ウリパパの日記

自由気ままに・・・

6月22日オープンのイーアス高尾を訪れる 2017.6.24

2017-06-25 13:18:37 | 
6月22日に「イーアス高尾」がオープンしました。自宅マンションの西側から見下ろしたイーアス高尾です。早速昨日昼に奥さんと様子を見てきました。


自宅から歩いて5分。狭間駅南側のイトーヨーカドーへ行くのと時間的には変わりませんが、30m以上の高低差があります(笑)。一昨年にオープンしたスーパーバリューに続き、今回のショッピングモールのオープン。それまでは閑散としていたケヤキ通りも、大勢の買い物客や車で賑わい、高尾近辺は車の量が確実に増えました。


店内の様子です。1階東側のスーパー(SANWA)の前です。3月まで娘が豊田駅近くのショッピングモールでバイトをしていたチェーン店が入っているので、早速アパート住まいの娘にラインしたところ、大学の授業時間中にもかかわらず、見たことのある人がいると返信ありました(笑)。


フロアマップです。


シッピングモールは大変広く各店舗共にゆったりしています。落ち着いた空間という印象です。衣・食・住・遊、そしてカルチャーに関係する120の専門店がそろい踏み。高尾も変わったものです。西側にはニトリ、ノジマ電気、そして有難いことに、くまざわ書店まで。ゆったりした空間の中、品揃えも豊富でした。


8月31日までの土日祝日には、イーアス高尾までシャトルバスも3路線運行されています。町田街道から来るシャトルバスはJR八王子みなみ野からグリーンヒル寺田を経由する路線です。


西側(高尾駅側)から見たイーアス高尾です。昔は沖電気の工場で、学生時代に見学に来たことを思い出します。隣接する東浅川小学校には子供達が通っていました。


再び東側からの眺め。高尾山の麓らしく緑に溢れたショッピングセンターとして地元の憩いの場になってほしいところです。周囲の植栽には随分と手間暇かけて、丁寧な工事が進められたことを確認済みです。
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磐梯山登山(3) 裏磐梯散策 2017.6.23

2017-06-25 12:06:10 | 山登り
磐梯山登山と噴火口周回を終えてから八方台駐車場へ戻り、磐梯山ゴールドラインを下って裏磐梯へ向かいます。裏磐梯ビジターセンターへ車をとめ、五色沼湖沼群の一つである毘沙門沼を見学することにしました。エメラルドグリーンの湖の先に、先ほど登った磐梯山が見えています。水蒸気噴火による山体崩壊が発生する1888年まではその手前に小磐梯山がそびえていたのです。


五色沼について説明です。

五色沼湖沼群は裏磐梯を代表する観光スポットです。桧原湖南岸の裏磐梯物産館から東に延びる3.6kmの自然探勝路の周囲に点在する大小30余りの小湖沼からなります。この湖沼群は、桧原湖などの湖と同じく、1888(明治21)年の噴火で形成されました。これらの沼の多くは磐梯山の火口付近にある銅沼(前の記事で紹介)に端を発する地下水を水源として一つに連なっています。従って火山活動によって産出される硫化水素が硫酸イオンとなって多量に溶け込んでいる水により、水質が酸性となっている沼もいくつかあります。 また吾妻山からの水で潤う桧原湖の水や磐梯山の深層地下水などが混入している湖沼もあり、沼ごとに微妙に異なる多様な水質となっています。

五色沼のいくつかの沼では、湖水が波長の短い可視光線を散乱させて青い光をもたらします。これはケイ酸アルミニウムの極めて微細な粒子(アロフェン)が水中に多量に含まれるために起こる現象と考えられています。五色沼の色は沼ごとに、また同じ沼でも底や周囲の植物・空の色・風など季節により微妙に変わり、訪れるたびに違った独特の美しい景色が楽しめます(磐梯山ジオパークHPより引用しました)。


エメラルドグリーンの水をたたえる毘沙門沼では湖底にコケのマットが発達せず、フサモとフトヒルムシロの群落が特徴的です。プランクトンが豊富で、底生動物は沿岸部のヨシやヤナギ類の茂みの下に比較的多くの種類が生息し、魚類はアブラハヤとウグイが生息しているそうです。

