おかんのネタ帳

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大津祭 宵宮 その2

2010-10-12 23:19:52 | 湖国日記
そうそう、雨の宵宮でしたね~
大津祭の本祭は何度か行ってますが、宵宮は初めてでした。
何が見れるん?てなもんですが、祇園祭と同じように、各町内に曳山が出て、
提灯に灯が灯り、お世話をする家の2階から渡り廊下のような橋?がかかり、
曳山の上にお囃子の人たちが乗り込んでいきます。



くじとりに関係なく、いつも一番にいく西行桜狸山の曳山。
狸が祭りの守護とも先導とも言われるゆえんらしいです。
小雨の中、6曲ほどの、お囃子の披露がありましたね。



郭巨山のお囃子。太鼓と横笛、それにかけ声も。
なんて言うてはるんか・・・

本祭に登場する、それぞれの「からくり」人形は、各町内で飾られて、
そこに、お祝いの品や酒、金封?が飾られてましたね。



これは、源氏山の「からくり」。
紫式部の前にある人形が、石山をかたどった岩の中から登場しては消えていくという、
回り舞台の原型のような動きをするんですね。



その前に置いてある紅白のお餅とちまき。

見送り幕という、曳山の後ろ側につける幕があるんやけど、
これも、飾ってありますね。



これは孔明祈水山の見送り幕。
「福」という文字がびっしり。わざわざ中国で作ったらしいです。
一つ一つの「福」の文字のところに、その字を書いた書家の名前が書いてあります。
あ、書いてあるというても、織ってあるんやけどね。



なんで、中国~?
「からくり」が、あの三国志に出てくる諸葛孔明の故事にちなんだものなので、
それに関連して、中国で作ったらしいです。ご町内の方が教えてくれました。

夕刻になればお囃子が鳴り出して、提灯の灯りだけでなく、
スポットライトで曳山を照らすなど、それぞれの曳山で様々な演出をしてますね。
雨やなかったら、もっと盛り上がるんかな~って思うねんけど、
それでも、1万人?もの人出やったらしいですよ、宵山。

13基を廻ったあと、百町館へ。
お庭を眺めながら、笛吹仲間3人で「おぜんざい」をいただきました。
お腹もぺこぺこやったし、ちょっとほっこり・・・
と言いながら、あんことお餅は大好きやのに、「甘い汁」は少々苦手な私・・・
からい汁はOKやけどね~(爆)



ちょっとほっこりしてから、駐車場の浜大津港まで。

一番西の端、浜大津駅に近いところにある石橋山。
すっぽりホロが着せられたような曳山にも、子どもたちのカネの音が鳴りだしてました。



ここで、この方にも会いました~
いそいで写真を撮ろうって思ったのに間に合わず・・・



後ろ姿しか撮れず・・・「ちま吉」くんです!

昨年の9月に、NPO「大津祭曳山連盟」を取材したんやけど、
昨年の祭は、笛吹のイベントあがって行けなかったんでした。
今年は、仕事・・・

本祭は、雨も上がって13万人の人出やそうです。

来年こそは、仕事を入れやんとこ・・・