日曜日は、朝から原稿の推敲、お昼にそれを届けて、
午後から、市民ホールへ。
今年度の1回目のほたる寄席。
市民ホールの小ホール、お天気のせいでもないと思うけど、
相変わらず、半分ぐらいの入り。どうしてかなぁ~
各地である出前寄席は、無料ではあるけど一杯の人やのに。
やっぱり、高齢の方とか、ホールまで来る足がないのかな。
前座は、林家染吉くん。
7年ぐらい前、確か師匠の染丸さんの付き人で、
このホールに来てはりましたよね~
マクラで言うてはったけど、もう結婚して、
保育園に預けるくらいのお子さんがいるらしい。
保育園に預けるために書く書類、親の職業とか、
どんだけ働いてるか、書くのが辛いと言う話してましたね~
そこから、ネタはみかん屋。
まぁまぁ、ですかね。若手やし~
二席目は、笑福亭由瓶さん。
会場を見て、お客さんの入りを少し気にしはったかも。
「後ろの方の人、もっと前に来てくれてよろしいよ。
その方が、やりやすいですしね~ 遠慮せんと」
なんて、言うてはりましたわ。
確かに、中途半端に300席もあるから、せめて200席ぐらいなら、
もっと盛り上がるねんけどねぇ~
由瓶さん、いつものように元気いっぱい。
ネタは、うなぎ屋・・・高座の座布団のないとこまでいって、
めっちゃ、熱演してくれました。
もう、ほんまに、安心して聞いてられますよね。
そして、由瓶さんの元気さと対比するくらい静かに、
語り始めはったのが、林家花丸さん。
ほとんど、マクラらしい話もなく、由瓶さんのことを、
「楽屋をいつも明るくしてくれます」
なんて、いうてはりましたね。それと、
「今日は、お三味線とか下座さんが来てくれてます。
上方落語らしい、鳴り物の入った噺を一席・・・」
というような感じで始まりました・・・幸助餅。
これ、藤山寛美さんが舞台でやってはった人情話ですよね。
大阪の餅米問屋の幸助は、
相撲取りの雷(いかづち)五郎吉に肩入れして、
身上を潰してしまう。店を再建しようと、
妹を郭に預けて30両を借りるんやけど、
帰り道に、江戸帰りの雷と出会うやね。
聞けば、江戸で大関まで登り詰めたとの事、
幸助は思わず、祝儀にと大切な30両を渡してしまうねん。
事情を知った叔父さんが理由を言うて、
雷にお金を返してもらおうとするんやけど、
雷は冷たく断るんですね。
「ワシがあんだけ贔屓にしてやったのに・・」と、
幸助は怒り、目が覚めるんですね。
郭の女将が、もう30両貸してくれたのを元手に、
一生懸命商売を立て直し、借金を返して、
幸助餅として売り出した餅が大阪名物になって、
餅屋として大成します。
ある日、雷が客として店にやって来るも、
小餅1個を買うと言い、30両を出す・・・
怒りが抑えきれない幸助・・・
そこへ郭の女将がやってきて言うんですね。
後で貸した30両は、雷から預かったお金。
幸助を更正させるために、相撲に愛想づかしさせようと、
あえて、幸助にひどい仕打ちをしたんやと。
花丸さんは、間をゆっくりとって、
仕草で場面を伝えてくれます。
目線や、手の動き、顔の動きで、
人の感情をちゃんと伝えてはるんですね。
もちろん、落語やから、笑うとこもちゃんとあります。
「ここが辛抱のしどころ」って、3回胸に習字を書く、
あのあたりは、笑えます~
わかってる話やのに、うかつにも、
雷と和解するあたり、涙がこぼれてしまいました~
なんで~~ 落語で泣くなんて~~
いやいや、上方落語にも、いくつか、人情噺はありますよ。
笑ったり、泣いたり。
頭と心を活性化させて、老化防止ですね~
落語3席って、ちょうどいいねぇ。
そこから某事務所に戻って、6時過ぎまでお仕事。