湖沼群を散策していると帰宅が遅くなってしまうので散策はここで切り上げることにしました。


毘沙門沼の売店で休憩します。


車に戻る前に裏磐梯ビジターセンターに立ち寄ったところ、周辺でベニバナイチヤクソウが咲いているとの情報。予定を変更し近くの湿地を散策していると林床でベニバナイチヤクソウを発見。先ほど見た標高1150mの銅沼付近ではまだ蕾でしたが、標高780mの毘沙門沼付近では終盤を迎えています。


湿地では黄菖蒲が見頃です。


クリンソウも咲いていました。




散策路沿いでは多くのベニバナイチヤクソウを見ることができましたが、あと一週間早ければ多くの花を見られたことと思います。


散策を終えて駐車場へ戻ってきました。正面に見える山は吾妻連峰です。方角から推測すると中吾妻山から西吾妻山にかけてと思われます。

時間は14時30分を過ぎました。これから高尾への道のりは非常に長いですが、このまま猪苗代経由で帰るのはもったいないです。地図とにらめっこした結果、国道115号を土湯トンネルを抜けて福島松川スマートインターへ向かうことにしました。


国道115号を土湯へ向かう途中、正面に異様な形をした山々が姿を現しました。方角からすると東吾妻山と高山の間、たぶん浄土平方面ではないかと思われます。ほとんど経験のない山々なので、全く自信ありません。


更に東へ標高を上げます。土湯トンネル直前の駐車場で休憩します。標高は1000mを超えています。北西に見えるのは吾妻連峰です。右から東吾妻山(1975m)、中吾妻山(1931m)、そして姥ヶ森(1302m)の左奥に西吾妻山(2035m)を望みます。東吾妻山の写真を拡大すると山頂にTV電波反射板を確認できたので間違いありません。南側を振り返ると、午前中に登った磐梯山がうっすらと見えていました。


土湯トンネルを抜けて土湯温泉へ向かう途中に、ヒサメユリの群生地があるので立ち寄ってみました。周囲は電気柵に覆われて立ち入りできませんが、すでに終わってしまったようです。数輪の花が咲き残っているだけでした。

土湯温泉の手前で県道52号線を右折し10kmほど下ると東北自動車道の福島松川スマートICに到着。ここから高尾までの長い道のりです。


途中安達太良SAで休憩。会社にネットワークを接続しメールを読み込み緊急案件に関して対応をしていたら、30分が過ぎてしまいました。ちょうど正面に安達太良山を望むことができます。左側が和尚山、右側が標高1700mの安達太良山です。

安達太良SAの次は佐野PAで休憩、途中渋滞も無く高尾の自宅に到着したのは20時過ぎでした。

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磐梯山登山(2) 山頂から噴火口を周回 2017.6.23

2017-06-24 19:25:08 | 山登り
山頂で昼食休憩後、午前10時50分に出発、爆裂火口の崩壊跡を左手に見ながら銅沼(あかぬま)へと下ります。最初の目的はバンダイクワガタが咲くガレ場です。


弘法清水小屋で再び休憩してから、正面の櫛ヶ峰へ向かう鞍部を下ります。


ミヤマキンバイが見頃をむかえています。


ハクサンチドリです!


イワカガミも負けじと咲き誇ります。


しばらく稜線を下るとバンダイクワガタが姿を現しました。可憐な花です。


再びハクサンチドリ。

猪苗代登山口方面への登山道と分岐してからもガレ場が続きます。




この一帯は、バンダイクワガタの群生地となっています。これから満開までの一週間がピークになりそうです。ちょうどよいタイミングで訪れることができてラッキーでした。


左手には荒々しい爆裂火口を見下ろします。これから訪れる銅沼も姿を見せています。

磐梯山は成層火山で、大昔は富士山のような美しい姿をしていたと言われています。数万年前の大規模な噴火により山体崩壊、岩なだれを起こし表磐梯の流山地形が形成され、その際に川をせき止めて猪苗代湖が形成されたと考えられています。直近では1888年の噴火で小磐梯山が山体崩壊、その時の岩なだれによって桧原湖など裏磐梯の湖沼群が形成されました。1888年までは、ちょうど銅沼のあたり(正面)に小磐梯山の山頂があったそうです。


