に隠れたままです。

 

やや南側に沈んでいきます。

 

昨日に続いて眩しい夕日です。

 

小さめのダイヤモンド富士となりました。

 

白山岳の北側に沈んでいきます

 

キャッツアイにはなりません

 

最後の輝き

 

日没後の富士山。少し影が現れました

 

忍者雲の向こうに富士山のシルエットが浮かびます

 

帰宅後に天気図を見ると等圧線が南北に走らず、少し西側に湾曲していました。このような気圧配置の時には風向きの異なる風がぶつかり、道志方面に低い積雲が発生することが多く、地元では忍者雲と呼ばれています。この雲は富士山ライブカメラには映らないため、都庁に設置された富士山ライブカメラが参考になります。

 

 

 

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