緊張と緩和。
午後から、市民ホールへ。
今年度の1回目のほたる寄席。
市民ホールの小ホール、お天気のせいでもないと思うけど、
相変わらず、半分ぐらいの入り。どうしてかなぁ~
各地である出前寄席は、無料ではあるけど一杯の人やのに。
やっぱり、高齢の方とか、ホールまで来る足がないのかな。
前座は、林家染吉くん。
7年ぐらい前、確か師匠の染丸さんの付き人で、
このホールに来てはりましたよね~
マクラで言うてはったけど、もう結婚して、
保育園に預けるくらいのお子さんがいるらしい。
保育園に預けるために書く書類、親の職業とか、
どんだけ働いてるか、書くのが辛いと言う話してましたね~
そこから、ネタはみかん屋。
まぁまぁ、ですかね。若手やし~
二席目は、笑福亭由瓶さん。
会場を見て、お客さんの入りを少し気にしはったかも。
「後ろの方の人、もっと前に来てくれてよろしいよ。
その方が、やりやすいですしね~ 遠慮せんと」
なんて、言うてはりましたわ。
確かに、中途半端に300席もあるから、せめて200席ぐらいなら、
もっと盛り上がるねんけどねぇ~
由瓶さん、いつものように元気いっぱい。
ネタは、うなぎ屋・・・高座の座布団のないとこまでいって、
めっちゃ、熱演してくれました。
もう、ほんまに、安心して聞いてられますよね。
そして、由瓶さんの元気さと対比するくらい静かに、
語り始めはったのが、林家花丸さん。
ほとんど、マクラらしい話もなく、由瓶さんのことを、
「楽屋をいつも明るくしてくれます」
なんて、いうてはりましたね。それと、
「今日は、お三味線とか下座さんが来てくれてます。
上方落語らしい、鳴り物の入った噺を一席・・・」
というような感じで始まりました・・・幸助餅。
これ、藤山寛美さんが舞台でやってはった人情話ですよね。
大阪の餅米問屋の幸助は、
相撲取りの雷(いかづち)五郎吉に肩入れして、
身上を潰してしまう。店を再建しようと、
妹を郭に預けて30両を借りるんやけど、
帰り道に、江戸帰りの雷と出会うやね。
聞けば、江戸で大関まで登り詰めたとの事、
幸助は思わず、祝儀にと大切な30両を渡してしまうねん。
事情を知った叔父さんが理由を言うて、
雷にお金を返してもらおうとするんやけど、
雷は冷たく断るんですね。
「ワシがあんだけ贔屓にしてやったのに・・」と、
幸助は怒り、目が覚めるんですね。
郭の女将が、もう30両貸してくれたのを元手に、
一生懸命商売を立て直し、借金を返して、
幸助餅として売り出した餅が大阪名物になって、
餅屋として大成します。
ある日、雷が客として店にやって来るも、
小餅1個を買うと言い、30両を出す・・・
怒りが抑えきれない幸助・・・
そこへ郭の女将がやってきて言うんですね。
後で貸した30両は、雷から預かったお金。
幸助を更正させるために、相撲に愛想づかしさせようと、
あえて、幸助にひどい仕打ちをしたんやと。
花丸さんは、間をゆっくりとって、
仕草で場面を伝えてくれます。
目線や、手の動き、顔の動きで、
人の感情をちゃんと伝えてはるんですね。
もちろん、落語やから、笑うとこもちゃんとあります。
「ここが辛抱のしどころ」って、3回胸に習字を書く、
あのあたりは、笑えます~
わかってる話やのに、うかつにも、
雷と和解するあたり、涙がこぼれてしまいました~
なんで~~ 落語で泣くなんて~~
いやいや、上方落語にも、いくつか、人情噺はありますよ。
笑ったり、泣いたり。
頭と心を活性化させて、老化防止ですね~
落語3席って、ちょうどいいねぇ。
そこから某事務所に戻って、6時過ぎまでお仕事。
緊張と緩和。