しばらく歩くとアズマギクが群生していました。


バンダイクワガタとイワカガミが咲き競っています。

ガレ場が終わると樹林帯をひたすら下ります。


6月下旬なのにタチツボスミレが咲いていました。


ガクウラジロヨウラクが満開。


可憐な花が群生していました。アカモノと呼ぶツツジ科の花のようです。


30分ほど下ると裏磐梯スキー場の最上部に出ました。山頂から1時間20分です。以前ブラタモリで紹介されていましたが、ここは1888年の山体崩壊でできた天然のスキー場です。

昼を過ぎて天気も回復してきました。桧原湖の東側にはうっすらと西吾妻山が見えています。ここから中ノ湯まで最後の登りとなります。


スキー場トップからは、なだらか道が続きます。ズダヤクシュの群生が広がります。


ズーム。可愛らしい花です。


10分ほどで銅沼に到着しました。


見事な景色です。赤褐色の水は酸性が強い証拠です。ブラタモリでは試験紙が濃い黄色になりPHが3.5と強い酸性を示していました。今も活動を続ける磐梯山から硫黄や鉄を多量に含む土壌が流れ込むため酸性度の高い水質になっています。銅沼の正面には磐梯山の崩壊壁が広がります。正面は櫛ヶ峰、右は天狗岩、その奥に磐梯山が隠れています。

銅沼から先は階段を登り中ノ湯へ向かいます。登って下り再び上る、これは足がつりやすいパターンです。今回も例外ではなく途中で右足が攣ってしまいました。でも、これが幸いしたようです。


亀さん歩きで見つけた花です。リンドウの花です。ハルリンドウ?コケリンドウ?


そして、ついに目的の花に出会いました。ベニバナイチヤクソウです。


インターネット情報では例年6月上旬から咲き始めるようですが、今年は開花が遅いようです。


2枚前の写真と同じ花です(再掲)。標高の低いところで、この2株のみ開花を確認しました。明日が攣らなくても注意して歩いていたらわかります(笑)。多くの株が群生していました。


足が攣ったためペースが落ちましたが、午後1時に中ノ湯温泉跡に無事戻ってきました。

足ががくがくになりながら、八方台駐車場に15分ほどかけて戻ります。まだ時間が早いので裏磐梯を見学してから高尾へ戻ることにしました(続く)。
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磐梯山登山(1) 八方台登山口から山頂へ 2017.6.23

2017-06-24 09:40:01 | 山登り
梅雨の晴れ間が広がった昨日、有給休暇を取得して福島県の磐梯山に登ってきました。友部のアパートを朝5時30分に出発。常磐道と磐越自動車道を利用して230km。途中朝食休憩をはさみ約3時間で登山口の八方台に到着します。昨日の登山の目的はバンダイクワガタとベニバナイチヤクソウに代表される花を見ることです。火口を一周したいので、6つある登山口の中で一番アクセスが良い八方台登山口を選びました。まずは山頂までの道のりを紹介します。


