おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

青くて、しょっぱくて、甘くて、切ない?

2006-08-17 23:51:55 | 音楽はともだち
相変わらず暑いです~ 先日、仕事の資料と一緒に図書館で借りてきた本を、まだ返してないことに気付いたんで、ちょと読んでました。「歌謡Gメン・あのヒット曲の舞台はここだ!」っていう本です。あの、TVディレクターのテリー伊藤さんの本やけど、ご自分のラジオ番組のコーナーで取り上げたもので、ヒット曲への素朴なギモンを検証してるんですね。例えば、「岬めぐり」の岬はどこ? とか、「木綿ハンカチーフ」、東へと向かう列車はどこから乗った? とか、「高校三年生」、赤い夕日が染めた校舎はどこの学校か? 「チャンピオン」、このチャンピオンはだれ?・・・というギモンに、歌った歌手や作詞者などが答えているんですね。それと同時に、それぞれの曲の誕生エピソードを紹介してます。雑学好きには、なかなかオモシロイですよ~

さだまさしの「案山子」って歌があるけど、歌詞の中に「この町を綿菓子に染め抜いた雪が・・・」ってくだりがあるんで、私のイメージでは、この「故郷」は北の方かなって思ってました。さださんは、どの曲にもプロットがちゃんとできているのか、かなりストーリーを持ってはるようで、「島根県の津和野」と答えてます。「城跡」が出て来るしね。ちなみに、「おまえ」と言われる人は、広島に働きに行った人で、今は成功してるんやとか・・・あ、そういえば、ダンナは、さだまさしが作ったんやから、九州のどこかやと思ってたらしいです。
ずっと前に、NHKの「こうして曲が生まれた」とかいう番組で、「神田川」を扱ってたことがありました。

作詞の喜多條忠さんが、個人的な体験を書いたものらしいけど、歌詞の最後のフレーズは、最後まで悩んでいたらしいんですね。
「・・ただ、あなたの優しさが、こわかった」っていう詞やけどね。
この本でも書かれてるんやけど、学生運動が激しい時代、日本中が明日をもしれない貧乏で、恐いものはなかった若者。逆に恐いことはなにかって考えたら、デモから帰って来た時に、小さな下宿で暮らす自分たちの、平凡な束の間の幸せやったのかも知れない・・・そんな、歌詞なんやね。
実体験はないけど、この曲は、な~んか、青~くて、しょっぱくて、でも甘くて切ないんよね・・・

【よけまえトーク】
取材で写真を撮りそびれてた焼き鳥やさんへ行って来ました。せっかくなんで、焼き鳥も食べてきて・・・・写真は、生でも食べられるささみをあぶって、ワサビでたべる串焼き。やわらかくて、クセがなくて、それでいてピリッと・・おいしい~
彦根の、モモフクさん。おしゃれなお店で、すごく流行ってますよ。
残念ながら、車なんでビールは飲めず・・・(泣)