おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ロング・グッバイ

2012-02-26 23:18:25 | 音楽はともだち
いつもの季刊紙の原稿を入稿したら読もうと思ってたんですね。
買ってしまったら、絶対読みたくなるんで、買うのを辛抱して・・・

で、Amazonで買ったら二日で届きました。



瞳みのる著、
タイガースでピーと呼ばれた男
「ロング・グッバイのあとで」


昨年の、タイガース復活を前に出版された、ピーの自伝です。

YouTubeで、「ロング・グッバイ」を聴いてこの本を読むと、
ほんまに、涙が出てくる。

最近、とみに涙もろいからね。
こういう自伝は、ホンマに、やられます。

いろんなことが書かれてるんやけど、子ども時代の苦労とかも。
生きていくために新聞配達をして、夜間高校に通い、仲間と出会い、
自分たちの音楽をやりたくて、バンドボーイをしながら、
「なんば一番」で歌ってたという彼ら。

そんな苦労も知らんかったな、子どもやったからね、私は。
一気にスターダムにのぼり、忙しくビジネスの商品の一つとして、
芸能界で生きてはったんやね。

中国の話もたくさん書いてありますよ。
今も、北京と東京を行き来してはるらしい。
教職時代のことや、結婚、離婚、病気の話も。
なんにしろ、ピーの人柄がすごく出てます。

YouTubeで、40年ぶりに出演したというニッポン放送のラジオも、
聴いてみたけど、ジュリーが歌った「ロング・グッバイ」は、
本当に、うれしかったらしい。

37年ぶりにみんなと会う気持ちになったのは、
年齢を重ねて大人になったからでもあり、
教職を退いてから、明治期の音楽を中国で紹介するというような、
音楽活動をやり始めてたからでもあったかも。

でも、なにより、仲間がそんな気持ちでいてくれたことが、
素直に、うれしかったみたいです。

ザ・タイガースの4年間て、それぞれの青春やってんなぁ。


ビートルズを聴いたり、ザ・タイガースを聴いたり、
音楽って、その時代の思い出がよみがえってくるから不思議やわ。
また、明日も聴いてみよう~

ちなみに明日の私は、仕事を早めに切り上げて、
懐かしい、私の青春時代、4年間通った街、京都へ。

新京極まで行ってきま~す!

明日は、音楽ちゃいますよ。落語会です。
しかも、うな丼付き!