朝食休憩は磐梯山サービスエリアです。北側に磐梯山がそびえています。天気はまずまずのようです。


磐梯山ゴールドライン(無料)を登ります。途中、展望台で猪苗代湖を振り返りますが、湖は朝もやに包まれています。


標高1194mの八方台登山口に到着。8時30分に山頂目指して出発です。標高差は600m余りの楽ちん登山ですが、火口を一周するので油断は禁物です。


暫くはハルゼミの鳴き声を聞きながら樹林帯のなだらかな山道を上ります。マイヅルソウがたくさん咲いています。


ギンリョウソウを見つけました。


約20分で中ノ湯温泉跡に到着。正面に見えるのは櫛ヶ峰。ここから火口を一周します。まずは山頂へ向かいます。


暫くは木道を歩きます。タニウツギのピンク色が鮮やかです。


足元にはイワカガミ。今が盛りのようです。


ミツガシワの群落です。


樹林帯中の登山が続きますが。尾根に出ると眺望がひらけてきます。新緑が鮮やかです。


お花を見ながらの登山が続きます。ズダヤクシュの花が目立ちます。


ツマトリソウです。


中ノ湯温泉から45分で森林限界を超えて稜線に出ました。遠くは霞んでいますが眼下に桧原湖を見下ろします。


お花畑へ向かいます。南側には磐梯山が見えてきました。


ミヤマキンバイが咲き始めています。来週には満開を迎えそうです。


ミヤマオダマキが咲いていました。


9時40分に弘法清水小屋に到着。八方台登山口から1時間10分。まずまずのぺースでした。ここで一息つきます。小屋に親切な店員がいて、目的のバンダイクワガタが見られる場所や、今年は花の開花が例年より10日近く遅れていること、オススメのルートなどいろいろな情報を教えていただきました。ありがとうございました。


弘法清水小屋から20分で標高1816mの磐梯山頂に到着。山頂の祠です。


磐梯山頂にある三等三角点。比較的新しそうです。2010年に再設置されたものとプレートに書かれています。そういえば再設置記念手拭が弘法清水小屋に飾ってありました。


山頂のガレ場で咲き始めたバンダイクワガタです。のちほど群生地でじっくり観察します。


山頂からの眺望を紹介しておきます。眼下に広がる猪苗代湖。


北側には桧原湖。

霞がかかっているため遠くの山々はまったく遠望できません。天気が良いと南に那須連山、西に飯豊山、北に吾妻連山や天気が良いと大朝日岳や月山まで望むことができるそうです。


山頂での展望を楽しんだのち、櫛ヶ峰へ続く尾根(ガレ場)を下り、バンダイクワガタの群生地へ向かいます。
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近くの神社で見つけたイチヤクソウ 2017.6.18

2017-06-18 16:55:23 | 自然
八王子では15時30分頃から雨雲がかかり始め、今はしとしと雨が続いています。先ほど、雨が降る前に自宅近辺を散策してきました。近くの神社の保護緑地を散策していたところイチヤクソウの蕾を見つけました。過去に何度か探したことがあり、この地域には自生していないと思っていただけに驚きでした。場所は秘密ですが、5月に幻想的な祭りが開催される神社です。


境内社として高宰神社が祀られています。三田町の高宰神社と関係あるのでしょうか。


こちらは狭間公園で咲いているホタルブクロの花です。


色違いです。狭間公園にはイチヤクソウは咲いていません。


午後の散策の目的は6月22日にオープンが迫った「イーアス高尾」の様子を見るためでした。面積49000m2に、核テナント5店舗、モール専門店115店舗の計120店舗が出店される八王子市内最大級のショッピングセンターです。早速、今週末に訪れてみる予定です。
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片倉城跡公園のシャクジョウソウ 2017.6.18

2017-06-18 13:40:58 | 自然
日本の南海上を通過する低気圧の影響で太平洋側では雲の多い空模様で、夕方からは雨が降る予報となっています。雨の心配がない午前中、久しぶりに片倉城跡公園を訪れました。目的は梅雨入り後のこの時期に見られる錫杖草(シャクジョウソウ)の花です。


菖蒲田です。ちょっと遅かったようです。


水車小屋付近の菖蒲が見頃でした。


奥の沢から休憩広場を経由してシャクジョウソウが咲く斜面へ向かいます。一昨日の降雹の影響でしょうか。園内のあちらこちらで折れた枝を見かけました。


目的のシャクジョウソウです。こちらは無事だったようです。


周囲を探すと、あちらこちらで咲いていました。昔に比べて花数が増えた印象です。


片倉沢を下ります。公園入口近くの池ではスイレンが見頃でした。


紫陽花とともに梅雨時を彩る花です。


蓮沼に咲くコウホネの花です。

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高尾山のウメガサソウ開花 2017.6.17

2017-06-17 21:31:08 | 高尾山・陣馬山
昨日の午後、八王子では大雷雨に見舞われ東部を中心に降雹がありました。西八王子付近でも直径2~5cmの激しい雹が降り、一時道路が真っ白になったそうです。今朝、千人町のクリーニング屋へ出かけたとき、甲州街道に緑のイチョウの落ち葉が敷き詰められていて、降雹の凄さを物語っていました。一方狭間の自宅付近はそれほどの雷雨にはならなかったようです。

今日は天気も安定して爽やかな青空に恵まれました。午前中は持ち帰り仕事と庭仕事で過ぎ去り、午後から先週に続いて気分転換に高尾山に出かけてきました。目的はウメガサソウの花です。



清滝駅前。すでに夏の雰囲気です。時間短縮のため登りはケーブルカーを利用します。


高尾山駅に到着。一昨日から高尾山ビアマウントがオープン。大勢のお客さんが開店を待っています。

高尾山駅から山頂を目指します。


霞台のテイカカズラです。


富士道を山頂へ向かいます。ムヨウランが見頃を迎えています。


先週も紹介した崖の上のウメガサソウです。予想通り開花していました。


こちらのウメガサソウはまだ蕾。イチヤクソウも蕾です。


富士道沿いではウメガサソウが点々と咲いています。


イチヤクソウをコンデジで思いっきりズーム。咲き始めています。


先週紹介したサイハイランは花が萎れてしまいましたが、ピンク色のサイハイランが見頃でした。


高尾山頂の少し先に咲くクモキリソウ。


遠くからしか見ることができませんが可憐な花です。

帰りは5号路から3号路、1号路を利用します。


富士道から3号路への分岐点近くで咲くウメガサソウ。


3号路ではあちらこちらでギンリョウソウが咲き始めていました。


3号路のムヨウラン。ほとんどの株で花が終わっていました。この花はちょうど見頃でした。
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多摩丘陵に咲くイチヤクソウ 2017.6.11

2017-06-11 18:13:45 | 自然
今日は雲が多く、比較的過ごしやすい一日でした。八王子の最高気温は26℃と昨日より6℃低くなっています。高尾付近では、先ほどから激しいにわか雨が降ってきました。

今日は午前中から長沼の実家で庭仕事の手伝いでした。本格的な長雨に入る前に、茂った草刈りを終わらせることができてほっと一息つきました。雑草対策として北側通路にウッドチップを敷いてみました。果たして効果はどうでしょうか・・・

長沼からの帰りに妹を豊田駅まで送り、その帰りに買い物ついでに多摩丘陵にある某公園に立ち寄ってみました。5月に訪れたときはキンランが咲いていました。その際にイチヤクソウではないかと思われる蕾を確認していて、ずっと気になっていました。


公園の中は薄暗く目が慣れるまで時間がかかります。記憶を頼りに探してみると、予想通りイチヤクソウの花が咲いていました。


笹やぶの中にも点々と開花しています。周囲に10株近く確認することができました。

住宅地に隣接した公園にイチヤクソウが咲いているとは驚きです。今後も大事に保護してほしいですね。
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高尾山のムヨウラン開花、サイハイラン満開 2017.6.10

2017-06-10 21:43:54 | 高尾山・陣馬山
関東地方は6月7日に梅雨入りしました。今日は梅雨の晴れ間が広がり八王子では最高気温が32℃まで上がっています。湿度が低いため比較的からっとした暑さでした。貴重な梅雨の晴れ間なので今日は庭の木を思いっきり剪定。すっきりしました。

先日、本ブログにコメントを頂くアツキチさんから高尾さんのムヨウランが咲き始めたという情報を頂きました。天気も良いので早速午後から高尾山を散策してきました。今日は1号路から富士道を経由して高尾山頂へ向かい、帰りは稲荷山コースから6号路で下山する3時間弱のコースです。


清滝駅前です。ここから1号路を登ります。


1号路の途中でイナモリソウを見かけました。本日最初で最後のイナモリソウとなりました。今年は5月中旬に暑い日が続いたので6月中旬にはほぼ咲き終わってしまいました。


男坂の108段の階段を登ります。


本日最初のサイハイランです。

薬王院から富士道へ向かいます。


目的のムヨウランです。富士道付近でも開花していました。


平年並みの開花です。


富士道沿いでも一輪発見。


サイハイランです。


崖の上のウメガサソウをズーム。まだ開花していません。


イチヤクソウも蕾です。


富士道から一番近いところにあるウメガサソウです。まだ蕾です。


サイハイランの群生地を左手に見ます。


5号路のウメガサソウもまだ蕾でした。あと一週間ほどで開花しそうです。


豪華トイレの近くにもサイハイランが咲いています。


高尾山頂に到着。丹沢は見えていますが富士山はかすんで見えません。


稲荷山から6号路を下ります。途中イチヤクソウが開花していました。


6号路でもサイハイランが咲いています。6号路にふさわしく少し緑色がかった花でした。


まだセッコクが咲いていました。


杉の木の枝にびっしり着生しています。


6号路入口付近でもサイハイランが咲いていました。

今日の高尾山はムヨウランとサイハイランが見頃、イチヤクソウがところどころで開花し、ウメガサソウはまだ蕾でした。

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新国立劇場 ジークフリート 2017.6.4

2017-06-05 20:28:25 | オペラ
昨日、新国立劇場のジークフリートを見てきました。14時開演で終わったのが20時前。さすがに腰が痛くなりました(笑)。観客も体力的に限界なのに、半分以上は舞台で歌いっぱなしのタイトルロール役のステファン・グールドさんのスタミナとパワーに圧倒されました。最後まで豊かな声量で歌いきりました。そしてオケも素晴らしかった。

まずは公演キャストの紹介から。

指揮:飯守泰次郎
演出:ゲッツ・フリードリヒ
管弦楽:東京交響楽団

出演
ジークフリート :ステファン・グールド
ミーメ      :アンドレアス・コンラッド
さすらい人   :グリア・グリムスレイ
アルベリヒ   :トーマス・ガゼリ
ファフナー    :クリスティアン・ヒュープナー
エルダ      :クリスタ・マイヤー
ブリュンヒルデ :リカルダ・メルベート



ジークフリートの公演を見るのはこれが2回目です。前回は14年前のトーキョーリング。準・メルクル指揮でNHK交響楽団がオーケストラピットに入って当時に話題になりました。昨日は東京交響楽団、指揮は飯守泰次郎さんです。前回のワルキューレ(東京フィル)のときも感じたのですが、新国立のワーグナーはオケと歌手と競いあうのではなく、オケは舞台を盛り立てる脇役に徹しています。でも、昨日の公演ではライトモチーフが次々とうねりとなって押し寄せ、それが自然に奏でられていました。圧倒的な音量ではありませんがワーグナーを聞いているという満足感に浸ることができましたね。管がしくじるのでは?とヒヤヒヤしながら聞くのではなく、たとえ音を外しても全く気にならないほど舞台に専念できました。これが飯守さんの目指すワーグナーなのかとおぼろげながら分かってきました。飯守さんも東京交響楽団も満足の演奏ではなかったのではないでしょうか。初日(6月1日)は皇太子殿下がお見えになったとか。昨日はきっと緊張から開放されてのびのびと演奏できたことでしょう。

演出はオーソドックスです。ゲッツ・フリードリッヒ演出でフィンランド国立歌劇場の協力によって上演されています。シンプルですが奥行きある舞台と光をうまく活用していました。2幕の大蛇との決闘や森の小鳥達が出てくる場面は、ディズニーランドにいるかのような錯覚。黄、白、赤、緑と続く森の小鳥達(ソプラノ役)の演出は面白かったです。青の小鳥(バレエダンサー)に導かれてブリュンヒルデの眠る岩山へ向かうところまで。あまり書くとネタばれしますがとても美しい演出でした。小鳥達の容姿の詳細については賛否両論あると思いますが・・・
それからミーメの赤い傘も謎。舞台上でやけに目立ちました。ジークフリートが小鳥の言葉を理解するようになってからのミーメの姿には何となくマッチしていたようにも思えますが演出の意図までは推察できません。

3幕冒頭のさすらい人とエルダの掛け合いは、さすらい人の舞台が上昇して舞台上下に分かれてのやりとり。昨日は1階20列の中央付近で聞いていたので2人の声が十分な迫力で正面から伝わってきましたが、客席の高さによっては声が伝わりにくかったのではないでしょうか。



タイトルロールのステファン・グールドさんは舞台に出ずっぱり。声量タップリで純粋なジークフリートを余裕タップリに演じてました。怖れを知ってからのブリュンヒルデとのやりとりは、それまでとは全く別人のような歌唱でこちらも拍手です。

前半の舞台と音楽を引き締めたのが、さすらい人(ヴォータン)のグリア・グリムスレイさん。ワルキューレに引き続いての新国立出演です。表現力と声量タップリで個人的にはお気に入りのタイプです。ミーメを歌ったアンドレアス・コンラッドさんはまさに役者ですね。声質的には癖がなくミーメ向きではないかもしれませんが、表現力は一番勝っていたように思います。

3幕になって始めて登場した(森の小鳥を除く)エルダを歌ったクリスタ・マイヤさんは迫力満点。さすらい人とのやり取りは音楽的にも素晴らしく、最後は地下に沈んでいきました。

最後に登場したブリュンヒルデのリカルダ・ベルメートさんは、舞台上で長い間寝かされていて、いきなりパワー全開で歌う難役。声質のせいかやや平坦な印象もありますが、もはやワルキューレではない自分の姿を受け止めるまでの心の葛藤、ジークフリートとの会話のすれ違いを表現豊かに歌っていました。声量もあってジークフリートとの掛け合いは白眉でした。

6時間近い長丁場でした。音楽的には前回のワルキューレ以上に充実していた印象です。昨日から頭の中は指環のライトモチーフが頭の中をクルクル回っています。当然睡眠不足です。今週は全く仕事になりませんね(笑)。これがワークナーの音楽の魅力。早く次の神々の黄昏を見たい気分です。


昨日の公演ではアンケートに回答すると粗品(クリップ)がもらえました。
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小仏川遊歩道のサイハイラン開花 2017.6.4

2017-06-04 11:39:27 | 自然
今日も爽やかな初夏の陽気となっています。八王子では朝方12.9℃まで冷え込ました。朝のうちは低い雲に覆われていましたが、9時頃から青空が広がってきました。湿度が低いため空気が澄んでいて、自宅マンションからは昼になっても日光連山のシルエットを見ることができます。

そろそろ梅雨入りの気配が漂ってきました。この時期の晴天は貴重です。先ほど自転車を走らせ、小仏川遊歩道にサイハイランの様子を見に行ってきました。


駒木野公園に自転車を止め、遊歩道を西へ向かいます。


今日はトンボや蝶の姿を多く見かけかました。


遊歩道左手の南側斜面は間伐と下草の刈り取りにより見通しがよくなりました。


サイハイランの群生地に到着。予想通り多くの花が咲き始めています。


褐色の花です。


こちらはピンクを帯びた褐色の花です。


色が淡く黄色っぽく見えます。


沢沿いではユキノシタが満開でした。
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小仏城山散策 2017.6.3

2017-06-03 20:41:01 | 高尾山・陣馬山
今日は湿度が低く爽やかな一日でした。朝はやや冷え込み八王子では11.3℃まで気温が下がり、日中は25.8℃と夏日を観測しています。夕方からはこの季節にしては珍しく強い北風が吹いてきました。日本海を低気圧が東進し大陸から高気圧におおわれてきたため、冬型のような気圧配置になっているためです。

入梅前の晴天は貴重です。明日は新国立劇場にオペラを見に行くため今日が勝負。午前中はプランターの土のリサイククルや庭の手入れ、クリーニング、ホームセンターにダンボール箱をもらいに行ったりで慌しく過ぎ去り、あっいう間に昼になってしまいました。午後は2時間ほど外出できる時間を確保できたので、車で小仏峠登山口の駐車場まで行き、そこから小仏城山を往復してきました。


入梅前の爽やかな青空が広がります。


小仏城山山頂から10分ほど歩いて目的地へ向かいます。今日の目的はこの花でした。残念ながら花びらが散ってしまいました。近くにピンクの花びらが落ちていたので、今週半ばに開花したものと推定します。また来年に期待です。


近くにこのようなプレートが・・・残念なことです。


目的地の周辺にはエビネが沢山自生していますが、さすがに6月なので見頃を過ぎていました。


山頂で少し休憩。富士山は雲の中で見えませんでした。


帰りにエビネのポイントに立ち寄りました。


こちらの株は見頃が続いています。
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